エギングはタックルバランスが重要
エギをジャークして誘い、フォール中のアタリを掛けアワせるエギングは、繊細な釣りです。
それゆえにタックルのバランスが大切。もちろん、リール選びも大切です。
今回は、エギングに使うリールの選び方を解説し、独自に調査した人気リールランキングを発表します。
エギング用リールの選び方とは?
結論から言うと、エギングには2500番サイズのスピニングリールならどんなものでも使えます。
市場ではたくさんのスピニングリールが売られているので、その中から軽さや巻き心地、ギア比(巻き上げスピード)といった点に注目し、好みや予算に合ったものを選びましょう。
2500番が標準
冒頭でも紹介した通り、エギングには2500番サイズのスピニングリールを使います。
2000番だと小さすぎて剛性や巻き上げ力が不足し、4000番だと大きくて大きくて重いため、特別な理由がない限りは2500番サイズを選びましょう。
ただし、近年のシマノとダイワは“2500番以外の2500番サイズ”も多く、番手の表示が難解なのでそれぞれ解説します。
シマノのリールサイズについて
番手 | スプール径 | ボディサイズ |
C2500 (2021年以前) | 43mm | 2500 |
C2500 (2022年以降) | 44mm | 1000 |
2500 | 47mm | 2500 |
C3000 | 47mm | 2500 |
3000 | 47mm | 4000 |
シマノ製スピニングリールの場合、エギングにマッチするのは2500番とC3000番です。
2500番とC3000番の違いは最大ドラグ力で、C3000番の方が強いドラグ力を掛けられます。しかし、エギングでは高いドラグ値に設定することはないので、実用上はどちらも同じです。
ダイワのリールサイズについて
番手 | スプール径 | ボディサイズ |
FC LT2500 (2021年以前) | 45mm | 1000 |
LT2500 (2022年以降) | 45mm | 1000 |
LT2500 (2021年以前) | 45mm | 2500 |
PC LT2500 (2022年以降) | 45mm | 2500 |
LT3000-C (2021年以前) | 48mm | 2500 |
LT3000 (2022年以降) | 48mm | 2500 |
ダイワはシマノ以上に難解で、ここに記載した番手はすべてエギングに使用可能です。
2022年以降、ダイワは新LT2500(1000番ボディ)をエギングに推奨していますが、「軽さ重視なら1000番ボディ」「パワー重視なら2500番ボディ」という基準で選べばいいと思います。
シャロースプールが便利
エギング用リールの代表的な装備として挙げられるのがシャロースプール。つまりは、溝の浅いスプールです。
溝が浅いので糸巻き量が少なく、下巻きをする手間がない、もしくは下巻きの量を減らせることがメリット。
言い換えると、深溝のスプールなら下巻きをすれば良いだけで、浅溝も深溝も性能や使用感は変わりません。
そのため、エギングにしか使わないなら浅溝スプール、シーバスやエサ釣りにも使いたいなら深溝スプールが便利だと思います。
糸フケ処理の速いハイギアが人気
リールにはギア比(ギアレシオ)が設定されており、スピニングリールの場合は“ハンドルを1回転させた時のローターの回転数”を表します。
例えばギア比5.8のスピニングリールなら、ハンドルを1回転させる間にローターは5.8周回るわけです。
スピニングリールはローターを回すことでラインを回収するため、ローターの回転数が多い(=ギア比が高い)ほど巻き上げ量が多くなります。
エギングは糸フケが多く出る釣りなので、その糸フケを素早く回収できるハイギアのリールが一般的に好まれます。
実際、TSURI HACKが2300人以上のエギンガーを対象に調査したところ、ハイギアが人気でした。
とくに風が強い日は糸フケが出やすいため、素早く糸フケを回収して風の影響を最小限に抑えられるハイギアが有利になります。
その一方、ローギアはエギの進行方向への移動が遅いので、イカをスローに誘ったり、障害物の周りをネチネチ攻めたりできるのがメリットです。
最終的には釣り人の好みですが、風はエギングの大敵なので、リールが1台に限られるならハイギアをおすすめします。
「エギ=ダブルハンドル」と言われていたけど……
シャロースプールと並ぶエギング用リールの装備が、ダブルハンドルです。
ダブルハンドルとはその名の通り、ハンドルノブが2個付いたタイプのハンドル。
ダブルハンドルはシンメトリー(左右対称)が取れており、それぞれのノブがカウンターウエイトの役割を果たすため、惰性で回りにくいことが特徴。
シングルハンドルは重心が偏っているため、ノブの重みで意図せずハンドルが回転することがあります。
エギングはシャクった後のフォールでアタリが出るため、静止状態をキープしやすいダブルハンドルが適しているとされていました。
しかし、TSURI HACKが独自に行った調査では、6割超のエギンガーがシングルハンドルを支持する結果に。
これには2種類の要因があると考えられ、1点目は軽さです。
近年はロッドの軽量化も著しく、実売2万円台のロッドでもアンダー100gは珍しくありません。それに伴って、タックル全体のウエイトを軽量化したり、軽いロッドとのバランスを取ったりするために、軽いシングルハンドルを選ぶ人が多くなっていると予想されます。
2点目は多魚種との兼用です。
エギングで使う2500番サイズのスピニングリールは、ブラックバスやシーバス、スーパーライトショアジギング等にも使える汎用性の高い番手です。
ダブルハンドルは重くなる上に、ハンドル長が短くて巻き上げ力が劣るため、多魚種との兼用を考えるとシングルハンドルに分があります。
軽いリールが有利
エギングはシャクり続ける釣りなので、軽いリールが好まれます。
タックル全体の重量が軽くなれば、繊細な操作がしやすく、感度も上がり、体力的な負担も小さくなることがメリット。
軽い・重いの判断基準は人それぞれですが、近年は“2500番で200g”が一つの基準といえるでしょう。
素材に注目すると、マグネシウム合金や炭素繊維強化樹脂(CFRP)で作られたリールがエギングでは主流です。
マグネシウム合金は非常に高価な素材なので、シマノ・ダイワともにハイエンド系リールにしか採用されていません。
シマノに関しては「CI4+」と呼ばれている素材がCFRPで、おもに中級機種で使用されています。下位機種には「高強度樹脂」と呼ばれる素材を用いており、これには炭素繊維(カーボン)は含有されておらず、いわゆるFRPとして知られる素材です。
ダイワはシマノよりも樹脂素材の開発・実用に熱心で、以下の4種類を使い分けています。
素材名 | 分類 | カーボンの含有量 |
ザイオン | CFRP | ◎ |
ザイオンV | CFRP | ◯ |
DS5 | CFRP | △ |
DS4 | FRP | – |
ザイオンはCFRPの相場の3倍に匹敵するカーボン含有量を誇り、マグネシウムにも勝るとも劣らない素材です。
巻き心地は「良いに越したことはない」が……
エギングに限らず、リールの巻き心地は良いに越したことはなく、高級機種になるほど滑らかに回転します。
ただし、エギングはリールを撒き続けるシーバスなどとは違い、リールを巻いていない状態でアタリを捉える釣りです。
そのため、他の釣りに比べると“巻き心地が釣果に与える影響”は少ないといえるかもしれません。
好みが分かれるのは、回転の性質です。
金属や樹脂製の重いローターを搭載したリールは、巻き始めはやや重いものの、一度回り始めると慣性モーメントが強く働いてリールが回り続けようとします。
それに対してCFRP製の軽いローターを積んだリールは、巻き始めが軽い反面、慣性モーメントが小さいので回転を止めやすいことが特徴。
エギングはストップ&ゴーを繰り返す釣りなので、ローターが軽いリールを好む人も多いです。
シマノ&ダイワが圧倒的に人気
TSURI HACKが行った調査では、「シマノ・ダイワが圧倒的に人気」という結果に。
最近は通販サイトなどで海外の安いリールも買いやすくなっていますが、大多数のエギンガーが二大国内メーカーを選んでいるようです。
国内メーカーは品質が安定している上に、修理やオーバーホールといったアフターサービスが充実しているので、安心して使い続けられるのも人気の理由かもしれません。
スウェーデンの老舗メーカーであるアブガルシアは、スピニングリールのイメージが定着していないのか、1.1%という結果でした。
専用リールと汎用リールはほぼ一緒
シマノ・ダイワでは汎用のスピニングリールに加え、釣種専用スピニングリールもラインナップされています。
シマノのセフィアシリーズ、ダイワのエメラルダスシリーズがエギング専用リールです。
しかし、汎用とエギング専用は「ほぼ同じ」と考えて問題ありません。というのも、エギング専用にイチから設計しているわけではなく、汎用リールをベースに細かな仕様が少し変えられている程度だからです。
例えば、シマノの21セフィアXRなら20ヴァンフォードが、ダイワの21エメラルダス エアなら20ルビアスがベース機種になっています。
ベース機種との差はそれぞれ異なりますが、以下にその傾向をまとめました。
エギング専用リールの傾向
- ・シリーズ共通のカラーリング(同シリーズのロッドとマッチする)
- ・ベース機種には無い番手(ダブルハンドルなど)
- ・ハンドルノブの形(ラウンド形状になることが多い)
- ・ドラグの仕様(メインシャフトやスプール内へのベアリング増設)
- ・ベース機種よりもやや高額
おすすめのエギング用リールランキングBEST30!
