【タトゥーラTW300】“20時間投げ倒し”インプレ。ビグべ・マグナムクランクに最適なバケモノリールの魅力。


シリーズ最大級の“蜘蛛”の襲来

☝︎2021年。タトゥーラシリーズにパワーと剛性を備えた「タトゥーラTW 300」が仲間入り。ビッグベイトやマグナムクランクに照準を合わせた、タフネス普及機の一つの到達点といえよう。

数と引き換えに、年々釣れるバスの巨大化が進みつつある、現在のバスフィッシングシーン。それに呼吸を合わせるように、バスルアーもどんどんと大型化。

しかし、大型ルアーや太糸に対応したリールは、実際のところ現在の市場には選択肢が少なく、新しい釣りに挑戦したいと思っていても中々ハードルが高かったりもします。

そんなアングラーの要望に答えるような新機種。それこそが今回特集する「タトゥーラTW 300」です。

スペック

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出典:楽天市場
機種名タトゥーラTW 300 (XH)
ギア比6.3 / 8.1 (XH)
自重(g)325
巻糸量フロロ・ナイロン(lb/m)20-185 25-145
スプール径(mm)43
最大ドラグ(kg)13
ハンドル長(mm)110
メーカー希望本体価格(円)37,000円
 
☝︎タトゥーラシリーズでおなじみの「蜘蛛のマーク」。本機はブレーキシューにのみ刻印されています。

編集部 T
編集部Tです。今回は発売直前に特別にお借りすることができました。場所は琵琶湖。20時間(2日間)ビッグなルアーだけを投げ続け、その実態を探ってみます!


 
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タトゥーラTW300で投げたルアーたち

投げるは“ビッグルアー”オンリー


場所をホームの関東から、関西は琵琶湖へと足を運んだ編集部一行。新型タトゥーラとの親和性と「どうせなら普段投げない、琵琶湖らしいルアーで」という欲望から、以下の3つのルアーをとにかく投げ倒すプランにしました。

1. ビッグベイト(スライドスイマー250 / デプス)

☝︎「これぞ琵琶湖ドリーム」と言った、貫禄すらも感じるS字形ビッグベイト。全長250mm・重量6ozのダイナマイトボディ。

関東アングラーからすると、もはや「リザーバーのディープでダウンショットに釣れるバス」と同じサイズ感(苦笑)

見慣れていないと、「ほんとに釣れるのか?」と疑心暗鬼にもなるけど、やっぱり出しどころによっては釣れるらしい。

今回取材をサポートしてくれたビックリマン高田氏も、過去に数々のビッグバスを釣り上げている高実績のビッグベイトです。

2. マグナムクランク(SKT マグナム / ラッキークラフト)

☝︎もはや秋の琵琶湖ではスタンダードなサイズ感になりつつある、この手のマグナムクランク。SKTマグナムは自重2ozでMAX5mほど潜航。

関東ではクランクばっかり投げている僕ですが、さすがに手を伸ばしたことがないジャンル。

「とにかくウィードに接触するまでは、高速で巻き続けること」。それこそが釣果を引き出すコツなんだそうです。(これがめっちゃくちゃしんどい!)

そのあたり、巻きのトルクも含め、タトゥーラTW300のパワーを検証するにはぴったりのルアーなんじゃなかろうか?

3. アラバマリグ系

☝︎5インチ前後のシャッドテールが、名前の通り“傘状のワイヤー”にぶら下がったリグ。つけるワームとジグヘッドによって総重量が変わるけど、最低でも2ozほど

今回の3種の中で、唯一釣果を出した経験があるルアー。関東でもたまに釣れます。お魚の群れをうまく表現していて、水中の泳ぎを見ていても楽しめるリグ。

巻き抵抗は比較的少ないので、リールのトルクはそこまで求められないものの、重量がそれなりなのでやっぱり太い糸(最低でも20Lb)を巻いておきたいところ。「太糸がたっぷり巻ける」タトゥーラ300TWの長所が生きるリグですね。

 
>>Next Page:タトゥーラ300を20時間使ってみて。

タトゥーラTW300。20時間使い倒しインプレ


結果から言うと、秋の琵琶湖が手強すぎてノーフィッシュでした。(不甲斐ない!)

でも、合計20時間(丸2日間)先に紹介した3種を投げ倒したので、このリールの魅力を語るには十分かと。

編集部 T
もう語ることいっぱい。とにかく自信を持っておすすめできるパワフルリールです。

魅力1. トラブルの少ないマグブレーキ


まずはダイワリールの最大の魅力、バックラッシュの少なさ

「絶対にロクマル釣ったる!」という無謀な意気込み、そして「スライドスイマー高いからキャスト切れしたくない」という心配から、ラインはフロロの25Lbをセレクト。

太ければ太いほどコシが強すぎて扱いにくいものですが、バックラッシュは2日間でほとんどなし。ブレーキもピーキーとは無縁のため、快適そのものでした。

☝︎このクラス(250mm)のビッグベイトは初心者の僕でしたが、しっかりとロッドに重みをのせてあげることで、ロングキャストもできました。太糸を装備できることで、キャストも強気になれるってもんです。

