【実績抜群】バス釣り用ルアーを厳選!
ルアー釣りの中でも歴史が古く、ルアーの種類がもっとも多いバスフィッシング。ルアーのタイプとメーカーを掛け合わせると、その数は膨大です。しかし、悩ましいルアー選びもバスフィッシングの楽しみでしょう。
今回は「これを選べば間違いない」という視点で、時代を超えた様々なルアーを集めてみました。
トップウォーター
トップウォーターとは、水面でバスを誘うルアーのこと。水面で虫をついばむ小魚や、バスから逃げ惑う小魚、水面に落ちた虫などを演出したり、時にはバスの威嚇を誘ってバイトさせます。
とくに有効なのはバスが浮き、水面を意識しだす夏季。捕食が活発になる朝夕のマズメ時など。
トップウォーターの中にも、ポッパー、ペンシルベイト、クローラーベイトなど様々な種類に分類されます。
ダッジは。水面をクロールするように泳ぐクローラーベイトの一種。言わずと知れたレイドジャパンの大人気ルアーです。
入手困難なのがたまに傷ですが、他のクローラーベイトにはマネできないほどの、「超デッドスローアクション」がお家芸。デカバス報告も後を絶ちません。
トーナメントで圧倒的な強さを見せた青木大介プロと、バスルアーの人気メーカー・ジャッカルがコラボして生み出されたレゼルブ。
数匹のベイトフィッシュが水面でもがくようなアクションが特徴で、ただ巻きしたり、シェイクしたりして使うと効果的です。
POPXは、バストップウォーター(ポッパー)界のレジェンド的ルアー。
後方に水を逃がすウォーターダクトから生まれる甘いポップ音とスプラッシュは、難しいとされるトップウォーターの釣りが簡単に思えるほど多くのバイトが得られます。
バジンクランクは水面に引波を立てながら使える、トップウォータークランクといったカテゴリーのルアー。
巻くだけでアクションし、バスがルアーに襲いかかってくる姿を見ながら釣りができる、釣れる上に使っていて楽しいルアーです。
こちらもレジェンド級のペンシルベイト。50年以上前に誕生したトップウォーターですが、今なおその実釣性能は最新ルアーに劣りません。
誰でも簡単に出せるドッグウォークアクションと、長い歴史が証明している実績をぜひ体感してみてください。
スケーティングフロッグは、ソフトな素材で作られたフロッグです。
フックがボディにぴったり沿っていて根がかりしにくく、カバーの最奥やヒシモの上等、ハードルアーでは攻略が難しいシーンに活躍します。
レアリスバズベイトは、村田基氏がプロデュースした高性能バズベイト。後方重心のヘッドが抜群の飛距離が出せます。
見た目は釣れるのか疑問に思うバズベイトですが、時に圧倒的釣果を叩き出してくれることも。
クランクベイト

クランクベイトとは、丸みをおびたボディにアクションを出すためのリップが付いたルアーです。バス釣りのハードルアーで基本とも言えるルアーで、巻くだけでテールを左右に大きく振ってくれます。
クランクベイトが有効なのは水が濁っているフィールド。浮力のあるボディが左右に動くことで生まれる「水押し」や内部のラトル音が、濁って視界が悪い水中でもバスの側線を通じて存在感をアピールします。
RTO1.5は、アメリカのトーナメントシーンで活躍する大森貴洋プロが開発に携わったクランクベイト。
潜行深度が0.9~1.2mなので、全国各地どこのフィールドでも使いやすいです。
O.S.Pを代表するクランクベイトのブリッツ。薄型リップとボディから露出させるまで低重心化したウェイトが、ハイピッチでキレのあるアクションを生み出します。
「10年スタンダード」をモットーにする性能は伊達ではありません。
レアリスクランク M62 5Aは、マグネット式重心移動でよく飛ぶクランクベイトです。ボディサイドが比較的フラットに仕上げられていて、光を反射するフラッシング効果を高めています。
潜行深度1.2~1.8mで、陸っぱりからもボートからも使いやすいです。
クランクベイトと言えばコレを思い浮かべるほど有名なピーナッツⅡ。低価格にも関わらず、長年釣れ続けていることから多くの人に愛用されています。
クランクベイト選びで迷ったらまずは使ってみてほしい、永遠のスタンダードです。
ワイルドハンチは、清水盛三プロ渾身のクランクベイト。太いラインでも強烈にアクションし、立木やロックエリアもスピーディーにチェックできる根がかり回避能力が大きな魅力です。
信じて巻き続ければおのずと釣果が得られるでしょう。
バイブレーション
バイブレーションとは、巻くだけで振動を起こすことからその名前が付けられたルアーです。重さがあってよく飛び、陸っぱりから遠くのポイントを狙ったり、ボートでウィードエリアを素早くサーチしたりする時によく使われています。
