ガサガサ

外遊び初心者に『ガサガサ』がオススメ!タモ網で色んな生き物を捕まえてみよう!

2022/10/20 更新

暖かくなってきて、子供を自然と触れさせたい。そんな休日におすすめなのが“ガサガサ”です!身近な場所でも、自然を感じながら生き物と触れ合うことができます。今回はそんなガサガサに必要な道具とちょっとしたコツをご紹介します!

目次

今年の夏こそ、ガサガサで生き物を捕まえてみよう!

ガサガサ=網で生き物を捕まえるコト!

ガサガサ チャレンジ

近年の外遊びブームの中で『ガサガサ』ってワードを聞いたり見たりしたことはありませんか?

ガサガサとはタモ網で水辺の生き物を捕まえる遊びのことで、水草の周りや岸辺を網で「ガサガサ♪」と掬い上げることからそう呼ばれます。

ガサガサの魅力は生き物と触れ合えるコト!

ガサガサ 魅力

大きな街の近くを流れる小川にも、エビやザリガニ、小魚やヤゴなどの水棲昆虫など実に多くの生き物が棲んでいます。

普段は接する機会の少ないそんな生き物たちに触れ合えることが、ガサガサ最大の魅力です!

網を持って楽しくソト遊びをするためのHow toをご紹介します

ガサガサで捕まえた オヤニラミ

実際に生き物を捕まえるとなると、ハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

今回の記事では、外遊び初心者の方でもガサガサで生き物と出会えるように説明していきます!

まずは安全安心! そして、持続的に水辺で遊べるために知っておいて欲しいリスクとマナーから見ていきましょう。

ガサガサに出かける前に読んで欲しい注意点

急な天候変化に注意

ガサガサ 注意点 天候変化

川幅10m以下で水深20cmの小川であっても、夏の夕立で大人が流されてしまう程、一気に増水したりします。

水辺には危険がつきものということを常に意識して、天気予報や空の様子を頻繁にチェックしましょう。

子供から絶対に目を離さない

ガサガサ 子供

浅くて流れの緩い小川でも、幼い子供たちにとっては溺れる環境であることを必ず知っておいてください。

常に子供に駆け寄れる距離から離れず、絶対に目を離さないでください。

SNSやネットに生き物が採れた場所を公開しない

ガサガサ 場所

絶滅危惧種に指定されるような貴重で価値の高い生き物でも、環境さえ整っていれば身近な小川に住んでいたりします。

綺麗な生き物が採れて嬉しい気持ちは分かりますが、採れた場所をSNSやネットに安易に公開しないようにしましょう。

販売目的で生き物を採集する人や希少種マニアの人が多く集まってしまったことで、貴重な生態系が崩れてしまう例は少なくありません。

生き物を持ち帰りすぎない

ガサガサ 生物 逃す

捕まえた生き物を持ち帰る場合は、飼育できる量をしっかり考え計画を立ててからにしましょう。

生態系を保つために過度な持ち帰りは厳禁です。

ちびっ子たちは「捕まえたら全部欲しい!」と言うこともありますが、自然を残すためにどんな行動が必要かしっかり伝えてあげましょう。

ガサガサに最低限必要な道具について

フレームがしっかりしたタモ網

ガサガサ 網 タモ

水辺の生き物をガサガサで捕まえる場合は、金属フレームがついた“三角形のタモ網”を選ぶようにしましょう。

釣具店でも購入できますし、春から夏にかけてはホームセンターでも売られていることがありますよ!

100円ショップで売られている虫取り網でもエビやメダカは掬えますが、水草や砂底をガサガサするとすぐに壊れてしまいますので注意です。

エーワン フィッシュハンター

サイズ:約30×112cm
網目:約2.5mm
網深さ:約25cm
重さ:約270g

生き物を入れるバケツ

ガサガサ 道具

捕まえた生き物を一時的に集めるために、バケツがあると良いでしょう。

生き物を観察しやすいように、側面が透明のバケツも販売されていますよ!