TSURI HACKでは、以下の内容でエギンガーを対象にしたアンケート調査を実施、得られた2340件の回答を元に“エギング用リールBEST30”を決定しました!
アンケート内容:ベストだと思うエギング用リールを1台選出、指定の項目を5段階で評価。
回答期間:2023年5月2日〜5月21日
ランキング方法:獲得票数順。
集計方法:年式ごとに1モデルとして扱い、番手違いは合算。モデルが特定できない回答は無効扱い。
シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.59
- 操作性 ★4.78
- トラブルレス性 ★4.74
- 回転性能 ★4.77
- ドラグ性能 ★4.6
- 耐久性 ★4.08
獲得票数:205(8.7%)
ベスト・オブ・エギングリールに輝いたのは、シマノの19ヴァンキッシュでした!
2023年に新型ヴァンキッシュが登場していますが、調査時期が2023年5月だったこともあってかまさかの旧モデルがランクイン。
発売当初は、ステラ以外では初となるロングストロークスプールを搭載したことや、マグネシウム合金とCI4+のハイブリッドボディを採用して軽量化したことが話題になりました。
軽さとレスポンスを重視したMGLシリーズのハイエンドモデルとあって、軽さや感度、巻き始めの軽さを高評価する人が圧倒的に多かったことが印象的です。
その一方で、「デカイカを楽々キャッチできた」や「使い込んでも壊れなかった」といった、パワーや耐久性を評価する人も少なくありませんでした。
絶対的なパワーや耐久性ではステラに及ばないものの、エギングで重要な軽さやレスポンスに長けていて、必要十分なパワー&耐久性を備えていることが多くのエギンガーを魅了した理由かもしれません。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 170 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 11/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200、0.8-150、1-120 |
本体価格(円) | 58,000 |
発売年 | 2019 |
ポジティブ評価
とにかく巻きが軽い!! 巻き出しが軽いのでスラッグを回収する際に巻き取りすぎないので、微調整がとても効きやすいです。
耐久性も心配でしたが、使い込んでみると全く問題ありませんでした!
ドラグ性能も小さなイカも引きでもしっかり追従してくれるので身ギレせずに安心してやり取りができました!!
やはり軽量な点が1番のお気に入り。 ロッドと合わせても250g程度なので疲れ知らず。
軽さゆえの感度もあり、ロッド感度と相まって 少しの変化も見逃すことなく誘うことができる。
19ヴァンキッシュはとにかく、軽さです。持った時の衝撃は忘れません。
ドラグ性能も良く2キロオーバーのアオリでも滑らかに出てくれるのでバラシも全く有りません!キャストフィーリングも良く最高です!
ネガティブ評価
ラインローラーのゴロツキが出やすくノイズが伝わりやすい
エギングにおいてはないですが、他の釣りにも使うとパワー不足を感じる時が稀にあります。
軽いからロッドとのバランスを考慮しないといけないところ。
ダイワ 20ルビアス LT2500-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.16
- 操作性 ★4.27
- トラブルレス性 ★4.35
- 回転性能 ★4.08
- ドラグ性能 ★4.18
- 耐久性 ★3.91
獲得票数:158(6.7%)
2位に選ばれたのは20ルビアス!
軽さがウリでじつはイグジストよりも歴史が長い、大人気スピニングの現行モデルが2位にランクインしました。
近年のダイワを代表するテクノロジーであるモノコックボディは2018年に登場しましたが、初のザイオン製モノコックボディとなったのが本機種。
ザイオン製モノコックボディの恩恵か、軽さを評価する声が目立ち、軽さにこだわって1000番ボディのFC LT2500を使っている人も多かったです。
また、3万円台で買えるのでコスパも高評価されていて、ネガティブ評価に関しても「上位機種と比べて……」といった前置きが多かったことも印象的。
ハイエンドに匹敵する軽さが3万円台で手に入るなら、エギング用リールとして人気が出ないわけはありませんね。
自重(g) | 175 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 9/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200、1.0-190 |
本体価格(円) | 42,800 |
発売年 | 2020 |
ポジティブ評価
巻の軽さ、自重の軽さ。ショートロッドを使っているのでFCLT2500のボディとの組み合わせがバランス良い。
3万円代ですが実釣の上で不満無し。コスパは最強。
ハイエンド機種ではないですが、必要十分以上の機能で何より軽く、塩分濃度の高いオフショアでのティップランで数年使用してますが、オーバーホールせずに使えておりコストパフォーマンスに優れており気に入っています。
ルビアスを購入した20年にティップランエギングで50杯と爆釣したのを覚えております。
2年以上使っても回転性能が落ちないこと・樹脂メインの素材で軽いにも関わらず剛性感があること・パワーがあること・デザインに落ち着きと品があること
ネガティブ評価
フルメタルよりは巻き感がボヤッとする
巻き心地がハイエンド機種に比べるとサラサラとした感じがあるのが少し不満です。
丸2年使って2回故障した。剛性、耐久性は少し低め。かなりハードに使ってはいるがもう少し耐えて欲しい。
ダイワ エメラルダス LT2500S-H-DH
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.78
- 操作性 ★3.76
- トラブルレス性 ★3.92
- 回転性能 ★3.7
- ドラグ性能 ★3.82
- 耐久性 ★3.68
獲得票数:123(5.2%)
3位には19エメラルダスがランクイン。
1位・2位はハイクラス・ミドルクラスが続きましたが、なんとこの19エメラルダスの実売価格は1万円台前半! ベスト3にエントリーモデルが入るのには驚かされましたね。
エメラルダスシリーズの中では一番リーズナブルな価格のモデルで、ベース機種になっているのは15レブロスです。
「普通にエギングができる」「エメラルダスのロッドとマッチする」といった評価が目立ち、エギング入門用に買ったという人も多くいました。
もちろん高級機種と比べれば性能的には及びませんが、とくにビギナーの方には“1万円台でエメラルダスが買える”というのは魅力的でしょう。
その一方、ネガティブ評価は「重い」が一番多く、同価格帯で軽さを求めるなら21フリームスのシングルハンドルモデルがおすすめです。
自重(g) | 240 |
---|---|
ギア比 | 5.6 |
最大巻上長(cm) | 79 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 7/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6‐200 |
本体価格(円) | 19,400 |
発売年 | 2019 |
ポジティブ評価
ロッドとクラスを合わせる感じで購入。ダイワのLTなのでとにかく軽い。
デフォルトのダブルハンドルもグリップ部が丸くて握りやすく、素材的にも滑りにくくて良いかと。
エメラルダスシリーズのロッドとカラーコーディネートが素敵。 ダブルハンドルの為、シャクリやすい。
ロッド同様初めてイカを釣ったリールであり、とても思い出深い品。
1kgオーバーのイカに一切パワー負けせず、トラブル少なく使えていることが印象的。
ネガティブ評価
トラブルは無いが軽さや巻き心地が上位機種と比べて劣る。エメラルダスAIRかルビアスを狙っている。
ドラグの微調整がききません。1クリックでかなり変わります。
また回転の初動が重く、巻いて止めてだと少し負担に感じる人もいると思います。加えて全体の重量も軽くはないです。
エギングをやり続けるにはちょっと重かったです
シマノ 20ヴァンフォード C3000HG
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.96
- 操作性 ★4.11
- トラブルレス性 ★4.31
- 回転性能 ★4.02
- ドラグ性能 ★3.77
- 耐久性 ★3.58
獲得票数:117(5.0%)
4位のヴァンフォードは、ヴァンキッシュの弟分と言える軽さが魅力のリール。
実売価格は2万円台中盤ながら、CI4+素材を多用したことで自重は180gにまで抑え込まれています。
愛用者のコメントも、軽さによる操作性や感度を高評価する声が多かったですね。
その一方、エギングでは実用上不都合はないものの、高負荷状態での剛性不足を指摘する声も。
21セフィアXRのベースモデルは本機種なので、それも考慮するとエギングではかなりの人気機種といえるでしょう。
自重(g) | 180 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 7/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-400、1.5-270、2-200 |
本体価格(円) | 33,700 |
発売年 | 2020 |
ポジティブ評価
何かが特質してここが素晴らしいというのはないのですが、全体的に値段以上の性能を有している優等生だと思う。
