ネーミングセンスに脱帽なアイテム
またまた見つけた気になる釣具。
●●したてのカニを模したアイテムなのですが、一体“何をしたて”なのでしょうか。
正解は脱皮したてのカニ。カニなど甲殻類ワームは数多くありますが、脱皮したてはあまり聞いたことがありませんよね。
今回はカニを模した極小ワームを実釣レビューしていきます。
動画本編はこちら
脱皮したてのカニの特徴
かめや釣具のオリジナルブランド、ファイブスターから発売の『脱皮したてのカニ』。
特徴はリアルなカニの形状でシルエットはカニそのものをトレース。
さらに甲殻類のフレーバー、アミノ酸も配合で匂いでも魚にアピールするのだそう。
なんといってもワーム素材のムニムニ感はまさしく商品名の通り、脱皮したてのカニ!
ワームの大きさも指先程度の赤ちゃんサイズで、見た目・サイズともにリアルな仕様となっています。
いざ、脱皮したてのカニで実釣
軽めのジグヘッドで使ってみると、リアルなカニの形に魅せられてか相当なアタリの数。頻繁にワームが魚にこづかれます。
すぐにボロボロになりがちなソフト素材のワームですが、脱皮したてのカニの耐久性はかなり良さそうです。
ただ魚が小さすぎるのか、それともフックの大きさが問題なのか、なかなか魚がのりません。
魚が小さいと予想しロッドをライトなアジングロッドに持ち替え、ジグヘッドに極小のアシストフックもセッティング。ボトムを引いてみます。
すると今度は魚がノリました! これまでのアタリの正体はおそらくハゼ。
続いて岸際でコトヒキもヒット。ライトなセッティングではかなり遊べそうです。
驚きの高級魚がヒット
後日、ハゼなどが釣れたポイントを満潮時から狙っていくことに。今回もノラないもののアタリは多数。魚の反応は良さそうです。
脱皮したてのカニに期待をこめつつキャストを繰り返すと明らかにハゼではない引き。
慎重なファイトで寄せた魚はなんとトラフグ! この高級魚のヒットには釣り上げたまっちゃん本人も驚愕です。
とはいえ、フグの調理師免許を有していない我々ではさすがに調理できないので、海におかえりいただきました。
ライトゲームと相性良しなリアルワーム
今回インプレをした脱皮したてのカニ。赤ちゃんガニのような小粒サイズ、脱皮したてのような軟らかい素材のためか、非常にアタリが多くありました。
アジングのジグヘッドやオフセットフックなどフックサイズは幅広く持っていた方が、状況にあわせていろいろな魚が狙えそうです。
最初は名前からして悪ノリしたアイテムかと思いきや、堤防からの根魚狙いにも良さそうな、実力あるワームでした。
『脱皮したてのカニ』インプレ動画もぜひご覧くださいね!