NEDFOSS 観察できるバケツ

外部寸法:縦横高さ 約22.5×22.5×22.5cm
容量:約10L
6mロープ付
ファスナ付きメッシュ蓋

子供用のライフジャケット

PROX 小型船舶用救命胴衣 (型式認定) 子供用

小型船舶で法定備品として使用できるタイプA
・サイズ:子供用S(身長100-120cm/体重:15-25kg)
子供用M(120-140cm/体重範囲:25-40kg)

小さなお子さんには、必ずライフジャケットを着用させてあげましょう。

水深30cmでも人は亡くなることがある。これを忘れずに、子供の安全対策は万全でお願いします。

あると便利なガサガサグッズ

マリンシューズやウェーダー

ガサガサ 長靴 ウェーダー

川の中には何が沈んでいるか分かりません。裸足は危険なので避けましょう。

より安全かつ快適にガサガサを楽しむためには、つま先がしっかり隠れるマリンシューズがオススメです。

水に濡れたくない方は、ウェーダーと呼ばれるグッズもありますよ!

SIXSPACE マリンシューズ

メイン素材::ポリエステル
速乾素材使用

エクセル チェストハイ ウェーダー

タイプ:チェストハイ
靴底素材:フェルト
ブーツ部素材:ナイロンPVC

観察ケース

ガサガサ 観察ケース

捕まえた生き物にかける負担を少なく観察するために、観察ケースがあると良いでしょう。

100円ショップで販売されているプラケースでも代用可ですよ!

プロマリン わくわく観察ケース

サイズ:D35×W150×H75mm

発泡スチロール

生き物を持ち帰る際には、発泡スチロールなどを用意しましょう。

生き物たちの持ち帰り方については、のちほど説明しますね。

タカミヤ H.B concept 活かしクーラー 角型 2.2L

自重:400g
外部寸法:約24×12×14cm
断熱材:発泡スチロール
エアポンプポケットサイズ:縦9.5×横8.5×奥行5cm
※エアポンプ別売り

エアーレーション(ブクブク)

GEX 携帯用乾電池式エアーポンプ アトム5

生きた魚を持ち運ぶとき、観賞魚飼育時の停電や緊急のときに役立ちます
・エアーチューブやエアストーンがセット
・単三乾電池2本による電池式(電池別売り)
・サイズ:幅7×奥行き4×高さ7.5cm

多くの生き物たちは輸送中も酸素を必要とするので、ブクブクを用意してあげましょう。

準備が揃ったところで、次は実際にガサガサをする場所の選び方を考えていきましょう!

ガサガサに適した場所の選び方

流れが緩やかで水深の浅い川

ガサガサ 場所 ポイント

ガサガサは川や池、水路など場所を選ばず楽しめる遊びですが、初めてガサガサをする場合は流れが緩やかで浅い小川を選びましょう。

すなわち、安全に楽しめる場所ということですね。

草や水草が多い場所

ガサガサ 場所 

安全な川辺の中でも、草や水草が多い場所が狙い目です。

川底がコンクリートでなく、自然な砂や石であると尚良しですね!

初心者でもできる生き物の掬い方

ガサガサの基本テクニック

ガサガサ テクニック 掬い方

水辺に立つと泳ぎ回る小魚を簡単に見つけることができますが、これをタモで捕まえるとなると結構難しいんです!

ガサガサには“掬い上げ”“追い込み”の2つのやり方があります。

その場所の環境に合わせてタモ網を使ってみましょう。

岸辺の草を掬い上げる

ガサガサ 掬い上げ

岸辺に草が生えていたり、倒れ込んでいるような場所は掬い上げで狙ってみましょう。
タモ網を草や草の根の下から忍ばせ、しっかり岸にタモを当てます。

タモを押したり引いたりしながら、「ガサガサ」と草の中に隠れている生き物をほぐす様にして掬い上げましょう。

石をひっくり返して掬い上げる

石の下 ガサガサ

人の手でひっくり返すことのできる大きさの石を見つけたら、下流側にタモ網を構え、足で石をひっくり返してみましょう。

この時、タモ網をしっかり川底にあてることが大切です。石をひっくり返した後に、足や軍手をつけた手で石をひっくり返した場所からタモ網に向かって砂利ごと蹴り入れてみましょう。

網を二本用意して追い込んでみよう

ガサガサ

見えている魚を捕まえるには追い込みが良いでしょう。岸がコンクリートだったり、幅が極端に狭い田んぼ脇の水路なんかが狙い目です。

魚の泳ぐ方向を予測して網を構え、木の棒やもう一本の網で魚を脅かして網に追い込みます。狙い通りに網に入れば快感ですよ!