コスパが良く、上を見なければ必要十分以上の性能のため 事故でSLSJをしていた時に80cmのシイラをかけたが、ラインブレイクも無くキャッチ出来た
軽くて感度がいい。ヴァンキッシュとも比べてみたが、違いはあまり感じなかった。
ネガティブ評価
もう少し回転フィールが軽ければ良いなと思う
青物とのやり取りでは多少のシナリが気になるがエギングでは特になし
少しプラスチック部分がチープな感じがする。
シマノ 22ステラ C3000MHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.74
- 操作性 ★4.75
- トラブルレス性 ★4.49
- 回転性能 ★4.85
- ドラグ性能 ★4.85
- 耐久性 ★4.76
獲得票数:99(4.2%)
シマノのフラッグシップであるステラは5位にランクイン。
ボディはマグネシウム合金、ローターはアルミ合金から作られており、ボディ・ローターがオール金属なのは現在ステラのみ。
2022年のモデルチェンジでスローオシュレート(密巻き)を採用し、大きな話題となりました。
やはりステラユーザーは巻きの質感・剛性感を評価する人が圧倒的に多く、「1度使うとステラ以外使えなくなった」や「所有感を満たされる」という声もかなり目立ちました。
スローオシュレートに起因するライントラブルに関しては、意見が分かれる結果に。「起こる」という声もあるので、多少なりとも“使い手を選ぶリール”なのは事実でしょう。
また、軽さを重視したリールではないので、エギングにはあえてヴァンキシュを選ぶ人も少なくありません。
自重(g) | 210 |
---|---|
ギア比 | 5.8 |
最大巻上長(cm) | 86 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 12/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-190、1.2-150、1.5-120 |
本体価格(円) | 93,700 |
発売年 | 2022 |
ポジティブ評価
あまり軽くせず、がっちりとした作りと高級感があるところ、自分が長めの竿が好きなので軽すぎるとバランスが取れないため丁度良い、ぬるっとした巻き心地、巻き感度、ドラグ性能、合成感、
スローオシュレートの密巻きは他になく気に入っています、トラブルが多いと言われますが、1年投げ倒して一度もエアノットなどライントラブルありません。
エギングのリールはヴァンフォード、19ヴァンキッシュ、22ステラとステップアップしてきたが言わずもがな一度ステラを使用すると戻れない感覚があります。
ぜひ23ヴァンキッシュを使用して使用感を比べてみたい。
今までダイワの方が多かったが、22ステラ持って巻いた時、一目惚れした。
今まで使って来たリールの中で、巻き心地、静寂性、巻いた時のブレ、どれをとっても文句ない1番スゴイ!
ネガティブ評価
やはり気を付けないと、ライントラブルは発生しますね。少しですけど。
歴代07ステラから使ってますがやはり若干ライントラブルが多くなった…
もう少し軽ければ。強度などもあるんで仕方ないんですが
シマノ 21セフィアXR C3000SHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.09
- 操作性 ★4.15
- トラブルレス性 ★4.32
- 回転性能 ★4.07
- ドラグ性能 ★4.13
- 耐久性 ★3.78
獲得票数:82(3.5%)
6位に入ったのは、エギング専用機種のセフィアXR。
セフィアシリーズの中では最上位に当たり、ベースモデルとなっているのは20ヴァンフォードです。
ヴァンフォードとの違いは、カラーリングとハンドル、ドラグの仕様。ドラグの基本構造はステラやヴァンキッシュと同じリジットサポートドラグです。
さらに、ドラグ調整を素早く行えるラピッドファイヤドラグも導入されています。
基本的な使用感はヴァンフォードと同じなので、軽さによる操作性を高評価するユーザーが多かったですね。
ヴァンフォードより数千円ほど高くなりますが、ハンドルの形とドラグの仕様が気に入れば魅力的だと思います。
自重(g) | 175 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 9/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200,0.8-150,1-120 |
本体価格(円) | 38,800 |
発売年 | 2021 |
ポジティブ評価
1年使用していて巻きが変わらず滑らか。3万円で重量、ドラグ性能、巻き、デザイン、丈夫さを考えるとコスパ最高です。
以前はドラグの機能がエギングよりではないものを使っていたが、リッジサポートドラグなどが搭載されている本機種を使うと、格段に釣りの快適さが上がった。
アクションがつけやすく、エギングに重要な軽さもあることがとても気に入っている。
ロングストロークスプールのせいか、ロッドのお陰かわからないですが、前に使っていたタックルより飛距離がかなり出ている。
軽いのでずっとしゃくっていても疲れない。また、セフィアリミテッドと合わせた時に赤黒のカラーがとてもかっこいい。
ネガティブ評価
ラピッドファイアドラグ? 無くても良い! 回し過ぎて身切れしました
自分のミスですが。
巻き心地がツインパワーなどと比べると劣る
シャラシャラ感がややある
ダイワ 19セルテート LT2500S-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.57
- 操作性 ★4.44
- トラブルレス性 ★4.64
- 回転性能 ★4.56
- ドラグ性能 ★4.55
- 耐久性 ★4.67
獲得票数:76(3.2%)
7位に入ったのは、タフさが魅力の19セルテート。
19セルテートはアルミ合金製モノコックボディを採用しており、マグネシウム合金やザイオンには軽さで劣るものの、剛性の高さが特徴。
軽くはないものの、剛性や耐久性を重視するエギンガーには好まれ、ロッドとのバランスを考えて「あえて重いリールをチョイスしている」という方も多くいました。
リールが重いと重心位置が手前に寄るため、長いロッドや先重りするロッドでも軽く感じられます。
実釣に支障はないものの、「ベール動作の質感が低い」という評価が意外に多く、22イグジストのようなカッチリ感を好む方が増えているようです。
自重(g) | 205 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 10/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200 |
本体価格(円) | 49,900 |
発売年 | 2019 |
ポジティブ評価
ある程度の重量感あってカッチリしたリールの方がシャクリの支点として安定する気がするので、セルテートがしっくり来ています。
ロッドも軽すぎるのは僕にはシャクリづらいので。
何といっても圧倒的な堅牢さからの信頼感。エギングではまず壊れる気がしません。19年に購入してからオーバーホールをしておりませんが、未だにガタもシャリ感も無く使えています。
大口径ギアのせいか思った以上に巻きが軽く一日使用していても疲れません。
竿との 重量バランスが 自分の持ってるリールの中で ベストなバランス、155gの20ルビアスだと、竿の先が重く感じて、
ネガティブ評価
耐久性重視ではあるが、少し重いところ
大口径ギアのせいで巻きのトルクが高いせいか、ちょっとした変化が感じにくい。
ローターの形状がラインを巻き込みやすい所。
ベールのカチッと感がない
ダイワ 21カルディア LT2500S-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.88
- 操作性 ★4
- トラブルレス性 ★4.09
- 回転性能 ★3.81
- ドラグ性能 ★3.83
- 耐久性 ★3.66
獲得票数:74(3.2%)
21カルディアは、カルディア史上初となるモノコックボディを採用して話題となった1台。
ボディの素材にはザイオンよりも安価なザイオンVを用いており、もっとも手頃な価格でモノコックボディを体感できる機種です。
約2万円でモノコックボディの軽さ・強さが手に入るので、コスパが高いと評価するユーザーが目立ちました。
その一方、上位機種のルビアスには巻き心地や軽さは及ばず、その点は価格相応と評価する声も。
下位機種のフリームス以下は非モノコックボディなので、ダイワ製リールの中では一つの境界となるモデルです。
自重(g) | 190 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 6/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200、0.8-190、1.0-140 |
本体価格(円) | 25,900 |
発売年 | 2021 |
ポジティブ評価
ザイオンVモノコックの軽さとボディ強度のバランスの良さがお気に入り。
ダイワ特有のATDのおかげで初心者でもしっかりドラグを効かせることが出来て無理の無いファイトができてます。
アンダー2万円ではコストパフォーマンスが高いほうだと思います。ベアリング追加したりハンドルノブを交換したりして結局お金は掛かっていますが特に不満はありません。
ルビアスLTと比べるとリーリングの滑らかさは劣りますが1万くらいの差があるのでそこは仕方ないと思っています。パワーもあり、剛性は十分だと思います。
モノコックボディになって見た目がカッコいいのが一番の理由です。コスパにも優れていて非常にいいリールです!
