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「はぁ…時間もお金もない」“釣れない日々”にこそ読んでほしい、9つの小さな革命

「時間もお金もない。でも釣りは諦めたくない」

忙しい日々の中で楽しむための9つのアイデアを紹介します。

あなたも自分に合った釣りスタイルを見つけて、日常に釣りの楽しさを取り入れてみませんか?

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

暮らしの変化と、釣りのカタチ。

育児、仕事、介護、転職、引っ越し、病気、節約生活──

人生には、釣りから距離を置かざるを得ない局面が、幾度となく訪れます。

ましてや現代の日本社会において、時間もお金を気にせず釣りに没頭できる人のほうが、むしろ少数派かもしれません。

けれども、「もう釣りは無理だ」と諦めてしまうのではなく、むしろ「今この暮らしに適した釣りのカタチ」を模索することこそが、釣りを長く深く楽しみ続ける鍵になるのです。

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今回は、私自身の経験も交えながら、“時間やお金がない”中でも釣りを楽しむための方法を、9つのアイデアにまとめてみました。

時間やお金がなくても、釣りを楽しむ9つのアイデア

1.短時間でも魚は釣れる!──“スキマ釣行”のススメ

釣りといえば、「休日の遠征イベント」として捉えられがちですが、ライフスタイルは常に変化するものです。

たとえば子育て中など、まとまった時間が取りにくい状況であっても──朝の1時間(子どもが目覚める前)、夜の1時間(家族が落ち着いた後)といった“スキマ時間”を活用すれば、近場での釣りは充分に成立します。

もちろん、体力的に厳しい日もあるでしょう。それでも釣りを継続している人の多くは、この「早朝と夜間の1時間」に可能性を見出し、日々の中に釣りを巧みに組み込んでいるように思います。

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限られた時間だからこそ、釣りの密度は濃くなる。

そんな“生活に溶け込む釣り”が、今のあなたに合った新しいスタイルかもしれません。

\短時間釣行を特集した記事です/

2.釣り場のそばに住んでみた──“住む釣行”という人生選択

私はかつて、経済的な理由から車を手放さなければならない時期がありました。

それでも釣りだけはどうしても諦められず、思い切って川のそばに家を借りたんです。

たったそれだけのことで、車を所有していた頃よりも、釣行頻度も釣果も、驚くほど向上しました。

撮影:TSURI HACK編集部(画像はイメージです)

もし今、賃貸暮らしで更新の時期を迎えていたり、引っ越しを検討しているのなら──「釣り場に近いこと」を条件に加えてみるのも、意外と悪くありません。

有名スポットである必要はありません。ぱっと見は何の変哲もない小川や池でも、ふたを開けてみれば、思いがけない楽しさが待っていることもあるのです。

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ちょっとした空き時間に様子を見に行ける。30分だけ釣りをする。

そんな距離感が、“釣れる感覚”と“続けられる釣り”を育ててくれるんです。

▶︎ リモートワークなら「釣り最優先の土地選び」もできる

撮影:TSURI HACK編集部

もしリモートワークが可能なら、思い切って釣り場の近くに住むのも、一つの有力な選択肢です。

実際、TSURI HACKライターの中にも、田舎へ移住して釣り中心のライフスタイルを満喫している方がいます。

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言うまでもないことかもしれませんが、釣りにおいては、どんな高価な道具や高度なテクニックよりも、「ポイント選び」が何より重要です。

\移住を特集した記事です/

3.持たない釣りが、いちばん自由。──道具は絞る派へ

最近のソルトルアーは、ワーム2種・ジグヘッド2種の超シンプル構成

釣具はどうしても増えがちです。けれど、持ちすぎれば迷いや出費ばかりが膨らんでしまうもの。

最近の私は、ソルトの釣りではジグヘッドワーム一本に絞り、あえて装備を縛っています。

もちろん、「いろいろなルアーを使ってこそ楽しい」という考えも理解していますし、少ない持ち駒だけでは状況に対応しきれないこともあります。

それでも、釣りとは本来、限られた手段で魚を手にする“制約の遊び”。

その面白さを知っているあなたなら、きっと縛り(絞り)の中にも、別の楽しみを見つけられるはずです。

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必要最小限の道具に絞ることで、準備も判断も釣行そのものも、驚くほど軽くなりました。

