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ワークマンの“メリノウール100%インナー”が冬アウトドアで神ってた

ワークマンの“メリノウール100%インナー”が冬アウトドアで神ってた

「ワークマンでもメリノウールが手に入る!」

そんな意外性から購入したインナーを、筆者が釣行や中乗り業務で徹底的にテスト。

高価格帯のウェアにも負けない、その着心地と性能を紹介します。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

まさかワークマンで“メリノウール”が買えるとは!

Mサイズを購入

冬の釣りに欠かせないのが防寒対策。

なかでも、肌に直接触れるインナーは快適さを大きく左右します。

そんな筆者がインナーとして選んだのが、ワークマンの『メリノウール100長袖クルーネック』と『メリノウール100ロングタイツ』

上下セットで約3,800円と手頃ながら、天然素材メリノウールを100%使用した本格仕様です。

山下

寒い釣り場や作業中の防寒インナーとして、本当に使えるのか?

おかっぱりから船、さらには釣り船の中乗り業務を通して、その実力を確かめてみました。

ラインナップ

M〜LLまでの3サイズに、5色を展開。

筆者(174cm・73kg)はMサイズを着用し、ちょうどぴったりなフィット感でした。

通常サイズで問題ありませんが、体に沿う設計のため、ぴったり感が苦手な人やゆったり着たい人は、ワンサイズ上を選ぶと安心です。

山下

ちなみに、筆者が購入したのは薄手タイプですが、厚手タイプも販売されています。

より防寒性を求めるなら、そちらも要チェックです。

実際に着用して感じた魅力

3日間着ても臭わない防臭性能

臭わない

普段は同じインナーを3日連続で着ることはありませんが、今回はインプレ検証のためあえて着用を継続しました。

それでも3日間洗濯せずに着続けても、汗臭くならなかったのは驚きです。

中乗り業務で船上を歩き回り、軽く汗をかく状況でも不快感ゼロ。

山下

においがこもらず、釣行後も清潔感を保てていました。

防臭性の高さは間違いなくこのウェアの大きな魅力です。

ハードに動いても汗冷えしにくい

汗冷えしにくい

寒暖差のある冬の釣りでは、動いた直後の“汗冷え”が天敵です。

しかし、メリノウールは吸放湿性が非常に高く、汗をかいても肌が冷たくならず、じんわりと暖かさを維持してくれます

ライトアジ

初めて着用してライトアジに行った日は、最高気温15℃、最低12℃前後で時折強い雨が降っていました。

体感では10℃を切るような寒さでしたが、レインウェアの中にメリノウール上下セットとフリースベストを着ただけで終始快適。

手返しを上げるためにライトアジには不向きなほどハードに動いても、汗をかいて冷えることはありませんでした。

山下

吸湿性と保温性のバランスがよく、動きの多い釣りにもぴったりです。

チクチクしにくい快適な肌触り

チクチクしにくい快適な肌触り

ウール素材というとチクチクが気になる人も多いはず。

筆者もその質感が苦手で、これまでメリノウール100%のインナーは避けていました。

しかし、このシリーズは肌触りが非常になめらかで、素肌に触れても違和感がありません。

しっとりとした質感

室内で着るとわずかにチクチクするような感覚がありましたが、外気が冷える釣り場ではまったく気になりません。

山下

しっとりとした質感で、長時間着用してもストレスを感じにくいです。

動きやすく、作業も快適

動きやすい

仕掛け交換やキャスト動作など、釣りでは細かい動きが多いですが、伸縮性が高く突っ張り感がないため動きやすさは抜群

しゃがんだり腕を伸ばしたりしても違和感がなく、終始快適に動けました。

ゴワつきにくい

軽くて柔軟な生地は、レイヤリング時にもごわつきにくく、ミドラーや防寒スーツとの相性も良好です。

筆者はアウトドアブランドの高価格帯メリノウールウェアも愛用していますが、それらに比べても着心地や機能性はほとんど遜色ないと感じました。

山下

この価格でこの品質は“ワークマンならでは”と言える驚異的なコスパです。

気になった点・注意点

毛玉ができやすそう

ウール100%素材ゆえに耐久性にはやや不安が残ります。

摩擦が多い部分では毛玉ができやすく、化繊素材ほどの強度はありません。

これはワークマンに限らず、天然ウール素材全般に共通する特性と言えます。

山下

長く使うには、洗濯ネットの使用や乾燥機を避けるなど、丁寧なケアがおすすめです。

【vsヒートテック】どっちを選ぶ?

ヒートテックとの違い

価格帯が近く、冬用インナーとして比較対象となるのがユニクロの『ヒートテック』シリーズです。

どちらも手に取りやすい価格ですが、着心地や機能には明確な違いがあります。

ヒートテックの素材

最大の違いは素材

ヒートテックはレーヨンを含んだ化学繊維で作られており、吸湿発熱によって暖かさを生み出します。

レーヨンは濡れると乾きにくい特性があり、汗をかくとそのまま冷えやすい傾向があります。

汗をかいても快適

一方、天然素材のメリノウールは、繊維の内部が湿気を吸収しながら表面をドライに保つ構造。

汗をかいても体温を奪われにくく、衣服内の湿度を一定に保ちながら快適さを維持します。

そのため、動きの多い釣りなど、アクティブなシーンでは、メリノウールのほうが圧倒的に快適です。

消臭性能

さらに、防臭性能にも差があります。

ヒートテックは長時間の使用で汗のにおいが残りやすいのに対し、メリノウールは天然の抗菌防臭効果でにおいをほとんど感じません

あまり動きが激しくない釣りには軽くて扱いやすいヒートテック、一方で、寒風の中で動く釣りやアウトドアではメリノウールが最適。

山下

この2つは競合というより、シーンに応じて使い分けるのが理想的です。

購入するなら冬本番前が絶対におすすめです!

この冬におすすめのインナー

このシリーズは毎年人気が高く、冬本番には店頭から姿を消すこともしばしば。

筆者も昨年は購入が遅れ、手に入れられず悔しい思いをしました。

釣り場での快適さを重視するなら、冬本番を迎える前の今がチャンス。

店頭で見つけたら、迷わず手に取ってみてください

撮影:山下洋太

    ワークマン メリノウール100長袖クルーネック

    サイズM-LL
    カラーネイビー/グリーン/ブルー/モク/ブラック
    価格1,900円

      ワークマン メリノウール100ロングタイツ

      サイズM-LL
      カラーネイビー/グリーン/ブルー/モク/ブラック
      価格1,900円

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