エギングロッドについて
エギを操ってアオリイカを狙うエギングは、堤防などから手軽に楽しめて多くの釣り人に人気です。
人気故に多くのアイテムが発売されており、ロッド選びもだんだんと複雑になってきているのが近年の状況といえるでしょう。
本記事では、元釣具屋の筆者がエギングロッドの選び方を解説し、独自に調査した人気エギングロッドランキングを発表します。
エギングロッドの特徴
エギングロッドは、エギをシャクること、イカのアタリを取ることに特化したロッドです。
エギを鋭くダートさせるために反発を高め、1日中シャクり続けても疲れないように軽さも重視されています。
また、軽くなることで感度が高まってイカのアタリも感じやすくなるため、高額なロッドほど軽量かつ高感度です。
エギングロッドの選び方とは?
まずはエギングロッドの選び方を解説します。
基本的に、エギングロッドを選ぶ際は、長さと硬さ(パワー)、軽さに注目しましょう。
長さは好みや釣り方に応じて
パワーはエギのサイズと釣り方に合わせる
他のルアーロッドと同様に、エギングロッドにも数段階のパワー(硬さ)の設定があります。
メーカーによっても若干の差異はありますが、パワーを大きく3段階に分けて、それぞれの適正を解説します。
小型エギや浅場にはL〜MLクラス
LやMLクラスは柔らかいロッドに分類されます。
竿がよく曲がることで軽いエギでも飛距離を稼げ、シャクってもエギが動き過ぎないことがメリットです。
とくに秋イカに使用する小型のエギは重量が軽く、シャクリすぎると浮いてしまうので柔らかめのロッドと好相性。
また、軽くて感度がよく、ロッドが柔軟に力を吸収してくれるために身切れを軽減できることも特徴です。
ただし、重たいエギは飛距離を伸ばしにくく、シャクッた際の抵抗を大きく感じます。
オールラウンドなMクラス
軽さにも要注目
ティップは2パターン
ガイドも2パターン
エギングに代用できるロッドとは?
おすすめエギングロッドランキングBEST30!
TSURI HACKでは、以下の内容でエギンガーを対象にしたアンケート調査を実施、得られた2340件の回答を元に“エギングロッドBEST30”を決定しました!
アンケート内容:ベストだと思うエギングロッドを1本選出(1人1票)、指定の項目を5段階で評価。
回答期間:2023年5月2日〜5月21日
ランキング方法:獲得票数順。
集計方法:年式ごとに1モデルとして扱い、番手違いは合算。モデルが特定できない回答は無効扱い。
ダイワ エメラルダスMX 86M・N
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.88
- キャストフィール ★3.95
- 感度 ★3.8
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 95 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:142(6.06%)
栄えある人気エギングロッド第1位に輝いたのは、ダイワのエメラルダスMXでした!
数あるエメラルダスシリーズの中で、エントリーモデルでもなく、ハイエンドモデルでもなく、ミドルグレードのMXがトップに。
上位モデルに採用されている軽量高強度なカーボン素材のHVFナノプラス、ネジレを防ぐ構造のX45がブランクに採用されており、しなやかながらブレのない使用感に仕上がっています。
ガイドはすべてSiCリングのKガイドセッティングにより、飛距離やトラブルレス性能も優秀。
リールシートには、オリジナルのカーボン製エアセンサーシートを採用し、軽量かつ高感度で操作性にも優れています。
コスパの良さを評価する声が非常に多く、価格に対しての性能の良さに満足したユーザーが多かったです。
ポジティブ評価
エメラルダスストイストも使った経験があるが、価格と比較するとMXのコスパの良さが分かる!何より軽いのでランガンメインでのエギングを行う自分にとって疲れにくさも評価ポイント。
エギングにやっと慣れてきた頃にメジャークラフト ファーストキャストから乗り換えて使い始めました。正直当たりってなんぞや?と思いながら実釣をしていましたが、このロッドに変えてから今まで以上に当たりの感覚がわかり、釣果が格段に上がりました!
ロッドの収束スピードがお気に入り スタンダードクラスなのに無駄にブレないからイカが抱いたときの微かな違和感を感じやすい
ネガティブ評価
リールシートがアップロックなのでキャスト時などに触れて緩んでないか心配になる?
エンドグリップがもっと短かったらいいな。
若干の先重感
ダイワ エメラルダス X 86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.54
- キャストフィール ★3.65
- 感度 ★3.42
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 120 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.2 |
獲得票数:118(5.04%)
第2位には、エメラルダスシリーズのエントリーモデルであるエメラルダスXがランクイン!
