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エリアトラウト用ラインのおすすめ15選!長さ・太さ(号)・素材の選び方を徹底解説!

エリアトラウト用ラインのおすすめ15選!長さ・太さ(号)・素材の選び方を徹底解説!

エリアトラウト用のラインを大特集!

エリアトラウトに適したラインの素材や号数(太さ)とは?

ナイロン・エステル・PE・フロロといった素材別の特徴や選び方を、初心者にも分かりやすく解説していきます。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ画像撮影:山下洋太

エリアトラウト用ラインの選び方とは?

エリアトラウト用ラインの選び方

ニジマスだけでなく頂鱒やヤシオマス、マイトサーモンなど、食味が良いブランド鱒が狙え、近年益々人気を集めるエリアトラウト。

トラウトは非常に警戒心が強い魚であるため、フィールドやルアーに合わせてラインのカラーや太さの調節が大切。

そのため近年では、各メーカーから様々な特性を持った専用ラインが販売されています。

山下

今回は、エリアトラウト向けのライン選びについて解説していきます!

エリアトラウト用ラインの素材と使い分け

素材比重※伸び結束強度耐摩耗性直線強度耐衝撃性硬さ
ナイロン1.1425.5%しなやか
エステル1.3821%硬い
PE0.973.5%とてもしなやか
フロロカーボン1.7824.5%とても硬い

※真水の比重は1.0。

素材はナイロン、エステル、PE、フロロカーボンの4種類

釣り初心者の方には、扱いやすくトラブルが少ないナイロンラインが断然おすすめです。

ライトソルトを普段から楽しむ方であれば、使い慣れているエステルやPEを使用するのもありでしょう。

山下

それぞれの素材の特徴を解説していきます。
 
ルアーや釣り方との相性もあり、使い分けることでより釣果を伸ばせるようになるでしょう。

ナイロンラインの特徴とおすすめの用途

ナイロン

出典:Amazon

ナイロンラインは、エリアトラウト用ラインの中でど真ん中ともいえる定番ライン

ナイロンは伸びやすいという特性があるため、口が柔らかいトラウトに最適で、ショックリーダーとしても人気です。

水に沈みにくいという性質から、表層から中層までを探る釣りに相性が高いといえるでしょう。

最も安価でもあるので、エリアトラウト入門者の方やライン選びに迷うという方はナイロンラインを選択するのが無難です。

メリットしなやかで扱いやすく、ライントラブルが少ない。
伸縮性が高く、バレにくい。
デメリット吸水性が高く、劣化しやすい

選び方のポイント

0.8号を基準に

ナイロンラインを使用する場合には、0.8号(3lb)が一つの基準となるでしょう。

50cmを超える大型のトラウトが釣れるポンドには1号(4lb)、逆に小型のトラウトが中心で、使用するルアーも1gほどの場合には0.5号(2lb)でも良いかもしれません。

