ダイワ「20ルビアス」をエキスパートが辛口インプレ!サーフで酷使してみたら…

2020/07/08 更新

2020年に5年ぶりのモデルチェンジが行われたルビアス。そんな20ルビアスLT4000C-XHをサーフで酷使しました。100匹以上のフラットフィッシュを仕留めてわかったルビアスの素性を辛口インプレします!


アイキャッチ画像提供:目黒毅久

ダイワ20ルビアス


2020年に5年振りのフルモデルチェンジを果たしたルビアス。

ダイワのスピニングリールの中ではかなり歴史が長いモデルで、今使っている方や過去に使われていた方も多いのではないでしょうか?

今回のルビアスは、唯一のザイオン製モノコックボディを採用したことによって、従来モデルよりもさらに軽くて強くなっている所が注目点。

そんな20ルビアスに期待をして購入しましたので、ビシバシとインプレッションしてみたいと思います!

21釣行・約65時間使ってみて


今回、私が購入したのはLT4000C-XH。フラットフィッシュやライトショアジギングで1番人気のモデルです。

購入後、サーフゲームを21釣行(約65時間)こなし、マゴチ98本・ヒラメ7枚・イナダ4本をキャッチしました。

まず、使用感としては軽さが際立ちます。

自重は215gなので19ヴァンキッシュ4000XGの200gに対して15gも重いのですが、体感ではルビアスが重いと感じない程の軽さです。

通常はリールに15gも差があると明らかに違いがあるのですが、これには理由があります。

同じ4000番のリールを比較すると、明らかにダイワのリールの方がコンパクトかつリールの重心がロッドに近いのです。それゆえに、カタログスペックには現れない軽さを20ルビアスに感じました。

また、より強くなったと言われていますが、確かにギアが大径化したからか現時点では回転性能は全く落ちておらず、初期性能は維持したまま使えています。

メンテナンスは特別なことはしておらず、基本は汚れたと感じた時の水洗いのみで、まだ注油すらしていません。従来のルビアスに比べてタフに仕上がっているのは間違いなさそうです。

20ルビアスの長所とは


繰り返しになりますが、やはりルビアスの最大の長所は軽さです。

普段は19セルテートの4000番を愛用しており、その自重は235g。差は20gですが操作感に軽快さが生まれます。

より繊細な釣りをしたい方や長時間釣りをする方には大きなアドバンテージとなるでしょう。

また、モノコックボディの恩恵でギアが従来モデルより大きく、強度が大幅に上がっていますので、下位機種と比べた際の大きな長所だと感じています。


20ルビアスの短所とは


20ルビアスの短所は“価格なりの出来栄え”という所でしょう。

折角のモノコックボディも、右側は金属のエンジンプレートではなくザイオン製のセットプレートです。

ここはセルテートと同じ両側エンジンプレートか、せめてイグジストのような金属製セットプレートにして欲しかった……。

セットプレートとエンジンプレートの差なのかは分かりませんが、やはりセルテートに比べると巻き上げトルクは明らかに劣ります。

また、上位機種と比較すると巻き心地・巻き感度が若干悪いです。

おそらく理由はギアで、20ルビアスはタフデジギアを搭載しており、マシンカットタフデジギアではありません。それゆえにギアの精度が少し低いのか、巻き感は明らかに劣ります。

個人的には、価格が上がっても良いからエンジンプレートとマシンカットタフデジギアは装備して欲しい所でした。

ミドルクラスリールとの比較

ルビアスの購入を検討する際に候補になるであろう、ダイワのミドルクラスリールとの使用感を比較してみました。

19セルテート

実売価格で約1万円高い19セルテート。今の私のメイン機になっています。

20ルビアスに比べると軽快さは劣りますが、剛性・巻き心地・巻き感度・巻き上げトルクが1ランク上のリールです。

サーフの場合だと、根周りや青物まで視野に入れるならセルテート、通常の砂浜や砂利浜ならルビアスで十分だと思います。

19バリスティック


実売価格がほぼ同じ19バリスティックですが、使用感として1番大きな差が出るのは巻き心地と巻き感度です。

19バリスティックはマシンカットタフデジギアを搭載しており、回し比べたら巻き感の差が一目瞭然でわかります。

ただし、ボディ剛性やギア強度は間違いなく20ルビアスが上なので、どちらを選ぶかは悩ましい所です。

総合評価は……?


さて、少々辛口のインプレッションになりましたが如何でしたでしょうか。

実際に使ってみると、20ルビアスは従来のルビアスに比べて大幅に進化したことがよく分かりました。

実売価格が3万円を切るリールでは驚きの軽快さと強度を兼ね備えたリールに仕上がっていると思います。その反面、上位機種と比較すると“価格なりの差”が明確にあるのもまた事実です。

エントリーモデルからのステップアップを考えている方や、軽快な操作感を求める方には最適なリールと言えるでしょう。
画像提供:目黒毅久

筆者の紹介


目黒毅久

サーフのフラットフィッシュがメインですが、シーバス・ライトロック・トラウト ・オフショア等も楽しんでいます。

サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN・ADUSTA。宮城県在住。

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目黒 毅久
目黒 毅久

サーフのフラットフィッシュがメインで年間300以上のフラットフィッシュをキャッチする。 他にシーバス、ライトロック、トラウト 、オフショア等釣り全般をこなす。サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN・ADUSTA。宮城県在住。

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