バット部がブレーディングXという構造で補強されており、剛性感のあるシャープなフィーリングに仕上がっています。
下位機種のエギングXには搭載されていなかったSiCガイドをトップガイドに搭載。
こちらもトップのエメラルダスMXと同様、「コスパに優れる」という意見が多く見受けられました。
MX以上にリーズナブルで手に入れやすい価格帯ながら、満足できる使用感が高評価の理由でしょう。
ポジティブ評価
エントリーモデルですが飛距離十分、感度も不足を感じず、取り回しも良いです。
新子メインの地域なので親イカや大型はターゲット外としていますが、この竿で1日100杯釣る事も難しくない程の性能です! キャストフィールは上位機種には敵わないが新子のアタックや潮流は問題ない感度だと思います。 使用者の集中力や経験、他タックルバランスもあるが、この価格で各メーカー上位機種使用者に勝てる時もあるのでコスパの点でも最強です。
コスパがよく、エギング入門にちょうど良いお手頃な値段な所、釣りによって使い分けるほど多くのロッドを持っていないので結構色々な釣りに使ってしまいますが特に問題なく使えるところ
ネガティブ評価
やはりエントリーモデルだけあってだるさが目立つ。キャスト時のリリースポイントを制御するのがハイエンドやミドルクラスに比べて難しい。感度も劣る。
キャスト時のガイド絡みが気になります 細い糸を使えば使うほど絡む印象です
キャスト時のライン抜けに不満
ダイワ エメラルダス AIR AGS 86M・R
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.26
- キャストフィール ★4.2
- 感度 ★4.31
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 88 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:115(4.91%)
第3位は、エメラルダスMXの上位モデルであるエメラルダスAIR AGSです。
トップ3をダイワ製エギングロッドが独占しており、エメラルダスシリーズの人気の高さが伺えますね。
AIR AGSはモデル名の通り、ダイワ独自のAGS(カーボンフレームガイド)を搭載しており、軽量化を追求しているのが大きな特徴です。
感度と軽さを評価する声が多く、エギング中級者以上も納得させられる性能を備えているのが人気の理由といえるでしょう。
86Mはベーシックな調子ですが、各テスターが監修したマニアックな番手が揃っているのもシリーズとしての魅力でもあります。
ポジティブ評価
初めに軽さです。一日中シャクっていても疲れずらい所はいつも本当に助けられています。私はオカッパリがほとんどなので、 まず軽さはとても重視しています。 それとハリが程よくあるので、とてもしゃくりやすく操作性が良いと感じています。 かけた後もバットパワーがあるので、2キロUPも難なくやり取りできる点などが使い続けている魅力です!!
初めてキャストして着底させた時、ロッドから伝わる感度に感動したのを、覚えています。地元ではナイト釣行が多い為、地形を把握する上で多いに助かってます。
キャスト時の振り抜けの良さ、糸絡みの少なさ、しなやかな曲りでランディング時にイカを寄せてくれる所
ネガティブ評価
agsガイドなので竿の扱いに気を遣う。
個人的にもう少しエンドの方に重心があってもよかった
AGSの恩恵がイマイチ分からない。
シマノ セフィア BB S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.58
- キャストフィール ★3.58
- 感度 ★3.58
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 110 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:98(4.18%)
第4位は、シマノ製エギングロッドのエントリーモデルであるセフィアBBがランクイン。
カーボンテープをX状に締め上げ、ネジレを抑え込むハイパワーXをブランクに採用。
少し重いという評価もありますが、ブランクには剛性と反発力があるので操作時のブレが少なく、快適にエギングが楽しめます。
エントリーモデルらしく価格やコスパを評価する声が多かったのですが、「デザインが好き」という意見も多く見受けられました。
ポジティブ評価
エギングでシーバスロッドを使ってやっていたが、釣れず専用のロッドに変えた途端世界が変わったようにイカのあたりが取れるようになり初心者の自分でも釣ることができた。自分の住んでいる地域では秋の小型しか釣れないためかなりシビアなあたりも取れるようになり感動
比較的安価だが、私のようなエギング初心者にとっては必要十分でエギの操作性も良いように感じる。
7年前のセフィアssから買い替えで進化に驚いた
ネガティブ評価
ハイエンドモデルに比べて少しダルさがある
ロッドの重量が少し重いかな
ガイド抜けが少々悪い点
シマノ セフィア XR S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.02
- キャストフィール ★4
- 感度 ★4.04
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 100 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:98(4.18%)
セフィアBBと同獲得票数で、セフィアXRが同率4位にランクイン。
セフィアSSの上位機種としてラインナップされており、旧セフィアCI4+の後継モデルです。
東レのナノアロイ®️テクノロジーを採用して、高強度化したスパイラルXコアが導入され、細身軽量で高感度なブランクに仕上がっています。
また、トラブルレスなXガイドや中空構造によって感度を高めるカーボンモノコックグリップなど、シマノの独自技術が多く採用されているのも特徴です。
「軽量かつ高感度」という声が多いのはもちろん、ガイドやカーボンモノコックなどシマノの独自技術を高評価する声も多かったです。
ポジティブ評価
以前はセフィアCi4+を使っていまして何も不自由無かったのですが、折れたのを機に後継のXRに買い替え。自重だけで見ると少し重量増なのに、全く感じさせないキャストフィールはカーボンモノコックと言われるグリップエンドの部分の恩恵かと思います。 次は必然的にエクスチューンということになりますが、とても買えない…
とにかく軽い、しゃくりに慣れない最初でも、とりあえずそれっぽい事をしたら釣果を上げられる程のしなやかさと感度
デザイン
カラー
しゃくり時のブレのなさ
気持ちの良いしなり
ネガティブ評価
感度が良すぎて底を当たりと勘違いしてしまう事です
モノコックグリップが傷付きやすく磯場での使用にためらいがある
シマノ特有のハリのあるロッドなのでMLであってもパリッとしているのでキャスト時にエギの重さを乗っけてロッドを曲げる感覚がまだ掴みきれてない人だと手が疲れるかもしれない。
ヤマガブランクス メビウス 86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.99
- キャストフィール ★4.12
- 感度 ★3.86
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 98 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 121 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:88(5.4%)
