LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら
解禁 渓流釣り ルアー

渓流解禁前にチェックしておきたい!解禁日に“釣果を伸ばすコツ”とオススメルアー

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

渓流解禁日=みんながヤマメやアマゴが入食い!とは限らない

たしかに入食いになることが多い解禁日ですが……

渓流 解禁

魚の溜まっているポイントに入ることができると、ワンキャスト・ワンバイト!なんてことになるのが渓流解禁日の醍醐味ですよね。

でも、この夢のようなシチュエーションを楽しみにしている釣り人は他にもたくさんいます。

解禁日はしっかり準備した人が良い想いをする日

渓流 解禁 ヤマメ アマゴ

解禁日は、一年でもっとも釣り人が渓流に集まる日です。

川によっては、朝に入渓した場所から移動すらできなくなってしまうこともあります。

そんな状況の解禁日に良い釣果を出すには、しっかり予習と準備をする他ありません。

解禁日は放流された渓流魚に狙いを定めよう

解禁 渓流 コツ

解禁日に入食いとなる魚の多くは、放流されたヤマメやアマゴです。

解禁日の放流魚は放流場所の近くに群れていることが多いので、数を釣りたい場合はポイント選びが重要になります。

放流魚とはいえ、自然界に放たれ時間が経っていればヒレはピンピンですし、パーマークなどの模様も綺麗です。

放流量や場所などの情報をしっかり把握しよう

稚魚放流と成魚放流について

渓流 稚魚放流

放流される魚は主に稚魚と成魚に大別されます。

成魚放流は解禁日の直前やシーズン中に散発的に行われることが多く、放流直後に放流地点で一気に釣られてしまう傾向があります。

一方で、稚魚放流はシーズン終盤や禁漁後に行われるケースが多く、解禁日にはまるで野生魚のような姿を見せてくれます。

放流情報を漁協に確認しよう

多くの漁協ではHPで放流情報を公開しています。もし、HPが無い場合は電話等で問い合わせても良いでしょう。

ただし、釣り人の密集を避ける為に「●●橋から△△橋の間に100kg放流」など、細かな放流地点を公開しないことが多いので、実際によく釣れるポイントは自分の力で探す必要があります。

漁協目線で放流場所を探してみよう

渓流解禁 放流場所

成魚放流をする場合、漁協の方は以下の条件を重要視して場所を選定することが多いです。

これらのキーワードを意識して漁協の公開している放流エリアを回れば、自ずと放流場所らしいポイントが分かってきます。

 

  1. ●放流魚が川の水に馴染みやすい環境
  2. (穏やかな流れとある程度の水深がある場所)
  3. ●放流用のトラックが駐車できる場所
  4. ●釣り人が密集しないように放流場所は複数用意したい

前日までに入渓エリアを下見すると安心ですね

解禁日は場所が命です

ここまでに暗にお伝えしてきましたが、渓流の解禁日でたくさん釣りたい場合は場所が全てです。

テクニックでもルアーや餌の種類でもなく、解禁日ならではのポイントを見極める力がなにより大切です。

初めて訪れる渓流なら下見をしましょう

オークリー スプリットショット シャローウォーターモデル

渓流に最適なレンズカラー ・モデル:プリズム シャローウォーター ・レンズ幅:64mm ・レンズ縦:43mm ・ブリッジ幅:17mm ・フレーム幅:143mm

初場所で解禁日の釣行となると、事前に下見をすることをオススメします。

できれば、実際に魚影を確認できる解禁日前日が良いでしょう。必ず釣り竿は持たずに、そして偏光グラスをお忘れなく!

僕はオークリーの偏光グラスを愛用しています!

行き慣れた渓流でも暗い内に到着しよう

普段行き慣れた渓流でも、はじめて解禁日に釣行される場合は暗いうちに現場に到着しておくと安心です。

夏は全然釣り人がいない川だったのに、解禁日は車を停めるスペースすら無い……なんてこともよくあります。

成魚放流の狙い方やポイントについて

放流直後の魚は流れの緩やかな場所にいます

渓流 解禁 ポイント

先ほども少し触れましたが、放流されたばかりのヤマメやアマゴは一旦、流れの緩やかな場所に集まってしまうことが多いです。

稚魚放流や野生の魚達もまだ水温の低い解禁日前後は、瀬に出ていることも少ないので、いずれにしてもプールや水深のある淵などが狙い目となります。

朝一に良いポイントに入れなかったら?

渓流 解禁 釣り

良い場所に入れたほとんどの人は、一日中移動しません。

つまり、朝一のポイント選択を失敗すると……かなり厳しい釣行となることを覚悟しましょう。

放流場所を逃してしまった場合は、翌年の解禁日に備え、どこで爆釣していたかしっかり記録しましょう。

ちょっと残念ですが数釣りを諦め、ヒレピンの野生魚や成長した稚魚放流狙いにシフトしましょう。

思わぬ大物や息をのむような美魚に出会えるかもしれませんよ!

水温が上がっていると流れに出ていきます

解禁日の前1週間くらいが例年より暖かな場合は、昨シーズンの稚魚放流や野生魚が流れの中に出てきているかもしれません。

数釣りとはなりにくいですが、ヒレピンで野生感たっぷりの渓流魚がスレ知れずでルアーにアタックしてくるのも解禁日ならではの楽しみ方です。

思い切って、人が集まりやすい場所を避けて、綺麗なイッピキを探すのも良いかもしれませんね!

解禁日に有効なルアーをご紹介

解禁日こそ色んな種類のルアーを用意しよう

渓流 解禁 ルアー

解禁日は一か所から多くの魚を釣る展開になりがちです。

そうなってくると、いくら解禁日とはいえ日が高くなるにつれスレてくるでしょう。

渓流用ルアーだけではなく、エリアトラウト(管理釣り場)用の軽量スプーンを用意することで数を稼ぐことができますよ!

渓流用シンキングミノー

Dコンタクトやリュウキなど、オーソドックスなシンキングミノーは解禁日にもオススメです。

深みにいる魚もストンとフォールする渓流用のシンキングミノーであれば攻略できます。

▼オススメのシンキングミノーの詳しいインプレはこちら


スレ対策として用意したいエリア用スプーン

放流された成魚は養鱒場での記憶か残っているので、管理釣り場と同じようなメソッドでスレ始めた魚を釣れることがあります。

2g前後のエリア用のスプーンも放流直後では大活躍することがあるので、持っておくと良いでしょう。

管理釣り場のようにさまざまなカラーを揃える必要はありませんが、色んなタイプのルアーを持っておくと安心ですよ。

渓流解禁が待ちきれない!

渓流 解禁 ヤマメ

良い場所に入って渓流入食いを体験するも良し、数は釣れずともスレていないワイルドフィッシュに狙いを定めても良し。

とにかく、解禁日は渓流好きの釣り人達が待ちに待った1日です。

辛く長い冬が終わったかと思うと、渓流で竿を振れるだけ嬉しくなりますよね。

解禁日は毎年必ずやってきます。あまり、釣果にとらわれずシーズン初日を精一杯楽しみましょう!

撮影・文:山根 央之

筆者紹介

山根央之(やまねひろゆき)
初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。
餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。
テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活躍する。

怪魚ハンター山根ブラザーズ(兄)の記事一覧

関連記事