アイキャッチ画像撮影:山下洋太
ベイトリールとは

ベイトリールとは、ベイトキャスティングリールの略で、おもにルアーフィッシングに使用されるリールのこと。
ラインを巻き取るスプールがボディに埋め込まれた構造で、スプールが回転してラインを放出するのが特徴です。
ベイトリールはバス釣りで定番でしたが、近年ではソルトシーンでも広く使用されています。
スピニングリールとの違いって?メリットは?

ベイトリールはスプール自体が回転することで、ラインの巻き取りと放出を行います。
一方、スピニングリールはローターが横回転することで、スプールにラインを巻き取る構造。
その構造の違いがもたらす、ベイトリールのメリットをみていきましょう。
▼ 巻き取る力が強い

スピニングリールは縦方向に回転するハンドルの動きを、横方向に回転するローターに伝えるため、パワーロスが発生します。
しかし、ベイトリールはハンドルとスプールが同じ縦方向に回転するので、パワーロスが少ない分、巻き取る力が強いのが特徴です。
巻き取る力が強いベイトリールを使用すると、パワーファイトを要される場面や、引き抵抗が強いルアーでも楽々と操作できます。
▼ 手返しの良さ

スピニングリールでは、ベールを返してキャストし、ラインを巻き始めるときに再度ベールを返すことが必要です。
一方、ベイトリールはリールを持つ手でクラッチを操作するだけでラインの放出をコントロールでき、手返しアップにも貢献。
バス釣りの巻き物やカバー撃ち、シーバスのストラクチャー撃ちといった、短~中距離キャストを次々と繰り返すようなシチュエーションに最適です。
▼キャストコントロール性の高さ

ベイトリールは、リール自体がロッドと密着しているために重心が安定。ロッドのブレを抑えられ、キャストコントロールがしやすくなります。
また、親指の位置にスプールがあるので、ルアーが飛びすぎた際にも、即座にスプールを押さえて、ルアー飛距離(ラインの放出量)の微調整が可能。
これをサミングと呼び、スピニングリールでも可能ですが、操作のしやすさという面ではサミングのしやすいベイトリールに軍配が上がります。
▼太いラインが扱いやすい

スピニングリールに太いラインを巻くと、キャスト時にラインが一気に放出され、ライントラブルが発生することがあります。
一方で、スプールが縦回転することでラインが放出されるベイトリールは、太いラインを使用したことによるライントラブルが起こりにくく、扱いやすいところが魅力。
太い糸を扱えることにより、ラインブレイクが防げたり、障害物の周りを安心して攻めることが可能となります。
また、ベイトフィネスリールを使用することで、軽量なルアーを太いラインで扱える点もメリットになるでしょう。
▼手感度が高い

ベイトリールは、ボディを握り込んでホールドするため、ルアーに起きた変化がリールのボディから手に伝わりやすいのもメリットです。
また、ベイトリールでラインを放出するときには、先述したサミングをするのが基本。
指先でラインの動きが確認でき、ルアーの着底などがわかりやすいのもメリットです。
デメリットはバックラッシュくらいか……

ベイトリールを使用するうえで考えられる最大のデメリットは、バックラッシュです。
バックラッシュとは、ラインが出る速度よりもスプールが速く回転してしまうことで起きるライントラブルのこと。このトラブルを防ぐためには、ルアー着水時のサミングは必須です。
近年のベイトリールは、ある程度自動でブレーキをかけてくれるものが多く、初心者の方でも扱いやすくなっています。
ベイトリールの選び方
ここではベイトリールの選び方について解説していきます。
扱う糸の太さとリールのスペックが合っていないと、キャストもままならず、ライントラブルの原因となります。
しっかりと釣りもの、釣り方に合わせたリールを選ぶようにしましょう。
ベイトリールの選び方のポイント
- 釣り方・ターゲットでサイズ(糸巻量)を決める
- ボディ形状はロープロ型か丸型
- ギア比は釣り方に合わせてお好みで
- ハンドルは好みで
- ブレーキシステムも重要なポイント
- メーカーで選ぶのも良し
- 価格は性能に直結する
釣り方・ターゲットでサイズ(糸巻量)を決める

