編集部推薦!釣れるクランクベイト30選
バス釣りの人気ルアーの一つである「クランクベイト」。初心者でも巻くだけでバスを十分釣ることができ、使い方が上手くなればタフコンディションでもバイトを得られるようになる魅力的なルアーです。
今回は編集部が推薦する『釣れるクランクベイト30選』をご紹介します。
ブリッツ / O.S.P
ゆっくりでも早巻きでも、常にハイピッチアクションを見せてくれるクランクベイトです。
アクションは直進性が高く、カバーに当たっても大きく跳ねないのが特徴。とくに障害物にバスがタイトに着いている時には、他のクランクベイトと大きく差が付くことがあります。
内部形状の工夫により、ミスキャストでぶつけても割れにくい特徴も、ベビーユースには嬉しい点です。
潜行深度は2m未満で、障害物の多いシャローエリア攻略におすすめ。
ブリッツMR / O.S.P
潜行深度2mオーバーのミッドレンジクランクベイト。先にご紹介したブリッツと同じくハイピッチアクションでカバーに当たっても大きく跳ねないのが特徴です。
潜行深度2m未満のブリッツでは届かないカケアガリや、徐々に深くなっていく斜め護岸やロックエリアを攻略するのに適しています。
ブリッツMAX / O.S.P
ブリッツのサイズアップバージョン。サイズアップしたことでアピール力がアップ、また浮力が高まったことで根がかり回避性能もアップしています。
オリジナルブリッツと潜行深度はほとんど同じであるため、同じレンジで使い分けが可能。
例えばささ濁り程度であればブリッツ、大雨等で濁りが強まった場合にはブリッツMAXのような使い分けをしてみてください。
HPFクランク スペック2 / O.S.P
フラットサイドというカテゴリーに分類されるクランクベイトです。扁平ボディが特徴で、ボディをくねらせつつ、大きくナチュラルに水を撹拌します。
浮力が弱いのでファットボディのクランクベイトよりもゆっくり巻けるのも特徴。
例えばオープンウォーターでベイトを追う回遊バス攻略や、春先のまだ水温が低い時期等に、食わせを意識した使い方がおすすめです。
ピーナッツDR / ダイワ
低価格でしかも釣れる、ダイワのロングセラークランクベイトです。強すぎず弱すぎない、小気味良いウォブルとロールのミックスアクションでバスを誘えます。
DRモデルの潜行レンジは約1.5mで、とくに陸っぱりでの使用がおすすめ。リップが長いおかげで根がかり回避能力も高いです。
T.D.ハイパークランク 1066Ti / ダイワ
チタンリップを搭載した珍しいディープクランク。リップの重みでヘッドが下を向き急潜行する他、フックがリップ&ボディに隠れることで、根がかり回避能力を向上し、ゆっくり巻いてもアクションするという特徴があります。
これらの性能によって、切り立った崖や立木エリア攻略にうってつけで、ここぞというポイントではゆっくり巻いてバイトを誘うことのできるクランクベイトです。
マクベス50 / シマノ
コンパクトでもカバーに強いクランクベイト。全長50mmで自重12gと重たい割に、太めのボディでしっかりと浮力を確保しているので、根がかり回避性能を向上しています。
リアにワンサイズ大きなフックが搭載できるので、バレが少ないこともこのクランクベイトの特徴です。
潜行深度は浅く、ロッドを立てて巻けばトップでウェイクベイト的使い方もできます。
MR-X グリフォン / メガバス
ピンボールアクションが特徴のスモールクランクベイト。障害物に当たると跳ねるように回避しますが、そこから規則正しいアクションにすぐ復帰します。
早めに巻くと軌道が左右にブレる千鳥アクションを見せるのも特徴。
障害物が多いエリアでちょっと早めに巻きつつ、リアクションバイトを狙うような使い方がおすすめです。
ウィグルワート / ラパラストーム
トップクラスの強いウォブルアクションが特徴のクランクベイトです。引き抵抗はかなり強いですが、マッディーウォーター攻略性能はピカイチ。
とくに効果的なのが、ザリガニが多いロックエリアでボトムに当てて使うこと。ボトムに当てて、砂煙を上げて逃げるザリガニを演出すると、バスが本能むき出しの強烈なバイトを見せてくれます。
モデルA 6A / ボーマー
ボーマー社の人気アメリカンクランクベイトです。
