チッパワRBのスペック・特徴
チッパワRBは根強いファンを持つ、NLW(ニシネルアーワークス)から発売されているクランクで、ファットフラットサイドボディが特徴です。
名前の後ろについているRBはラウンドビルの略。高い基本性能を持たせることに重きをおいたクランクベイトで、だれが巻いても軽く引きやすい1日中投げ続けることができるルアーです。
レングスは62ミリ、ウェイトは15グラムです。潜行深度は16ポンドのフロロカーボン使用時で1.5~1.6メートル。シャロークランクのスタンダードレンジをカバーします。
ハンドメイドルアーの巨匠が手掛けるシステムクランク第一弾
チッパワRBはハンドメイドルアーの巨匠である、西根博司氏の手掛けるシステムクランクの第一弾です。
システムクランクとは、その場の状況や魚のコンディションなどに合わせて、より細やかなアジャストが可能になるよう、アクションや特性を細分化したクランクのことをさします。
チッパワは今後リップの形状やサウンド、潜航深度等、RBモデル以外にもバリエーションモデルが登場する予定で、システマチックに各モデルを使い分ける事が可能になります。
他に類を見ない『ファットフラットサイドボディ』
チッパワRBは薄いボディ形状が主流である通常のフラットサイドクランクとは異なり、フラットサイドでは異例とも言えるファット形状が特徴。さらにそこにラウンドリップを搭載しているクランクは他に類を見ないでしょう。
独特のボディ形状は浮力と水受け面積を稼いだ事で、リップ無しでもアクションするほどレスポンスが高められています。また、リップとの相乗効果により障害物回避力も高められているのです。
よく飛び、よく泳ぎ、障害物もスルリと躱す使い勝手の良さが魅力
チッパワRBはよく飛び、よく泳ぎ、障害物もスルリと躱す使い勝手の良いクランクベイトです。
これは開発者の西根氏がシステムクランクを作っていく上で、『目を引くような特別な新機構を搭載させるわけではなく、クランクに求められる基本性能が極限まで高められたものが必須』であると判断した結果と言えるでしょう。