ベイトリールを選ぶ際に、まず重要となるのがターゲットと釣り方に合ったサイズのリールを選ぶことです。
リールのサイズがターゲットと釣り方に合っていると、リールに必要な分のラインを過不足なく巻いておけます。
サイズが小さすぎると必要な量のラインを巻けなくなるのがデメリット。一方で、大きすぎるとルアーをキャストしにくくなるので、注意が必要です。
また、サイズが小さく軽量ルアーの扱いに特化したベイトフィネスリールであれば、今までスピニングタックルで扱っていた1gほどのルアーでも快適にキャストできるのが特徴です。
糸巻量にゆとりがあるモデルではなく、過不足ない糸巻量のモデルを選ぶことが使いやすさを確保するのに重要です。
▼ターゲット別糸巻量目安表
ターゲット | 釣り方 | 糸巻量の目安 |
---|---|---|
バス | フィネス | 8lb-50m(ベイトフィネス機推奨) |
汎用 | 14lb-100m | |
ビッグベイト | 20lb-100m | |
シーバス | 汎用 | PE1.5号-150m |
ビッグベイト | PE3号-150m | |
チニング | – | PE0.8号-100m |
ロックフィッシュ | – | PE1.5号-150m |
ライトソルト | – | PE0.6号-50m(ベイトフィネス機推奨) |
トラウト | – | PE0.6号-50m(ベイトフィネス機推奨) |
ボディ形状はロープロ型か丸型

ベイトリールのボディ形状には、ロープロ型と丸型の2種類があります。
ボディ形状によって、見た目が変わるだけでなく、使い心地も大きく変わるので、それぞれが有する特徴をしっかりと把握しておきましょう。
パーミング性に長けたロープロ型

ロープロ型とは、高さが抑えられたボディのベイトリールのことを指し、パーミング性に長けているのが特徴です。
パーミングとは、手のひらでリールを包み込むということ。
ロープロ型は、軽量かつ握りやすい形状のものが多くラインナップされています。
剛性に長けた丸型

丸型はその名の通り、丸いボディのベイトリールのことを指し、剛性に長けているのでリールに負荷がかかる釣りとの相性が抜群。
引き抵抗が強いルアーやビッグベイトを使用する釣りにおいて、この丸型が人気を集めています。
また、ボディに金属を使用したモデルがほとんどで、耐久性があるだけでなく、見た目に高級感があるのも丸型ベイトリールの魅力です。
ギア比は釣り方に合わせてお好みで

ベイトリールのギア比とは、ハンドル1回転に対しスプールが何回転するかを数値化したもの。
数値が高くなるのに比例して、巻き取り長が大きくなります。
ギア比の目安 | 巻上長/ハンドル1回転 | |
---|---|---|
ローギア(パワーギア) | 5前後以下 | 55cm前後 |
ノーマルギア | 6前後 | 65cm前後 |
ハイギア | 7前後 | 75cm前後 |
エクストラハイギア | 8前後以上 | 85cm前後 |
同じベイトリールでも、ギア比の異なった2〜4タイプがラインナップされていることが多く、どんな釣りをするのか、また、リールに何を求めるのかで最適なギア比が変わってきます。
ざっくりとギア比の小さなノーマルギアと、ギア比の大きなハイギアを例に、それぞれの強みや特徴を把握しておきましょう。
巻き上げスピード(手返し) | ノーマルギア < ハイギア(速い) |
巻き感度 | ノーマルギア < ハイギア(高い) |
巻き上げパワー | ノーマルギア(強い) > ハイギア |
ギアの耐久性 | ノーマルギア(強い) > ハイギア |
巻き物需要がほとんどのノーマルギア

ローギア・ノーマルギアは、一般的にクランクベイトなどの巻き物に使用している方が多いでしょう。
巻き上げパワーが強いローギアは、巻き抵抗の大きいルアーなどを扱うのに最適。ハンドル1回転の巻き取り長が短い分、軽い力で巻き続けられるのが特徴です。
また、パワーがある分ヒットした後のパワーファイトにも向いています。
近年需要が高まっている万能なハイギア

近年主流となりつつあるハイギアは、ラインの回収速度が速く、手返しが良いのが特徴。
テキサスリグやフリーリグといった撃ち物では定番となっており、テンポの速い釣りが展開できます。
また近年では、リーリング中の変化がわかりやすい(巻き感度が高い)ことから、巻き物でもハイギアを使用しているアングラーが多く、釣り方問わずハイギアユーザーが増えている印象です。
ハンドルは好みで

ベイトリールには左ハンドル・右ハンドルのモデルがそれぞれ存在し、スピニングリールとは異なってハンドルの左右を交換することはできません。
どちらを選ぶかは、利き手や好みによる所が大きいといえます。
ブレーキシステムも重要なポイント

ベイトリールのブレーキシステムは、遠心力ブレーキ、マグネットブレーキ、DCブレーキ、遠心とマグネットのデュアルブレーキといったブレーキシステムが存在します。
残念ながら、どんなベイトリールでもバックラッシュは起こりますが、バックラッシュしにくい機種かどうかを見極めるために、ブレーキシステムに注目してみましょう。
遠心力ブレーキ