ショックリーダーは必要なし

ナイロンラインをメインラインとして使用する場合は、ショックリーダーは必要ありません。

スナップやルアーを直接結びましょう。

エステルラインの特徴とおすすめの用途

エステル

出典:Amazon

エステルラインは、とくにエリアトラウト上級者から人気を集めているライン。近年はエリアトラウト専用のエステルラインも増加中です。

伸びが少なく感度が高いため、繊細な釣りに相性抜群。とくに、近年流行している1g以下のマイクロスプーンを多用する釣りにはベストチョイスです。

やや取り扱いが難しく、リーダーが必要であるため初心者には不向きのラインですが、よりゲーム性の高い釣りを楽しみたい人にはおすすめです。

メリット低伸度で感度に優れる。
高比重で水馴染みが良い。
デメリットライン自体が硬く、トラブルが起こりやすい。
伸びが少ない分、切れやすい。

選び方のポイント

0.4号を基準に

エステルラインを使用する場合には、0.4号(1.6lb)が基準の号数です。

エステルラインは基本的には小型の鱒が釣れる場所限定で使用するラインで、細くても0.3号まで。

逆に太いとライントラブルが起こりやすくなるため、0.5号より太いラインを使用するのは避けた方がいいでしょう。

ショックリーダーが必須

エステルラインは衝撃に弱いため、衝撃を緩和するショックリーダーが必須です。

素材はフロロカーボン、1号前後を3.5ノットで結んでおきましょう。

PEラインの特徴とおすすめの用途

PE

出典:Amazon

少数派ではあるものの、PEラインを使用するアングラーもいます。

ライトソルトのタックルを流用して入門する人ボトムの釣りをする人の多くがPEラインです。

他素材の同じ号数と比べると直線強度が高いため、細いラインを使うことが可能に。それによって、飛距離が伸び、他のラインでは届かない沖のポイントも狙えます。

大物狙いのときや感度を重視したいとき、ラインの浮力を活かした縦の釣りなどに相性抜群です。

メリット直線強度が圧倒的に高い。
遠投しやすい。
耐久性が高く、長く使用できる。
デメリット風の影響を受けやすい。
根ズレに弱い。

選び方のポイント

0.3号を基準に選ぶ

PEラインを選択する場合には、0.3号(6lb)を基準に選択するのがベスト。

小型の鱒が多かったり、使用するルアーが1g前後のスプーンのように小さかったりする場合は0.2号。

反対に大型の鱒を狙うときや、ミノーやクランクなど大きめのルアーを使用する場合は0.4号を使用するのもいいでしょう。

高比重PEという選択肢も

PEラインは比重が軽く、水に浮く性質を持っていますが、中には水に沈む高比重PEなるものも存在します。

一般的なPEの比重が0.97なのに対し、高比重PEだと1.4ほど。エステルラインと同じくらいの比重です。

風の影響を受けにくかったり、水に馴染みやすかったりと使用感も変わるので、選択肢として候補に入れておくといいでしょう。

ショックリーダーが必須

PEラインは摩耗、衝撃に弱く、それを補うためにはショックリーダーが必須です。

基準となるのはPEラインの太さの3〜4倍。PEラインが0.3号であれば、0.8〜1.2号のフロロカーボンを釣れる魚のサイズや使用するルアーの重さに合わせて使い分けます。

フロロカーボンラインの特徴とおすすめの用途

フロロカーボン

出典:Amazon

リーダーとして使われることが多いフロロカーボンですが、メインラインとして使用するアングラーも一定数います。

ライン自体に硬さがあり、耐摩耗性が高く擦れに強いのが特徴です。

また、高比重なため、深場のポイントを効率よく攻めることができるほか、風などにも流されにくいという特徴もあります。

メリット高比重で水馴染みが良い
耐摩耗性が高く、根ズレに強い。
デメリットライン自体が硬く、ライントラブルが起こりやすい。

選び方のポイント

0.8号を基準に選ぶ

フロロカーボンラインを使用する際には、0.8号(3lb)が基準の太さとなるでしょう。

小型の鱒が中心になるポンドでは0.5号でもOK。大型が釣れるポンドでは1号を使用するのが安心でしょう。

ショックリーダーは無くて良い

フロロカーボンラインもナイロンライン同様で、メインラインとして使用する場合はショックリーダーなしで問題ありません。

耐摩耗性にも優れているので、魚体に触れることなどで起こるラインブレイクを気にせず使用できます。

TSURI HACKライター・編集部員の愛用品を紹介!

スプーン・クランクでメインとなっているのが、サンヨーナイロンのZ06。

近年はパリッとした硬いナイロンラインもありますが、Z06はしなやかでしっかり伸びる“ナイロンラインらしいナイロンライン”です。

しなやかなのでガイド抜けがよく、軽いルアーもよく飛んでくれて、変なライントラブル等もありません。ファイト中はしっかり伸びるのでクッションとしての役割を果たしてくれ、硬い竿でもバラシが少なく、大きな魚が掛かったときにも安心感があります。

Z06

2g前後のルアーなら2.5lb(0.6号)を巻くことが多く、これで60cmアップのニジマスやシーバス、尺メバルなども難なくキャッチできました。

誰でも使いやすいラインだと思うので、ぜひ使ってみてください。

by 編集部しみけん

ナイロン特有のクッション性がありながらも感度が高く、おもにスプーンを扱うリールに巻いています。

初期伸度が低いためか、トラウトがルアーに戯れるような細かなアタリも捉えやすく、「今魚が付いてきたな」という感覚も伝わってきます。

スーパートラウトエリア マスターリミテッド SVG

いつも3lbを使用していますが、大型サイズがヒットしてもラインブレイクすることなく、強度に不安を感じません。

太さを均一に作ってある恩恵か、ガイド抜けも良く、軽量なスプーンでも飛距離が出やすいのも使っていて感じたところです。

高性能のナイロンラインを探している方は要チェックですよ!

by 山下洋太

エリアトラウトにおすすめのライン15選

ここではおすすめのエリアトラウト用ラインをピックアップ! 素材ごとに分けて紹介していきます!

