伊豆大島の釣りについて

伊豆大島は伊豆諸島最大の島。大自然に囲まれた観光地としても知られており、さまざまな魚が生息することから釣りのメッカとしても人気を集めています。
今回は、初心者からベテランアングラーまで楽しむことができる、伊豆大島の釣りについて詳しくみていきます。
伊豆大島へのアクセス
伊豆大島へアクセスする場合はジェット船がおすすめです。
※時季により、時間や料金に変動があります。利用日に合わせて東海汽船ホームページをご確認ください。
・所要時間
東京・竹芝 | 最短1時間45分 |
久里浜 | 最短1時間40分 |
熱海 | 最短1時間35分 |
伊東 | 最短35分 |
・料金目安
東京・竹芝 | 7,490円~ |
久里浜 | 5,000円~ |
熱海 | 4,770円~ |
伊東 | 3,960円~ |
▼発着時間についてはこちら
レンタカー

釣りで利用する際は必ず事前予約が必要であるため、釣りで使用する旨をしっかりと伝えた上で予約を行いましょう。
釣り利用であることを伝えていない状態で、車両内に釣り道具やエサを持ち込み、車に匂いがついた場合は清掃料金発生することもあります。
釣果情報について

伊豆大島の釣果情報は現地の釣具店で入手しましょう。
・丸市釣漁具店
・大沼商店
伊豆大島で釣具のレンタル

伊豆大島では、はじめて釣りに挑戦する方におすすめの釣具のレンタルがあります。
以下の施設だけでなく、港付近の宿泊施設などでもレンタルができるため、気軽に釣りに挑戦したい方はぜひ利用してください。
・良作丸
・桜田
・かあちゃん
はじめて釣りをする際の注意点

釣りをする際は大人であってもライフジャケットを必ず着用しましょう。また、釣り場で出たゴミは必ず持ち帰ってください。
伊豆大島の釣りポイント

ベテランアングラーが伊豆大島で釣りを楽しむには、大型の魚が狙える地磯や船釣りもおすすめ。船宿を利用する方は事前に予約を行っておきましょう。
野田浜
海水浴場としても人気の高い野田浜。周辺にはトイレや駐車場なども用意されているため、誰でも手軽に入れるポイントです。周辺の磯場ではイサキやマダイ、ヒラスズキを狙うこともできます。
赤岩
伊豆大島を代表する地磯。マダイやブリ、ヒラマサなどの大型青物を狙うことができるポイントです。泳がせ釣りではマグロやカンパチなどの釣果情報も度々聞かれ、釣り人の楽園ともいえるスポットです。
千波崎
イシダイやメジナ、ブダイ、イシガキダイなどの磯魚を狙える千波崎。クエの釣果も確認されており、上物師も底物師も要チェックのポイントです。
万立
海水浴場に隣接する、伊豆大島の中では手軽にエントリーできる地磯。駐車場からすぐにポイント入れるため、はじめて磯釣りに挑戦する方にもおすすめです。
イシダイやメジナ、ブダイなどの磯釣りの人気ターゲットから、ヒラスズキなどのソルトルアーゲームも楽しめるため、手軽ながらポテンシャルの高い地磯です。
カキハラ
筆島の周辺からエントリーするカキハラ。西風に強く、ポイントが非常に豊富な地磯であることから、大人数で訪れる際におすすめのポイント。
磯魚だけでなく青物の釣果もあがっており、何が釣れるかわからない魅力を秘めた地磯です。
笠松
90センチを超える大型のマダイの釣果実績もある笠松。エントリーしやすく、メジナやイシダイ、イシガキダイ、ブダイなどの磯魚を狙う方にはおすすめです。
足場が非常に高いポイントであるため、釣行時は十分に注意してください。
伊豆大島の釣りで狙える魚種

伊豆大島で狙える魚は以下のとおりですが、記載のない魚も釣れる可能性がありますよ!
アイゴ | アカハタ | アナゴ | イサキ |
イシガキダイ | イシダイ | ウマヅラハギ | オオモンハタ |
カイワリ | カンパチ | ギンガメアジ | サバ |
シイラ | シマアジ | スズメダイ | スマガツオ |
ネンブツダイ | マアジ | マダイ | ヒラマサ |
ブリ | ヒラスズキ | ブダイ | アオリイカ |
ヤリイカ | タマン | メジマグロ | ヒラメ |
毒魚に注意!