遠心力ブレーキはスプール回転数に応じてブレーキをかける構造で、スプールの立ち上がりが良く、キャスト後半の伸び(飛距離が出る)が特徴。
一方で、向かい風(急な風向きの変化)に弱かったり、キャスト中のサミングといった使い手側のコントロールも必要なため、ベイトリール中級者以上に好まれる傾向にあります。
初心者に不向きという訳ではなく、ブレーキ設定を強めにしたり、ある程度の練習を積めば初心者でも問題なく使用可能。
▼ マグネットブレーキ

磁力によってスプールの回転を常に制御するモデル。遠心力のような伸びはないものの、バックラッシュも少なくベイトリール初心者も使いやすいのが特徴です。
ですが、完全に初心者用という訳ではなく、そのトラブルの少なさから上級者にも選ばれているブレーキシステムの一つ。
ベイトフィネス機と言われる軽量ルアー専用のベイトリールには、ほとんどの場合にこのブレーキシステムが採用されています。
▼ DCブレーキ(シマノのみ)

DCとはデジタルコントロールブレーキシステムの略。1000分の1秒単位でブレーキ調整を自動的に行い、遠心力やマグネットでは得られない飛距離やバックラッシュ抑制効果を発揮します。
以前はフラッグシップモデルにしか搭載されていませんでしたが、現在ではミドルクラスにも搭載されていて、誰もがDCを手にしやすくなっています。
▼ デュアル・ハイブリッドブレーキ

中には遠心・マグネットの両方を採用したモデルなども存在。
デュアル・ハイブリッドブレーキと呼ばれ、シチュエーションによってブレーキを使い分けることが可能です。
メーカーで選ぶのも良し
シマノ

世界最大の自転車部品メーカーとして有名なシマノ は、釣り業界を牽引するリーディングカンパニーの一つ。
自転車業界で鍛えられたカーボンやギアをはじめとする金属の高い加工技術は、ロッドやリールといった釣具にも注ぎ込まれ、最新技術を次々と打ち出し業界を引っぱっています。
▼シマノのベイトリールを特集した記事
ダイワ

国内大手釣り具メーカーとして世界的にも有名なダイワ 。
毎年新たなベイトリールが発売され、ルアー釣りを楽しむ釣り人の注目を集めています。
ダイワのベイトリールは、マグネット(磁力)によってスプールの回転を制御し、その調整は外部ダイヤルを回すだけと、非常にシンプルなものが多いのが特徴です。
▼ダイワのベイトリールを特集した記事
アブガルシア

撮影:TSURI HACK編集部
アブガルシア はスウェーデン発祥のリールメーカーで、現在は「ピュア・フィッシング」が有するフィッシングブランドの一つです。
アブのベイトリールと言えば、古くはアンバサダーシリーズが有名でしたが、現在はロキサーニ ・レボシリーズを主力製品とし、ベイトフィネスリールやギア比10のスーパーハイギアリールなどをいち早くリリースするなど、マーケットのトレンドをリードしています。
▼アブガルシアのベイトリールを特集した記事
価格は性能に直結する

