ロックフィッシュのベイトリールについて


対ロックフィッシュのスペック目安
ハードロックフィッシュはターゲットのサイズも大きく、根から急激に引き剥がす早い巻き上げスピードやパワー(剛性感)が必要不可欠。磯場や遠投ゲームを展開する場合にはギア比の高い、ハイギア〜エクストラハイギアモデルがおすすめです。
最大ドラグ力 | 5.0kg前後 |
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ギア比 | 7.2:1以上 |
ハンドル1回転の巻き取り長 | 80cm前後 |
ラインキャパシティ | PE:1.5~2号/100m以上 フロロカーボン:16lb/100m程度 |
ボディ素材 | プラスチックでも問題ないが、剛性の高いメタル製・カーボン繊維等で強化された特殊樹脂製だと尚良し |
海水対応 | 耐塩性の高いベアリングや、浸水に対応した内部構造が採用されているモデルがおすすめ |
ブレーキシステム | メインラインにPEラインを用いるならマグネット又はDCブレーキがおすすめ |
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カサゴ・メバルといったライトゲームむきのベイトフィネスタックルは以下でご紹介しています。ロックフィッシュのおすすめベイトリール15選
以下ではハードロックフィッシュ向け(ハタといった、磯などの岩礁帯や変化に富んだ漁港などがメインフィールドとなり、パワーが必要になってくる)ベイトリールをメインにご紹介します。アブガルシア Revo X
自重:224g
最大ドラグ力:8.1kg
巻取り長さ:76cm
ナイロン糸巻量(lb-m):約14-130/約16-115/約20-90
バス用のリールなのですが、大型のギアを持っているので大きな魚が掛かっても早く取り込むことが可能なのでいろいろな魚を釣るために使えます。
コスパのいいロックフィッシュベイトリールならRevo X-HSがおすすめ。実売価格1万円前半と、ロックフィッシュに使えるベイトリールとしてはかなり低価格。
低価格でもアルミニウム製のフレームやブラスギア、耐久性の高いクラッチ等、ロックフィッシュに十分なスペックを持っています。
アブガルシア レボ ビースト
自重:270g
最大ドラグ力:14kg
巻取り長さ:86cm
ナイロン糸巻量(lb-m):約20-150/約25-115/約30-100
PE糸巻量(号-m):約5-120/約6-100/約7-80/約8-70
レボ ビーストは、ドラグを一切出したくないパワーファイトにおすすめ。最大ドラグ力14kgは、フルロックしておけば、まずドラグを出されることはないでしょう。糸巻き量も約30lb-100mで不足なし。
超大型ロックフィッシュ狙いや、地形の起伏が激しくドラグを出したら切られてしまうようなシーンに。
アブガルシア レボ ビースト ロケット
自重:270g
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:108cm
ナイロン糸巻量(lb-m):約20-150/約25-115/約30-100
PE糸巻量(号-m):約5-120/約6-100/約7-80/約8-70
レボ ビースト ロケット最大のメリットは、超高速ギアであること。ハンドル1回転当たり最大108cmの巻き取りが可能。
巻き取りの早さは、ルアーを素早く回収したり、アタリがあって即ラインスラックを回収してフッキングに持ち込めたり、掛けてからは一気に巻き取って根からロックフィッシュを離せたりと、様々なメリットをアングラーに与えてくれます。
アブガルシア ロキサーニ パワーシューター
自重:242g
最大ドラグ力:7kg
巻取り長さ:88cm
ナイロン糸巻量(lb-m):約16-125/約20-100/約25-85
PEが感度がいいのでPE4号を巻いて使ってみました。とても使いやすい。その後トラブルもありましたが、フロロの4号やフロロの5号、などにしてやっぱ、PEがいいとなってまたPE4号を使っています。使っていると、 40upもすんなりとあがってきますし、50upも簡単にあがっできます。しかも、ドラグ音もなってとても使いやすいです。
ロキサーニ パワーシューターは、マグネット10個・遠心ブレーキブロック4個で構成されたインフィニブレーキシステムを搭載。
バックラッシュを起こしたくない場合にはマグネット強め、遠投したい際には遠心ブレーキブロックメインで使うといった、アングラーの好みに応じたブレーキ設定を可能としてくれます。
アブガルシア ビッグシューターコンパクト
自重:250g