潜行深度は3m前後で、アクションはハイピッチでタイト。障害物に当たると、基本的にはドリルのように突き進むアクションですが、時折バランスを崩すこともあり、この不規則さがバイトを引き出します。
ロックやウィードの多いエリアで、障害物に当てることを意識しながら使ってみてください。
チップ / 開発クランク
バルサ素材をボディに使用したフラットサイドクランクです。早巻きでもスローでも生命感のあるアクションを見せ、それに伴うボディの明滅効果でバスのスイッチを入れます。
使用シーンとしては、通常のクランクベイトではアピールが強いかなと感じる水の透明度が高めの状況や、中層にサスペンドするバスに食わせたいと思う時におすすめです。
ワーロック 2.5 / ミブロ
プラ製でバルサ並みの高浮力が特徴のクランクベイト。
バルサは天然素材であるがゆえに、強度の低さやバラツキといった点で課題が残りますが、その点をプラスチック成型とすることで解消しています。
高浮力は根がかり回避能力を高め、ウッドカバーやロックエリア攻略で活躍します。自重が15gあるので、よく飛ぶのも特徴です。
フューリー / ミブロ
幅広スクエアリップを搭載した対カバー用クランクベイトです。幅広スクエアリップは根がかりを軽減してカバーを攻めやすくなる他、アクションがワイドとなることでバスに気付かせやすいメリットも同時に得られています。
また高浮力であることもカバーに強いポイント。カバーに当たると弾けるように回避し、バスのリアクションバイトを誘発します。
デリンジャーSR / ミブロ
ハイピッチアクションが特徴のスモールクランクベイト。カバーに当たっても大きく弾けず、舐めるようにトレースすることができます。
フルサイズクランクと比べるとアピール力が控えめで、水温低下や高気圧でタフ化した場面や、ハイプレッシャーシーンのカバー攻略におすすめです。
バレットヘッドDD / ミブロ
飛距離と引き抵抗のバランスが良い、2m前後のレンジ攻略を得意とするクランクベイトです。明確に手元へと振動が伝わってくるので、障害物に当たったり、バスが食ったりした感覚がわかりやすいです。
2m前後の潜行深度は、陸っぱりでもボートでも活躍します。
ブロックリッパー 48MR / ジャッカル
陸っぱりでの使用を前提に開発されたミッドレンジクランクです。
アクションはクランクベイトとシャッドの中間的イメージのタイトウォブル。リアクションも食わせもバランス良く兼ね備えています。そのアクションはハイシーズンだけでなく、低活性な冬にも効果的。
クランクベイトだと強すぎて嫌われる、シャッドだと弱くて気付かれないといった微妙なシーンにおすすめです。
ワンエイトSR / ペイフォワード
根がかり回避能力も、食わせ能力も高いシャロークランク。ラウンドとスクエアの中間的リップ形状、浮力の高いラウンドボディが、カバーに対する強さを向上させています。
リトリーブスピードはスローから高速巻きまで対応。とくに高速巻きで瞬間的に見せて食わせることがしやすいです。
イヴォーク 1.2 / デプス
ハイピッチで直進性の高いシャロークランクです。
ちょっと飛距離が出しにくいですが、狭いスポットでも確実にアクションするので、アシ際や水路内のショートキャストでのスポット攻略に適しています。
直進性の高さは障害物をタイトにトレースでき、カバーに潜っているバスにも確実にアプローチできます。
イヴォーク 4.0 / デプス
マグナムクランクと呼ばれるカテゴリーのルアーです。そのボディサイズから生まれる強烈な存在感とアクションで、ビッグバスのみに狙いを絞った展開が可能。
アクションは早巻きしても直進性が保たれ、障害物回避能力も高め。琵琶湖の広大なウィードエリアや、リザーバーの立木エリアにおけるビッグバス1本勝負におすすめです。
自重が56.5gと重いので、使用タックルはパワーのあるものを準備しましょう。
LC RTO 1.5 / ラッキークラフト
アクションのキレが抜群のクランクベイトです。止まるようなスローリトリーブでも、小気味よいロールを交えたアクションを見せてくれます。
ただ巻きでも十分釣れますが、ここぞというポイントではリトリーブ速度を抑え、移動距離の少ない中でロールで見せて食わせるといった使い方がおすすめです。