これはベイトリール・スピニングリール問わずですが、リールは“価格=性能”が顕著に表れます。
もちろん、快適に扱うにはリールが釣りもの・釣り方に合っているスペックを有することがまず第一ですが、そこをクリアできれば、予算内のなるべく価格の高いモデルをおすすめします。
ベイトリールおすすめ36選
ここでは、おすすめのベイトリールを紹介!
5つの価格帯に分けて、おすすめのベイトリールを厳選しました。
1万円以下のおすすめ4選
シマノ バスライズ
ギア比 | 7.2 |
---|---|
自重 | 200g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 77cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-130/14-110/16-100 |
安価ながら基本性能を備えたベイトリール
シマノのベイトリールで最も安価なモデル。右巻きのみのラインナップです。
ブレーキシステムは簡単に調整できる「イージーマグ」を採用。これからベイトリールを使い始める方におすすめです。
釣りに慣れていない方向けに、3.5号の糸を巻いた状態のものも販売されています。
シマノ バスワンXT 150
ギア比 | 7.2 |
---|---|
自重 | 210g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 77cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-130/14-110/16-100 |
1万円以下で手に入る、エントリーリールの新定番
エントリーモデルとは思えない性能とデザインが魅力のバスワンXT。
ブレーキシステムは、以前上位機種にも採用されていた「SVS」を搭載しています。
値段以上のスペックとトラブルレス性能を持っており、右巻き左巻きのどちらもラインナップされています。
ダイワ バス X 80SH
ギア比 | 7.5 |
---|---|
自重 | 195g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 75cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-100/14-90 |
基本性能が充実したエントリーモデル
ダイワのバス用エントリーベイトであるバス X。
32mmスプール搭載のため、バックラッシュもしにくくなっています。
値段以上に基本性能が充実。エントリーモデルながら自重は200gを切っている点にも注目です。
アブガルシア プロマックス 4
ギア比 | 7.1 |
---|---|
自重 | 203g |
ドラグ力 | 6kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):14-115/16-100 |
アブガルシアのエントリーモデル
ギア比7.1でハイスピードな巻上げを活かした釣りが展開できる、低価格なベイトリール。
Magtraxブレーキシステム搭載で、初心者でもバックラッシュしにくいようにしてあります。
マキモノのハイテンポな釣りや、テキサスリグ・ラバージグでのカバー撃ちをはじめ、どんな釣りでも使いやすいリールです。
1万円台のおすすめ7選
シマノ SLX MGL 70HG
ギア比 | 7.2 |
---|---|
自重 | 195g |
ドラグ力 | 5.5kg |
巻取り長さ | 72cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-100/14-90/16-80 |
先進技術が惜しみなく投入されたSLX
SLX MGLは、2019年にシマノのラインナップに追加された、コスパに優れたバーサタイルなベイトリール。
手にしやすい価格ながら、ブレーキ調整幅が広く細やかな「SVSインフィニティ」や低慣性でよく飛ぶ「MGLスプール」、高剛性「HAGANEボディ」を採用しています。
シマノ SLX BFS XG
ギア比 | 8.2 |
---|---|
自重 | 170g |
ドラグ力 | 3.5kg |
巻取り長さ | 82cm |
糸巻量 | フロロ(lb-m):8-45 |
ベイトフィネスがより身近になる一品
SLX BFSは、ハイコスパで人気のSLXシリーズに、2021年に追加となったベイトフィネス専用機。
自重は170gと軽量に仕上がっています。
ベイトフィネス専用ブレーキ&スプールの「FTB」を搭載し、軽量ルアーでもバックラッシュを恐れずにキャスト可能です。
ダイワ タトゥーラ TW 80H
ギア比 | 7.1 |
---|---|
自重 | 180g |
ドラグ力 | 4.5kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-100/14-85 |
コンパクトボディが魅力の新定番リール
2022年にラインナップに加わった、タトゥーラ TW 80。
コンパクトながらタフな構造が特徴であり、180gという軽さを実現しているのも必見です。
ダイワの設計思想「ハイパードライブデザイン」を搭載し、初期性能が長く続くように設計されています。
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アブガルシア ロキサーニ BF8
ギア比 | 8 |
---|---|
自重 | 185g |
ドラグ力 | 5.5kg |
巻取り長さ | 83cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):8-100/10-80 |
ハイコストパフォーマンスなベイトフィネスリール
各社がラインナップしているベイトフィネスリールの中でも、とくに価格が抑えられているリールです。
1万円前半で手にできるにも関わらずベイトフィネス完全対応で、自重185グラムと軽さも際立っています。
ベイトフィネスに初挑戦する人はチェックしておきたいモデルです。
アブガルシア ロキサーニ 7
ギア比 | 7.1 |
---|---|
自重 | 188g |
ドラグ力 | 5.5kg |
巻取り長さ | 74cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-120/14-100/16-85 |
幅広い釣りが楽しめるバーサタイルモデル
カッティングエッジデザインやカーボンハンドルの採用で、同価格帯ではトップクラスの軽さで自重188グラムを実現しているリールです。
ロキサーニ7・8では、バーサタイルなギア比7.1と、ワーミングにおすすめのギア比8.0をラインナップ。
ベイトタックルでの釣りを幅広く網羅できます。
アブガルシア ロキサーニ パワーシューター
ギア比 | 8 |
---|---|
自重 | 242g |
ドラグ力 | 7kg |
巻取り長さ | 88cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-125/20-100/25-85 |
ソルトもターゲットに見据えたハイパワーリール