魅力2. 安心のラインキャパ


現行のバス用ベイトリールは、14Lbで80mくらいが主流になりつつあります。

その中で「タトゥーラTW300」のラインキャパは群を抜いた存在。フロロ20Lbで185m、25Lbでも145mも巻けるという、驚愕のスペック


先にも申し上げた通り、6ozクラスのビッグベイトをフルスイングするときにかかる、瞬間的な負荷は相当なもの。そんなときに疑いながら投げるか、安心して全力でふり抜けるかの違いは大きく、それだけでもこのリールのアドバンテージを感じます。

魅力3. ごっついけどパーミングはしやすい


トルクフルであるものの、タトゥーラTW300はロープロリールであることも魅力です。

手の小さい僕でもしっかりと握り込め、リーリングに力が入るため、非常に扱いやすく疲れにくい

「ここぞ!」というスポットでビッグベイトをジャークさせたり、そんな小技(操作)もつけやすいのです。

今回は出番がありませんでしたが、ウィードが生茂るような時期、「縦の捌き」が要求されるシーンに(パンチングなど)おいても活躍が期待できるでしょう。

魅力4. 大型ハンドル&ノブでトルクフルなリーリング

☝︎こんな感じで、チャリのグリップみたいに横方向で握り込むことができるので、疲れにくくスピードが出しやすいというわけです。引き抵抗の大きいマグナムクランクもグリグリ巻けます。

これは特にマグナムクランクを使ったクランキングで活きる話。

「ウィードトップに到達するまで、いかに高速で巻くか」がキーとなる釣りなので、リーリング時にかかる負担は相当なもの。それを少しでも和らげてくれるのが、ロングハンドルと大型のノブなんです。


また、アルミボディと「ハイパーダブルサポート」というダイワ独自の駆動システムが、引き抵抗の大きいルアーの巻き上げも心地よいものにしてくれます。

編集部 T
関東で釣りしている分にはあまり不便さを感じませんでしたが、マグナムクランクを投げまくるとその必要性が見えてきました。おぉ、なるほどって感じです。

魅力5. とにかくタフ!


超重量級ルアーを20時間投げ続け、思ったこと……とにかく剛性に対しての安心感がハンパないということ。

ヤワなリールではそもそも投げることが難しいような大型ルアーも、余裕をもってキャストできる。

「たった2日間じゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、実際に時間で換算すると20時間ほど。これって、サンデーアングラーなら、そうとうな年数に匹敵する実質使用時間なんじゃないでしょうか?

☝︎「海外の怪魚狙いでごっついルアーばっか使っていると、弱いリールはクラッチがすぐにダメになる」と、ビックリマン高田氏(写真左)がポツリ。「これだけニーゴーマル(スライドスイマー)投げてガタこなければ、このリールは相当強いんちゃいますか」と、海外プロガイドからもお墨付き。


事実、タトゥーラTW300には「ハイパータフクラッチ」と呼ばれるクラッチが採用されています。それは過酷なソルトシーンにおいても対応できる完成度の高さで、何千回、何万回オン・オフを繰り返しても、しっかり挙動するタフさがウリです。

魅力6.  価格とデザイン


先進のテクノロジーを搭載しているため、20タトゥーラシリーズと同じとまではいかないものの、販売価格は2万円後半〜3万円ほどと中堅クラス。

とはいえ、現状6ozレベルのビッグベイトに最適と思えるリールは高価格帯(5万円以上)のものが主流。エントリーヘビーウェイト用ベイトリールとして捉えれば、手を伸ばしてみる価値のあるリールではないだろうか?

編集部 T
ブラックとガンメタを基調とした、男臭いデザイン。「無骨」「硬派」そんな言葉がぴったりの外観です。手にした時の重量感も、なんだか頼り甲斐があって胸が躍ります。

まとめ)編集部Tの総合評価:★★★★☆


この手の大型のリールは他に使ったことがないので、相対的な評価はできません。

ただ、実際に20時間使ってみて、ビッグベイトやマグナムクランクにおける使い心地には、非常に高い満足感を得ることができました。

そして、今回取材をサポートしてくれた、ビックリマン高田氏の評価が高かったことも好印象。(彼は仕事道具として年間300日以上リールを使う人なので、耐久性にはほんとにうるさいのです)

編集部 T
今回は叶わなかった「琵琶湖ドリーム」。このリールを手にした方が、僕の代わりに叶えてくれることを心から願っております!


ITEM
ダイワ タトゥーラ TW 300XH
ギア比:8.1
自重(g):325
最大ドラグ力(kg):11
巻糸量フロロ・ナイロン(lb/m):20-185・25-145
標準巻糸量PE(号-m):#3-285/#5-160
スプール径(mm):43

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紹介されたアイテム

ダイワ タトゥーラ TW 300XH
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

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