 

ガサガサで捕まえた生き物の持ち帰り方

ガサガサに出かける前に水槽と飼育水を準備しよう

コトブキ工芸 プログレ600 60cm水槽セット

セット内容
・60cmフレーム付きガラス水槽:「コトブキ プログレ600」(ガラスフタ1枚つき)
-サイズ(約):幅60×奥行き30×高さ36cm(水量:約58L)
・LED照明:コトブキ フラットLED SS 600 ブラック
・上部式フィルター:コトブキ スーパーターボ トリプルボックス 600
・ヒーター:コトブキ ツーウェイオートMD 160W
・バックスクリーン(ブルー・ブラックリバーシブル※パッケージなし)
・水温計
・試供品(フード2種、カルキ抜き)
・飼育の手引きLED照明仕様

捕まえた生き物を上手に飼育するためには、事前に水槽を準備しておくと良いでしょう。

初めて川魚を飼う場合は、45cmか60cm水槽がオススメです。

水道水はNG!家までは川の水で持ち帰ろう

水道水には消毒を目的とした塩素(カルキ)が入っているため、生き物に有害です。

塩素を抜いた水道水であっても、急な水質変化で生き物がショックを起こすことがあるので、自宅までは川の水で持ち帰るようにしましょう。

この時、泥が舞い上がった状態の水は適しませんので、水はゆっくり優しく汲みましょう。

水温変化に注意!夏は保冷が必要

テトラ デジタル 水温計 ホワイト WD−1 水槽用

温度測定範囲:0〜50℃
測定精度:±1℃(0〜30℃)
測定周期:10秒毎
分解能:0.1℃
電源/電圧:ボタン電池(LR44)×2個
コード長:約1m
LR44ボタン電池×2
※同封の電池は動作確認用です。

川の水はどれだけ熱くなってもせいぜい30℃程度ですが、真夏の外気温は35℃以上にもなります。

水中の生き物たちの許容できる高水温は種類によって様々ですが、30℃を超えると大変危険な状態と思っておきましょう。

帰宅までに水温が上がってしまうような状況では、保冷剤を使って冷やしてあげましょう。

冷やしすぎも良くありませんが、川の水温より少し(2~3℃程度)冷たいくらいにしてあげた方が水に溶ける酸素の量が増えるので、調子良く持ち帰れます。

水槽に迎え入れましょう

魚 飼育

無事に生き物を連れて帰ってきたら、立ち上げておいた水槽の水と水合わせを行います。

クーラーボックスと水槽の水温が1度以上違う場合は、必ず水温合わせを行いましょう。

大きめのビニール袋にたっぷりの川の水と生き物を入れて水槽に浮かべましょう。
水の量と水温差次第ですが、15分から30分で一定になります。酸欠にならないようにエアレーションも忘れずに入れましょう。

水合わせをやってみよう

水合わせ

まず、川の水を1/3程度捨てます。そこに同量の水槽の水をエアレーションのチューブなどを使ってゆっくり追加します。
30分ほど時間をかけながら水替えを3回繰り返したら、捕ってきた生き物だけを水槽へ入れてあげましょう。

川の水には、様々な菌類や寄生虫などが混入している可能性があるので、水槽には入れないようにしましょう。

責任を持って最後まで飼育すべし!

生き物を飼う際は、最後まで看取る覚悟を決めてから飼育を始めましょう。
上手に飼えなかったり、病気や怪我しちゃってかわいそう。だから逃がしてあげよう……は絶対にダメです。
野生で生きる生き物のためにも、責任を持って飼育しましょう。

撮影・文:山根 央之

筆者紹介

山根央之(やまねひろゆき)
初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。

テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活動中。

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