カバー攻略のバス釣りや、岩礁帯における大型ロックフィッシュ狙いにおすすめのリール。
がっちり握れるラウンドEVAハンドルノブを搭載しているので、力を思いっきり込めて巻き取ることが可能です。
ヘビーウエイトのルアーでパワーゲームを楽しむなら、このリールを使ってみてください。
アブガルシア レボ5 SX-HS
ギア比 | 7.3 |
---|---|
自重 | 212g |
ドラグ力 | 11.2kg |
巻取り長さ | 80cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-115/20-90 PE(号-m):3-120 |
ハイパワー、高耐久が売りの最新モデル
2023年3月に発売が開始された最新モデルで、ハイパワーと高耐久が特徴です。
手に馴染みやすいエルゴノミックデザインを採用し、高いパーミング性を実現。
ドラグ力が11kgと、小型ベイトリールにしては非常に高く、ドラグを締め込んだ際に不意にラインが放出しにくいのも魅力です。
2万円台のおすすめ7選
ダイワ タトゥーラ SV TW 103SH
ギア比 | 7.1 |
---|---|
自重 | 190g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-40~80/14-45~90 |
国内外問わず認められる使いやすさ
タトゥーラ SV TWは、ストレスフリーバーサタイルとして開発されたSVスプールを採用。
アルミ製「スーパーメタルフレーム」を搭載しながら、自重190gを実現しています。
使いやすさ、タフさ、軽さを併せ持ち、はじめての1台としてもおすすめの製品です。
シマノ SLX DC XT 70HG
ギア比 | 7.4 |
---|---|
自重 | 195g |
ドラグ力 | 5.5kg |
巻取り長さ | 77cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-100/14-90/16-80/20-65 |
この一台で幅広いルアーに対応するハイコスパDCリール
SLX DC XTは、シマノ独自のデジタルコントロールブレーキシステム(DC)を手軽に体感できるリールです。
カルカッタコンクエストDCで評価の高い「I-DC5ユニット」を採用。
遠投性能を兼ね備えながら、ノーサミング・ノーバックラッシュをも実現します。
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シマノ スコーピオン MGL 150HG
ギア比 | 7.4 |
---|---|
自重 | 210g |
ドラグ力 | 5.5kg |
巻取り長さ | 79cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-130/14-110/16-100 |
パワフルな巻き上げと伸びやかな飛びが魅力
コストバランスの良さで、初心者から上級者まで人気のスコーピオンシリーズ。スコーピオンMGLは、真紅のボディカラーが特徴です。
「MGLスプール」に加え、静かでパワフルな巻き上げを実現する「マイクロモジュールギア」を搭載し、巻き心地に優れています。
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ダイワ アルファス SV TW 800H
ギア比 | 7.1 |
---|---|
自重 | 175g |
ドラグ力 | 4.5kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-45-90/14-40-80 |
軽量ルアーも容易に使えるライトバーサタイル
人気のバーサタイルベイト・アルファス SV TWが、2021年にリニューアル。
「ハイパードライブデザイン」を採用し、ソルトでの使用も安心の耐久性を手にしています。
幅広いルアーウェイトに対応する、使いやすい1台。2022年には、シャロースプールモデルも登場しています。
シマノ スコーピオンMD 300XG
ギア比 | 7.9 |
---|---|
自重 | 320g |
ドラグ力 | 8kg |
巻取り長さ | 107cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-210/20-160/25-135 PE(号-m):4-180/5-140/6-120 |
本気のウルトラストロングモデル
スコーピオンMDは、ビッグフィッシュとの真っ向勝負を考え、ナイロン20lb(ポンド)160mの糸巻き量を持つリールです。
SVSブレーキのピンを従来6本から8本に増やし、大型ルアーのフルキャストも安心の仕上がり。
ハンドルは標準仕様とロング仕様の2種類がラインナップされています。
アブガルシア レボ5 SX-Rocket-L
ギア比 | 9 |
---|---|
自重 | 223g |
ドラグ力 | 8.1kg |
巻取り長さ | 99cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-115/20-90 PE(号-m):3-120 |
ギア比9.0でスピーディーな釣りを可能にする
ギア比9.0で1巻き99cmとかなりの巻取り長さがあり、スピーディーな釣りを可能にするモデル。
手返しをアップしたい釣りや、ルアーをクイックに動かしたい釣りに相性抜群です。
耐久性が高いフレームとサイドプレートを搭載することで、その高いギアにも対応できる強度も持たせてあります。
アブガルシア レボ5 STX-SHS
ギア比 | 8.1 |
---|---|
自重 | 220g |
ドラグ力 | 11.2kg |
巻取り長さ | 89cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-115/20-90 PE(号-m):3-120 |
エルゴノミックデザインでパーミング性が向上
エルゴノミックデザインを採用し、パーミング性を向上して手に馴染みやすいのが魅力のモデル。
淡水だけでなく、海水にも対応し、バスからシーバス、ロックフィッシュなどにも対応できます。
アルミニウムアロイ製のフレームとサイドプレートを採用することで、耐久性が高い釣りへの対応力が向上しているところも必見。
3万円台のおすすめ8選
シマノ スコーピオン DC 150HG
ギア比 | 7.4 |
---|---|
自重 | 215g |
ドラグ力 | 5.5kg |
巻取り長さ | 79cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-130/14-110/16-100 |
さらなる進化を遂げたフリースタイルDC
2021年に登場した、進化を遂げたNEWスコーピオンDC。
MGLスプールを搭載し、高いキャスト性能を実現しています。
ルアーが失速しても瞬時に適切なブレーキ力を得られる「I-DC5」を装備し、バスだけでなく、ソルトウォーターでも活躍します。
シマノ アルデバラン BFS XG LEFT
ギア比 | 8.9 |
---|---|
自重 | 130g |