有効なのはバスの活性が高いシーンや、ポイントが広くどこにバスが居るか分からない時等。他のルアーと比べて根がかりに弱いので、障害物が多い場所ではあまり使用しないほうが良いでしょう。
レイドジャパン渾身のバイブレーション・レベルバイブ。レンジキープしやすく、多少ゴミが絡んだとしてもアクションしつづけるレスポンスの良さがあります。
バイブレーションの中では根がかり回避性能も高めです。
TN60は、アウトメタルという独自の構造を持ったジャッカルの人気バイブレーションです。圧倒的な飛距離が出せて、ボトムで立つほどのバランスの良さが注目ポイント。
同シリーズでタングステンやサイレントとサウンドの種類も多いので、状況に応じたアピール力を選べます。
ミノー(ジャークベイト)
ミノーとは小魚を意味し、細身でワカサギやハヤ等のベイトフィッシュに見た目がよく似たルアーのことを差します。
見た目はほぼ同じであるものの、ジャーキングテクニックで使うことを前提としたものはジャークベイトと呼ばれています。
基本的に水が澄んでいるクリアウォーターで有効なルアーです。ミノーのクイックなアクションは、ワームに反応しないバスが口を使うことも多く、ハイプレッシャーシーンでもよく釣れます。
ビジョン110は、多くのバスアングラーが口を揃えて「釣れる」というジャークベイト。ジャークすると左右へ大きくスライドし、逃げる小魚を追うというバスの本能を刺激します。
トリッキーな動きでバスに見切らせないのが使い方のコツです。
ヴァルナは現在のバスシーンでの必要性から生まれたルアー。小型ミノーではアピール力不足、大型ミノーではバイトしてこないといった微妙なシーンで活躍します。
3フックでバスのバイトを絡め取るように掛けられ、多点掛けとなりやすいのでバラシも少ないです。
どんなフィールドでもマッチザベイトとなるX80。絶妙な体高と長さのボディは、ワカサギ、ハヤ、ブルーギル等、バスの好む小魚をイメージさせバイトに持ち込みます。
ただ巻きとジャーキングを織り交ぜながら使ってみてください。
スピナーベイト
スピナーベイトは、1~2枚のブレードとスカートが付いたヘッドをワイヤーで繋いだバス釣り特有のルアー。
ワイヤーがフックを守るので根がかりしにくい特徴があります。
スピナーベイトは水の濁り具合もバスの活性も選ばないので、オールシーズン有効です。状況に応じて巻くスピードや狙う水深を変えるのが釣果アップのポイントです。
ビーブルはワイヤーにスプリッターを搭載。このスプリッターが振動し、その振動がヘッドに伝わって横揺れを発生させます。
発売からまだ2年ほどしか経過していませんが、既に釣れるスピナーベイトの仲間入りをしています。
クリスタルSは、ハードベイトの使い手・田辺哲男氏がプロデュースし、人気スピナーベイトとして不動の地位を築いています。
高活性なシーンではスピーディーなエリアチェックが出来て、低活性なシーンではブレードが回転する最低限のスピードで巻くスローロールテクニックが効きます。
通常のスピナーベイトよりコンパクトなのハイピッチャーは、プレッシャーが高いシーンや小規模なフィールドでも使いやすいです。
コンパクトで強度も高め、しかも低価格なので、スピナーベイトに抵抗がある人も使いやすいのではないでしょうか。
数匹釣ったら壊れてしまう可能性と引き換えに、トーナメントシーンでキッカーフィッシュが釣れるほど高い実釣性能をもたせたD-ZONE。
ここぞという場面で投入してみてほしい釣れるスピナーベイトのひとつです。
チャターベイト
チャターベイトとは、ラバージグにブレードを取り付けたようなルアーです。ブレードがヘッドと干渉して音を出す様子がおしゃべり(Chatter)に聞こえることから、チャターベイトの名が付いています。
巻くと強烈なバイブレーションを起こすのが特徴で、トレーラーにワームをセットして使うのが基本。
強烈なバイブレーションとブレードとヘッドの干渉音は、濁りがきつくバスの視界が遮られるシーンで有効です。
清水盛三×ブレット・ハイトが共同開発したジャックハンマー。
トーナメントでも上位入賞に貢献するチャターベイトの威力を知る両氏がこだわって作り上げた、釣れるチャターベイトです。
ブレードジグは透明ブレードを採用しているチャターベイト。一般的なチャターベイトがブレードとヘッドが干渉して音を発生させるのに対し、ブレードジグはその音が柔らかいのが特徴です。
アピールが弱めでスローにも巻けるので、ちょっとタフな状況におすすめのルアーです。
ブレードジグ関連記事
ラバージグ
