20ルビアスで釣ったマゴチ

ダイワ「20ルビアス」をエキスパートが辛口インプレ!サーフで酷使してみたら…

2020年に5年ぶりのモデルチェンジが行われたルビアス。そんな20ルビアスLT4000C-XHをサーフで酷使しました。100匹以上のフラットフィッシュを仕留めてわかったルビアスの素性を辛口インプレします!

目次

アイキャッチ画像提供:目黒毅久

ダイワ20ルビアス

20ルビアス

2020年に5年振りのフルモデルチェンジを果たしたルビアス。

ダイワのスピニングリールの中ではかなり歴史が長いモデルで、今使っている方や過去に使われていた方も多いのではないでしょうか?

今回のルビアスは、唯一のザイオン製モノコックボディを採用したことによって、従来モデルよりもさらに軽くて強くなっている所が注目点。

そんな20ルビアスに期待をして購入しましたので、ビシバシとインプレッションしてみたいと思います!

21釣行・約65時間使ってみて

20ルビアスLT4000C-XH

今回、私が購入したのはLT4000C-XH。フラットフィッシュやライトショアジギングで1番人気のモデルです。

購入後、サーフゲームを21釣行(約65時間)こなし、マゴチ98本・ヒラメ7枚・イナダ4本をキャッチしました。

まず、使用感としては軽さが際立ちます。

自重は215gなので19ヴァンキッシュ4000XGの200gに対して15gも重いのですが、体感ではルビアスが重いと感じない程の軽さです。

通常はリールに15gも差があると明らかに違いがあるのですが、これには理由があります。

同じ4000番のリールを比較すると、明らかにダイワのリールの方がコンパクトかつリールの重心がロッドに近いのです。それゆえに、カタログスペックには現れない軽さを20ルビアスに感じました。

また、より強くなったと言われていますが、確かにギアが大径化したからか現時点では回転性能は全く落ちておらず、初期性能は維持したまま使えています。

メンテナンスは特別なことはしておらず、基本は汚れたと感じた時の水洗いのみで、まだ注油すらしていません。従来のルビアスに比べてタフに仕上がっているのは間違いなさそうです。

20ルビアスの長所とは

サーフフィッシング

繰り返しになりますが、やはりルビアスの最大の長所は軽さです。

普段は19セルテートの4000番を愛用しており、その自重は235g。差は20gですが操作感に軽快さが生まれます。

より繊細な釣りをしたい方や長時間釣りをする方には大きなアドバンテージとなるでしょう。

また、モノコックボディの恩恵でギアが従来モデルより大きく、強度が大幅に上がっていますので、下位機種と比べた際の大きな長所だと感じています。

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