ファットペッパーとは
ファットペッパーは、ティムコから販売されているバス用クランクベイトです。空中での飛行姿勢が抜群に良く、圧倒的な飛距離で広範囲をサーチするのに向いています。
「よく飛び」「よく潜り」「よく泳ぐ」と3拍子揃った、永遠の定番として釣れる性能を持ったクランクベイトです。
ファットペッパーの特徴とラインナップ
ファットペッパーはフィールドの状況に合わせられるように全7モデルがラインナップされています。フィールドの水深やベイトフィッシュの大きさなどで使い分けてみるとよいでしょう。ここではファットペッパーシリーズのラインナップとそれぞれの特徴をご紹介します。
ファットペッパー
ファットペッパーはシリーズのオリジナルモデル。全長70ミリ、自重17.5グラム、MAX深度は3メートルとなっています。シャープなアクションと高い障害物回避能力で使い勝手のよい定番のクランクベイトです。
ファットペッパーJr
ファットペッパーJrはオリジナルファットペッパーから約1.5センチダウンサイジングされたモデルです。全長55ミリ、自重9グラム、MAX深度2メートルで、フィールドもタックルも選ばず使うことが出来ます。
ファットペッパープラス
琵琶湖などのビッグレイクのウィードエリアを攻略するのに最適なファットペッパープラス。全長75ミリ、自重24.5グラム、MAX深度3.8メートルとオリジナルモデルよりさらに飛距離を出して、より深い水深をサーチしていくことが可能です。
ファットペッパー3
全長65ミリ、自重17グラム、MAX深度3メートルのファットペッパー3は、規則正しいアクションの中に「乱れ」をプラスしてあるモデル。ファーストリトリーブでウィードや浚渫にサスペンドしているバスを狙うのに最適です。
マッドペッパーマグナム
マッドペッパーマグナムはシリーズ中で最も大きく、深く潜るモデル。スペックは全長80ミリ、自重24.5グラム、MAX深度5メートルとなっています。ディープを素早くチェックするのにおすすめです。
ファットペッパー150
オリジナルファットペッパーのボディーや飛距離を継承しつつ、浅いレンジを攻略するために開発されたファットペッパー150。全長70ミリ、自重17グラム、MAX深度1.5メートルで、ラトルサウンドは大きめなのでエリアを素早く探っていくことが可能です。現在廃盤となっていますので中古で見つけたら使ってみてください。
ファットペッパーシャロータイニー
ファットペッパーシャロータイニーは全長40ミリ、自重5グラム 、MAX深度0.5メートルのコンパクトサイズシャロークランク。基盤リップと固定ウエイトによるハイピッチアクションが特徴です。こちらのモデルも廃盤となっていますので、中古ショップで探してみましょう。
ファットペッパーにおすすめのロッド
様々な大きさや潜行深度の違いがあるファットペッパーシリーズ。各モデルにあったロッド選びが釣果を左右します。ここではファットペッパーにおすすめのクランキンロッドをご紹介します。
小型クランクにおすすめのロッド
ファットペッパーJrやシャロータイニーなどの比較的小型で軽量のクランクには、一日投げても疲れないカーボンがおすすめ。カーボン製のロッドはシャープに振り抜けて、カバーにクランクベイトがコンタクトした時の感触も分かりやすいので、素早いサーチが可能となります。キャストの正確性とコース取りのバランスが取れる長さのロッドを使ってみてください。
レジットデザイン ワイルドサイド WSC 62ML
中~大型クランクにおすすめのロッド
オリジナルファットペッパーのような中~大型のクランクベイトにはグラスコンポジットのロッドがおすすめです。グラスコンポジットのロッドは自重のあるクランクベイトの重みを乗せられて楽に投げられる特徴があり、バスのバイトを弾きにくく、ファイト中にバラしにくいこともメリットとなります。6フィート後半から7フィート程度の長さでミディアムクラスのパワーを持ったロッドを使ってみてください。
シマノ エクスプライド 1610M-G
永遠の定番クランクを使い倒そう!
発売から長年経っても人気のファットペッパーは、やはり釣れる性能を持ったクランクベイトと言えます。クランクベイト選びで迷った時には、ぜひファットペッパーシリーズのなかから自分にあったモデルを選んで使ってみてください。