品質の高い国産ブランクスメーカーとして定評のある、ヤマガブランクスのミドルクラスロッドが6位にランクイン。
ダイワ・シマノのロッドが上位にズラリと並んだ中、ここでヤマガブランクスが食い込んできました。
製法や素材だけでなく、設計と工場の品質にもこだわって製造され、純国産でありながらも価格は抑えめ。
しなやかに曲がりこみつつも粘り強いバットを備えた、ヤマガブランクスらしい調子を推すユーザーが多かったです。
2018年からのロングセラーモデルなので、ユーザー数が多いのも上位に入った理由のひとつでしょう。
ポジティブ評価
エギングロッドとしては全体的に曲がるロッドなのでキャスト、ジャークが楽。さらに、他のエギングロッドと比べて他の釣りに転用しやすい。実際、アオリイカが釣れないのでジグヘッド+ワームでマゴチ狙いをしてマゴチを釣ることも。 あとガイドが多い分風が吹いていてもティップにラインが絡む心配をあまりしなくて良い。
ヤマガブランクス特有の曲がりの良さと、シャクリ疲れない軽さ、あたりの取りやすさが最高だから。 2キロオーバーのアオリイカを難なく寄せることができた。
表示重量以上に軽く感じ、バット部分からしっかり曲がってくれ、バラシが非常に少ない。
ネガティブ評価
キャスト時のラインの暴れ。
よく曲がる分、投げた時やシャクリの時のダルさは多少あります。
激しいシャクリやクイックな誘いには向かない。
シマノ セフィア エクスチューン S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.37
- キャストフィール ★4.36
- 感度 ★4.37
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 107 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:83(3.54%)
セフィアXRの上位機種である、セフィアエクスチューンが第7位にランクインしました。
スパイラルXコアを採用しているのはXRと同じですが、ナノピッチが導入されたことによってブランクの強度がさらに高まっています。
また、継部分をアクティブフェルール化し、非常にスムーズな荷重移動を実現していることも特徴。
ソルトルアーロッドとしては珍しいコルクグリップですが、そのデザインや手への馴染みが気に入っているユーザーが多く、ネガティブな評価が少なかった点も印象的でした。
以前はトルザイトガイドが搭載されていましたが、現在はSiCガイドに仕様変更されています。
ポジティブ評価
Xガイドのキャストフィールの良さをはじめてのキャストで感じたことと、使用されているブランクスによって潮やイカの感度がこれほど左右されるのか、と感じさせてくれるロッドであることです。
正直、イカが居ればロッド、リールは関係ないと思っていた所、友人から借りたロッドシマノエクスチューンを使った所、感度当たりがものすごく正確にわかり操作性もいいのが凄くて印象的に残り購入しました。。
以前使っていたのはエメラルダスV 86mでした。 知り合いに同じ番手のエクスチューンを触らせてもらい一目惚れしそれから約1年間使用してきました。 以前はラインで主にアタリを取っていたのですがエクスチューンの感度は格段に違い手感度でアタリを取れるようになったのでエギングゲームが倍以上に楽しくなりました。 遠投性、操作性、感度、デザイン、全てにおいて大満足なロッドです。
ネガティブ評価
強いて言えば、カーボンモノコックグリップ。
コレがちょっと使ってて怖い部分ですね〜(汗)
グリップエンドは、立て掛けたり、ロッドホルダーに差し込んだりして結構あちこちに干渉する部位なので、カーボン素材ということもあって気を遣います(苦笑)
勿論、ゴム状に薄くコーティングはありますが、それでも素材が素材なだけに破損が怖くて庇いたくなりますね~(汗)
コルク部分が破損しやすい
シマノ セフィア TT S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.66
- キャストフィール ★3.81
- 感度 ★3.5
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 105 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:44(1.88%)
セフィアTTはセフィアBBの上位モデルに当たり、第8位にもシマノ製ロッドが並ぶ結果に。
トップ3はダイワの独壇場となってしまったものの、シマノのエギングロッドも他メーカーには負けていません。
ブランクには上位機種と共通のスパイラルXを採用しており、この点がセフィアBBとの大きな違いです。
ブランクの性能に磨きがかかり、キャストやジャークがより快適に行えます。
実際、「キャストがしやすい」や「ジャークしやすい」など、ブランクの良さを評価する声が多かったですね。
ポジティブ評価
シマノの竿ならではのシャカシャカ感とロッドの復元力の強さ。 1〜2kgだと気にせずファイトできる安心感が強いです。
値段が2万円を切るのに自重100gを切っているところ。始めた頃は他メーカーのロッドを使っていたが、当たりが分からなかったためこちらに変えた所、当たりがとても分かるようになった。(エギング1年目はアオリイカ1杯だったのが、2年目は40杯ほど釣れた)。
軽くて、シャキッとした振り抜き感
ネガティブ評価
グリップの長さが少し長い
バランスがいまいち
自重が軽いためか大きい個体を釣った時にパワー不足を感じる
ダイワ エメラルダス ストイスト RT 84M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.64
- キャストフィール ★4.63
- 感度 ★4.65
全長(ft) | 8'4" |
---|---|
自重(g) | 84 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 130 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.0 |
獲得票数:38(1.62%)
第9位には、エメラルダスシリーズの最上位機種であるストイストRTがランクイン。
軽量化によって感度を上げるために、超高弾性のSVFコンパイルXナノプラスやカーボンラッピングのAGSが搭載されています。
ネジレを防ぐ強化構造のX45フルシールド、継部のパワーロスを抑えるVジョイントαも採用され、まさにフルスペック。
軽さと操作性を極限まで追求したレーシングチューンなので、とくに感度を評価する声が多く見受けられました。
高額ではありますが、圧倒的な軽さと感度を求める方にはイチオシのモデルです。
ポジティブ評価
とにかく軽くて感度がいい。長時間振っても疲労感がなく、小さなあたりも逃さない感じです。
しゃくった時のしなやかな曲がりとティップの戻りのはやさが絶妙
遠投能力の高さと感度がいいこと
ネガティブ評価
なかなか手に入らないこと
ガイドが小さいので夜、ラインを通す時に大変
細過ぎるので、折れそうで怖い
メジャークラフト エギゾースト 5G EZ5-862M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.24
- キャストフィール ★4.13
- 感度 ★4.35
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 2 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | - |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.2 |
