ファミリーフィッシングの最盛期突入!7月に釣れる魚をご紹介
7月は一年で一番魚釣りが“カンタン”な時期♪
7月は各地の釣り場が釣り人たちで大きく賑わう季節。実績場では、釣り場に入るのも大変なくらい多くの方々が魚釣りを楽しむシーズンです。
それもそのはず! これから魚釣りを始める方々や家族連れでも簡単に魚が釣れちゃう、一年で一番魚釣りがアツい時期の到来ですよ。
堤防や海釣り公園といった手軽に釣りを楽しめる場所でも良く釣れます
美味しく食べられるアジやイワシがいとも簡単に釣れてしまうので、「魚釣りを始めてみたいなぁ」と考えている人はぜひ、7月にチャレンジしてみてください!
『駐車場やトイレが心配……』という方は、魚釣りの為に開放されている、海釣り公園がオススメですよ。
お住まいの都道府県名と海釣り公園を検索ワードにして釣り場を調べてみましょう。
熱中症&日焼けに注意しましょう
梅雨が明けると真夏の直射日光が容赦なく降り注ぎます。
魚が釣れていると、ついつい水分補給を忘れがちになってしまいますが、熱中症と日焼けにくれぐれもご注意下さい。
それでは岸から手軽に釣れる魚に絞って、7月にオススメな対象魚をご紹介していきます!
▼夏の釣りは”日焼け対策”が必須なんです。
7月はサビキ釣りが超楽しい!アジ・サバ・イワシの数釣りを満喫しよう
サビキ釣りのベストシーズン到来
夏の堤防釣りで圧倒的な人気を誇る釣り方は“サビキ釣り”です。
対象魚になる魚は、小アジや小サバ、イワシやサヨリなど美味しく食べられる魚ばっかり。
魚釣り初心者の方や子どもでも簡単かつたくさん釣れるので、「とにかく魚を釣りたい!」って方にはサビキ釣りがオススメです!
頑張って早起きして朝マズメに爆釣しよう
サビキ釣りの最盛期とも言われる7月は昼夜問わずよく釣れる時期ですが、夏場は明け方が最もよく釣れる時間帯と言えるでしょう。
早起きするのは億劫かもしれませんが、夜明けと共に始まる入食いを体験するためにぜひ、夜明け30分前から釣りを始めてみてください。
サビキ仕掛けを海中に入れるや否や、鈴なりにアジやサバが掛かってくる感覚は病みつき間違いなしですよ!
▼サビキ釣りについてはコチラの記事で分かりやすく解説!
釣れた魚を冷やすクーラーボックスをお忘れなく
せっかく釣れた魚を鮮度よく持ち帰る為にも、クーラーボックスと氷は忘れずに用意しましょう。
とくに気温が30℃を超えるような夏場は、釣れた魚をバケツにいれて1時間も置いたらせっかくの鮮度がガタ落ちですよ。
▼魚を冷やすならやっぱり釣具メーカーもの!おすすめはこちら
マハゼ|川の河口部ではハゼが釣れ始めます
7月になると早くもマハゼが釣れ始めます
サビキ釣りと並んでファミリー層や初心者の方に人気なのがハゼ釣りです。
ハゼ釣りと言えば9月から10月が最盛期となりますが、6月下旬頃から釣れ始めます。
潮の満ち引きがある川の河口部が狙い目ですよ。
7月のハゼ狙いは小さな針を用意しましょう
7月のハゼは7cm前後と小さいながらも、骨が柔らかいので内臓だけ出して、そのまま天ぷらや唐揚げで骨ごと美味しく食べられます。
この頃のハゼは「デキハゼ」なんて呼ばれ、サイズの小さなデキハゼは袖針5号前後の小さい針を使うことで簡単に釣ることができますよ。
▼釣る人は100匹以上?!ハゼ釣りのコツを掴んでチャレンジ!
シロギス|堤防からのちょい投げで数釣りができる
7月はシロギスがベストシーズン
6月に比べて中型~小型が目立つようになるシロギスですが、数釣りと手軽さという面では7月はベストシーズンと言えるでしょう。
砂地に造られた堤防では、専用タックルを使わずともちょい投げでシロギスを狙うことができますよ。
夏のキス釣りはルアータックルでもOK!手軽に狙ってみましょう
7月の堤防からのキス釣りは、シーバスタックルや初心者向けのセット釣り具でも十分楽しむことができます。
天秤仕掛けとアオイソメを用意して気軽に狙ってみてはいかがでしょうか。
マゴチ|6月に引き続き、浅場でマゴチが狙える時期ですよ
7月はマゴチが高活性
7月の砂地では、シロギスと同じようにマゴチも高活性な状態で浅場で積極的に餌を捕食します。
夏が旬のマゴチをサーフからルアーフィッシングで狙ってみてはいかがでしょうか。
▼プロが教える!マゴチの釣り方講座
キスやハゼの泳がせでも狙えます
ルアーの対象魚として人気なマゴチですが、キスやハゼを餌にした泳がせ釣りで狙うこともできます。
堤防のちょい投げで小さなキスが釣れたら、天秤1本針仕掛けに活きの良いキスをつけて投げ込んでみましょう。
夜釣りで掛かってくることもありますよ!