ドラグ力 | 3.5kg |
巻取り長さ | 81cm |
糸巻量 | フロロ(lb-m):6-45/8-45 |
最先端のベイトフィネス専用機
シマノ初となるφ29mmスプールを搭載した、2022年登場のNEWアルデバラン BFS。
新設計のFTBを採用し、限りなくゼロに近いブレーキセッティングを可能にしています。
1g前後の軽量ルアーもキャストできる、エキスパートのためのテクニカル仕様です。
シマノ メタニウム XG RIGHT
ギア比 | 8.1 |
---|---|
自重 | 175g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 86cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-100/14-90/16-80/20-65 |
誰もが認めるバーサタイルベイトリール
2020年にモデルチェンジしたメタニウムは、マグネシウム一体成型の「コアソリッドボディ」を初搭載。
高い強度と巻き心地の良さがある「超高強度真鍮ドライブギア」を採用。
ギア自体は重くなっているものの、全体の自重は16メタニウムMGLと同じ175gを実現している点に注目です。
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ダイワ タトゥーラ TW 300 XH
ギア比 | 8.1 |
---|---|
自重 | 325g |
ドラグ力 | 11kg |
巻取り長さ | 109cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):20-185/25-145 PE(号-m):3-285/5-160 |
ソルトにも対応するハイパワーモデル
ビッグベイト、アンブレラリグ、ソルトルアーなど、太い糸を使用するゲームに適したタトゥーラ TW 300/400。
2021年にダイワから新たに発表された「ハイパードライブデザイン」が採用されています。
ビッグフィッシュに挑むならこのリールです。
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ダイワ ジリオン SV TW 1000H
ギア比 | 7.1 |
---|---|
自重 | 175g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 75cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):14-45-90/16-40-80 |
ブーストアップされたバーサタイルリール
2021年に登場した新ジリオン SV TWには、進化した「SV BOOSTスプール」を搭載。
「SV BOOSTスプール」では、インダクトローターが2段階可変式となり、フルキャスト後半の伸びもショートキャストのフィーリングも向上しています。
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ダイワ ジリオン TW HD 1000XH
ギア比 | 8.1 |
---|---|
自重 | 200g |
ドラグ力 | 6kg |
巻取り長さ | 86cm |
糸巻量 | ナイロン・フロロ(lb-m):16-100/20-80 PE(号-m):1.5-200/2-155 |
高強度とコンパクトを両立したタフリール
ジリオン SV TWをよりタフにした強化版で、酷使にも耐えられるのが特徴。
真鍮製のドライブギアと銅合金製のピニオンギアを使用し、高強度と耐食性を獲得しています。
そのタフなギアを活かすために、100mmのロングハンドルを搭載し、高い巻き上げ力を実現しているところも必見です。
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アブガルシア レボ ウルトラキャスト BF8-L
ギア比 | 8 |
---|---|
自重 | 175g |
ドラグ力 | 7kg |
巻取り長さ | 80cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):8-50/10-40 PE(号-m):1-100 |
ソルトウォーター完全対応のベイトフィネス機
フレッシュウォーターだけでなく、ソルトウォーターにも対応したベイトフィネスリール。
大きめでフラットな形状をしたEVA製のノブと90mmのアルミクランクハンドルを搭載することで、不意の大物への対応力が高められています。
動作性が良いソフトクラッチを搭載し、繰り返し動作しても疲れにくいところも魅力です。
アブガルシア レボ5 WINCH
ギア比 | 5.4 |
---|---|
自重 | 220g |
ドラグ力 | 11.2kg |
巻取り長さ | 59cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-150/20-120 PE(号-m):3-160 |
ディープクランクやマグナムクランクに最適なローギアモデル
ギア比5.4を採用したローギアモデルで、引き抵抗が強いディープクランクやマグナムクランクを軽快に扱えるのが魅力。
エルゴノミックデザインを採用しているため、引き抵抗が強いルアーを使用しても安定してリールを握り込めます。
ナイロン20lbを120mも巻けるので、ビッグフィッシュ狙いにも相性抜群です。
4万円以上のおすすめ10選
シマノ カルカッタコンクエスト BFS XG LEFT
ギア比 | 7.8 |
---|---|
自重 | 195g |
ドラグ力 | 3.5kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量 | フロロ(lb-m):6-45/8-45 |
巻き心地最強のベイトフィネスリール
スムーズな巻き心地を実現したベイトフィネスリールで、巻き物の釣りに相性抜群。
丸型ながらもコンパクトなボディで高いパーミング性能を実現しています。
2023年の最新モデルには、XGもラインナップされ、ソルトゲームへの対応力の高さも必見のポイント。
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シマノ カルカッタ コンクエスト100HG RIGHT
ギア比 | 7.4 |
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自重 | 220g |
ドラグ力 | 4kg |
巻取り長さ | 77cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-100/14-90/16-80/20-65 |
唯一無二の剛性感あふれる巻き感
カルカッタ コンクエストは、ゴールドの円形ボディが特徴的。
シルキーで力強い巻き心地なので、巻き物におすすめのリールです。
今作ではソルト用ベイトで採用されていた「インフィニティドライブ」をバス用ベイトリールで初搭載し、巻き上げの軽さや感度が向上しています。
シマノ カルカッタ コンクエストDC 200HG RIGHT