ネガティブ評価
軽さと巻きの滑らかさがもう少し欲しい
不満点はラインローラーが非ベアリングな点ですけど自分でベアリング追加したので現状は別に不満はないです
特にないが剛性が少し低く、トルクがかかったときの巻感が落ちる
ダイワ 21ルビアス エアリティ LT2500-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.54
- 操作性 ★4.65
- トラブルレス性 ★4.62
- 回転性能 ★4.6
- ドラグ性能 ★4.51
- 耐久性 ★4.34
獲得票数:57(2.5%)
2023年には後継の23エアリティが発売され、わずか2年で廃番となった短命のリールでしたが、9位にランクイン。
調査時期が2023年5月だったのでまだ23エアリティを使っている人が少なく、旧モデルの方が上位になったと思われます。
マグネシウム合金製モノコックボディは18イグジストと共用で、発売当時は「ほぼイグジスト」と言われて話題となりました。
やはり「イグジストとほぼ同じスペックなのに……」と、そのコストパフォーマンスを評価するユーザーが目立ちます。
ネガティブ評価に関しては、2年で廃番になったことに対する残念感が圧倒的に多かったです。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 170 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 11/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200 |
本体価格(円) | 57,900 |
発売年 | 2021 |
ポジティブ評価
とにかく軽い!巻きごこちも滑らかで、この性能はとても気に入っている!
FCでサイズ感が小さい分、耐久性など不安はあったが使ってみて一切なくなった! 良型を掛けても自信を持ってやり取りできる!
イグジストとスペックが変わらないのに 価格は安い
初めて買ったマグネシウム合金のリール。巻き心地、重量、剛性、全て高次元でバランスが取れている。 箱出しでの巻心地にびっくりした。
ネガティブ評価
釣行後水洗いしてたんですが2、3ヶ月でシャリ音がひどくメーカーメンテになりました。
その後一年目にまたシャリ音がしだしてオーバーホール行きとなり追加の金額がかかりちょっと辛かったです。
巻き感が少しゴロゴロする
たった1年ちょっとでカタログ落ちした事…
シマノ 21アルテグラ C3000HG
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.91
- 操作性 ★3.91
- トラブルレス性 ★4.24
- 回転性能 ★4.01
- ドラグ性能 ★3.5
- 耐久性 ★3.87
獲得票数:57(2.4%)
発売されるや否や「コスパ最強」との口コミが溢れたアルテグラは、10位にランクイン。
一時は人気のあまりに品切れする釣具店が続出し、通販サイトでは定価以上の価格で出品されていたほど。
サイレントドライブやロングストロークスプールといった、上位機種のスペックがそのまま導入される“スペックお化け”っぷりがその理由でした。
実際に使っているユーザーも「コスパ最強」と評価する人が多く、下位機種からのステップアップでその差を感じたというコメントも目立ちます。
その一方で、上位機種とはドラグに違いを感じた人が多かったようです。
自重(g) | 225 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 5/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-400、1.5-270、2-200 |
本体価格(円) | 18,500 |
発売年 | 2021 |
ポジティブ評価
コスパ最強。
以前はダイワの18レガリスを使用していたが、1kg弱のイカをかけたときに、リールが歪むような感じがし、スムーズに巻けなかった。
アルテグラに変えてからは1kgオーバーのイカがかかったとしてもスムーズに巻き取れて、買って良かったと思っている。
このリールはバスからライトゲーム、エギング、シーバス等々、替えスプールを使って色々使い分けてます!
95?アルテグラをずっと使っていたのでアルテグラという機種に思い入れがあります。4000XG等の他番手も買ってます。
ネガティブ評価
ドラグ性能が少し悪い気がする
ピッチが荒い
この価格帯で酷かもしれませんが、たわみ、ドラグ音がきになる
ドラグ音がめっちゃチープ
シマノ 18ステラ 2500SHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.81
- 操作性 ★4.79
- トラブルレス性 ★4.81
- 回転性能 ★4.84
- ドラグ性能 ★4.84
- 耐久性 ★4.79
獲得票数:53(2.3%)
11位には一世代前のステラが入ってきました。
14ステラをベースに、サイレントドライブなどのテクノロジーを導入して成熟させた、完成度の高い1台です。
22ステラからは仕様が大きく変わり、スローオシュレートも導入されたため、22ステラの登場時に18ステラの中古相場が上がるという事態も起こりました。
巻き感や剛性、耐久性を評価する声が圧倒的に多く、「あえて22ステラには換えない」という根強いファンも。
スローオシュレートに抵抗がある方は、状態の良い18ステラを探すのも手かもしれません。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 205 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 12/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200、0.8-150、1-120 |
本体価格(円) | 81,900 |
発売年 | 2018 |
ポジティブ評価
初めてステラを使いましたが巻が滑らかでリールも軽いため感度がよく、潮の変化やイカのあたりも取りやすく、掛けてからのファイトもドラグの出だしが滑らかで感動しました。
14ステラは1年ちょっとでギアにシャリ感が出てダメになりましたが、18ステラは今だに何ともなし!