獲得票数:37(1.58%)
コストパフォーマンスに優れるメジャークラフト製のロッドが、第10位にランクイン。
リーズナブルな価格ながらトレカ®︎T1100Gカーボンを採用し、さらに新製法のR360構造を組み合わせて、軽量に仕上がっているのが特徴です。
珍しいカーボンフレームのSiCガイドが搭載され、穂先を軽くすることでブレが少なくしているのもポイント。
やはり軽さを評価する声が多く、「2万円ほどで買えるのにこのスペック!?」という点が人気の理由といえるでしょう。
ポジティブ評価
軽い、安い、使いやすい!他メーカーなら4万円台のロッド
価格帯と性能のバランスの良さが現行機では頭一つ二つ飛びぬけてる印象がある一本。
まだまだエギング初心者ですけどよく曲がってくれて軽い力でエギを飛ばせて
でもハリがないのかというとそうじゃなくてしゃくりも楽で最初の一本にこれを選んで本当に良かったなと思いました。
軽さと感度。知人のハイエンドクラスのロッドに比べても遜色なく使える。
初めて使用した時に、飛距離の増加とイカパンチの当たりが凄くわかって驚いたのを覚えてます。
ネガティブ評価
リールナットが緩みやすい
キャスト時に穂先が弱く感じる
グリップが安っぽい
オリムピック カラマレッティ 20GCALS-852M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.98
- キャストフィール ★4.06
- 感度 ★3.9
全長(ft) | 8'5" |
---|---|
自重(g) | 91 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 122.4 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-0.8 |
獲得票数:31(1.32%)
オリムピックのスタンダードモデルであるカラマレッティが第11位に!
オリムピックはヤマガブランクスと同じく、高品質な国産ブランクスメーカーとして評価されています。
ブランクには、45°方向に交差させて配列したカーボンを織り込むクワトログラファイトクロスXXを採用。
復元力を高める多層構造を用いた独自のGマップス製法も採用され、ブレのない高弾性なロッドに仕上がっています。
強めに設計されたバットパワーによって、キレのあるダートアクションを生み出せるロッドです。
ポジティブ評価
秋の新子、春の親イカまでオールマイティに使え、持ち重りを感じさせない軽さが気に入っている。よほどの強風や雑に扱わない限り、糸がらみはありません。
イカパンチや抱いた時の感度は十分感じることができ、微妙な違和感で乗ることも幾度となくあった。価格から考えるとコストパフォーマンスの高い一本だと思う。
ハイエンドでは無いが、軽くて振りやすい。
4日連続で、エギングに行っても腕の疲労感がほぼ無かった。
キャスト時の糸抜けもよく程よく柔らかいがバットはしっかりしている
ネガティブ評価
若干張りが強いため、3.5号・4号になると手首への負担を感じる。
特には無いが感度に関してはミドルクラス
ハイエンドには敵いません。
少し太いので空気抵抗を受けやすい点。
ダイワ エギングX 86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.41
- キャストフィール ★3.55
- 感度 ★3.27
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 113 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.0 |
獲得票数:29(1.23%)
第12位には、ダイワ製エギングロッドのエントリーモデルがランクインしました。
バット部にカーボンテープをX状に巻き付けて強度を高める、ブレーディングXを採用。これによってしなやかながらブレが少なく、軽快にエギを操作できます。
実売1万円以下のリーズナブルな価格ながら、入門者でも安心して使えるスペックが人気を得た模様。
上位に当たるエメラルダスXとの差は、トップガイドの仕様とコスメ程度。じつは、エギングXの方が軽いことをご存じでしたか?(86M比で7g軽量)
ポジティブ評価
入門用にしては十分使いやすい
安いし見た目がいい
安い、頑丈、磯場でガンガン使える、Kガイドでトラブルレス、100gを切る自重、潮流も分かる
ネガティブ評価
ティップの感度が悪い
先重りがする
ややダルい
シマノ セフィア リミテッド S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.7
- キャストフィール ★4.6
- 感度 ★4.8
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 104 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:27(1.15%)
フラッグシップのエクスチューンのさらに上を行く、セフィアリミテッドが第13位に。
「軽くて強い」を徹底追求しており、バランスや各パーツの設計を見直すことで真の軽量化を実現しています。
ブランクの素材には高弾性かつ高強度なトレカ®︎M40Xを採用し、エクスチューンよりもさらに細身に。
その他、リールシートには高感度なカーボンシェルグリップが採用されていたり、モノコックグリップも新形状になっていたりと、細部もエクスチューンとは異なります。
超高額ロッドゆえにユーザー数が限られ、ランキングは低めになりましたが、ユーザーからは非常に高い評価を得ています。
ポジティブ評価
真の軽さがわかる。1日シャクってもまったく疲れない。
エギを抱いた時の違和感がダイレクトに伝わってくる。飛距離が出やすく広範囲が探れる。
キャスト時の竿の反発力がとても使いやすい。
かけた時には気持ちよく曲がるのでイカファイトを楽しめる。
ネガティブ評価
雨の日カーボンモノコックが滑る
感度が良すぎて早合せしてしまう
普段の取り扱いに気を使う
ダイワ エメラルダス ストイスト RT IL 81M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.56
- キャストフィール ★4.64
- 感度 ★4.48
全長(ft) | 8'1" |
---|---|
自重(g) | 86 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 127 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.0 |
獲得票数:25(1.06%)
第14位には、ストイストRTのインターラインモデルがランクインしました。
軽さと感度を追求したレーシングチューンモデルに、インターラインによるトラブルレス性能をプラス。
ライントラブルが少ない点を評価しているユーザーが多く、強風下等でもより快適にエギングが楽しめるのは間違いないでしょう。また、オリジナルのRTと同じく、感度に対する高評価も目立ちました。
ロッドに対するネガティブな評価はほとんどなく、ラインの通しにくさやメンテナンス性の悪さなど、インターラインそのものに対する意見が多かったです。
ポジティブ評価
風の影響を受けにくい。ガイドのトラブルが無い。
軽くてとにかく感度がいい。流れの変化や着底など微妙な変化がわかりやすい。
インターラインでもアウトガイドのロッドと遜色ない飛距離。感度はこちらが上と感じる。
イカパンチもよくわかる。現時点で一番気に入っています。
