シリテンジグのボディ

シリテンジグを実釣インプレ!唯一無二の柔らかいメタルジグです

2022/11/01 更新

メタルジグは金属の塊ですが……なんと、マドネスのシリテンジグは柔らかいジグなんです!
金属製のボディをシリコンで覆った構造は唯一無二。
そんなシリテンジグのアクションや飛距離などを詳しくインプレします!

目次

アイキャッチ画像提供:六畳一間の狼 SUU

一風変わったメタルジグ

シリテンジグ

メタルジグとは、鉛などの“金属の塊”であることは皆さんご存知ですよね。

プラグとは違って内部構造がないため、シルエットや重心位置等によって使い分けていると思いますが、中にはちょっと特殊なメタルジグもあります。

今回ご紹介するメタルジグはなんと、ボディが柔らかいんです!

その名はシリテンジグ

シリテンジグで釣ったタチウオ

マドネスから発売されているシリテンジグは、ボディ全体がシリコンで覆われていて、表面が柔らかいメタルジグなんです。

シリテンジグの他にもシリテンバイブやシリテンシンペンなどの“シリテンシリーズ”が発売されており、シリコンで覆われたルアーは言わばマドネスの十八番

今回は、そんなシリテンジグについて詳しくご紹介します!

シリテンジグってどんなジグ?

全体が柔らかい

シリテンジグのボディ

既に紹介した通り、全体がシリコンで覆われていて“柔らかい”ことがもっとも大きな特徴です。

とはいえ中身は金属なので、ボディ全体が折れ曲がるわけではありません。

ヒレの部分はシリコンだけで構成されているので、指で押すとグニャリと曲がります。

ミッドリアバランス

シリテンジグの重心位置

ボディを上から見ると、おそらくややリア寄りの重心位置だとわかります。

ミッドリアとも呼べるバランスによって、ジャーク時やフォール中のアクション、遠投性能を両立させているはず。

ボディを見ただけで、ただシリコンで覆ったわけではなく、細部までこだわって設計していることが伝わってきます。

銀粉カラーをラインナップ

銀粉カラーのシリテンジグ

“職業釣り師”として知られる小沼正弥氏が開発に関わっているだけあって、小沼氏らしい銀粉を用いたカラーがラインナップされています。

銀粉は一般的なメッキよりもアピールは弱いのですが、よりナチュラルでスレた魚に効くことが特徴。

銀粉カラー以外にも、ナチュラルなキラキラ感のあるカラーが多く、シリコンの生物感を活かしているように感じます。

シリテンジグの特徴

塗装が全然とれない

シリテンジグは塗装が剥げない

一般的なメタルジグは一度ぶつけると塗装が剥がれ、さらにその傷からペリペリと塗装が剥離し、使い込むと最終的には鉛剥き出しになってしまうものがほとんどです。

しかし、シリテンジグは派手にぶつけたり、ゴリゴリとボトムを引きずったりしても塗装が全然剥がれないんです!

ずっとキレイな状態で使い続けられるのは本当に素晴らしいし、唯一無二だと感じています。

フォールがゆっくり

シリテンジグのフォールアクションは比較的ゆっくりめで、ヒラヒラと落ちる感じです。

ボディを扁平に設計していることに加え、シリコンで覆うことでさらに表面積が広くなり、水受けが大きいからでしょう。

潮が速いところでは流されやすいとも言えますが、食わせる力はかなり強いと感じています。

十分飛ぶ

シリテンジグの飛距離

扁平ボディながら、重心位置が絶妙なせいか飛行姿勢は安定しており、スパーンと飛んでいってくれます。

ただし、シリコンで覆われている影響なのか、飛行姿勢やキャストフィールの割には“抜群の飛距離”とまではいかない感じ。

飛距離を計測したところ、10ftのロッドにPEライン1.0号で平均93.7mでした。

「キャストフィールの割には……」と思いましたが、実際に測ってみると十分飛んでいましたね。

音がしにくい

シリテンジグは音がしない

音がしにくいことはシリテンジグの大きな特徴です。

メタルジグは無音のルアーだと思われがちですが、じつはフックとの干渉音やボトムとの接触音を発しており、それらが海中に響いています。

しかし、シリテンジグはシリコンでコーティングされているのでほとんど音がしません。(アイやリング類があるので無音というわけではありません)

とくに魚へプレッシャーが掛かっている時は硬い音がマイナスに作用することが知られていますが、シリテンジグならそんな状況でもバイト率が落ちないと思います。

ちょっと高い

一般的なメタルルジグと比べ、ちょっと高価なのがシリテンジグの泣きどころ。

30gで定価1485円(税込)と、プラグと同じくらいの価格設定です。

でも、塗装が剥がれずに長く使い続けられるので、長期で見たら高くないどころか、むしろ安いかもしれません。

シリテンジグの出しどころ

フラットフィッシュ

フラットフィッシュ

シリテンジグはサーフのヒラメ・マゴチ狙いでかなり活躍してくれます。

フラットフィッシュをメタルジグで狙う場合は頻繁にボトムを取る必要があり、塗装が剥がれやすいのですが、シリテンジグは容赦無くボトムを取れるどころか、ズル引きだってOK。

また、リフト&フォールやストップ&ゴーなどのフォール系の誘いを多用するので、フォールスピードの遅さもかなり活きますね。

タチウオ

タチウオ

サーフや漁港のタチウオゲームでもシリテンジグは有効です。

タチウオはスローなフォールに反応することが多いため、フォールスピードの遅さはかなりの武器。

それに加え、鋭い牙でガシガシ噛まれても塗装が剥げないのも魅力です。

タチウオを狙う場合は、フックをトリプルフックにすることをおすすめします。

青物

青物

メタルジグといったらもちろん青物ですよね!

イナダやサバ、シイラなどの小型回遊魚を狙う時によく使っています。

ワンピッチジャークだけでなく、スローなフォールを活かしたリフト&フォールもよく釣れますよ。

シーバス

シーバス

もともとシリテンジグはシーバスに重きを置いて開発されたようです。

外洋エリアでのシーバスゲームはもちろん、ガンジギ(堤防際のバーチカルなジギング)にもバッチリなんだとか。

とくにシーバスはプレッシャーによって反応が変わる魚なので、シリコンボディで音が出にくいのは大きなアドバンテージですね。

かなり使い勝手がいいジグです!

シリテンジグで釣った青物

メタルジグというアイテム数が多いジャンルの中でも、シリテンジグはかなり個性がはっきりしたルアーです。

唯一無二のメタルジグなので、ボックスに忍ばせておくと釣りの幅が広がるはずですよ!

画像提供:六畳一間の狼 SUU

マドネス シリテンジグ

ラインナップ30-60g

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