22ステラ登場しましたが18ステラがノンオーバホールでノントラブルのため継続して使っています
ロッドの方で書きましたが、小型リールとは言え青物がかかってもびくともしない剛性! 青物の激しい走りに余裕でついていくドラグ性能。
ステラしか勝たん
5年程使ってるが回転性能等に変化なくエギング以外にも色々使えて満足度は高い
ネガティブ評価
初動作が少し重たいかも
巻き感が重いのがネック
剛性アップのために重い。
ダイワ 18レガリス LT2500S-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.54
- 操作性 ★3.61
- トラブルレス性 ★3.81
- 回転性能 ★3.56
- ドラグ性能 ★3.43
- 耐久性 ★3.31
獲得票数:44(1.9%)
12位に入ってきたのは、この価格帯では大ヒット作となっている18レガリス。
自重は205gと、実売価格が1万円以下のリールとしては驚異的な軽さを誇ります。
ユーザーのコメントを見ると、「アンダー1万円なのに十分使える」や「軽い」といった評価が多く、不具合が少なくて長期間使っている人も少なくなさそうです。
その一方、供回り式のハンドルゆえに、ハンドル周りのガタつきが上位機種よりも大きくなっています。
ねじ込み式ハンドルは、ワンランク上に当たるフリームスから採用されており、両者を選ぶ基準になるでしょう。
自重(g) | 205 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 5/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200 |
本体価格(円) | 11,600 |
発売年 | 2018 |
ポジティブ評価
安価で軽いのに2年以上使用してトラブル無く、まだまだ使えます。
コスパも良いし、この値段でこの軽さがやはりすごい。他の番手もかなり使い込んでます。まずはレガリス使っておけば、間違いないなと思ってます。
これで初めて釣ったソゲ、サゴシの感動は忘れられません!!
手頃な価格で小遣い人間にも買いやすい値段、かつ性能も充分!
ネガティブ評価
ハンドルがねじ込み式では無いのでガタが多い
不満があるとすれば、ボディーの剛性が低い事です。 値段相応かも知れませんが。
ネジ込み式じゃ無いのでハンドルのガタツキ気になる事も有る。
ダイワ 21エメラルダス エア LT2500-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.3
- 操作性 ★4.32
- トラブルレス性 ★4.44
- 回転性能 ★4.3
- ドラグ性能 ★4.34
- 耐久性 ★4.11
獲得票数:43(1.8%)
13位にランクインしたエメラルダス エアは、エメラルダスシリーズのハイエンドモデルです。
ベースモデルは20ルビアスなので、ザイオン製モノコックボディやザイオン製ローターといった基本的な仕様は変わりません。
ルビアスとの違いは、スプール支持部へのベアリング追加、ラインローラーのマグシールド化、ハンドル形状、カラーリング。
つまり、ルビアスよりもややドラグ性能と防水性能が良くなった、バージョンアップモデルです。使用感はルビアスとほぼ同じなので、軽さを評価する声が目立ちました。
両者には実売価格で7,000円ほどの差があり、ドラグ性能と防水性能に「どれだけ価値を感じるか?」が選ぶ基準になると思います。
自重(g) | 180 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 12/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-290、0.8-200、1.0-190 |
本体価格(円) | 51,900 |
発売年 | 2021 |
ポジティブ評価
軽さ、回転した時のフィリーングなど全体的にバランスがいいです!
ティップランエギングで2kgオーバーを釣り上げた。深場から全く問題なく巻いてこられた。
ロッドカラーとの組合せ
2kg以上のアオリイカでも焦る事なく操作出来ます
ネガティブ評価
軽すぎてバランスの悪さを少し感じた
巻き心地が良くない
ラインローラーがすぐに潮噛みする。
ダイワ 23エアリティ PC LT2500-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.68
- 操作性 ★4.77
- トラブルレス性 ★4.77
- 回転性能 ★4.7
- ドラグ性能 ★4.75
- 耐久性 ★4.42
獲得票数:40(1.7%)
調査が発売直後のタイミングだったこともあり、23エアリティは14位という結果に。
23エアリティは、21ルビアスエアリティと同じマグネシウム合金製ボディを採用した軽さが光る1台です。
新しい設計概念であるエアドライブデザインを取り入れており、なんとローターは22イグジストと共用。
前作からはスプールも軽量化されており、フラッグシップのイグジストを上回る軽さを実現しています。
やはり軽さを評価しているユーザーが圧倒的に多く、「操作性は22イグジスト以上」との声も。
それでいて実売価格はイグジストより3万円以上安いため、コスパも高いと評判です。
22イグジストと同じく、番手(サイズ)の基準が以前とは変わっているので購入時は注意してください。
自重(g) | 165 |
---|---|
ギア比 | 5.7 |
最大巻上長(cm) | 80 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 11/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200 |
本体価格(円) | 64,500 |
発売年 | 2023 |
ポジティブ評価
最近使い始めた23エアリティですが、操作感が素晴らしいです。最初使った時は正直驚きました。
イグジストと比較しても遜色ない印象です。
やはりまず軽いということと、重心バランスも秀逸なので、シャクったときのブレも少なく、ロッドまで数段上のものに変えたかのような感覚を覚えます。
あと巻心地が素晴らしい。
巻きの軽さとイグジストに勝ってかかる重さですね。とにかく軽い
ネガティブ評価
ハンドルを回した時に「シュルシュル」って音が若干気になる程度です
不満は… 少し地味かな?もう少しお高いリールなので派手にしてもいいかなと。他は全く不満は無いです。
リール自体の不満ではありませんが、22イグジストからPC番手が追加され、番手表記が不親切というかスペック上軽く見せるためにやってるのかなと感じてしまうことがありました。
ネット上でもボディが小さい方を間違えて購入したとブログに書いてある人もいたりするので、旧番手表記に対応するボディサイズの解説があればと思いました。
シマノ 19ストラディック C3000HG
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.9
- 操作性 ★3.87
- トラブルレス性 ★4.25
- 回転性能 ★3.89
- ドラグ性能 ★3.64
- 耐久性 ★3.87
獲得票数:39(1.7%)
15位にランクインしたのは、シマノのスタンダードスピニングともいえる19ストラディック。
4位のヴァンフォードとは兄弟機種のような関係で、軽さに振ったヴァンフォードに対し、ストラディックは強さを重視したモデルです。
ヴァンフォードは軽さを重視してCI4+素材を多用していますが、ストラディックはボディにアルミ合金を用いています。
軽いリールが好まれるエギングではヴァンフォードを使う人が多いものの、ストラディックを使っている人は頑丈さや耐久性を重視している傾向にありました。
エギングにはやや重い反面、シーバスやライトショアジギングと兼用した時の安心感に魅力を感じているユーザーも多そうです。
自重(g) | 225 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 6/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-400、1.5-270、2-200 |
本体価格(円) | 29,100 |
発売年 | 2019 |
ポジティブ評価
08バイオマスターからこの価格帯のリールを好んで使ってまして、今回の19ストラディックは一つの完成形だと思っています。
2500のスプールを使い分けてライトゲームからショアジギングまでタフに使う最強の相棒です。
もともとショアジギングを始めた時に買ったリールで、今ショアジギングではステラを使ってるのでエギングには余ってたから付けてる感じです、ただ初めてストラディックを使った時は衝撃的でしたね!
もうほぼステラじゃんは言い過ぎかも知れませんが、もうほぼツインパワーじゃんは言い過ぎでは無いと思いました、
今ではだいぶ酷使してきたので最初の頃のシルキーさは無いですが、まだまだ使えます! 僕の中ではこの価格帯ならストラディック1択ですね!