ネガティブ評価
インターラインをラインを通すのにワイヤーが必要でアウトガイドよりめんどくさい
先重りが少し有るので、若干 重いリールを使ってます。
インターラインなので釣行後の手入れ
ダイワ エメラルダス MX IL 86M・N
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.93
- キャストフィール ★4.16
- 感度 ★3.7
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 98 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:24(1.02%)
第15位にはMXのインターラインモデルがランクインし、ダイワ製インターラインロッドが続きました。
ブランクの内面には、山形の突起を設けたリニアインターライン構造を採用。
これと超撥水ドライ加工を組み合わせ、ロッド内部のベタつきを抑えてアウトガイドと変わらない飛距離を実現しています。
トラブルレス性や強風下での使用感に加え、軽さを評価する声も目立ちました。
ポジティブ評価
スラックジャークを多用するのでトラブルレスなインターライン一択です
同じ番手のストイストより軽い
①インターラインのため、夜ガイド絡みを気にせずフルキャストできる所。②横風がある日もガイドが無いのでライントラブルが少ない所③イカをかけた時によく曲がり、そこそこのサイズでもよく引く所④2キロUPもしっかり浮かすこともでき、パワーも充分な所⑤ちょうど良い価格帯
ネガティブ評価
リールシートが少したわむ
先重りが少し有るので、若干 重いリールを使ってます。
やはりわずかだが飛距離が落ちる
メジャークラフト ファーストキャスト エギング FCS-832E
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.34
- キャストフィール ★3.54
- 感度 ★3.13
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | - |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | - |
エギサイズ(号) | 2.5-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.2 |
獲得票数:22(0.94%)
第16位にランクインしたのは、メジャークラフトの中でももっともリーズナブルな価格のファーストキャスト。
心地よい使用感をコンセプトに徹底的に無駄を省き、中弾性カーボンをメインマテリアルにしてブランクを設計。
しなやかさとパワーがあり、実売価格は6,000円前後ながら十分な実釣性能を備えています。
価格と使いやすさを評価する、エギング初心者の声が多かったです。
ポジティブ評価
初心者でも購入しやすい価格帯と、評判の良さ
初心者なので、低価格帯を選びました。軽いので使いやすいです。シリヤケイカ・ヤリイカを釣ったのがいい思い出
釣具屋PBから一歩進んで、小遣いで買えるロッドだった。専用ロッドでするエギングはシャクるだけでも楽しかった記憶があります。
ネガティブ評価
少し重く、キャスト時にだるさを感じる。
飛距離が出にくい。
少々感度が低い
メジャークラフト クロステージ エギング CRX-862E
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.59
- キャストフィール ★3.68
- 感度 ★3.5
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | - |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | - |
エギサイズ(号) | 2.5-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.2 |
獲得票数:22(0.94%)
ファーストキャストと同率16位に並んだのは、同じくメジャークラフトの3代目クロステージ。
ネジレ剛性を高めるマイクロピッチクロスフォース製法をブランクに採用しており、ファーストキャストやソルパラよりもシャープなフィーリングに仕上がっています。
ロッドのネジレや潰れが少ないので、入門モデルとはいえシャープなキャスト&ジャークフィール。
アルコナイトガイドをKガイドセッティングで搭載しており、ライントラブルも少なくなっています。
ポジティブ評価
値段に対しての使用感のバランスが高い
コスパに優れており、ちょい投げキスなど用途が多く重宝しています。
ネガティブ評価
ややキャスト時の反発が鈍い印象
継ぎ目が緩むことがある。
がまかつ ラグゼ EG X S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.4
- キャストフィール ★4.25
- 感度 ★4.55
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 88 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
エギサイズ(号) | 2.0-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.2 |
獲得票数:20(0.85%)
がまかつのフラッグシップモデルである、ラグゼEGXが第18位にランクインしました。
メインマテリアルにはトレカ®️T1100Gを採用し、さらに高弾性カーボンをコンポジットしたブランクを採用。
トレカ®️T1100Gの剛性や強度に軽さと張りが加わり、軽快な操作性と抜群のキャストフィールを実現しています。
リールシートには中空構造のリザウンドグリップを用いており、感度も抜群。
ガイドはすべてチタンフレームで、ティップからベリーにかけてはSiCリングのLDBガイド、バットセクションにはトルザイトリングのKガイドを搭載します。
軽さを評価する声と軽さを心配する声が目立ちましたが、「折れた」という声はありませんでした。
ポジティブ評価
軽くてもバットにパワーがある
軽く、しなやかだが収束が早く無駄な振動がない
軽さがすごくいい、持ち重りが少なく一日中やっても疲れにくい所。後は所有欲を満たしてくれる所
ネガティブ評価
エンドグリップが小さくて投げづらい
繊細過ぎる造りなため、取り扱いやキャストに注意しないと破損しそうではある。(ファイト時は不満なし)
軽過ぎるが故に合わせるリールを選ぶ事
天龍 ブリゲイドフリップ BGF852S-M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.13
- キャストフィール ★4.26
- 感度 ★4
全長(ft) | 8'5" |
---|---|
自重(g) | 96 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 132 |
エギサイズ(号) | MAX3.5 |
PEライン適合(号) | MAX1.2 |
獲得票数:19(0.81%)
第19位は、老舗ロッドメーカーである天龍のブリゲイドフリップ。
バット部分には微細なマテリアルのカーボンナノチューブを採用し、粘り強度を向上。
ティップには弾性が異なるカーボンを繋ぐ、独自のマグナフレックス製法を導入し、微妙な変化を感じられるソフトな調子に設計されています。
「ユーティリティ・エギングロッドシリーズ」を謳うだけあって、エギング以外にも使っているユーザーが多く、その汎用性を評価する意見が目立ちました。