最大ドラグ力:10kg
巻取り長さ:83cm
ナイロン糸巻量(lb-m):約16-125/約20-100/約25-85
ビッグシューターコンパクトは、コンパクトさとドラグ力の強さを兼ね備えたリールです。
ロープロ化されたボディはパーミングしやすく、その一方で最大ドラグ力10kgを兼ね備え、ほぼドラグフルロックでロックフィッシュとやり取り可能。
コンパクトかつドラグ力のあるリールが欲しいアングラーにおすすめです。
ダイワ タトゥーラ TW
自重:195g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:86cm
ナイロン糸巻量(lb-m):14-115/16-100
バスブランドのタトゥーラ TWですが、剛性が高くソルトにも対応しているのでロックフィッシュにもおすすめ。
アルミ製のハウジングやスプール、90mmアルミクランクハンドルを搭載し、リール強度を気にせずに力強く巻き取れます。
ロックフィッシュもバスも楽しむアングラーが選ぶリールとしていいかもしれません。
ダイワ ジリオン TW HD
自重:240g
最大ドラグ力:7kg
巻取り長さ:91cm
ナイロン糸巻量(lb-m):16-125/20-100
パワーフィッシングを極める、ヘビーデューティーモデルのジリオン TW HD。20lb-100mのG1ジュラルミン製DEEPスプールに、100mmアルミクランクハンドル・パワーラウンドEVAノブを搭載。
通常のジリオンよりも太いラインが使えてさらに力強く巻き上げられる仕様です。
ダイワ モアザン PE TW
自重:205g
最大ドラグ力:6kg
巻取り長さ:91cm
PE糸巻量(号-m):1.5-200
モアザン PE TW は、PEラインを使い、遠投で攻めるゲーム展開をしたいアングラーにおすすめです。
搭載されているマグフォースZ PE ロングディスタンスチューンは、PE遠投に特化しており、前半は強めのブレーキでバックラッシュを抑制しながら、後半は弱めのブレーキで飛距離を伸ばせる仕様です。
ダイワ HRF® PE SPECIAL
自重:195g
最大ドラグ力:5.5kg
巻取り長さ:86cm
ナイロン糸巻量(lb-m):14-100/16-85
PE糸巻量(号-m):1.5-180/2-150
HRF® PE SPECIAL は、ダイワのハードロックフィッシュブランドから発売されているロックフィッシュ専用ベイトリール。
スーパーメタルフレームでボディの歪みを防止し、力強い巻き上げが可能。マグフォースZ PEロングディスタンスチューンでPEの遠投性もかなり高いです。
ロックフィッシュ専用ベイトリールの中ではかなり軽い、自重195gである点もおすすめポイントです。
ダイワ HRF® ソニックスピード
自重:230g
最大ドラグ力:6kg
巻取り長さ:102cm
PE糸巻量(号-m):1.5-180/2.0-150
次にギア比が9.1と一巻き102センチもあるスーパーハイギア仕様に感動。今まで一巻き70センチ前後のギフ比のリールを使っていましたが、キジハタに何度も潜られ泣き寝入りしてきました。しかし、このリールを手にしてからは一度も潜られることなく、ゴリゴリ負けるパワーのおかけで今年はショアからのキジハタの新記録(47センチ)も達成でき、40アップも10本近く抜きあげることができた実績もあり感無量です。
HRF® ソニックスピードは、ギア比9.1・最大巻取り長さ102cmを誇るハイスピードなベイトリール。
スピード感のある展開で、数多くのロックフィッシュにアプローチしてヒット数を重ねられます。
シマノ SLX DC
自重:210g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:88cm
ナイロン糸巻量(lb-m):12-100/14-90/16-80/20-65
SLX DCは、DCブレーキ搭載ベイトリールで最も低価格。実売価格2万円前後で、アングラーあこがれのDCブレーキを手にすることができます。ブレーキは4段階のみの簡単セッティングでかなりオートマチック。
ベイトリール初心者でもバックラッシュを恐れず遠投できるリールに仕上げられています。
シマノ スコーピオン DC
自重:225g
最大ドラグ力:5.5kg
巻取り長さ:91cm
ナイロン糸巻量(lb-m):12-130/14-110/16-100
17スコーピオンDCはブレーキを1にしても少しかかりすぎていると感じていましたが、21スコーピオンDCはDCの処理性能が格段に上がっていてMGLスプールが搭載されているので飛距離もよく飛びとても気持ちよく使えました!