95cmのサワラまで上げた事がありとても頑丈と思いました。
ネガティブ評価
高負荷がかかった時は巻き取りしにくいところ
ツインパワーと比較してゴリ感が出てる
もう少し軽いと良いですね。
シマノ 20ツインパワー C3000MHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.45
- 操作性 ★4.31
- トラブルレス性 ★4.52
- 回転性能 ★4.47
- ドラグ性能 ★4.36
- 耐久性 ★4.6
獲得票数:38(1.6%)
16位に入ったツインパワーは強さを重視したスピニングリールで、ストラディックの上位機種に当たります。
ボディをアルミ合金とCI4+のハイブリッド構造にすることで、従来のツインパワーよりもかなり軽くなりました。
その一方で、従来は樹脂製だったローターをアルミ合金化することで、強さと軽さのバランスを高めています。
エギングにおいても軽さより強さを重視するユーザーが使っており、剛性感と巻き上げパワーの強さが高評価されていました。
その一方で、重くてもオール金属ボディを望む声も少なくなく、ハイブリッド構造にしたことは評価が分かれています。
自重(g) | 215 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 9/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-190、1.2-150、1.5-120 |
本体価格(円) | 49,000 |
発売年 | 2020 |
ポジティブ評価
発売当初から使用しています。 前はセフィアCI4C3000SDHを使用していましたが、軽さはあまり変わらず剛性感がありとても気に入ってます。
エギングには勿論、ワラサの60センチ、シーバスの80センチもPE0.8号リーダー4号でキャッチしました。不具合もありません。
従来の剛性に加え、軽量化によりエギングでのシャクリによる疲労感が軽減され、とても気に入っている。
地味にリールに負荷が掛かるエギングにはHAGANE BODYが抜群の信頼感。
ネガティブ評価
不安ではないですが、重さがもう少し軽いと良いなと思います。
フルメタルだったら言うことなしだった…
ダイワ 22イグジスト PC LT2500-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.87
- 操作性 ★4.91
- トラブルレス性 ★4.94
- 回転性能 ★4.88
- ドラグ性能 ★4.82
- 耐久性 ★4.8
獲得票数:35(1.5%)
定価10万円超えともあって買える人が限られているのか、ダイワのフラッグシップは17位という結果に。
前作から引き続き、ボディはマグネシウム合金製モノコックですが、新たに設計されたものなので18モデルや23エアリティよりも剛性が高まっています。
新形状のローターやベール、スプールはさらに軽量化が施されており、低慣性化すると同時にフロントユニットの軽量化をもたらしています。
フロント側が軽くなることによって自ずと後方重心となるため、体感ウエイトが数値以上に軽くなっていることも特徴。
実際、軽量なのに剛性が高い、ハンドルがピタリと止まるなど、圧倒的な操作性だと語るユーザーが多かったです。
ネガティブ評価としては、軽すぎて合わせるロッドを選ぶことや、美しい鏡面ボディゆえに取り扱いに神経を使うことなどが目立ちました。
自重(g) | 175 |
---|---|
ギア比 | 5.7 |
最大巻上長(cm) | 80 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 12/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200 |
本体価格(円) | 104,000 |
発売年 | 2022 |
ポジティブ評価
エギングから、80センチのブリがきても何とかしてしまう耐久性、ラインの太ささえ変えれば割と何でもできてしまう究極の汎用性。
頑丈さがありながらその自重の軽さ、操作性はもちろん最高。逆に竿選びに困ってます。
巻き心地が良くて低慣性。今までダブルハンドル派でしたが、このリールはシングルでもハンドルが勝手に回らない。
あとはダイワ最高峰のリールなので所有欲を満たしてくれる。
ネガティブ評価
エギングにはもってこいだが、汎用的に使おうとすると、竿選びが難しいところ。
ロングロッドが好きだが、先重りのことを考えると、現行の竿では9ft後半はなかなか合うものが無い。
機能的にはナシ。 傷が入らないように気を使う
シマノ 17セフィアCI4+ C3000SHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.14
- 操作性 ★4.11
- トラブルレス性 ★4.51
- 回転性能 ★4.02
- ドラグ性能 ★3.97
- 耐久性 ★4.11
獲得票数:35(1.5%)
17位タイとなった17セフィアCI4+は、21セフィアXRの前作に当たるモデルです。
17セフィアCI4+のベースになっているのは16ストラディックCI4+。
ベースモデルがストラディックCI4+からヴァンフォードへと進化し、それに伴ってセフィアXRへと進化したわけです。
16ストラディックCI4+との違いは、リジットサポートドラグとラピッドファイアドラグ。
自重が軽い一方で、高負荷状態になると剛性不足を感じるユーザーが多かったようです。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 185 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 88 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 9/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200、0.8-150、1-110 |
本体価格(円) | 35,300 |
発売年 | 2017 |
ポジティブ評価
一日中、ジャークやシャクリを繰り返すエギングでは、このリールの軽さが大きなアドバンテージになっていると感じております。
18セフィアBBの同じ番手と比べて段違いの軽さと滑らかさ。
ネガティブ評価
しゃくりの仕方も影響あると思いますがドラグ性能が落ちるのが早く何度かフェルト交換してます。。
あとハンドル回すとノイズがあり分解しても原因がわかりませんでした、、、
ラインローラーの不具合は否めません。 このリールはラインローラーの交換はアッセンブリーになるので、少し金額がかかります。
ティップランでも使用しているのですが、ティップランでは剛性が弱く感じます。
ダイワ 20レブロス LT2500S-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.47
- 操作性 ★3.58
- トラブルレス性 ★3.55
- 回転性能 ★3.23
- ドラグ性能 ★3.5
- 耐久性 ★3.47
獲得票数:34(1.5%)
19位のレブロスはエントリー用スピニングの代名詞ともいえる存在。
実売価格は7,000円ほどですが、自重220gの軽さやATDドラグ、LC-ABSスプールといったダイワテクノロジーが導入されています。
価格の割に軽いこと、低価格帯のリールながら快適に使えることが高評価されていました。
ATDドラグはオートマチックに追従してくれるのでバラシが少なく、LC-ABSスプールはライントラブルを防いでくれるため、これらの点が快適な使用感に繋がっているのでしょう。
レガリスと同じく供回り式ハンドルなので、巻き心地は価格相応と評価する人が多かったです。
レガリスとの価格差は実売2,000円ほどで、レガリスの方が軽くて回転も滑らかになります。
自重(g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 5.6 |
最大巻上長(cm) | 79 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 4/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200 |
本体価格(円) | 8,900 |
発売年 | 2020 |
ポジティブ評価
ダブルハンドルやATD等が搭載されており、なんと言っても軽いです!
皆さんが知っておられる通りでコスパも良いことが挙げられます。 エギングを始める友人には、これを勧めてます!
このリールは最近購入したもので以前は15レブロスを使用していました。
去年の春にキロ超えのアオリイカを掛けた際、ドラグ性能がよくスムーズにランディングを行うことができとても気に入っています。
ネガティブ評価
共周り式ハンドルなので、ガタガタするところが不満ですが、巻きの釣りではないので全く問題ありません。
少々、巻き心地は悪いかな??値段相応……?
