命溢れる真夏の水辺で魚釣りを楽しもう
水温が高くさまざまな魚達が高活性

8月は人間にとっては一年でもっとも暑い季節ですが、魚釣りとしては7月から引き続き一年で最も良く釣れる時期です。
8月は堤防釣りでもさまざまな魚がよく釣れるので、魚釣り入門やファミリーフィッシングにはうってつけですよ!
一方で夏は赤潮や青潮が発生することも……

一点だけ……真夏に極端に釣れなくなってしまう赤潮や青潮には注意が必要です。
実釣前に、「周辺の海域名」と「赤潮」や「青潮」といった検索ワードを使って海況を把握しましょう。
▼赤潮や青潮についてはコチラの記事でご紹介
アジ・イワシ・サバなど|サビキ釣り絶好調‼︎
8月はサビキ釣りがメチャ楽しい

夏休みのファミリーフィッシングにオススメなのが『サビキ釣り』です。
堤防釣りの定番サビキ釣りは、7月に引き続き8月も一年で一番楽しめる時期と言えます。
釣り初心者の方でも美味しい魚がたくさん釣れちゃうのですから、楽しいに決まってますよね!
▼サビキ釣りについてはコチラの記事で詳しくご紹介
明け方と夕暮れ時を狙って釣行してみよう

8月の日中は本当に暑い……釣果云々よりも、陽の高い時間帯の魚釣りは肉体的に苦痛だったりします。
魚達も陽の高さを嫌って日の出前後や夕暮れ時によく釣れるので、よく釣れる朝夕の時間帯に絞って効率良く楽しみましょう。
早朝に釣りに出掛ける際は、日の出時刻より30分以上前から釣りを始めるコトが大事。魚達は薄明るくなる頃から掛かりはじめますよ!
暑い時間帯にしか釣行できない場合は、堤防の先などできるだけ潮通しの良い場所を選ぶと日中でも釣果を挙げられる可能性が上がりますよ。
釣れたらクーラーボックスへ仕舞いましょう

釣れた魚をバケツに溜める際は、長時間放置せずにこまめにクーラーボックスに入れましょう。
また、クーラーボックスに氷と少量の海水を入れておくことで、効率よく釣った魚を冷やすことができます。
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サンバソウ・木っ端グレ・カサゴなど|サビキ釣りと一緒に五目釣りも楽しんでみよう
サンバソウは初心者でも簡単に釣れる魚

8月中旬になると、今年産まれたサンバソウ(イシダイの幼魚)が堤防際に姿を現し始めます。
万が一、サビキ釣りのターゲットとなるアジやサバの回遊が無かった時に備えて、胴突き仕掛けとオキアミを持っておくと堤防際に棲む魚を釣ることができますよ。
▼初心者にオススメな胴突き仕掛けによる五目釣りはコチラの記事でご紹介!
木っ端グレやカサゴ、外道も色々、堤防の五目釣りも楽しい!

サンバソウの他にも、木っ端グレやカサゴ、ウミタナゴやベラなど……オキアミを使うことでさまざまな種類の魚が掛かってきます。
このように、特定の魚種を狙わずにその場で釣れる色んな魚を釣ることを「五目釣り」と呼びます。
夏は釣れる魚の種類が豊富なので、五目釣りがとっても楽しい季節ですよ。
OWNER 夜釣りアナゴの完全セット 8号
アナゴ|夕涼みがてら美味しい食材を釣ってみよう
日中は暑すぎる!そんな方には夜釣りがオススメ

夕方のサビキ釣りに出掛ける方や真夏の釣りは暑すぎて無理。そんな方々にオススメなのが夜釣りで狙うアナゴです。
アナゴは、アオイソメやサバの切り身を餌にしたちょい投げ仕掛けで手軽に釣ることができるので、初心者の方でも楽しめますよ。
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釣りたてのアナゴの天ぷらは最高ですよ

釣りたて新鮮な海の幸を味わえるのも魚釣りの醍醐味ですよね。
新鮮なアナゴの天ぷらはフワフワで最高に旨いんです!
▼アナゴの釣り方や簡単な捌き方はコチラの記事でご紹介
ハゼ|シーズン本格化
河口域ではハゼ釣りで大賑わい

堤防からすこし河口域に目を向けてみると、ハゼ釣りシーズンが本格化しています。
8月は夏休みシーズンということもあり、岸壁にはズラリとハゼ釣りを楽しむ方が並びます。
ハゼは簡単で手堅く釣れて食べても美味しいということで、夏から秋にかけて大人気な釣り物ですよ。
上げ潮や夕マヅメがオススメ

ハゼ釣りの時合は釣り場によって様々ですが、一般的には上げ潮が狙い目です。
また、夕方に急に食いが立つこともあります。
▼ハゼ釣りでたくさん釣る為のコツはコチラの記事でご紹介!
イナダやショゴ、シイラやソーダガツオなど|青物も日に日に成長していきます
サーフや堤防でイナダやシオが良く釣れます

真夏に楽しめるルアーフィッシングと言えば、やはり青物ですよね!
ワカシやショゴも日に日に大きくなり、ライトショアジギングやサーフトローリングがとても楽しい時期です。
潮通しの良い場所ではシイラがヒットすることも