ギア比 | 6.2 |
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自重 | 265g |
ドラグ力 | 6kg |
巻取り長さ | 74cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):14-145/16-120/20-100 |
DCを備えた、円形リールの完成形
カルカッタ コンクエストDCは、丸型ながら3モード内部ダイヤル×5段階外部ダイヤルで調整可能な「I-DC5」ブレーキシステムを搭載。
剛性感があり、巻き抵抗の重いルアーもお手の物。
2020年には100番とハイギアモデルも追加され、さらに充実のラインナップとなりました。
シマノ アンタレス DC HG RIGHT
ギア比 | 7.4 |
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自重 | 220g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 86cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):12-130/14-110/16-100/20-80 |
圧倒的な飛距離を叶えるフラッグシップモデル
圧倒的飛距離、そして鏡面ボディのフラッグシップモデル・アンタレス DCが、2021年にモデルチェンジ。
「MGLスプールⅢ」をDCブレーキ搭載リールで初採用し、従来よりもさらに精度を高めた「DC」が超遠投を実現します。
シマノ アンタレス DC MD XG RIGHT
ギア比 | 7.8 |
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自重 | 235g |
ドラグ力 | 6kg |
巻取り長さ | 93cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):14-145/16-120/20-100 |
ビッグベイトゲームにも最適な、ザ・ストロング
ビッグベイトの釣りをはじめとするストロングゲームを見据えて、各部を専用チューニングしたモデルです。
深溝のスプールには太いラインもしっかりと巻くことができ、大型魚をターゲットとした釣りに最適な仕上がりになっています。
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ダイワ 月下美人 AIR TW PE SPECIAL 8.5L
ギア比 | 8.5 |
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自重 | 165g |
ドラグ力 | 3.5kg |
巻取り長さ | 74cm |
糸巻量 | 推奨巻糸量PE(号-m):0.6-50 限界巻糸量PE(号-m):0.6-100 |
ライトゲーム専用のベイトフィネス機
メバリングやアジングといったソルトでのライトゲーム専用のベイトフィネスリール。
PEライン専用に作られた軽量スプールを搭載し、1g以下のルアーでも快適にキャスト可能です。
巻き心地も非常にスムーズで、ただ巻きで探る場面においても違和感なくリーリングできます。
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ダイワ ジリオン 10.0R SV TW
ギア比 | 10.0 |
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自重 | 215g |
ドラグ力 | 4.5kg |
巻取り長さ | 106cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):14-45-90/16-40-80 |
ハンドル1回転100cm超えのギア比10
ダイワ ジリオン 10は、最速のギア比を持って2019年末にデビュー。
ギア比10.0:1により、ハンドル1回転につき最大106cmの巻き取りを実現しています。
超高速の巻き取りで、これまでに無いハイテンポでの釣りを展開できます。
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ダイワ リョウガ 1520-CC
ギア比 | 5.4 |
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自重 | 270g |
ドラグ力 | 6kg |
巻取り長さ | 61cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):20-100 |
強靭タフが売りの人気丸型ベイトリール
リョウガ特有の超高剛性、高精度を実現したマシンカットスーパーメタルハウジングを採用し、丸型ながらもパーミング性能を獲得した人気モデル。
脅威の巻き感度を実現し、魚のアタリだけでなく、水中の障害物まで手に取るようにアングラーに伝えます。
ドラグ性能に優れていて、ソルトシーンでも活躍すること間違いなしです。
ダイワ スティーズ リミテッド SV TW 1000H
ギア比 | 7.1 |
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自重 | 160g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 75cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):14-90、16-80 |
真のフラッグシップリール
ダイワのフラッグシップ「スティーズ」の名を冠した最高峰モデル。
ハイパードライブデザインやSVブーストなど、ダイワのあらゆるテクノロジーが詰まった1台になっています。
耐久性能、回転性能、操作性能、全てのパフォーマンスを追求したフラッグシップの仕上がりは文句なしといえるでしょう。
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ダイワ IM Z リミットブレイカー TW HD-C
ギア比 | 8.4 |
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自重 | 250g |
ドラグ力 | 7kg |
巻取り長さ | 100cm |
糸巻量 | ナイロン(lb-m):16-125/20-100 |
スマホと連動して使える最新ベイトリール
ダイワ最高峰のベイトリールで、スマホと連動できる機能やデジタル制御ブレーキを搭載しているのが必見の最新モデル。
キャスト数や飛距離などを数値化したデータをスマホのアプリに記録でき、釣り中のデータの質を高められます。
キャストフィール、巻き心地などにも優れていて、リール自体の基本性能が高いところも必見です。
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ベイトリールの使い方
ベイトリールの構造を理解しよう