ワーミングクランクショット / ノリーズ
クランクベイト+ワームのような感覚で使えるスモールサイズクランクベイト。広範囲を探るときは巻いて、ここぞというカバーではロッドでズル引くような感じで、クランクベイトの効率性とワームの食わせ性能を合わせた使い方ができます。
12lbクラスのラインでもしっかり泳ぐので、ラインブレイクや根がかりを恐れずカバーを果敢に攻略することが可能です。
ショットストーミーマグナム / ノリーズ
強すぎないロールアクションでバイトを引き出すマグナムクランク。そのサイズゆえの存在感でオープンなエリアのバスに気付かせ、下から突き上げさせるようにバイトさせるのが使い方のコツ。
早く巻くと千鳥アクションも見せてくれるので、巻きスピードを変化させつつ使ってみるのも良いでしょう。
クラフト / エバーグリーン
アクションの立ち上がりがとても良く、超ハイピッチロールアクションを見せるタイニークランクベイト。基盤リップとフラットなヘッド形状で、その立ち上がりの良さと超ハイピッチロールアクションを実現しています。
食わせ能力が高いので、その日最初にセレクトするクランクベイトとしてだけでなく、2番手3番手として使ってそのエリアを釣り切るといった使い方も良いでしょう。
ワイルドハンチ / エバーグリーン
根がかり回避能力が非常に高い、水深約1.5m前後のカバー攻略におすすめのクランクベイトです。大きめのリップのやや前側にラインアイがあり、いち早くカバーに接して回避することが、根がかり回避能力の高い理由の様子。
巻き抵抗は軽く、長いストレッチを延々と撃っていくのも苦になりません。
DT6 / ラパラ
飛距離が出せ、巻き抵抗が軽く、1日を通して投げ続けられるクランクベイトです。天然素材のバルサをボディ素材としていて、水に絡むようなナチュラルアクションが特徴的。
バルサボディ内にはラトルカプセルが入っているため、音でもバスを誘うことができます。
チッパワRB / ニシネルアーワークス
ラウンドクランクとフラットサイドクランクの良いとこ取りをしたクランクベイトです。
アクションはタイトピッチで食わせ向き。広範囲からバスを拾うというよりも、ここにバスが居そうと思うポイントでの使用がおすすめです。
潜行深度は1.5m前後で、シャロー攻略に向いています。
チッパワDD ブレード / ニシネルアーワークス
ブレードを追加した珍しいタイプのクランクベイトです。
スローでは真っ直ぐ、高速巻きでは蛇行アクションを見せてくれます。高速巻きで誘って、スローで食わせるといった使い方がおすすめ。
ブレードを外すと一般的なディープクランクとして使えます。
ノーネイムクランク 2/0 CB / ウッドリーム
ビッグバス狙いにおすすめのクランクベイトです。ハイフロートバルサが高波動を生み、ビッグバスの側線に強く訴えかけてバイトに持ち込みます。
高波動のアピールは、何度か同じポイントを通してみることもおすすめ。同じポイントを通すことでバスの気持ちが高まり、バイトを誘発することもあるようです。
マッドペッパーマグナム / ティムコ
ディープクランクの代名詞とも言える名作クランクベイト。発売当時は入荷して店頭に並べば即売れてしまうほどの人気だったそうです。
アクションはクランクベイトというよりもシャッドに近い、食わせと潜行能力重視の動きです。
クリアウォーターの水深4m前後の攻略におすすめで、例えば琵琶湖のウィードエリア攻略や、リザーバーのちょい深めレンジを狙い撃つ使い方をしてみてください。
レアリスクランク55SR KABUKI / DUO
陸っぱりで使いやすいクランクベイト。ウォブルとロールがバランス良くミックスされたアクションを見せてくれます。
潜行深度は約1.5m。ボトムや障害物に当てるよりも、中層を泳がせてバスに追わせてバイトさせるイメージでの使用がおすすめです。
『巻いて釣る』はバス釣りの醍醐味!
クランクベイトを巻いて釣ったバスは、いわずとも1匹の価値が大きく感じられます。
それぞれのクランクベイトに特徴がありますので、それらを使い分けることが釣果アップには書かせません。
ぜひ本記事でご紹介したクランクベイトを参考にしてみてください。