ナイロンライン7選

プレッソシリーズの定番アイテム

実売価格1,000円以下で、お財布に優しいナイロンライン。

絶妙な伸度に設定されていて、感度・アタリの弾きにくさ・バラしにくさのバランスに優れています。

カラーには明るめのオレンジを採用し、アングラーからの視認性が高められています。

おすすめポイント

  • 大人気プレッソシリーズのアイテム
  • 価格が安い(実売価格1,000円以下)
  • 視認性が高いカラーを採用(ファインオレンジ)

村田基氏でお馴染みの人気ライン

エリアトラウトのカリスマ的存在である村田基氏が使用していることで有名なライン。

魚が好むと言われているピンクを採用し、アングラーからの視認性が高いのも特徴。

通常のナイロンよりも耐摩耗性が20倍もあり、擦れによるラインブレイクも防げます。

おすすめポイント

  • 信頼が高いサンヨーナイロン製
  • 村田基氏が使用していることで有名
  • 耐摩耗性が高い

「見える」を武器にする高視認性ナイロンライン

アプロードGT-Rシリーズのトラウト向けに作られたナイロンライン。

カラーにはスーパーオレンジ、スーパーグリーン、スーパーイエロー、ブルーの4色をラインナップ。

いずれも視認性が高く、トレースラインやルアーの位置を把握しやすいのが魅力です。

おすすめポイント

  • 信頼が高いサンヨーナイロン製
  • 視認性が高いカラーを採用
  • 耐摩耗性が高い

スポーツカーから名付けられた人気ライン

村田基氏の愛車であるスポーツカーから名前が付けられた人気のナイロンライン。

フロロカーボンを凌ぐほどの耐摩耗性と、細さのわりに直線強力が高いのが特徴です。

600m巻きもラインナップし、ラインをよく巻き替える方や、50mほどしかリールに巻かないという方にもおすすめです。

おすすめポイント

  • 信頼が高いサンヨーナイロン製
  • 耐摩耗性が高い
  • 600m巻きもラインナップ

トーナメンターも使用する高性能ナイロンライン

バリバスのベテランからも人気が高いナイロンライン。

特殊な製法で作られたラインで、初期伸度が低く、繊細なアタリをもアングラーの手元に伝えてくれます。

また、細さのわりに強度が高く、0.5号で3lbの強度を誇ります。

おすすめポイント

  • ベテランから人気のバリバス製
  • 初期伸度が低くて感度が高い
  • 細さのわりに強度が高い(0.5号で3lb)

親水性が高められたナイロンライン

親水性を高めるコーティングであるSP-Sを施したバリバス製のナイロンライン。

水馴染みがスムーズで、レンジを攻略したい際に武器になります。

また、水中での直線性も高く、高い実釣感度に期待できるのも特徴の1つです。

おすすめポイント

  • ベテランから人気のバリバス製
  • 親水性が高いレンジ攻略、感度に長けている
  • しなやかでルアーが動きやすい

ダイワのエリアトラウト専用ナイロンライン

ダイワのトラウト向けアイテムをラインナップするプレッソシリーズからリリースされているナイロンライン。

耐摩耗性が高いだけでなく、低伸度でアタリも取りやすいのが特徴です。

また、150m巻きで真ん中となる75mの位置にはマーキングがされており、2回に分けて使いたい人にも便利といえます。

おすすめポイント

  • 大人気プレッソシリーズのアイテム
  • 耐摩耗性が高い
  • センターマーキング付きで2回に分けて使える

エステルライン4選

しなやかさも併せ持つエステルライン

エステルラインながらもしなやかさも備わっていて、エステルに慣れない人にもおすすめ。

ライントラブルが少なく、比較的快適に扱えます。

シャロースプールにマッチしやすい80m巻きで、ラインを無駄にしにくいところも嬉しいポイントです。

おすすめポイント

  • しなやかで扱いやすい
  • 80m巻きでシャロースプールに巻きやすい
  • 視認性が高いカラーを採用(イエロー)