ダイワ 17エメラルダスMX 2508PE-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.93
- 操作性 ★3.79
- トラブルレス性 ★4.1
- 回転性能 ★3.79
- ドラグ性能 ★3.96
- 耐久性 ★4
獲得票数:28(1.2%)
20位のエメラルダスMXは、2017年に登場したLTコンセプトになる前の規格のリールです。
2023年まで残っていた数少ないLT以前のモデルでしたが、エメラルダスRXの登場によって廃番になりました。
ボディは17セオリーと同様のザイオン製ですが、ローターはDS5にダウングレードされています。
基本性能の高さを評価する声が多く、他のエメラルダスシリーズと同じでロッドとのトータルコーディネイトで使っている人も多かったです。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 200 |
---|---|
ギア比 | 5.6 |
最大巻上長(cm) | 84 |
最大ドラグ力(kg) | 7 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 7/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150、1-120 |
本体価格(円) | 31,100 |
発売年 | 2017 |
ポジティブ評価
エギングに必要な要素は全て満たしていると思っています。 キロアップをかけた時のドラグもスムーズですし、トラブルは一回も起きたことがないです。
初めて買ったエギング専用機なのでかなり気に入ってます。
エメラルダスMXのロッドと合わせたいのであえて購入。
金とエメラルドの配色、ハンドルノブのサイズ、アオリイカをかけたときのドラグ音が気に入ってます。
ネガティブ評価
最近のリールに比べて少し重いとは思います。
やや最新の機種よりは重さは気になります。
ダイワ 18イグジスト LT2500-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.7
- 操作性 ★4.85
- トラブルレス性 ★4.77
- 回転性能 ★4.66
- ドラグ性能 ★4.77
- 耐久性 ★4.44
獲得票数:27(1.2%)
21位となったのは一世代前のイグジスト。
18イグジストはLTコンセプトの第一世代に当たり、小型スピニングリールとしては初めてモノコックボディを採用しました。
ボディはマグネシウム合金、ローターはザイオン製というパッケージングは現行の22イグジストと共通です。
22イグジストと同じく、ユーザーからは軽さと剛性、巻きの質感が高評価されています。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 180 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 12/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-290、0.8-200、1-190 |
本体価格(円) | 69,000 |
発売年 | 2018 |
ポジティブ評価
軽さを非常に重視しており、エギ〜シーバス、フラットまで一つのリールでこなします。軽量且つ堅牢で自身の釣りには欠かせないリールです。
感度や巻き心地最高。
ネガティブ評価
ベール下がり問題とドラグ性能及びドラグ音
マグシールドのせいか巻き重りがある。
ダイワ 17セオリー 2508PE-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.93
- 操作性 ★4
- トラブルレス性 ★4.18
- 回転性能 ★3.88
- ドラグ性能 ★3.96
- 耐久性 ★3.62
獲得票数:27(1.2%)
LTコンセプト以前の、リアルフォー最終世代となる17セオリーが同率21位にランクイン。
軽さをウリにしたリールで、15ルビアスとコンセプト&価格帯が近いモデルでした。
ボディとローターはザイオン製。15ルビアスはローターがDS5だったのでそこがスペック上の大きな違いです。
自重の軽さに加え、現行機種を超えるほど巻きが軽いと評価するユーザーもいました。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 190 |
---|---|
ギア比 | 5.6 |
最大巻上長(cm) | 84 |
最大ドラグ力(kg) | 7 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 7/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150、1-120 |
本体価格(円) | 35,200 |
発売年 | 2017 |
ポジティブ評価
社会人になって初めてのボーナスで買ったリールです! 元々はシーバス用で購入をしましたが、エギングにも興味が出たので兼用で使っていました!
今までランカーシーバスを含めてこのリールで100匹以上は釣ってますが1度もオーバーホールに出さず問題無く使えてます。 釣行毎に水洗い、年に1回くらいアブラをさすくらいです。
今はシーバス用に他のリールを買い、セオリーをエギング専用で使ってますが1度も問題が起きた事がありません。 性能自体はイグジスト等には劣りますが、エギングするには充分な性能で、耐久性が素晴らしいので気に入ってます!
当時の自重の軽さが凄かった。今のLT機にはない巻きの軽さが最高。
5年ほど月に10日釣りに使ってて、青物を何本も釣ったか、オーバーホールに出したことないのに、巻の質感が変わってない
ネガティブ評価
耐久性の低さ。 一周回って可愛く感じます。
巻きが軽すぎて、ギアを回してる感覚が伝わってくる
シマノ 23ヴァンキッシュ C3000MHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.57
- 操作性 ★4.73
- トラブルレス性 ★4.5
- 回転性能 ★4.8
- ドラグ性能 ★4.73
- 耐久性 ★4.11
獲得票数:26(1.1%)
調査時期が発売直後だったためか、最新の23ヴァンキッシュは23位でした。
旧モデルからの一番の進化は、22ステラと同じスローオシュレート(蜜巻き)を採用したこと。
マグネシウム合金とCI4+のハイブリッドボディ、CI4+製ローターは前作と同じパッケージですが、ドライブギアは肉厚かつ歯面が広くなっています。
スローオシュレートによるパーツ点数増加やドライブギアの自重増など、重量面では不利な仕様になりましたが、その他の部分で0.1g単位の軽量化をした結果、自重は旧モデルと同等に抑えられています。
軽さはもちろんのこと、旧モデルよりも巻きの質感が良くなったという評価が目立ちました。1年後に調査を行えば、1位になっている可能性も高いと思います。
自重(g) | 170 |
---|---|
ギア比 | 5.8 |
最大巻上長(cm) | 86 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 11/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-190、1.2-150、1.5-120 |
本体価格(円) | 66,400 |
発売年 | 2023 |
ポジティブ評価
軽いだけではない上質な巻き心地
19ヴァンキッシュから使っていて軽さとギアの強度が満足で有ること
82センチのブリも時間は掛かりましたが寄せてこれ不安を感じる所が無かった。
ネガティブ評価
軽すぎて、ロッドの重心が手元より前にある所
スプールの色もボディと同じブラックにしてほしい。
シマノ 19セフィアSS C3000SHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.95
- 操作性 ★4
- トラブルレス性 ★4.12
- 回転性能 ★3.7
- ドラグ性能 ★3.91
- 耐久性 ★4
獲得票数:24(1.0%)
24位タイとなったセフィアSSは、セフィアシリーズの中間に位置するグレードのリールです。
ベースとなっているのは一世代前のアルテグラ(17モデル)なので、基本設計はやや古いといえるでしょう。
17アルテグラにはないMGLローターやワンピースベール、リジットサポートドラグが導入されています。
ベースモデルがアルテグラなので基本性能の高さを評価する声が多かったです。
22セフィアBBは現行のアルテグラ(21モデル)をベースにしているので、単純に上位・下位と見ない方が良いかもしれません。
自重(g) | 205 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 88 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 7/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200、0.8-150、1-110 |
本体価格(円) | 28,200 |
発売年 | 2019 |
ポジティブ評価
ステラには及ばないが巻きの滑らかさ巻き心地はこれでも十分すぎるくらい。
大きいイカや80センチの鰤が掛かってもドラグがスムーズに出て行きしっかりと巻き取れ安心してファイトができる。
何度もいい思いをしました。 そして、軽量でシャクリやすい。
ロッドと揃えて一体感が出る。 まき心地も良好
ネガティブ評価
正直この価格でこの巻き心地ならもう少し安いリールと変わらないかなと思います。
もしくは頑張ってヴァンキッシュ辺りにした方が後々後悔しないかなと。
値段相応なので仕方ありませんが、軽さがもっと欲しい
シマノ 16ヴァンキッシュ C3000HG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.53
- 操作性 ★4.62
- トラブルレス性 ★4.7
- 回転性能 ★4.66
- ドラグ性能 ★4.55
- 耐久性 ★4.14
獲得票数:24(1.0%)
24位タイとなったのが、2世代前のヴァンキッシュ。
19モデル&23モデルはマグネシウム合金とCI4+のハイブリッドボディですが、16モデルはフルマグネシウム合金ボディです。
現行モデルと比べればやや重たいものの、フルマグネシウム合金特有のフィーリングを好んで使っている人も少なくないかもしれません。
剛性感溢れるボディと軽量ローターの組み合わせは、現行機種にはないパッケージングです。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 185 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 88 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 11/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-400、1.5-270、2-180 |
本体価格(円) | 56,700円 |
発売年 | 2016 |
ポジティブ評価
今出ているリールに比べると重いかもしれないが、自分の中では十分軽い。
巻き出しも軽いので、何時間しゃくっていても疲れない。何より見た目がカッコいい!
マグネシウムボディで感度良好
ネガティブ評価
剛性を求めたぶん、少し他と比べたら重いなと感じました。
ヴァンキッシュの売りはやはり軽量性にあるかなと思うので、軽さと剛性の両立という面でもう少し軽くなってくれたらなと思います。 1日しゃくり続けると疲れますね…..
