スペックから見た20レブロスと20クレストの“違い”をリールマニアが解説

2020/06/30 更新

アンダー1万円の価格帯にラインナップされているレブロスとクレスト。パッと見は違いが分かりにくいですが、両者にはどのような差があるのでしょうか。リールマニアがスペックを紐解きながら、20レブロスと20クレストの違いを解説します。


アイキャッチ画像出典:ダイワ

レブロスとクレストを比較!

レブロスとクレストの画像
出典:ダイワ
今、スピニングリール界で激戦が繰り広げられているアンダー1万円クラスの価格帯。

上位機種並みの機能が搭載されるなど、魅力たっぷりなハイコスパリールが目白押しです。

この価格帯、ひと昔前はどのリールも個性に乏しいイメージでしたが、現在はリールごとにコンセプトが明確で個性もたっぷり!

今回は、2020年にモデルチェンジが行われたレブロスとクレストの違いを、リールマニアが詳しく解説します!

ローターの違い

レブロスの画像
提供:佐藤稜真
ローターは糸を巻く際に回転し、回転レスポンスや本体の重量に大きく影響するパーツです。

ダイワには、肉抜きが図られたエアローターという独自のローターがあります。そんなエアローターをレブロスは採用しており、クレストは採用していません。

形状が異なるだけで素材が同じDS4(樹脂)なので性能に大差はないと思われますが、レブロスの方がレスポンスと感度がやや良いのではないかと予想しています。

どちらもマグシールド(ダイワ独自の防水機構)が搭載されていないため、防水性についてはローターの肉抜き加工が少ないクレストに軍配が上がるのではないでしょうか。

逆転ストッパーの有無

出典:ダイワ
リールの逆転をコントロールする逆転ストッパーが、レブロスには付いていてクレストには付いていません。そのため、レブロスは逆転させて糸を出すことができます。

しかし、逆転ストッパーは可動パーツなので周辺に隙間が生まれるため、水の侵入リスクはクレストの方が低いと言えます。(近年は防水性強化のために排除したモデルが増えている)

機能面ではレブロスが優れており(逆転を使う人には)、防水防塵性はクレストが優れていると言えるでしょう。

重量の違い

レブロスの画像
撮影:TSURI  HACK編集部
釣りをする上で重要なのがリール本体の軽さ。

以前のモデルまでは、上位機種と比較してかなり重たかったこの2機種ですが、どちらも2020年のモデルチェンジで大幅に軽量化が行われました。

LT2500番同士で比較すると、レブロスが220gなのに対してクレストが235gと、15gの差があります。しかし、LT2000番では5gしか差はありません。

この重量差をどう考えるかは、使い手次第だと思います。

あなたにぴったりなのは……

20レブロスの画像
提供:ちゃったTV なおと
今回解説した通り、スペックだけでみると「軽さとレスポンスのレブロス」、「タフさと防水性のクレスト」と言うことができると思います。

しかし、どちらも最新のLC-ABS(スプール)やATD(ドラグ)を採用しており、実釣性能が高く、選ぶポイントは外観も含めた好みになるのではないでしょうか。

リールはスペックだけで選べない部分も多いので、ぜひ釣具店で触って検討してみてくださいね!

ITEM
ダイワ レブロス LT2500S-H
自重:220g
ギヤ比:5.6
ベアリング数(本体):4ベアリング数(ローラー部):1
ドラグ力:最大 10kg
糸巻量1:ナイロン 4lb-150m
PE 0.6号-200m
巻上長(ハンドル1回転あたりの長さ):79cm


ITEM
クレスト LT 2500S-XH
自重:235g
ギヤ比:56.2
ベアリング数(本体):4ベアリング数(ローラー部):1
ドラグ力:最大 5kg
糸巻量1:ナイロン 4lb-150m
PE 0.6号-200m
巻上長(ハンドル1回転あたりの長さ):87cm

筆者について

佐藤稜真

某リールチューンメーカー在籍時、Facebook・Instagram運営を手がけながら全国のイベントで年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つ。

中学生の頃からカタログのスペックを暗記するほどのリール好き。関東のフィールドでのエリアトラウト・シーバスフィッシングをメインにしている。

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紹介されたアイテム

ダイワ レブロス LT2500S-H
サイトを見る
クレスト LT 2500S-XH
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佐藤 稜真
佐藤 稜真

某リールチューンメーカー在籍時、年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つリールマニア。TSURIHACK TVへの出演、個人チャンネル「リールマニア/ Reel Mania」で活動中。

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