エリアトラウト界で人気上昇中の注目アイテム

釣り用ラインを数多く販売する人気メーカー、ユニチカのエステルライン。

2024年に発売された直後から使用するベテランアングラーからも多く、高い評価を受けています。

直線強力が高いのはもちろん、結束強度が高いところも魅力的です。

おすすめポイント

  • コアなファンが多いユニチカ製
  • 発売開始直後から注目されているアイテム
  • 直線強力・結束強度ともに高い

視認性に特化したシマノ製のエステルライン

視認性に期待できる蛍光グリーンとサイトオレンジの2色をラインナップしているシマノ製のエステルライン。

ラインでのアタリを取りやすかったり、トレースコースを把握しやすかったりするのが魅力です。

240m巻きで120mの位置にセンターマーキングが付けられています。

おすすめポイント

  • 高品質のシマノ製
  • 視認しやすいカラーを採用(蛍光グリーン、サイトオレンジ)
  • センターマーキング付きで2回に分けて使える

プレッソシリーズのエステルライン

エステルながらも扱いやすいのが魅力のプレッソシリーズのエステルライン。

カラーには水中に馴染みやすく、水の外では視認しやすいオレンジを採用。

150m巻きで真ん中の75mにはマーキングがあり、2回に分けて使えるのも魅力的なポイントです。

おすすめポイント

  • 大人気プレッソシリーズのアイテム
  • 視認しやすいカラーを採用(オレンジ)
  • センターマーキング付きで2回に分けて使える

PEライン2選

擦れに対する強度がアップしたPEライン

PE・フロロカーボン・シリコンの3つが組み合わさったアーマードを使用し、擦れに対する強さが向上したおすすめのPEライン。

従来のPEラインよりも低伸度で、感度も向上しています。

適度なハリとコシがあるため、ライントラブルを起こしにくいところも魅力の1つです。

おすすめポイント

  • 第4世代のラインであるアーマードを使用
  • 耐摩耗性が高い
  • ライントラブルを起こしにくい

トーナメントシーンにも対応するPEライン

バリバスが販売するトーナメントシーンにも対応するおすすめのPEライン。

視認性が高くてバーチカルの釣りにマッチするネオイエローと、水面からボトムまで使えるトーナメントピンクの2色をラインナップ。

バリバス独自のコーティングで耐久性が高く仕上がっています。

おすすめポイント

  • ベテランから人気のバリバス製
  • 視認しやすいカラーを採用(ネオイエロー、トーナメントピンク)
  • 独自コーティングで耐久性が高い

フロロライン2選

超ど定番のフロロカーボンライン

大人気シーガーシリーズからリリースされている超定番のフロロカーボンライン。

強度が高いのはもちろん、しなやかで扱いやすく、フロロカーボンの扱いに慣れていない人にもおすすめです。

エリアトラウト以外にも、ソルトゲーム、バス釣りなどでも人気を集めています。

おすすめポイント

  • 様々なアングラーから人気のシーガーシリーズ
  • 強度が高い
  • しなやかで扱いやすい

トーナメンターも愛用するフロロカーボンライン

ワンランク上の強さを実現し、トップトーナメンターから支持を集める人気のフロロカーボンライン。

独自のVSP製法によってフロロカーボンの密度をアップし、そのワンランク上の強さを実現しています。

撥水性能を有するコーティングを施し、飛距離や耐久性が向上しているのも魅力です。

おすすめポイント

  • ベテランから人気のバリバス製
  • ワンランク上の強度を実現
  • 耐久性が高い

エリアトラウト用ラインのよくある質問

どんなカラーが良いの?

カラー

どんなカラーが良いかは、何を重視するかによって大きく異なるでしょう。魚から見えにくいラインが良いのか、それとも自分から見えやすいラインが良いのかなど……。

また、ラインの素材によってカラーラインナップの幅が異なるため、それぞれの素材ごとにカラー選びを考えましょう。

ナイロンステルス性か視認性、どちらを重視するか
ナイロンにはクリア、オレンジ、ブラウン、ピンクなどのカラーがラインナップされています。
魚から見えにくいステルス性を重視した場合には、クリア、ブラウンがおすすめ。
アングラーからの視認性を重視する場合には、ピンクやオレンジといった明るめのカラーを選びましょう。
エステル
PE
視認性を意識しよう
エステルには一部あるものの、PEについては、透明はもちろん、半透明もなく、いずれかのカラーリングが施されています。
そのため、この2つのラインを使用する場合には、アングラーから視認しやすいカラーを選択するのがおすすめです。
エステルであればオレンジ、PEであればグリーンやピンクなどが視認性が高いとされていますが、個人差もある部分なので好みの色を使うと良いでしょう。
フロロ必然的に透明が多い
フロロはクリアカラーが大半で、カラーの選択肢はほとんどありません。
ナイロンよりも屈折率が低いため、水中で見えにくく、魚に警戒心を与えにくいと言われており、エステルやPEのリーダーとして使用されている方も多いです。

山下

ラインの色と魚の関係性については諸説あり、“このカラーを使うべし!”とは一概には言いにくいのです。

長さはどれくらい巻いておけば良い?

長さ

エリアトラウトでは、広いポンドで遠投してもルアーの飛距離は50mほど。

そのため、リールに巻くラインの長さは100mもあれば十分

ライントラブルの心配などがある場合は、150mほど巻いておくと良いでしょう。

山下

写真のように、スプールエッジに収まるくらいまで巻くのがベスト。
 
巻いたラインの面がスプールエッジまで距離がありすぎると飛距離に影響が出るので、必要であれば下巻きを入れましょう。

ラインにこだわって釣果アップを目指そう

釣れたニジマス

数釣りも、型狙いも楽しめるエリアトラウトですが、ラインにこだわると釣果アップの可能性がグッと高まります

各素材のメリット、デメリットをしっかりと理解し、自分の釣りスタイルに合ったライン選びをしていきましょうね。

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