ポジティブ評価
パッドパワーが強く感度も備わってる所とメーカー発表としてジグなどの重量も設定されてるユーティリティ性
シャキッとしていて尚且つシャクったときは程良くしなりアクションも楽。感度も良くモソっとしたアタリもわかります。そして、そもそもエギングロッドがそうですがエギング以外での汎用性が非常に高い。
見た目がとても格好良くて所有欲が満たされる
前に使っていたロッドとは飛距離が違う
二キロ近いイカでも安心してファイトが出来る
ネガティブ評価
しゃくり続けるとグリップ部分が細いせいか指の間が痛くなる。
最近の硬めの竿に慣れてしまうと、キャストフィールが若干だるく感じてしまいます。
リール固定部(ナット部)が弱い気がする。すぐ緩んでくる。
メジャークラフト ソルパラ エギング SPX-862E
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.25
- キャストフィール ★3.27
- 感度 ★3.22
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | - |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | - |
エギサイズ(号) | 2.5-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.2 |
獲得票数:18(0.76%)
第20位は、ファーストキャストの上位機種に当たるソルパラです。
カーボン素材からグリップ形状、ガイドセッティングなど細部に至るまで拘って設計されています。
キャストフィールや操作性が追求されており、初心者や女性、子供でもエギングを楽しめるロッドです。
実際、初心者の方を中心に「十分エギングを楽しめる」という評価が目立ちました。
ポジティブ評価
長さ硬さがちょうどいい。飛距離、シャクリやすい
エギングするには性能十分で、コスパがすごく良いと思います。
低価格なのにキャストも感度も満足できている。
ネガティブ評価
特別無いです。価格相応のティップぶれの収束が遅いくらいでしょうか。その分の柔軟さはあるので、バラしにくいといえば、デメリットにはなりません。
やらかすぎてボヨボヨ
遠投が効かない
オリムピック ヌーボカラマレッティー プロトタイプ GNCPRS-862M
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.59
- キャストフィール ★4.43
- 感度 ★4.75
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 100 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 132.7 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.0 |
獲得票数:16(0.68%)
第21位は、カラマレッティーの上位機種にあたるヌーボカラマレッティープロトタイプです。
同メーカーの最上位機種であるスーパーカラマレッティに匹敵する感度と操作性を備えつつ、軽量化にも重点が置かれています。
ブランクは、トレカ®︎T1100Gを採用したクワトログラファイトクロスXXとGマップス製法を組み合わせて製造。軽い反面、ネジレに強くて粘るブランクに仕上がっています。
軽さと感度を中心に全体的なバランスを評価するユーザーが多く、そのことからも完成度の高いロッドだとお分かりいただけるでしょう。
ポジティブ評価
感度が良く、操作性も高いので潮流の変化を感じやすいです。
ちょっとした変化をイメージ出来るので、渋い時も一杯の釣果に繋がる事がありました。
ハイエンドに迫る素材を使用し値段が4〜5万円、コスパはいいと思います。ブランクスにトレカT1100を使用しガイドはチタンのトルザイトを使用、キャストでは気持ちよく振り抜け、しゃくれば長さを感じないほどしゃくりやすく、イカが抱いてくれば見た目からは想像出来ないほどの粘りを見せてくれます。
軽量高感度で自分のキャスティングに合っているのか、エギの飛距離が出ます。日本の工場でキッチリと開発生産されているようで、触って感じる品質の良さから愛着が湧きます。
ネガティブ評価
バッドエンドが少し長いのでシャクる時にお腹に当たりやすいです。
キャスト時は少し柔らかく感じるので好みのフィーリングではない。
ブリーデン スペシメン 86"3T" tiptoptwo
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.07
- キャストフィール ★4
- 感度 ★4.13
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 122 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 3.5 |
PEライン適合(号) | 0.4-0.8 |
獲得票数:15(0.64%)
第22位は10年以上にわたって発売されているロングセラーロッド、ブリーデンのスペシメン。
鮮やかなブルーに塗装されたブランクは唯一無二です。しなやかに曲がることで、キンキンのロッドには表現できない違和感を伝えてくれます。
近年は生産数が少なく中々手に入りにくいですが、コアなファンからは根強い支持があるようです。
最新のロッドに比べて「重い・飛ばない」ことは承知の上、スペシメン特有の感度やしなやかさを気に入っている人が多かったです。
ポジティブ評価
穂先が柔らかいから荷重変化がわかりやすい。テンション抜けや潮の変化がよくわかる。
穂先が柔らかくて胴は粘るので、エギ以外にもルアー・エサ問わず、アタリを取る系の釣りにはかなり使いやすい。
とにかくキャストしやすく、しゃくりやすい。言葉に表すのは難しいが、金属的な感度とは違う、感覚的な感度があり、アタリなどの違和感を捉えることができる。
しゃくるときの手応えがちょうど良く、エギングを楽しんでいる感覚が他のロッドよりも増すように感じます。大きなイカ(秋イカですが)をかけた時には、ヒヤヒヤせずロッドの力に任せて安心して釣ることができました。
ネガティブ評価
ガイドが小さく数が多いのでトラブルレスに使用できるラインの太さの幅が狭いことや、ロッド自体の自重もあるため慣れるまではこれらに最初不満を感じていました。
最近のロッドと比べてしまい、重い
長さに比べて飛距離がでない
エバーグリーン スキッドロウ インペリアル NIMS-86L スラックマスター
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.23
- キャストフィール ★4.33
- 感度 ★4.13
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 111 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.2 |
獲得票数:15(0.64%)
エギングのパイオニアである重見典宏氏が監修した、スキッドロウ インペリアルが22位タイでした。
「ロッド自身が仕事をしてくれる快適で軽快な使用感」というコンセプトで設計されており、ブランクが大きくしなって素早く戻ります。
復元力の強いブランクと内径を広げたトルザイトリングを組み合わせ、楽に飛距離を稼げることも特徴です。
ジャークした時の感覚や挙動を評価する声が目立った一方、近年は生産が少なくて入手困難になっています。
ポジティブ評価
キャストする瞬間からシャクリまでメチャクチャ気持ちの良いロッド!
