パタゴニアの「R1 エア・クルー」が想像以上だ

パタゴニア製品を積極的に使うようになって数年。
使えば使うほどに製品それぞれが持つ“意味”を理解できるようになり、僕の釣りに限らず生活にも欠かせないアイテムとなりました。
今回は試しに購入してみたフリースタイプの『R1 エア・クルー』。

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アウターとしても使えるほど想像以上の機能性を持ったアイテムだったため、ご紹介します。
R1 エア・クルーとは?

R1とは、パタゴニアが誇るフリース生地の中間着(ミッドレイヤー)シリーズの名称で、「軽量で暖かく、通気性に優れる」という相反する要素を両立した名作ラインです。
その中のひとつが、僕が着用している「R1 エア・クルー」。R1 エアという素材を採用したタイプで、軽さと通気性に優れています。
他にも “無印R1” や “R1 サーマル” といった素材違い、ジャケットやフーディといった型違いなど、用途や環境に合わせて選べるバリエーションが豊富です。

ちなみにR2というモデルもあり、R1よりも厚手で、さらに高い保温性を備えたシリーズです。

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僕は状況に応じてR1とR2を使い分けています。
具体的には、下半身が冷えやすい体質なので、上半身にはR1、下半身にはR2を組み合わせることで、冬でも非常に快適に過ごせます。
R1 エア・クルーと釣りの相性は最高

釣りは寒さ・風・濡れの心配がある一方で、日中は暑くなったり、日陰に入ると急に冷えたりと、環境変化が激しいアクティビティです。
R1 エア・クルーの真価は、その“中間着としてのちょうど良さ”にあります。
厚すぎず薄すぎず、保温性と通気性のバランスが絶妙。汗をかいても空気が抜けやすいので、すぐ乾いてくれます。
この“ちょうど良さ”が、一日中の釣りを快適にしてくれる理由です。

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「暑いのか寒いのか分からない」——そんな日でも、ミッドレイヤーとして着ておけば温度変化へのストレスがぐっと減ります。
温かさをしっかり確保

ジグザグ構造の生地が適度に熱を閉じ込めるため、とても温かく、フリースならではの肌触りの良さで着心地も抜群です。
通気性の良さ

さらに、温かさとのバランスを取るために通気性も高く、温かいのに熱はこもりにくい構造になっています。空気がしっかり抜けてくれるのが特徴です。
この“温かさと通気性の両立”こそがR1 エア・クルーの最大の魅力で、ほど良い保温性をキープしてくれるため、例えば磯を歩いて汗をかいても、その汗で体が冷えるのを防いでくれます。

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まさに、相反する要素をバランス良く両立したミッドレイヤーと言えるでしょう。
フィット感と動きやすさ

パタゴニアにはゆったり着るタイプとフィットするタイプがありますが、R1 エア・クルーはフィットタイプ。
生地が軽くソフトなので、着心地は抜群です。

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ちなみに僕は173cm・58kgでSサイズを着用。Mサイズの、少しゆったり着られるサイズも欲しいなと思っています。

重量は“エア”の名の通り約200gと非常に軽く、着ていて重さによるストレスをほとんど感じません。
「着ていることを忘れる」というとさすがに大げさですが、それに近い軽さを実感できます。
ニオイに強い

通気性が良いのでニオイがこもりにくく、一般的なフリースと比べてもニオイがつきにくい印象です。
それでも万が一ニオイがついてしまっても、速乾性が非常に高いため、洗濯してもすぐ乾きます。

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1枚持っておくだけで毎日着回せる便利さです。
あまりに着やすくて、ある時期は毎日のように着ており、ついにはパジャマ代わりに使っていたこともありました(笑)
僕のR1 エア・クルーの着用例

参考までに、僕の釣行時のR1 エア・クルーの着用例を紹介します。
まずベースレイヤーを着用し、その上にR1 エア・クルーをミッドレイヤーとして重ねます。あとは気温に合わせてアウターで微調整する、というシンプルな組み合わせです。
このときポイントになるのが、どんなベースレイヤーを選ぶか。ここで保温性能が大きく変わります。
通気性の高いベースレイヤーなら空気が抜けやすく(晩春・秋向き)、保温性の高いタイプならしっかり温かく過ごせます(冬・早春向け)。
つまり、ベースレイヤーで“温度調整の方向性”を決め、寒い場面ではアウターで熱を閉じ込めることで、自然な温かさを循環させてキープできるというわけです。
一年中重宝する一枚

R1 エア・クルーは、一年を通して活躍するフリース生地の万能ミッドレイヤーです。
寒い季節はベースレイヤーの上に重ねて中間着として、春や秋ならアウター代わりにちょうどいい。
軽量で通気性が高く、動いても蒸れにくいのに、休憩中はしっかり保温してくれる。その絶妙なバランスが、釣りでも日常でも手放せなくなる理由です。
朝夕で気温差のある河川や海辺では、とくにその真価を発揮します。洗ってもすぐ乾き、ニオイも残りにくいので、旅や車中泊でも重宝します。
気がつけば、どの季節でもこれに戻ってくる——そんな“一年中頼れる一枚”です。
撮影:DAISUKE KOBAYASHI