8月は、シイラやソーダガツオといった回遊魚の釣果も期待できます。
30g前後のメタルジグを使ったライトショアジギングは、比較的簡単に楽しめるルアーフィッシングなので、この夏ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼ライトショアジギングを超わかりやすく解説!
アカハタ・キジハタ・オオモンハタ|ハタ類がベストシーズン
ハタ釣りは夏がベストシーズン

真夏に楽しめるルアー釣りとして、ハタを狙ったロックフィッシュゲームが挙げられます。
水温が高くても活性が下がりにくく、青物と違って釣果にムラがなく日中でも狙えるのがハタ類の良い所と言えるでしょう。
ワームやジグでボトム周辺をリフト&フォールで狙ってみよう

ハタの仲間を狙う場合は、3~5インチ程度のワームをテキサスリグやフリーリグ、ジグヘッドなどで使用してボトム周辺を探ってみましょう。
ハタは自分の目線よる少し上を泳ぐルアーにも積極的に食いついてきますので、アクションはリフト&フォールがオススメです。
▼専用タックル不要!ライトロックフィッシュがおすすめです
ウナギ|雨の後はウナギ釣りで決まり
夕立や台風など“大雨が降ったら”ウナギ釣りがアツい

梅雨時によく釣れたウナギですが、日照りが続く8月はやや釣果が落ち着いてきます。
それでも“夕立の後や台風が過ぎた翌日や翌々日”などは、一気に食いが上がり釣果が出やすくなります。
過度な増水は釣りが成立しないだけでなく、大変危険ですので安全に釣りが楽しめる丁度良い増水の際に夕方から釣行してみましょう。
シンプルな仕掛けで手軽にウナギを狙ってみよう

ウナギは、川の上流部から海までさまざまな環境で手軽なちょい投げで釣ることのできる身近な魚です。
一雨降ったら、オモリとウナギ針、そしてミミズ。これだけ準備して近所の川へウナギ釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。
▼ウナギ釣りの釣り場や釣り方についてはコチラの記事でご紹介
アユ|シーズン最盛期
8月は鮎釣りのベストシーズン

鮎釣りは7月から9月にかけて盛期を迎えます。
清らかなに流れる川に浸かりながらの鮎釣りは、最高に気持ち良いですよ。
ルアーで釣るアユイングもオススメです

とはいえ、鮎釣りって高価な竿を用意したりと何かと敷居の高い釣りというイメージはありませんか?
ところが、近年ルアーを使った鮎釣りを解禁する漁協が増えています。
バスタックルやライトソルトタックルで気軽に楽しめ、意外と簡単に釣れてしまうからハマる人が増加中です。
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▼ルアーでアユを釣るメソッド”アユイング”についてはコチラの記事でご紹介
イワナ、アマゴ、ヤマメ|渓流釣りも残すところ2ヶ月
涼を求めて渓流へ釣りに行ってみよう

夏の渓流釣りは海釣りと比べて涼しくって気持ち良いものです。
真夏の渓流釣りは、沢靴やウェーディングシューズとゲーターを着用し濡れながら楽しむウェットウェーディングスタイルがオススメ。
冷たくって気持ち良い川で美しい渓流魚に癒されてみてはいかがでしょうか。
▼渓流釣りの装備についてはコチラ
渇水には要注意

夏は渓流魚の餌となる虫たちも多い季節なので、基本的には渓流釣りに適した季節です。
しかしながら、連日雨が降らないような渇水状態では著しく釣れなくなることがあるので注意しましょう。
バス、ナマズ、雷魚|淡水のゲームフィッシュも面白い
真夏の釣りと言えば雷魚ゲーム

真夏は雷魚釣りも面白い季節です。育った水草の中から強靭なロッドとラインを使って圧倒的なパワーで釣り上げるのがこの釣りの醍醐味!
雷魚は水温が上昇すると水面に浮いてくる機会が増えますので、フロッグを使って狙ってみましょう。
▼雷魚釣りに関してはコチラの記事でご紹介
朝夕はバスが高活性、夜はナマズ釣りが楽しい

夏はバス釣りやナマズ釣りも楽しい季節です。バスは朝夕マヅメ時がとくに狙い目。
夜の涼しい時間帯に釣りをしたい方はナマズがオススメですよ!
熱中症とゲリラ豪雨に注意しながら楽しもう!
熱中症や日焼け対策を万全に!

8月の魚釣りは太陽との闘いといっても過言ではありません。
積極的に水分や塩分を摂って“熱中症対策”を取りましょう。
また、水辺は水面からの照り返しによって想像以上に日焼けしますので、長袖長ズボンや日焼け止めを活用して肌を守りましょう。
夕立やゲリラ豪雨、落雷に注意

夏は大気が不安定になりやすく、夕立が頻繁に起こります。
川釣りの場合は、その場で雨が降っていなくても上流部で集中豪雨があると急激に濁ったり、水位が上昇する場合がありますので注意が必要です。
また、海釣りであっても落雷の被害に遭わないように、雷鳴が聞こえたり周囲が薄暗くなるような積乱雲が出現したら車などに避難しましょう。