スコーピオン DCでは、ラインの種類で選ぶ内部ダイヤルと、5段階で選ぶ外部ダイヤルで構成されたI-DC5ブレーキシステムを搭載しています。
ラインの種類にあわせた設定ができるため、より詳細なブレーキ設定が可能です。
マイクロモジュールギア搭載で、ギアノイズの少ない滑らかな巻き心地もおすすめポイントです。
シマノ エクスセンス DCSS
自重:225g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:91cm
フロロ糸巻量(lb-m):12-130/14-95/16-85
PE糸巻量(号-m):1-365/1.5-255/2-180
エクスセンス DCSSは、PEとフロロを使用することがほとんどのロックフィッシュにぴったり。
外部ダイヤルのみでPE・フロロのライン種類と、幅広いウェイトに対応できるI-DC4エクスセンスチューンブレーキシステムを搭載。
PE使用時には1~3、フロロ使用時はFにダイヤルを合わせて使ってみてください。
シマノ エクスセンス DC
自重:225g
最大ドラグ力:4.5kg
巻取り長さ:91cm
フロロ糸巻量(lb-m):12-100/14-85/16-75
PE糸巻量(号-m):1-300/1.5-200/2-150
PEラインを使用したキャスティングゲームでトラブルを軽減してくれて、飛距離もバツグンなので釣りに集中することができるので釣果がアップしました。アンタレス DCMDよりも糸巻き量は少ないものの、軽量ルアーもストレスなく扱えるのでよりバーサタイルに楽しめます。
エクスセンス DCは、圧倒的遠投性を求めるハイレベルなアングラーにおすすめ。
内部ダイヤルにあるXPモードは、PEラインを使い追風で大遠投するための専用モード。XPモードに設定すると、外部ダイヤルまで全て追風専用となるプロフェッショナル仕様。
もちろん、通常のPEやフロロを快適に使えるブレーキ設定も可能です。
シマノ アンタレスDC MD
自重:235g
最大ドラグ力:6kg
巻取り長さ:93cm
ナイロン糸巻量(lb-m):12-165/14-145/16-120/20-100
PE糸巻量(号-m):3-130/4-100/5-80
アンタレス dcmd は50cmを超えるアイナメにも負けずにキャッチできます。リグはヘビーテキサスを使用しています。キャスト時も安定して送り込むことが出来、バックラッシュなどのライントラブルもかなり抑えられています。ハードロックフィッシュを狙う際は是非アンタレス dcmd xgを検討してみてください!
アンタレスDC MDは、世界のモンスターフィッシュに対峙できるストロングなベイトリール。
実売価格約6万円のハイエンドモデルですが、Amazonレビュー数はもうすぐ200個に迫る勢い。その人気の高さが伺えます。
糸巻き量がDC搭載モデルでは最も多く、DCブレーキを搭載していて、かつPE4号100mの糸巻き量を必要とするアングラーはぜひチェックしてみてください。
ロックフィッシュに快適なベイトリールを
パワー、操作性、感度、手返し、糸巻き量etc…。ロックフィッシュゲームにおいてベイトリールで得られるメリットは数知れず。ぜひ本記事でご紹介したベイトリールをチェックしてみてください。関連記事
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