個体差でしょうか? コツコツ感が気になります。
シマノ 22セフィアBB C3000SHG
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.86
- 操作性 ★3.95
- トラブルレス性 ★4.18
- 回転性能 ★3.95
- ドラグ性能 ★3.5
- 耐久性 ★3.72
獲得票数:22(0.9%)
22セフィアBBは26位という結果に。年式を特定できない「セフィアBB」という無効票が多かったため、本来ならも少し上位だったかもしれません。
ベースモデルは10位に入った21アルテグラで、その違いはラピッドファイアドラグとハンドルの形状。CI4+製ボディなどの基本的な仕様は同じです。
アルテグラと同じく、価格の割に巻き心地がよく、コスパに優れるというコメントが目立ちました。
アルテグラと実売価格に大きな差はないので、デザインで選ぶ人も多そうです。
自重(g) | 225 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 5/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200、0.8-150、1-120 |
本体価格(円) | 19,200 |
発売年 | 2022 |
ポジティブ評価
セフィアXRを購入するつもりでしたが、釣具屋で試して入門機種のレベルが格段に上がってる事に驚き購入しました。
数年前エギングしてた時はエメラルダスを使ってましたが、16ヴァンキッシュを買ってからは全てのリールをシマノに買い換えるくらい好きになりました
今春頻繁にエギングに行ってますが、リーリング性能も良く、とても気にいってます。
最初の巻き始めが軽いのが気に入っている。 価格帯の割には高性能だと思う。
ネガティブ評価
少し重い
ゴリ感が出るのが早い
シマノ 16ストラディックCI4+ C3000HGM
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.78
- 操作性 ★3.95
- トラブルレス性 ★3.95
- 回転性能 ★3.85
- ドラグ性能 ★3.66
- 耐久性 ★3.47
獲得票数:21(0.9%)
27位に入った16ストラディックCI4+は、20ヴァンフォードの前作に当たるモデルです。
ちなみに、バイオマスターMg→レアニウムci4+→ストラディックCI4+→ヴァンフォードと、系譜が繋がっています。
ボディとローターをCI4+で作ったヴァンキッシュの弟分的なリールで、発売当時は大ヒットを記録しました。
今となっては特別軽いわけではありませんが、16ヴァンキッシュ譲りの軽さとレスポンスが人気となった理由です。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 195 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 88 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 6/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-220、1.2-150、1.5-135 |
本体価格(円) | 31,000 |
発売年 | 2016 |
ポジティブ評価
年式を考慮した上だがトータルバランスや軽さがとてもいい
格好良さ、軽さ、性能、価格がベスト!数台所有してます。
ネガティブ評価
シマノリール全般に言える事だがラインローラーに不満があるのでiOSファクトリーのインパクトに交換している。
ラインローラーの手入れが難しい
ダイワ 18カルディア LT2500-XH
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.79
- 操作性 ★3.8
- トラブルレス性 ★3.9
- 回転性能 ★3.8
- ドラグ性能 ★3.71
- 耐久性 ★3.76
獲得票数:21(0.9%)
27位タイとなったのは一世代前のカルディアでした。
18イグジストや18フリームスと並び、2018年に初のLTコンセプトリールとして登場。
ザイオン製ボディとDS5製ローターを組み合わせることで歴代最軽量を実現。じつは、LT2500-XHで比べると現行モデルよりも5g軽く作られています。
価格を考えるとトータルバランスが高く、とくに軽さを評価しているユーザーが多かったです。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 190 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻上長(cm) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10kg |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 6/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-290、0.8-200、1-190 |
本体価格(円) | 22,500 |
発売年 | 2018 |
ポジティブ評価
見た目がハイエンド機種に迫るレベルでかっこいい。
価格、性能ともにコスパがめちゃくちゃいいミドルモデルだと思う。
軽さと丈夫さ
ネガティブ評価
今となっては少し重いのかもと思います。
巻きはあまり軽くないです。
シマノ 14ステラ C3000HG
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.7
- 操作性 ★4.78
- トラブルレス性 ★4.68
- 回転性能 ★4.68
- ドラグ性能 ★4.63
- 耐久性 ★4.73
獲得票数:19(0.8%)
29位には2世代前のステラがランクイン。
14ステラのもっとも大きなトピックは、従来はボディ下側にあったウォームシャフトを上側に変える、Gフリーボディの採用でした。
これによってピニオンギアとウォームシャフトの間に中間ギアが新たに設けられ、よりシルキーでノイズレスな巻き感になっています。
また、近年主流となっている一体式のラインローラーを搭載したのも14ステラが初です。
このラインローラーはメンテナンスフリーを掲げていましたが、今ほど完成度が高くなかったせいか、わりと異音やゴロ感が発生しやすくて“ステラの弱点”とも呼ばれました。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 225 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 88 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 13/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-400、1.5-270、2-180 |
本体価格(円) | 81,900 |
発売年 | 2014 |
ポジティブ評価
壊れない。所有感。滑らかさ。どんな釣りにも使える。
古くてもステラだから
ネガティブ評価
ラインローラー不調
最近のリールと比較しても、持ち重りを感じる
ダイワ 15ルビアス 2508PE-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.88
- 操作性 ★4
- トラブルレス性 ★4.05
- 回転性能 ★3.77
- ドラグ性能 ★3.83
- 耐久性 ★3.77
獲得票数:18(0.8%)
30位となった15ルビアスは、20ルビアスの登場まで5年ほど販売されていた息の長いモデルでした。
同時期にはコンセプトと価格が近い17セオリーが発売されており、軽量中級機種が一気に躍進した年代だったと思われます。
ボディ・ローターともにザイオン製だったセオリーに対し、ルビアスはローターがDS5でした。
また、セオリーの方が軽い一方で、ルビアスの方がベアリングは多く、当時はどちらを買うかで悩んだ人も多いはず。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 200 |
---|---|
ギア比 | 5.6 |
最大巻上長(cm) | 84 |
最大ドラグ力(kg) | 7 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 8/1 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150、1-120 |
本体価格(円) | 32,900 |
発売年 | 2015 |
ポジティブ評価
当時としては巻も重さも軽い
同世代のカルデアは、1年でガタガタなりましたが、未だに現役!!
ネガティブ評価
ある意味スカスカな巻き心地
ギアが弱い
ダイワ 16セルテート 2510PE-H
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.99
- 操作性 ★3.61
- トラブルレス性 ★4
- 回転性能 ★3.72
- ドラグ性能 ★3.94
- 耐久性 ★4.66
獲得票数:18(0.8%)
30位タイとなったのは、15ルビアスと同世代の16セルテート。
マグシールドボールベアリング(ドライブギア軸両端)・ローターの軽量化・ATDの採用、が13セルテートからの進化でした。
ユーザーからの評価を見ると、古いリールながら耐久性を評価する声がもっとも多かったです。このあたりは「さすがセルテート」というところでしょう。
ちなみに、大型番手のセルテートHDは初めてモノコックボディを採用したリールです。
※廃番商品につき、販売ページが中古品の可能性があります。
自重(g) | 240 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻上長(cm) | 90 |
最大ドラグ力(kg) | 7 |
ベアリング数(BB/ローラ―) | 10/1 |
PE糸巻量(号-m) | 1-200、1.5-150 |
本体価格(円) | 43,300 |
発売年 | 2016 |
ポジティブ評価
エギングのシャクリは瞬間的にリールに大きな負荷をかける動きなので、耐久性が高いに越したことはない。
「軽さは正義」とも耳にするが、リールの自重をカウンターウェイトのように使う事ができるようになれば、多少重いリールの方がロッドの振りを軽くすることができる。
壊れない、メンテナンス無しでもがたつきが無い、とにかく巻き心地が変わらない
ネガティブ評価
ベール下がりが出る所
重いので、長時間の釣行は疲れる
自分に合ったリールを!
さて、今回のランキングはいかがだったでしょうか?
個人的には、意外と古いリールが多くランクインしたのが印象的でした。
もちろん少数でしたが、05イグジストや07ステラといった回答もあり、10年以上同じリールを愛用している人も少なくないようです。
とくに高級リールに関しては想像以上に長く使い続けられるため、ぜひ、自分が好きになれるリールを選んでいただければと思います!