ダイワ「18カルディア」をインプレ。秀逸な出来にリールマニアも感心

2019/11/17 更新

18モデルで6代目となるダイワの「カルディア」。歴代モデルはどれも非常に人気の高い機種でしたが、今作はどうなのでしょうか?辛口リールマニアが18カルディアをインプレします。


アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

歴史あるリール、カルディア

18カルディアの画像
初代の2002年モデルから数えて、なんと6代目となる18カルディア。様々なモデルが出ては消えていく中で、6代も続いているのは異例の長さです。

11カルディアを愛用していた筆者にとっても、かなり思い出深い機種。

そんなカルディアがLTコンセプトを纏い、どのような進化を遂げたのか? リールマニアが徹底解説します。


要所を押さえたスペック

ザイオンボディ

18カルディアの画像
上位機種のセオリーやバリスティックにも採用されるザイオンを、最も手頃な価格で採用。

ボディ剛性は下位機種に搭載される樹脂を圧倒し、強度・感度の面でもザイオンボディの恩恵は絶大です。

歴代最軽量

18カルディアの画像
なんと、LT2500S-XHの自重は185グラム。これは歴代カルディアの中でも最軽量です。

なぜこれだけ軽くできたかというと、セオリーと同等のボディを採用しているから。さらに、11・14モデルから大幅にスプールが軽量化されたことも挙げられます。

スプールが軽量化されたということは、重心が後方に寄るため、ロッドにセットした時の持ち重り感が大幅に解消されるのです。

ラインローラーにボールベアリングを搭載

18カルディアの画像
ラインローラーにBBが入っているのはカルディア以上のモデルなので、ここはカルディアの大きなセールスポイントです。

ラインローラーのベアリングは、ドラグの滑り出しや糸ヨレの軽減に大きく貢献してくれます。

とくに、ライトゲームやトラウトといった細ラインを使う方には嬉しいポイントです。


ハンズオンの印象

一目でカルディアと分かる

18カルディアの画像
モデルチェンジのたびにカラーリングがガラッと変わってしまうモデルも多い中、カルディアはシルバー基調のモノクロカラーを貫いています。(09モデルのみ白基調)

代わり映えしないという意見もありますが、リールマニア的には歴史を受け継いでいる感じがとても好感が持てます。

不安のないボディ剛性

18カルディアの画像
11モデルからボディにザイオンを使い続けているカルディア。

今回のモデルもたわみ感がなく、大物にもしっかり対応できるモデルに仕上がっています。

クラスを超えた巻き心地

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11・14モデルよりもしっとりした巻き心地です。ダイワらしい巻き出しの軽さも魅力で、下位機種の18フリームスと比べても明らかに初動が軽くなっています。

ボディ形状の刷新とタフデジギアの相乗効果なのか、前モデルで感じたオシレートの上下死点でのカチカチ感もなく、確実な進化を感じます。

フリームスとの違いは?

18カルディアの画像
ボディとローターの素材が、カルディアの方がワンランクの高いものを採用しています。(フリームスはDS5ボディ・DS4ローター)

そのほかには、フリームスはラインローラーのベアリング搭載が見送られており、ベアリング数は1個少なくなっています。

また、フリームスとは異なってスプール支持部にベアリングを追加できる形状なので、ドラグ性能を向上させる余地が残されています。

ここが気になる

巻き上げ力不足

18カルディアの画像
カルディアはローターにDS5という樹脂を採用しているため、ザイオンローターを搭載している上位機種と比べると、負荷がかかった時にたわんでパワーロスが生じます。

また、ギアの素材も上位機種より柔らかいため、セルテートやセオリーと比べてファイト時に巻き上げ力が不足している印象を持つかもしれません。

本当の新基準。

18カルディアの画像
現代の釣りを快適にするために必要な軽量化や、ラインローラーBBなどをしっかりと装備している点が好印象な18カルディア。

下位機種からステップアップする方は驚かれるはずですし、上位機種を使っている方でもストレスなく使えるはずです。

釣具店で手に取るだけでも、素質の高さが伝わってくると思いますよ。
撮影:TSURI HACK編集部
ITEM
ダイワ カルディア LT2500S-XH
自重(g):185
ギヤー比:6.2
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):87
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):4-150、5-120、6-100
PE(号-m):0.6-200、0.8-190、1-140
ベアリング(ボール/ローラー):6 / 1
ハンドル長さ(mm):55
ハンドルノブ仕様:I型

動画編はコチラ

筆者について

佐藤稜真

某リールチューンメーカー在籍時、Facebook・Instagram運営を手がけながら全国のイベントで年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つ。

中学生の頃からカタログのスペックを暗記するほどのリール好き。関東のフィールドでのエリアトラウト・シーバスフィッシングをメインにしている。

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ダイワ カルディア LT2500S-XH
18カルディアの画像
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佐藤 稜真
佐藤 稜真

TSURI HACK随一のリールマニア。特にスピニングリールをこよなく愛する気鋭の若手ライター。

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