これから渓流釣りを始める方に
根強いファンが多く、他の釣りにはない魅力がある渓流釣りですが、いざ始めるとなると情報が少なくてわからないことだらけですよね。
とくにルアーはどんなものが使いやすくてよく釣れるのか、自分で試しながら探すのはかなり大変です。
そこで今回は、これから渓流ルアーフィッシングを始めてみたい方に向けて、おすすめのルアーをご紹介します!
おすすめルアーを3つ厳選!
今回ご紹介するルアーは3つ。
この3つのルアーがあれば、大体の渓流で釣れると感じているルアーです。
それぞれのルアーの優れている点も解説しながらご紹介させていただきます!
Dコンタクト50(スミス)
スミスから発売されている、言わずと知れた名作渓流ルアー「Dコンタクト」。
Dコンタクト以外にもDシリーズは数多く発売されており、様々な河川やいろんな状況に対応することができます。
そんなシリーズの中でも、もっともスタンダードでオールマイティに使えるのがDコンタクト50です。
よく飛んで投げやすい
Dコンタクト50は5cm/4.5gのヘビーウェイトミノーです。
重さがあるので投げやすく、軽い力で狙ったスポットに飛んでいってくれます。
遠投もできるため、魚に気配を感じられることなく釣りができるのも魅力です。
幅広い水深で使える
ヘビーウェイトミノーのDコンタクトですが、意外と浅い水深でもしっかりと泳がせることができます。
トゥイッチの際、ロッドを上向きにしたり横向きにしたりすることで、泳がせる深さをコントロールしやすいのも魅力。
数あるルアーの中でも、めちゃくちゃ汎用性が高いのがDコンタクト50です!
バフェットS43(タックルハウス)
タックルハウスから発売されているバフェットS43。
ぼくの中では最終兵器のようなつもりで使っているミノーです!
釣れる動きが勝手に出る
バフェットS43は上級者が様々なテクニックを駆使して演出している「釣れる動き」をオートマチックに発生させてくれるミノーです。
ルアーがめちゃめちゃ優秀なので、釣り人が多少雑に扱ってもいい動きを出してくれます。
まだルアーのアクションに慣れていない初心者の方でも、間違いなく魚を連れてきてくれるミノーです!
魚のサイズを選ばない
バフェットS43は小さめのミノーなので「小さい魚ばかり釣れてしまう」と思ったら、それは大きな間違い。
小さいサイズながら、大きな魚までばっちり魅了してくれるルアーです。
ARスピナー(スミス)
スプーンと並んで古くから釣り人に愛されているスピナー。
巻くとブレードがキラキラと回転し、魚に対して強烈にアピールをしてくれます。
そんな巻くだけで釣れるスピナーの中でも、スミスのARスピナーがとくに優秀なんです!
巻くだけで釣れる
ARスピナーに限ったことではありませんが、ただ巻くだけで魚を連れてきてくれるのがスピナー。
ミノーのようにトゥイッチやジャークといったテクニックを必要としないため、初心者にはうってつけのルアーです。
巻くスピードは、流れに負けずブレードのブルブルという回転が手元に伝わるくらいのスピードがおすすめ!
回転レスポンスが抜群
数あるスピナーの中でもARスピナーが優れているのが、ブレードの回り始めの速さ。
ハンドルを巻き始めた直後からブレードがしっかりと回転し、無駄なく魚にアピールしてくれます。
ブレードが回転せずにチャンスを逃してしまう、なんてことがほとんどありませんよ!
シングルフックチューンがおすすめ
ここで、渓流初心者の方におすすめのチューニングをご紹介させてください。
ほとんどの渓流用ルアーは、純正でトリプルフックが装着されていますが……
初心者の方にはシングルフックへの交換をおすすめしています。
根がかり激減
渓流は水中に岩や流木などが沈んでいることが多く、初めのうちは根がかりにかなり悩まされるはずです。
上級者になればルアーの泳層をコントロールして回避できますが、すぐに身に付く技術ではありません。
しかし、そんな技術がなくてもフックをシングルフックにするだけで、厄介な根がかりを激減できるんです!
ラインを拾いにくい
渓流ルアーフィッシングで煩わしいのが、フロントフックがラインを拾ってしまうこと。俗に言う、“エビる” という現象。
上流に向かってルアーを投げる渓流では頻繁に起こるトラブルです。
そんな厄介なトラブルも、シングルフックにすることで最小限に抑えられるんです。
魚はしっかり掛かる
シングルフックにしたからといって、魚が針掛かりしないなんてことはありません。
体感では、若干掛かりにくくなる“気がしている”程度です。
掛かりはわずかに悪くなるかもしれませんが、それ以上にトラブルが減るメリットの方が大きいということです!
渓流釣りを楽しもう!
渓流釣りは美しい景色や清らかな流れ、かっこよくて綺麗な魚との出会いなど、魅力満点の釣りです。
初めはハードルが高いかもしれませんが、始めてしまえば渓流の魅力にハマってしまうはず。
これから渓流釣りを始める方は、ぜひ今回ご紹介したルアーを使ってみてくださいね!