バス釣りの定番ルアーとして人気のラバージグ。オモリが付いたフック(ジグヘッド)にスカートと呼ばれる細いラバーが巻かれたルアーのことを言います。
おもにボトムを攻略し、巻きつけられたラバーは、水中で存在感を醸し出しつつ艶かしく動き、エビの足やザリガニが威嚇しているような姿、時には小魚の泳ぐ姿を演出します。
O.S.P JIG ZERO ONEではハイポジションの横アイを採用。このアイ位置であることで、力が掛かるとフックが立つようになっていて、カバーを乗り越えやすく、フッキングも決まりやすいです。
セミフットボールヘッド採用のハンツは、オールラウンドに使えるラバージグ。ブラシガード付きでカバーに入れる使い方も、安定感のあるヘッド形状でスイミングでもボトム攻略でも使えます。
ファインラバーモデルとフロントラバースカートを短くカットしているシリコンスカートモデルがあり、ラバーのフレア感やカラーの質感で使い分け可能です。
エグジグは、食わせ能力に優れるスモラバ。スモラバの使い手である江口俊介プロがプロデュースしていて、シェイクするだけでスレバスもイチコロ。
タフなシーンが多い現代のバスフィッシングに欠かせないルアーです。
シャッド
シャッドとはミノーよりも少しボディは太め、かつ長めのリップで潜行しやすい特徴があります。使い方はミノーと同じようにただ巻きしたり、ロッドでアクションを加えたりして使います。
低水温をはじめとするタフコンディションに強いルアーで、ワームでバイトがあっても乗らないなんて時にトレブルフック搭載のシャッドだとフッキングに持ち込めたりもします。
ソウルシャッド58SPは、ジャッカルの人気シャッド。回収するようなハイスピードからデッドスローリトリーブまで対応するバランスの良さが特徴です。
タフコンディションだけでなく、ハイスピードで見切らせずにバイトさせる使い方にも適しています。
バンクシャッドMIDは、クランクベイトのように巻いて使うクランキングシャッド。
クランクベイトだとアピールが強すぎる人が多いシーンや、水温が低下してバスがタフになった時が出番です。
メタルバイブレーション
その名の通り、金属でできたバイブレーションルアーを指します。おもに冬季に使う事が多く、リアクションの釣りに抜群の効果を発揮します。
メタルバイブのド定番製品。発売からかなり時間の経った現在でも、冬になると売り切れてしまうほど人気です。
3つあるラインアイの内、一番後ろのバジングアイにセットすると、各メタルバイブの中でもトップクラスに強い波動を生み出します。
プロップベイト
プロップベイトとは小型ペラが付いたルアーのこと。ペラはルアーによって枚数が違い、前後ともに付いているものと、後ろだけに付いているものがあります。
以前はプロップベイトというとフローティングでトップウォーターに属する、いわゆるスイッシャーを差すことも多かったですが、現在ではシンキングタイプのものが基本的にプロップベイトと呼ばれています。
有効なのはバスがサスペンドしていたり、回遊していたりする状況です。
超スローリトリーブでもペラがしっかり回転するステルスペッパー。ゆっくり進みながらもペラが高速回転する唯一無二のアピールがバスのバイトを誘います。
巻くだけでバスが湧いてくるシーンを目撃できることでしょう。
ビッグベイト
ビッグベイトとは大きなベイトフィッシュ をイメージした大型ルアー。サイズは15センチ以上で重さが50グラム以上あるものが多いです。
そのサイズ感ゆえヒットしてくるのはデカバスがほとんど。種類はリップ付きのものやブルーギルを模したもの、S字軌道を描くもの等があります。
ブルーギルやハスがベイトとなっている場合、ダムのバックウォーター、大雨あとのゴミ溜まり等で有効なルアーです。
S字形ビッグベイトの元祖であり、高い実釣性能を持つジョインテッドクロー178。巻くだけでS字軌道を描き、ジャークすると瞬間移動するようなトリッキーなアクションを見せます。
本物の魚に見えているのか、デカバスが躊躇なく襲いかかってくる姿は圧巻です。
タイニークラッシュはリップとテールの交換で、さまざまな使い方ができるビッグベイトです。
リップはノーマル・ショート・ワイドの3種類を脱着交換可能で、それぞれ引くレンジ調整ができ、リップを外した状態でも使用可能。テールも脱着可能でドルフィンテールとVテールの2種類が交換可能です。
シーンに応じた自分なりの使い方を見つけてみてください。
ソフトルアー(ワーム)
ソフトルアー(ワーム)に関しては、別記事でセレクトしています。ぜひチェックしてみてください!
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