ベイトリールは、クラッチをオフにするとスプールがフリーの状態になり、オンにすると巻き取りができるという構造。
クラッチをオフ(押し込んでいる)の状態でキャストし、リーリング時にハンドルを回転させることでクラッチが自動的にオンになり、そのままルアーを巻き取るという流れです。

また、リール前方に配置されたレベルワインダーが、ハンドルの回転と連動しており、スプール上にラインが左右均等に巻かれます。
ラインをセットするときは、レベルワインダーへの通し忘れがないようにしましょう。
オーバーヘッドキャストから始めよう

まずは、オーバーヘッドキャストから始めましょう。オーバーヘッドキャストができるようになると、サイドキャストも決まりやすくなります。
オーバーヘッドキャストをするときには、リールが縦になるようにして振り抜くのが基本。
スピニングタックルのようにスイング速度を上げるのではなく、ゆったりとしたスイング速度でロッドにルアーの重みを乗せ、ロッドの反発力を活かすことが重要です。
▼ベイトリールの投げ方について詳しくはこちら
キャスト時はバックラッシュに注意

ベイトリールを使用するときに気をつけたいキャスト時のバックラッシュ。
バックラッシュを避けるためには、ブレーキ調整をしっかりとしておく、サミングを忘れない、の2点が重要です。
ブレーキ調整においては、最初は強めのブレーキからキャストし始めて、徐々にブレーキ力を弱めるのがおすすめ。
また、サミングに関しては着水時に行うのはもちろん、ルアーが飛んでいる最中にも軽くサミングしておくと、バックラッシュを高確率で防げます。
▼バックラッシュについて詳しくはこちら
ベイトリールのメンテナンス
メンテナンスは欠かさずに

ベイトリールはボディ内部に水が入りやすい構造で、しっかりとメンテナンスを行うことが長持ちさせる秘訣です。
メンテナンスでもっとも重要なことは、使用後速やかに水洗いをすること。水洗いするときには、リール内部に入り込んだ水と綺麗な水道水を入れ替えるくらいの気持ちで、入念に水洗いしましょう。
水洗い後にはしっかりと乾燥させて、ベアリングやスプールのシャフトに注油を行っておくと、回転性能を維持できます。
オーバーホールも活用しよう
しっかりとメンテナンスを行っても、回転がシャリついたり、ゴロついたりしてしまうことがあります。
そのようなときには、メーカーのオーバーホールを活用してみるのもアリです。
費用こそかかるものの、注油をしてくれるだけでなく、消耗したパーツの交換も行ってくれます。
ベイトリールのよくある質問
右利きは右ハンドルの方が良い?

初心者の方であれば、パワーファイトのしやすさやキャストのしやすさを重視して、右巻きのベイトリールを使用するのがおすすめです。
右利きの人は一般的に左腕よりも右腕の方が力があり、ハンドルを力強く回せてパワーファイトが可能です。

また、右利きの人が右ハンドルのベイトリールでキャストするときには、重量があるハンドルが上向きになり、キャストフォームが安定します。
ただし、近年では右利きの人が左ハンドルを使用するケースも増えているので、使いやすさに合わせて選択すべきでしょう。例えば、利き手で何を操作したいのかで考えても良いかもしれません。

利き手側ハンドルであれば、安定して巻くことが可能。
一日中巻き続けるとなると疲れにくいというメリットもあります。

逆に、利き手と反対側のハンドルにすると、ロッドを利き手で持つことになるので、操作性が良くなります。また、ロッドを持ち変えることなく次々とキャストを繰り出せるので、手返しも良くなるでしょう。
どちらが正解ということはないので、好みで選んでOKです。
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下巻きは必要?

ベイトリールにラインを巻くときは、基本的には下巻きはしておいた方が良いでしょう。
適正量のラインを巻いておくことで、ベイトリールの構造上、飛距離を出しやすいため、というのが理由です。
ただし、ラインの重量がスプールにプラスされて、回転性能を損ねる場合があるので、比重の軽いPEラインを下巻きに使用するのがおすすめです。
スプールの回転性能が非常に重要になる、ベイトフィネスリールの場合には、下巻きをしないで使用するのもアリです。
ベイトリールでのキャスティングを楽しもう

ベイトリールはキャストが難しいと敬遠する人が多いのも事実。
しかし、一度決まり始めると、非常に気持ちよくキャストできるところがベイトリールの魅力でもあります。
釣果が出ればもちろん良しですが、釣果が出なくでもキャスティングを楽しめるベイトリールで、釣りをさらに楽しいものにしてみませんか。
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