シャクリ時の曲がり 勝手に曲がってシャクってくれる様な感覚が気に入ってます
長すぎず取り回しがとても良い。腕力がなくても、投げ方次第で遠投も可能な所がお気に入りです。感度も良くエギが軽く海藻に触れたのも感じとれます。
ゴロタの地磯で、巨大なイカを掛けたと思いきや、34cmのムチムチなカサゴだった事がガッカリした反面、岩の隙間に潜ろうとするカサゴのツッコミにものともせず、浮かせる事が出来る竿に改めて感動しました。
ネガティブ評価
フォアグリップが短い
少しだけ先重り感があるのでリールでバランスを取ると使いやすくなります。
ゼスタ アサルトジェット 85M クイックスラッガー
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.07
- キャストフィール ★4.07
- 感度 ★4.07
全長(ft) | 8'5" |
---|---|
自重(g) | 101 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 132 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:13(0.55%)
第24位は、静岡県下田に拠点を置くゼスタのアサルトジェット。
瞬発的な反発力としなやかさの融合を目指して設計された、トータルバランス重視のロッドです。
軽さや感度を損なうので装飾パーツは最低限に留められており、同時にコストパフォーマンスの向上にも繋がっています。
他のエギングロッドとは一線を画するデザインも要注目です。
ポジティブ評価
見た目が◎。烏賊がエギをひったくっていったときのしなりが最高!
唯一無二のデザイン
ネガティブ評価
ややパワーと感度が物足りない。
少し柔らかく感じる
シマノ ソルティーアドバンス エギング S86M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.23
- キャストフィール ★3.38
- 感度 ★3.07
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 97 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 129.4 |
エギサイズ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:13(0.55%)
シマノ製エギングロッドの中でもっともリーズナブルな価格のソルティーアドバンスは、24位タイという結果に。
上位モデルに当たるセフィアBBとの違いは、強化構造のハイパワーXが採用されていない点です。
とはいえ、ハイレベルなブランクが採用されているので、十分エギングを楽しめます。
軽さを評価する声もあるのですが、じつは、セフィアBBよりも軽く作られているのです。(86M比で13g)
強化構造を用いるとその分自重が増えるため、補強がないがゆえに軽いわけです。
ポジティブ評価
ショアジギは十数年やっていた事も有り、選択肢は好きなシマノ一択。
エギング入門で知識もなく、「軽い」や「糸がらみ少ない」そんなフレーズだけで ソルティアドバンスを購入。
実釣では、動かし方も下手で分からずながら、ロッドに救われトラブルもなく、気が付けば釣れてた!という 全てロッドが助けてくれた事を 今となれば とてもよく覚えております。
安価なのに100gをきる軽さ!それまでは120g程度のロッドを使っており、シーズン後半はしゃくるたびに手首が痛くなっていたが、ソルティーアドバンスを使ってからは全くなくなったので、最初からこちらを使えば良かったと思いました。
ネガティブ評価
感度は良くないが値段を考えると致し方ない
パワーが不足気味
アブガルシア ソルティースタイル エギング STES-862M-KR
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.95
- キャストフィール ★3.9
- 感度 ★4
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 127 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 132.5 |
エギサイズ(号) | 3.0-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.5-1.0 |
獲得票数:11(6.8%)
第26位にランクインしたソルティースタイルは、アブガルシアから発売されている実売価格1万円前後のエントリーロッドです。
ブランクにはX状にカーボンテープの補強が入り、ネジレを防止しています。
搭載されるKRコンセプトガイドは、小口径ガイドを配置することによって重量を約50%軽量化するというものです。
KRコンセプトガイドによってラインがブランクに近い位置を通るからか、「感度が良い」という意見も。
ポジティブ評価
バランスと感度 フロートメバリングにも使用しているが十分な感度がある
感度や硬さというよりかはファイトした時にパワーや軽さが役に立つので一日中振り続ける事ができる
ネガティブ評価
マイクロガイドにラインが絡まる時がある。
シャクリの際にダルさを感じる。
ブラックライオン ラーテル 77
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.13
- キャストフィール ★3.9
- 感度 ★4.36
全長(ft) | 7'7" |
---|---|
自重(g) | 89 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 119.5 |
エギサイズ(号) | 2.5-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.6-1.0 |
獲得票数:11(0.47%)
26位タイには、和歌山県南紀に拠点を置くブラックライオンのラーテル77。
「価値ある1匹のアオリイカとのファイトを楽しむ」ために、独自コンセプトで設計された個性派ロッドです。
非常に柔らかいブランクに仕上げられており、エギのフォール姿勢を安定させることに長けています。
ティップは高弾性カーボンソリッド仕様なので、とくに荷重変化に対する感度が抜群。
ユーザーからの評価を見ると、エギをスローかつナチュラルに操れること、潮流等の荷重変化がわかりやすいことが目立ちました。
