ライントラブルってイライラする
釣行中のライントラブルって、本当にイライラしますよね。
全然釣れていない時にライントラブルに見舞われて心が折れたり、釣れているときにトラブって時合いを逃してしまったり……
誰しも1度はそんな経験があるのではないでしょうか?
ぼくも何度も経験し、その中でトラブルを減らすコツを身に付けてきました。
快適に釣りしたい!
せっかく釣りに来たのだから、トラブル無く快適に釣りをしたいですよね。
そこで今回は、ぼくが培ってきたライントラブル軽減術を皆さんにご紹介します。
ちょっとした工夫だけでライトゲームのライントラブルは激減するはずです!
リールの糸巻き量を守る
ライントラブル対策は釣りをする前から始まっています。
皆さんは適正な糸巻き量を守ってラインを巻いていますか?
適正量をちょっとでもオーバーしていると、ライントラブルの可能性がグッと高くなるんです。
少ないくらいでちょうどいい
購入したラインが収まりきらなかったけど、もったいないから全部巻いちゃったり。
ちょっとでも飛ばしたいからパツパツまで巻いちゃったり。
心当たりはありませんか?笑
そのちょっとした欲張りで、トラブルを起こして大量のラインを失うのはモッタイナイ。
とくに軽いルアーはスプールいっぱいにラインを巻いたところでそんなに飛距離は伸びないので、適正量よりも少なめに巻くのがおすすめです!
ラインの種類に気を付ける
ライトゲームで使われるラインは、PE・フロロ・ナイロン・エステルの4種類です。
その中でも、もっともトラブりやすいのがフロロカーボンライン。
フロロカーボンラインにもメリットはありますが、ビギナーの方にはあまりおすすめしません。
意外とPEラインは使いやすい
使いやすいラインの代表格といえばナイロンラインですが、じつはPEラインもかなり扱いやすいラインです。
ショックリーダーを結束する必要があるものの、それさえクリアすればトラブル自体はあまり起きません。
単にトラブルの少なさだけを求めるならナイロンラインが最強かもしれませんが、カサゴやメバル、アジ、カマスなどのライトゲーム全般を広く楽しめるのはPEラインの強みです
フロロ・エステルは中上級者向け
フロロカーボンは硬くてクセがあるものの、比重はダントツに高くてとくに風が強い状況では強力な武器になります。
また、エステルはショックに弱くて扱いにくい反面、とくに軽量ジグヘッドの操作性はピカイチ。
どちらも使いこなせると有益ですが、使いこなすためのタックルやテクニックが必要です。
着水と同時に糸を止める
ルアーをキャストした時、着水するのと同時にリールから出ていくラインを指で止めましょう。
これはフェザーリングというテクニックで、フェザーリングをしないとトラブルの発生率が跳ね上がります。
スプールに指が届きにくい方は、ハンドルを回す方の手で押さえてもOKです。
無意識でやれるように練習しよう!
フェザーリングはライトゲームに限らず、スピニングリールを使う釣りすべてに共通する大事なテクニックです。
意識しなくてもできるように、何度もキャストして体に覚え込ませましょう。
どんな釣りでもトラブルが減るので、必ず習得してもらいたいテクニックです。
弛んだ糸をそのまま巻かない
リールを巻く際、弛んだラインをそのまま巻き取っていませんか?
弛んだラインをそのまま巻き取ると、ラインがスプールにフワッと巻かれてしまうのでトラブルの元になります。
とくにライトゲームはラインが弛みやすい釣りなので、注意が必要です。
ロッドを使ってラインにハリを作る
弛んだラインを巻き取る時は、ロッドを使ってラインにハリを作ってあげることが大事です。
つまり、ロッドを煽ってラインを引っ張ってから巻き取るということ。
とくにキャスト直後はラインが弛みやすいので、ロッドを煽ってからリールを巻く習慣を作りましょう。
移動時はブラブラさせない
意外と多いのが、釣りをしていない時のトラブル。とくに移動中のトラブルです。
移動する時、ルアーをブラブラさせたままにしていませんか?
ブラブラさせていると、ティップにラインが巻きついてロッドを折る原因になったり、ラインがルアーのスプリットリングやフックに干渉して痛む原因になったりします。
専用のフックキーパーが便利
ルアーをブラブラさせないための、専用フックキーパーも販売されています。
ゴムで留めるだけなので簡単に取り付けられ、ルアーをガイドに掛けるよりもスマートに収まる優れものです。
何色か発売されているので、ロッドやリールとカラーコーディネートもできますよ。
トラブルは減らせる!
どれも簡単なテクニックですが、これだけでライントラブルは激減します。
今回紹介した内容を参考に、今まで以上に快適なフィッシングライフを送ってくださいね!