ワカシ・イナダ・ショゴ|青物をライトショアジギングで狙ってみよう
7月に入ると青物の回遊が本格化
7月になるとサーフや堤防に30~40cm程度のワカシやショゴ(ブリやカンパチの幼魚)、ソウダガツオやシイラの幼魚などが回遊してきます。
釣り場に回遊魚の群れさえ入ってくれれば、比較的簡単に釣ることができるので、ルアーや泳がせ釣りで狙ってみましょう。
7月の青物釣りはライトショアジギングがオススメ
ワカシやシオを狙う場合は、30g前後のメタルジグを使ったライトショアジギングが手軽でオススメです。
近年、爆発的に人気が出ているライトショアジギングにこの夏チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼ライトショアジギングの基礎知識はこちらから
アカハタ・キジハタ・オオモンハタ|夏はハタが高活性ですよ
オオモンハタやキジハタは朝夕のマズメ時が狙い目
高級魚のハタの仲間は夏にベストシーズンを迎えます。
オオモンハタやキジハタは、朝夕のマズメ時が狙い目。ジグヘッドやテキサスといったリグとワームの組み合わせで、堤防際の捨て石周りや潮通しが良くベイトの溜まるポイントを狙ってみましょう。
岩礁帯近くの堤防ではアカハタも狙えます
磯やゴロタ浜に造られた堤防や港では、アカハタを狙うことができます。
アカハタは陽が昇ってから時合になることが多い魚。根掛かりに気を付けて、岩礁の起伏をテキサスリグやフリーリグで丁寧に狙ってみましょう。
▼アカハタの釣り方はコチラの記事で詳しくご紹介!
アナゴ|夏は夕涼みがてらの夜釣りも最高です
蒸し暑い日中の釣りは苦手……そんな方には夜のアナゴ釣りがオススメ
夏の釣り最大のデメリットは“日中の暑さ”ですよね……暑さが苦手な方は夜釣りなんていかがでしょうか。
夏の堤防の夜釣りといえば、アナゴが人気。釣りたて新鮮なアナゴは天ぷらがとっても美味しいですよ!
▼目打ち無しでおろせる簡単なアナゴの捌き方と釣り方はこちら
イカやサンマを餌に手軽にアナゴを狙ってみましょう
アナゴを狙う場合は、砂泥底の堤防や港湾が釣り場として適しています。
試しにお住いの「地域名」と「アナゴ釣り」という検索ワードで釣り場を探してみると良いでしょう。
仕掛けは、中通しオモリと1本針のシンプルなものでOK。餌はイカやサンマ、アオイソメがオススメです。
ウナギ|梅雨の終わりや夏の夕立後はウナギが高活性
雨が降ったらウナギを狙うべし
6月に引き続き7月もウナギ釣りに最適な季節。とりわけ、雨上がりの夕方から夜にかけてはチャンス大です。
自分で釣り上げた天然ウナギの味は格別なこと間違いなしですよ!
夏のウナギは高活性!上流から海までどこでも釣れる季節です
ウナギは、川の上流域から海まで様々な環境で釣ることのできる魚です。
釣り方もオモリと針だけのシンプルな仕掛けで狙うことができるので、初心者の方でもエントリーしやすい釣りなので、ぜひ試してみてくださいね!
▼ウナギの釣り方や釣り場の探し方はこちら
渓流魚|涼しくて気持ち良い!渓流で美しい魚を狙ってみよう
避暑地で美しい渓流魚を狙ってみよう
清らかな流れの中を泳ぐ渓流魚たちはどれも美しい魚ばかり。
7月はヤマメやアマゴ、イワナといったトラウトたちを涼しい環境で快適に釣ることのできる季節です。
里山を流れる川なら入渓も楽チン
里山の人家近くを流れるような渓相の川なら、気軽に楽しむことができます。
濡れるのが苦手な方はウェーダーがオススメですが、気温の高い日はジャブジャブと渓流に足を付けながら楽しむウェットウェーディングスタイルも気持ち良いですよ!
渓流の丸い石は滑りやすいので、フェルト等の滑りにくい靴やウェーダーを着用して楽しみましょう。
▼渓流釣りを始める為に必要な装備はこちら
カワムツ・オイカワ・テナガエビ|身近な川魚たちもシーズン最盛期ですよ
近所の川でも綺麗な魚が釣れますよ
ちょっと渓流釣りはハードルが高いかも……そんな方は、近所の川でオイカワやカワムツといった川魚を釣ってみてはいかがでしょうか。
7月のオイカワやカワムツは、繁殖期特有の鮮やかな婚姻色を身に纏います。日本の魚とは思えないほど、綺麗! 一見の価値ありです。
▼オイカワの釣り方はこちら
7月はテナガエビ釣りのベストシーズン
身近な川で手軽に釣ることができる美味しい食材『テナガエビ』も7月に最盛期を迎える釣り物です。
テナガエビ特有のアタリとアワセのタイミングは、子どもから大人まで夢中にさせてくれます。
▼テナガエビの釣り方と美味しい食べ方はこちら
川の幸も美味しくいただけますよ
テナガエビの唐揚げは、ビールのお供にバッチリ!
オイカワやカワムツも揚げ物で美味しく食べられます。この夏は川の幸も楽しんでみてはいかがでしょうか。
▼カワムツの釣り方や食べ方はこちらの記事でご紹介
7月は絶好の魚釣りシーズンですよ!
海から山まで、7月は日本各地で様々な魚達がハイシーズンを迎えます。
経験者はもちろん、初心者の方からお子さんまで誰もが魚釣りを楽しめる季節ですので、ぜひ今年の夏休みこそ魚釣りを始めてみてはいかがでしょうか。