魚釣りを趣味にして良かった!と思うコトを振り返ります
釣りをしたことのない人からよくこんな言葉を掛けられます。
『美味しい魚はスーパーでも買えるよ!』とか、『魚釣りは釣れない時間が退屈じゃないの?』とか、『釣り具や釣行費って高いよね』とか、『魚が可哀そう』とか……。
確かに一理あるかもしれません。でも、魚釣りを趣味にしているからこそ得られることがたくさんあるんです!
今回は怪魚ハンター山根(兄)が、釣りしていて良かったなぁって感じたコト&友人知人がポロっと口にした釣りの良い所を思い出しながらまとめていきます!
心躍る失敗&成功体験を味わえるのが“釣り”という遊び
1.生き物を相手にするからこそ味わえるドキドキとワクワクは別格!
生き物を相手にする魚釣りは、必ずしも自分が理想とする結果になるとは限らない趣味なんです。
不確定要素が多く未来が分からないからこそ、釣りに出掛ける時は眠れない程ワクワクしますし、魚が掛かった時は視野がキュッと狭くなるほどドキドキします。
2.“身体が震える感覚”が病みつきになる
ワクワクの原材料は予測不能な未来。非現実的な世界に身を置いて釣り竿を振るだけで身も心もリフレッシュされます。
毎日繰り返し同じような生活を送っている人にとっては、休みの日に味わう未来の分からないワクワクドキドキ感はストレス発散に持ってこいですよ!
大物や珍しい魚との出会い、狙った魚が思い通りに釣れた時。嬉しさで“身体が震える”なんて釣り人あるあるだと思います。
嬉しすぎて膝がガタガタ震える……なんて体験はなかなか味わえないですよね。
▼怪魚ハンター山根の人生最大魚との出会いはコチラ!
釣りを通して“計画力”と“実行力”が身に付いた
3.魚釣りは“計画を立てる楽しさ”を感じられる趣味
魚釣りを始めたことで、計画の立て方や未来を見据えた準備の楽しさを実感できたという人も数多くいます。
魚種によってはお金を掛けなければ釣れない魚もいますが、目標が決まると今までできなかった貯金や節約が不思議とできたりしますよね。
魚釣りで覚えた計画力は、学業や仕事、家庭内でもきっと発揮されますよ!
4.“行動する勇気”を発揮できる趣味
魚釣りでは、自分の住む街から遠く離れた土地へ出掛けることも珍しくありません。
最初は県を跨いで釣りに行くだけでもワクワクドキドキ。だんだんと行動範囲が広がっていき、海外へ釣りに出掛ける人もいます。
魚釣りをしていると行動力が身につき、遠くに出掛けることが苦にならなくなります。
▼遠征釣行の魅力についてはコチラ!
魚釣りをしていると“コミュ力”がUPします
5.同じ趣味を持つ“仲間が増える”
これは魚釣りに限った話ではありませんが、同じ趣味を持つ人同士は意気投合しやすいもの。
普段の生活で友達が増えないって方でも魚釣りをしていると、不思議と仲間が増えていくものです。
6.他人と会話することが億劫ではなくなる
釣り場で出会う人はみな他人ですが、挨拶したり釣り場の状況を聞いたりと何かとよく会話するものです。
魚釣りって自然と向き合うばかりの趣味のように思われがちですが、意外と人と会話する機会のある趣味なんですよ。
職場で連休を確保するための交渉力や、家族に気持ち良く釣りに行かせてもらえるように進んで家事をするようになりました!
理論的に物事を考え、試行錯誤できるようになった
7.時間を大切にしたり、試行錯誤する癖がつく
魚釣りは努力すればするほど、得られる成果が上向いていく趣味でもあります。
どうやったら魚が釣れるのか。魚釣りにハマってしまうと常にコレばかり考えてしまいます。
釣れない原因と釣れた理由がしれた時なんて、すごくスッキリした気分になるんです!
8.努力する癖がつく
魚釣りにハマると「暇だなぁ」と感じることが無くなります。ちょっとした時間でさえも有効に活用したくなり、時間を持て余すことが無くなりますよ。
毎週末「何しようかな?」って考えている方にこそ魚釣りを始めてみていただきたいです!