伊豆大島で釣りをする際は毒魚に注意が必要です。ゴンズイやミノカサゴ、オニオコゼなどの毒魚に刺されてしまえば激痛や痺れなどで釣りどころではなくなってしまいます。
事前に毒魚の知識をしっかりとチェックしておきましょう。
▼毒魚を特集した記事です
伊豆大島の釣りシーズンについて
黒潮の影響を受けるため、本土と比べて水温が高い伊豆大島。とはいえ、時季によって釣り方や釣りものが異なります。
春の特徴

伊豆大島の春は、青物などの大型魚を狙うのに最適のシーズンです。カツオやヒラマサ、マグロなどの回遊が見られるため、ショアジギングやカゴ釣りが楽しめます。特に5月は大型狙いのハイシーズンです。
夏の特徴

夏はもっとも多くの魚種が狙えるため、初心者にもおすすめの時季です。サビキ釣りではアジやサバだけでなく、タカベなどといった伊豆大島ならでは魚が釣れることも。
8月に入るとマダイやカンパチ、シイラなども狙うことができるため、釣りを楽しみたい方には最高のシーズンです。
秋の特徴

夏に比べて狙える魚種は若干絞られますが、秋の方がサイズの良い魚が釣れやすいといわれます。10月に差し掛かるころにはヒラマサの釣果もみられるため、チャンスがあれば狙ってみてはいかがでしょうか。
冬の特徴

冬は狙える魚種が狭まりますが、寒グレがシーズン真っ盛り。磯場のフカセ釣りでは大型がでることもあるため、遠方から磯釣りファンが訪れます。
伊豆大島の釣りでおすすめの仕掛け

伊豆大島ではじめて釣りをする際は、それぞれの魚種に合わせた仕掛けが必要です。特にはじめて釣りに挑戦する方は、自分の釣りたい魚に合った仕掛けを事前に必ず用意しておきましょう。
ショアジギング

大型の魚をルアーで狙い方にはショアジギングがおすすめ。伊豆大島の地磯では季節によってさまざまな青物が回遊するため、本格的なショアジギングを楽しみたい方にはぴったりのフィールドです。
▼ショアジギングを特集した記事です
エギング

伊豆大島ではアオリイカやヤリイカなど美味しいイカが狙えます。エギングはソルトルアーの中では手軽にできる釣りの一つであるため、はじめてルアーフィッシングに挑戦する方にもおすすめです。
▼エギングを特集した記事です
アジング

伊豆大島でライトゲームを楽しみたい方にはアジングがおすすめ。シーズンであれば手軽に狙える魚であるため、数釣りを楽しみたい方にもぴったりのゲームです。
▼アジングを特集した記事です
サビキ

主に小型の魚を狙うための仕掛け。魚の回遊があれば誰でも簡単に魚が釣れるため、お子さまや女性の方など釣りの初心者にもおすすめです。
伊豆大島は黒潮に乗って回遊魚が訪れるため、ビギナーも思わぬ大物と出会えるかもしれませんよ!
▼サビキ釣りを特集した記事です
カゴ釣り

伊豆大島では青物やイサキ、マダイ狙いに用いられることが多いカゴ釣り。魔物が住む島ともいわれるため、巨大魚対策に仕掛けは何種類か用意しておくことをおすすめします。
▼カゴ釣りを特集した記事です
ウキフカセ

玄人好みのウキフカセ。定番のメジナはもちろん、イサキやタカベなど、さまざまな魚種を狙うことができます。
また、外道として青物や真鯛がヒットすることもあるため、仕掛けは太めのものも用意しましょう。
▼ウキフカセ釣りを特集した記事です
伊豆大島の大自然で釣りを思い出に残る釣りを楽しもう!

伊豆大島は日本のさまざまな釣り場の中でも、抜群の魅力を誇るフィールドです。
初心者から上級者まで楽しめる豊富な魚種と雄大な自然は、きっと思い出に残る釣りになるでしょう。今回の記事を参考に、ぜひ伊豆大島の釣りを満喫してくださいね。