ベイトリールの投げ方| 見落としがちな“基本”が実は超重要な“コツ”なんです!

2021/07/19 更新

スピニングリールとは異なり、スプールに回転が掛かる仕組みのベイトリール。マグネットブレーキや遠心ブレーキ、メカニカルブレーキなどの機構を搭載しているのが特徴です。今回は、ベイトリールのブレーキ設定方法や、投げ方のコツを解説します!

アイキャッチ・記事内画撮影:TSURI HACK編集部

ベイトリールの投げ方について


ベイトリールはリールの構造上、スピニングリールとはまったく違う手順で投げるため、初めて挑戦する方には少々難易度が高め。

飛距離が伸びなかったり、ライントラブルを起こしてしまったりすると、思うように釣りを楽しめませんよね。

本記事では、ベイトリールの投げ方やバックラッシュなどのライントラブルを防ぐ為のコツなど、一から解説していきます!

ベイトリールで投げる前に

メカニカルブレーキの調整

メカニカルブレーキの調整
メカニカルブレーキは左右からスプール軸を挟み込むことで、回転を抑え込む仕組み。多くはハンドル面に調整ダイヤルが設置されています。

メカニカルブレーキを緩めた状態でスプールに指を乗せ左右に動かすと、“カタカタ”という音が鳴ります。

通常の状態は、スプールの揺れが止まってカタカタと鳴らなくなる「ゼロポジション」に設定。

初心者の方は、そこからメカニカルブレーキをさらに締め込み、クラッチを切った状態でロッドを振るとルアーがゆっくり落ちてくる程度に設定しておくとバックラッシュしにくくなります。

マグネットOR遠心力ブレーキの調整

マグネットOR遠心力ブレーキの調整
マグネットブレーキはマグネット数の増減、遠心ブレーキはブレーキシューをON・OFFすることで、ブレーキのかかる強さを調整することができます。

まずはメーカーごとの設定方法を参考にして、ブレーキシューのONやマグネットの数を設定しましょう。

例えば、最大で10、最小で1というダイヤルだった場合。初めは中間の5に設定し、扱うルアーの空気抵抗や風の状況で、ダイヤルを1ずつ前後に調整していき、バックラッシュが起こりづらいブレーキ設定を探しましょう。

正しいベイトロッドの持ち方を覚える

ベイトリールのキャストがうまくいかない人は、ベイトロッドを正しく持てていないケースも

▼キャスト時

ベイトロッドの正しい持ち方(キャスト時)
ベイトロッドの持ち方は、トリガーに人差し指を掛けるワンフィンガーないし、人差し指・中指を掛けるツーフィンガーが一般的

理想なのはワンフィンガー。サミングの微調整がしやすく、手首もよく返すことができるので、ピンポイントへのキャスト精度が高いです。

ワンフィンガーでは心もとない方は、ツーフィンガーでも問題ありません。

薬指までをかけるスリーフィンガーですとサミングがしづらく、ピンポイントへのキャスト精度が落ちる傾向にあります。

▼リーリング時

ベイトリール の正しい持ち方(リーリング時)
リーリング時はトリガーに薬指まで掛けるスリーフィンガーが一般的。

これはパーミングと言って、リール全体を手のひらで包み込むようにし、ブレのないパワフルなリーリングとファイトを可能にします。

▼詳しくは次の記事で解説しています


ベイトリールでキャストする際の手順(オーバーヘッドキャスト)

スプールを抑えながらクラッチを切る

クラッチを切る
クラッチを切ることでスプールがフリーになり、ラインが放出されます。

親指の先端で軽くラインに触れながら、親指の腹、もしくは関節でクラッチを押し込みます。

手首をひねりハンドルを上に(または下に)

手首をひねりハンドルを上に(または下に)
写真のように、ハンドルを上(または下)に構えます。手首を横に倒すことで、手首のスナップがより効きやすくなります

※右投げで、左巻きのリールを使っている方は、ハンドルは下になります。

バスプロの中には、手首を横に倒さない人がいますが、それは上級者の成せる技。まずは手首を横に倒すところから始めてみましょう。

脇を締める

脇を締める
キャストする時は、ロッドのしなりと復元力を利用してルアーを遠くに飛ばします。

キャスト時にルアーを遠くに飛ばそうと力んでしまうと、ロッドのしなりをうまく活かすことができません

無駄に力んでしまわないように、脇を締めてキャストを行います。

ロッドにルアーのウエイトを乗せる(反発力を生かす)

ロッドにウエイトを乗せる(反発力を生かす)
ベイトリールでキャストする際に非常に大切なのがテイクバック(振りかぶり)。

ルアーのウエイトをしっかりとロッドのティップからベリーに乗せ、ロッドの反発力を使ってキャストします。

腕の力だけでキャストしたり、スピニングのようにロッドティップだけを使うキャストはバックラッシュを引き起こしてしまう可能性が高まります。

キャスト中もサミングを行う(ライン又はスプールエッジに軽く触れる)

サミング
スプールの回転を調整しバックラッシュを抑える上で必要不可欠と言っても過言ではないのが「サミング」。

基本的には着水時にサミングを行いますが、ルアーの飛行中にも軽くサミングし続けることで、よりバックラッシュしにくいキャストが可能です。

コツは、親指の腹をクラッチの上に乗せつつ、親指の先端でスプールエッジ、もしくはラインを軽く押さえてやること。

親指の腹でサミングをすると、細かな調整がしにくいので、親指の腹はクラッチの上に置き親指の先端でスプールを押さえる(回転を微調整する)と覚えておきましょう。

ベイトリールの投げ方基本の3種

ベイトリールを使った基本的な投げ方は、オーバーヘッド・サイドハンド・フリップキャストの3種類。

オーバーヘッドキャスト

オーバーヘッドキャスト
遠投性能・キャスト精度が高い基本の投げ方で、やや距離のあるポイントに的確にルアーをキャストしたいシチュエーションに効果的です。

サイドハンドキャスト

サイドハンドキャスト
飛距離よりも、ピンポイントに投げ込む精度や手返しを重視する投げ方。

低弾道でルアーが飛んでいくので、オーバーハングで覆われた岸際を攻める際などに使用します。

キャストする際は前方に真っ直ぐ突き出したロッドを利き手に合わせて真横に振り出し、その際に生じるロッドの反発力でルアーを送り出します。

フリップキャスト

フリップキャスト
周囲に障害物があり、ロッドを真上や横に触れない状況下で活躍する投げ方。

ロッドを上に振り上げた時の反発力を使い、ロッドを下方向に曲げ、下方向に曲がったロッドが戻る反発力を使ってルアーを送り出します。

シングルハンドでのキャストですので、M(ミディアム)パワー以下のロッドの方が、ロッドを曲げやすい(キャストしやすい)です。

パワーのあるロッドや重めのリールを載せている方は、フリップキャストではなく、フリッピングの方が向いているでしょう。

ベイトリールの投げ方の基本を押さえて練習あるのみ!


ベイトリールはスピニングリールに比べ、投げ方をマスターするのに時間がかかるかもしれません。

しかし、今回紹介したキャスティングのイロハと注意点をしっかりと意識して、実際にフィールドでルアーを投げ続ければ上達します!

どうしてもコツが掴めない方は、プロが映像で教えてくれるDVDなども参考に練習してみてくださいね。

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