時間がいくらあっても足りませんね(笑)。
魚釣りを通して“家族との楽しい思い出”が増える
9.魚釣りを通して家族とのコミュニケーション機会が増える
僕たち兄弟は、幼少期から父親に連れられて毎週魚釣りに出掛けていたので、楽しい思い出がいっぱい残っています。
魚釣りは、家族で一緒にワクワクとドキドキを共感できる素晴らしい趣味ですね。
他にも、天候が急変した時は子供なりに自然ならではの怖さを感じましたし、魚を血抜きする時は命を奪うこと、食材としていただく感謝の想いを学ぶことができました。
10.魚釣りは“家族の絆が深まる趣味”
幼いころは、堤防からサビキ釣りでサッパを釣って大はしゃぎしていた僕たち兄弟。
行動範囲が世界中に広がった今でも、家族は一緒に釣りに行く最高のパートナーです。
新鮮でおいしい魚を持ち帰ると家族が喜んでくれるのも、釣りをしていてよかった。と思う瞬間ですね。
釣りたて“新鮮な魚の味”を知ることができた
11.釣った魚を“美味しく食べる”のも釣りの醍醐味
釣りたて新鮮な魚を使った料理を味わえるのは、釣り人の特権とも言えますよね。
釣りの後の帰り道。その日の釣果を「どうやって調理して食べようかな~」って考えながら帰るのが楽しいんですよね。
命をいただくありがたみを感じられるのも魅力のひとつだと思います。
▼魚を美味しくする魔法の紙を使って高級魚を熟成させてみた。
12.スーパーでは買えないような珍しい食材を食べられる
魚釣りをしていると、市場やスーパーでは購入できないような幻の食材が釣れることだってあります。
また、魚は種類によって捌き方や食べ方が異なりますが、これがまた新しいことに挑戦する感じがして楽しいんです。
▼禁断の食材を食べた釣行記!
様々な“魚の生態”に詳しくなった
13.対象魚の生態を知ると釣果が伸びる!
魚を効率よく釣り上げようとすると、自ずと対象魚の生態を勉強することになります。
例えば、ウナギやナマズは夜行性だから夜の方が良く釣れる。とか、ハゼやアユは一年で死んでしまうから釣れる季節が決まっている……等々。
14.“学ぶ”って面白いことに気づいた
釣り人には当たり前の知識でも、釣りをしない人に釣りで得た豆知識を披露してみると案外ウケが良かったりするんです。
目が良い魚と鼻がいい魚の釣り方が違ったり、性別が変わる魚がいたり、面白い名前の魚だったり……魚って知れば知るほど面白い生き物ですね。
▼大きくなると性別が変わる?!魚の面白い生態についてはコチラ
“命の尊さ”を感じられるようになった
15.魚釣りは生き物の命を奪う趣味である
魚釣りは生き物と直接触れ合う趣味であり、釣って食べる。すなわち生き物の命をいただくという意味ではもっとも生き物との距離が近い趣味のひとつと言えるでしょう。
実際に自分の手で魚の命を絶ち、食べ物として食すからこそ、本当の自然や命の尊さを実感できます。
幼魚は必ずリリースするようにしています。
16.魚釣りを始めると“自然に優しくなれる”
自然や魚との距離が近くなるからこそ、自然のありがたみや脆さを体感できるので、結果的に自然を大切にしたいという感情が湧いてきます。
抱卵個体や毒魚などのリリースはもちろん、リリースする時もできるだけ魚に負担のないように心がけています。
▼魚のリリースのやり方についてコチラの記事でご紹介!
生態系や資源量といった“自然環境”について考えるようになった
17.釣りを取り巻く課題に向き合うようになった
魚釣りにどっぷりハマってくると、魚釣りが抱える様々な課題にも気づかされますよね。
それでも、釣り人達はずっと大好きな魚釣りを続けていくために、行動する力を持っていると僕は信じています。
18.釣り人は“自然の変化に敏感”に反応できる
実際に水辺に立って自然や魚と触れ合っている釣り人は、生態系や資源量といった自然が抱える問題に対して敏感に反応します。
自然を管理しながら持続的に利用していくためには、日々自然と関わる人の存在がとても大切です。
その他にも自分にとっての釣りの対象魚でなくても、サンマやクロマグロの資源量に関するニュースが気になったりもします。
“ありがとう”って言葉が素直に出るようになった
19.釣りをしていると魚に対しても、人に対しても『ありがとう』って言葉が良く出ます
魚釣りをしていると『ありがとう』って言葉を発する機会が増えます。
もちろん釣り人同士に対する感謝もありますが、釣れた魚に対するありがとうだったり、魚釣りに見送ってくれる人へのありがとうもあるでしょう。
魚をリリースする時に自然と「ありがとね!」って言葉が出ます。
20.自然と感謝の言葉が出るようになった
「ありがとう」ってたくさん言える人生ってホントに幸せだと僕は思います。
これからも、自然や魚達、そして周囲の人たちに感謝の気持ちを持って魚釣りを楽しんでいきたいものです。
やっぱり魚釣りって最高だ!
今回は『魚釣りをしていて良かった!』と感じることをまとめてみました!
僕もこの記事を書いてみて改めて魚釣りを続けてきて良かったと再確認しました。
魚釣りってホントに人生豊かになれる趣味のひとつだと思いますよ!