\心も軽い装備を特集した記事です/

▶︎ タックルボックスの中身を入れ替え制にする

撮影:TSURI HACK編集部

釣具をつい買いすぎてしまう理由のひとつに、「収納できる場所がある」という点が挙げられます。

タックルボックスに空きスペースがあると、その隙間を埋めたくなる。

そして埋まってしまえば、今度は新しいボックスを買い足し、またその中身を埋めたくなる──。

そんな無限ループに、心当たりのある人も多いのではないでしょうか。

このループから抜け出すには、「タックルボックスは○個まで」「タックルは○セットまで」といったルールを自分で決めるか、いっそ中身を入れ替え制にするのが一番です。

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……とはいえ、それが最初からできれば苦労しないんですけどね。

私も散々買い散らかして、ようやく今、数個に落ち着きました(泣)。

\釣り人を狂わせる魔界へようこそ/

4.“釣れやすい魚”を追う工夫──季節ごとに変わる主役たち

特定の魚種を狙い続けるストイックさも、厳しい状況から一本を引き出す達成感も、釣りの醍醐味です。

けれど、季節や条件に応じて“釣れやすい魚”を柔軟に追うのも、無理なく釣りを続けるための知恵のひとつ。

「この魚じゃなきゃ」と思い込むあまり、時間も労力も過剰に費やしてしまえば、せっかくの楽しみがしぼんでしまうこともあります。

遊びにコスパを求めすぎるのは味気ないですが、際限なく時間とお金を注ぎ込める人はそう多くありません。

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ちなみに私の場合、春はシーバス、梅雨〜初夏はマゴチ・ナマズ・ブラックバスのどれか、秋はショアジギ、真夏と真冬はお休み。

こんなふうに季節ごとに狙う魚を変えていくだけで、ずいぶん釣りが楽になります。

5.カジキだけがロマンじゃない──身近な魚と、足元の楽園

近所の小川や用水路──かつては見向きもしなかったようなフィールドや釣り方、対象魚が、今ではかけがえのない癒やしになることもあります。

「漢はカジキ!」それもロマンですが、それだけが釣りのすべてではありませんよね。

近所の川で、大鯰に出会えることもあります。

価値観は人それぞれ。しかも、長い人生の中で変わっていくことだってあるのです。

私のまわりにも、「ルアーしかやらなかったけど、意外とエサ釣りも面白かった」──そんなふうに視点が変わった人がたくさんいます。

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少し視野を広げてみると、足元の自然が、以前よりもずっと豊かに感じられるようになります。

\海が遠くてもできる近所の釣りの世界/

\ルアー(投げ釣り)禁止でもできる足元の釣りの世界/

6.行けない日も釣りはできる?──“日常で遊ぶ”釣りのカタチ

釣りの楽しさは、じつは日常の中にも潜んでいます。

中古釣具の収集(いわゆる“コレクション”)もそのひとつ。

もっと予算を抑えたいなら、100均で材料を揃えて楽しむDIY(ルアーや仕掛け作り)もおすすめです。

私はアメリカンなトップウォータールアーが好きなので、既存パーツを取り付けたり組み替えたりする、お手軽カスタムをよく楽しんでいます。

さらに、既存のリールに社外パーツを装着するカスタムや、既存のロッドをオフセットグリップでも使えるようチャンピオンフェルール化(※詳しくは検索を)するといった改造も──。

こうした作業は、工作が得意でなくても、本格的な工具がなくても意外と可能です。

最近では、バス釣りデザインのオリジナルTシャツ制作にまで手を広げました。

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釣り場に行けない日でも、自宅で“釣り時間”をたっぷり堪能しています。

\DIY・カスタムを特集した記事です/

7.「値段=正義」から抜け出す──釣具選びの思い込みを捨てる

バス釣り歴20年以上の筆者ですが、最近購入したのは王道のエントリーモデル「バスワン」でした。

ブランド嗜好や価格へのこだわりは、多くの人に無意識のうちに根付いています。

私自身もかつては、「安い道具を使うのは恥ずかしい」と感じていた時期がありました。

確かに、価格にはある程度の妥当性があり、その差は質感や仕上げにも表れます。しかし、それがすべてではありません。

たとえば“チープカシオ”のように、低価格でありながらも独自の魅力と存在感を放つ製品は確かにあります。

それは釣具も同じです。

値段の多寡にとらわれず、「良いものは良い」という視点を持つことで、選択肢はぐっと広がり、結果として節約にもつながっていきます。

最近では、100円均一で「釣れそうな逸品」を探すのも、密かな楽しみのひとつ。

写真のタコベイトなど、海釣りでは有名な仕掛けですが──私はこれを海で使わず、ブラックバス狙いに転用できないかと画策しています。

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もちろん、「安物買いの銭失い」という言葉にも一理あります。価格だけに惑わされず、自分の目と感性で選ぶことが何より大切です。