ポジティブ評価
柔らかいブランクスなのでナチュラルにシャクれる感じがする
エギをスローに使いやすい。潮が効いてる所がわかりやすい
しゃくった後エギの頭が水平から下がりにくい
ネガティブ評価
取扱店が少ないのでアフターフォローが不安
柔らかい竿なのでキャストフィールがイマイチ。慣れもあると思うが今まで使ってた竿と違いすぎてキャストに神経を使う。
ダイワ エメラルダス ストイスト ST 83M-SMT
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.8
- キャストフィール ★4.6
- 感度 ★5
全長(ft) | 8'3" |
---|---|
自重(g) | 89 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 130 |
エギサイズ(号) | 2.5-4.0 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.0 |
獲得票数:10(0.42%)
ストイストRTと並び、エメラルダスシリーズの頂点に位置するストイストSTが第28位にランクイン。
軽さと操作性を追求したRTとは異なり、ストイスト本来のコンセプトである“しなやかさの中にある鋭さ”を意識して設計。
ブランクはSVFナノプラスを用いてしなやかなテーパーにデザインされていて、適度な遊びが残されています。
ティップにはダイワ独自のチタン合金製穂先のSMTが搭載され、もたれるような些細な荷重変化を表現。
ランキングが下位になったのは、発売が2023年4月だったのでまだユーザー数が少なかったからでしょう。
ユーザーの評価を見ても、流れを感じて釣ることに長けたロッドだとよくわかります。
ポジティブ評価
やはりSMTを活かした流れの中の釣りですね!ティップがとても柔らかく、少しのテンションのかかり方の違いでも大きくティップが動いてくれるので、潮流の変化もわかりやすいですし、通常のロッドでは感じ難いようなモゾッとしたしたあたりでも目で見てわかります。このロッドでの初回の釣行時もテンションフォール中に手元には何もなかったですが、ティップが不自然に揺れた用な感じがしたので試しに合わせたところイカでした!
お店で触ってみて、これだ!と思いました。
まさに自分が欲しいと思っていたパワーの中にしなやかさがあるロッドでした。
使用感もそのままで、操作がしやすく、ティップは繊細なため潮流の変化や地形把握、アタリ取りなどすごくわかりやすくて気に入っています。
ネガティブ評価
SMTなので扱いに少し気を使うことと、キャストに少しクセがあるところ
飛距離が若干物足りなく感じる
ゼスタ アサルトジェット タイプS 77L マール エンカルマ 〜ナギ〜
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.55
- キャストフィール ★4.55
- 感度 ★4.55
全長(ft) | 7'7" |
---|---|
自重(g) | 89 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 119 |
エギサイズ(号) | 2.0-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.4-1.0 |
獲得票数:9(0.38%)
第29位に入ったのは、アサルトジェットの上位機種であるアサルトジェット タイプSです。
それぞれのテスターが思う最高のロッドを形にし、コンセプトが異なる3本がラインナップされます。
最先端のカーボン素材を使用した4軸構造やカーボンモノコックエンドグリップなどを、モデル別に採用。
ガイドセッティングも特殊で、バット側はチタンフレームのトルザイトガイド、ティップ側はカーボンフレームのCIMガイド(SiCリング)を搭載します。
票数自体は多くありませんが、通好みのマニアックなロッドです。
ポジティブ評価
ロッドの軽さと調子からくる抜群の操作性と小径ガイドが採用されているところ
繊細な操作が出来るにも関わらず、パワーもしっかり伝えてくれる心強いロッドです。
ネガティブ評価
思った以上に張り(パワー)が強いのとカーボンガイド搭載の恩恵がいまいち感じられない
柔らかい竿なのでキャストフィールがイマイチ。慣れもあると思うが今まで使ってた竿と違いすぎてキャストに神経を使う。
アブガルシア クロスフィールド XRFS-862M
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.66
- キャストフィール ★3.88
- 感度 ★3.44
全長(ft) | 8'6" |
---|---|
自重(g) | 116 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 133 |
エギサイズ(号) | 2.0-3.5 |
PEライン適合(号) | 0.8-1.5 |
獲得票数:9(0.5%)
アブガルシアのクロスフィールドが29位タイにランクイン。
エギングだけでなく、多彩なターゲットを狙えるオールラウンドなルアーロッドとして設計されています。
ブランクはカーボンテープによって強化され、表面は無塗装処理にすることで軽さも追求。
ユーザーの評価を見ると、やはり万能ロッドとして使っている方が多い印象でした。
ポジティブ評価
軽くて使いやすい
エギングからシーバス、中型青物なんでもオールマイティに使える為
ネガティブ評価
少し硬い
専用ロッドより使いにくい?
スタイルにあったエギングロッドを選ぼう!
エギングロッドは釣り方のスタイルやシーズン、釣り場、釣り人の好みによって最適なものはさまざまです。
ぜひ今回紹介したロッドを参考にしていただき、自分に合ったエギングロッドを見つけてくださいね。
エギングロッドの売れ筋ランキング
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がTSURI HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でTSURI HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。
掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。
関連記事
\エギングの読者ランキング記事です/
\エギングを特集した記事です/