\釣具とお金の関係性を特集した記事です/

8.頭の中で竿を振る──“妄想釣行”のススメ

釣りに行けない夜でも、釣りチャンネルを眺めたり、釣り漫画を読むだけで、不思議と心が満たされることがあります。

「人の釣りなんて見ても面白くない」と思う方もいるかもしれませんが、実際はチャンネルや作品の選び方次第で印象は大きく変わるものです。

たとえば、現実に恋愛をしていなくても恋愛ドラマに心動かされるように、釣りをしていなくても楽しめる“観る釣り”は、たしかに存在します。

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お世辞抜きで、TSURI HACK TVやアナハゼティのYouTubeは私の日々の楽しみの一つです。

9.比べない・縛られない・休むも釣り──“心の自由”が一番の道具

スタイルの見直しや節約だけじゃありません。

釣りを長く楽しむには、心のケアや考え方の見直しも欠かせません。

ときには人と比べるのをやめ、こだわりを緩め、休むことを受け入れる──そんな“心の余白”が、あなたの釣りを守ってくれます。

▶︎SNS(他者との比較)から離れて見える、“本当の釣り”の景色

人はつい、自分の幸せを他人と比べてしまいがちです。

けれど、釣りの幸せに“正解”など存在しません。

毎日釣りに出かける人を見て、「自分は月に一度が精一杯」と落ち込む必要はないのです。

むしろその人にとって、釣りはもはや日常になりすぎて、感動が薄れているかもしれません。

SNSには今日も、“幸せそうに見せる釣果”がずらりと並びます。

でも、誰かと比べはじめた瞬間に、釣りはどこか重たく、不自由なものになってしまいます。

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比べるべきは他人ではなく、昨日の自分。

昨日にはなかった楽しみが見出せたのなら、それは紛れもない成長(前進)です。

▶︎縛られていないか?──釣りの自由を取り戻すために

釣りを楽しめなくなった原因は、時間やお金の不足よりも、“こだわり”や“固定観念”に縛られていることかもしれません。

「こうじゃなきゃ釣りじゃない」「これじゃなきゃ面白くない」──そんな思い込みが、釣りの自由さを狭めてしまうのです。

もちろん、こだわりも釣りの楽しさの一面です。けれど、視点を変えれば、もっと気楽で別の楽しみ方も見えてきます。

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時間やお金がなくても、釣れる魚は意外といるし、楽しむ方法もある。

肩の力を抜くこと、それが釣りを再び楽しむ第一歩かもしれません。

▶︎“休む”ことは悪じゃない──釣りのペースはアナタの自由だ

人生には釣りに行けない時期もありますし、魚がどうしても釣れにくい季節もあります。

そんな中で、無理に釣り続ける必要はありません。

あなたの仕事が釣りでないのなら、釣りは義務ではなく、あくまで遊び。義務になった時点で、その楽しさは失われてしまいます。

工夫してもどうしても釣りができない環境なら、一度お休みしてみるのもいい。

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そして「また釣りたい」と思えた時に、ふと余裕が出た時に、ゆっくり戻ってくればいいんです。

釣りは自由で楽しい。自分のスタイルで楽しもう!

時間とお金が許す限り、釣りに行きたいと思うのは当然のこと。

ただ、やるせないことに、思い通りにならないのがこの世の理です。

けれど、もし何もかもが思い通りになるのなら──それはそれで味気ない。

釣りの輝きも、おそらくは薄れてしまうでしょう。

思うように釣れないからこそ面白く、思うように行けない時間があるからこそ、次の釣行が待ち遠しくなる。

だから、この“行けない時間”すらも──あの瞬間を際立たせる、最高の前フリだと思ってください。

……とはいえ、「理屈じゃねぇ!今すぐ釣りたいんだ!」という方は、もうどうぞ、全力でご出陣を。

人は皆、自分の“釣りたい”に殉じる自由があります。

※AI画像です。

ちなみに、時間は有限ですが、お金というものは──どうやら、借りられるらしいです。

私はまだ「釣りのために借金」を成し遂げたことはありませんが、いつかその一線を越えて、真のアングラーになれる日が来るのでしょうか? 

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人生、山あり谷あり。そして釣り人には水辺がある。

場合によっては……消費者金融もある!

エントリーモデルながら必要十分な性能を備えた17バスワンXT。

2017年からモデルチェンジなしで愛され続けていますが、そろそろ新モデル登場の予感も。今のうちに買い納めを。

シンプルで視認性抜群のW-218H-1BJF。防水仕様でアウトドアや釣行にも安心、軽くて着け心地も快適。

低価格ながらタフに使える“チープカシオ”の定番モデルです。

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