サーチベイト使ってる?

サーチベイトとは文字通り「サーチ=探す、ベイト=餌」のことを指し、ルアーフィッシングにおいては魚を探すために用いられるルアーのことを指します。
よく耳にする言葉ではありますが、「実際のところ何を投げれば良いの?」という方も多いのではないでしょうか。
ビックリマン高田
別名パイロットルアーとも呼ばれますね!
ルアーフィッシングにおいて魚を探すのは最優先事項です!
サーチベイトの重要性

サーチベイトはルアーフィッシングにおいて非常に重要な存在。魚の居場所を探し出すのはもちろん、魚の活性、目線などを探ることもできます。
もちろんルアーなのでそのまま魚を釣ることができますし、そのルアーに食わなかったとしてもフォローで入れるルアーを考えるキッカケにもなりえます。
サーチベイトに求められる3つの要素
サーチベイトには色々な要素が求められますが、広く魚を探っていく必要があるので、食わせのルアーとは別の性能が求められます。
ビックリマン高田
今からご紹介する要素を満たしたルアーが“良いサーチベイト”と言えますね!
①速いスピードで探れる

広範囲を探っていくサーチベイトで最も重要な要素の一つがスピード。
可能な限り速いスピードで機能するルアーであれば効率的にサーチをすることが可能です。
スピードはリアクション要素も兼ね備えており、スレた魚に強引に口を使わせるファクターにもなります。
②スナッグレス性能が高い

サーチしていく上でストラクチャーやカバーなどをストレスなく探れることも重要です。
魚は引っかかりやすいところに多いのが定説で、カバー周りでも引っかからずに攻めることができれば、サーチベイトとして優秀といえるでしょう。
③広いレンジを探れる

より広いレンジを泳がせられるルアーが、サーチベイトとして優秀といえます。
クランクベイトやミノーのように、ルアー自体の潜行深度(1mダイバー、2mダイバーなど)を使い分けてレンジを変えるタイプと、スピナーベイトやバイブレーションのように巻くスピードによってレンジを調整するタイプ。
ルアーには大きく分けて、この2種類のレンジコントロール手法が存在します。
プロガイドが信頼するサーチベイト3選
スピナーベイト

【5段階評価】
- スピード:★★★☆☆
- スナッグレス性能:★★★★★
レンジコントロール:★★★★☆
サーチベイトに求められる性能を、すべて高いレベルで兼ね備えているのがスピナーベイト。
最も秀でている点は、ストラクチャーやカバーにも強いということでしょう。
ウィードやハードボトムでも臆することなく引くことが可能。レンジコントロールも巻き速度やウェイトの調整で表層からボトムまで自由自在です。
ただ巻くだけでOKというのもおすすめなポイントです。
ビックリマン高田
サーチベイトを一つだけ持っていくとしたら、僕はスピナーベイトを選びます!
デプス Bカスタム 3/8oz
ジャークベイト(ミノー)

【5段階評価】
- スピード:★★★★☆
- スナッグレス性能:★★☆☆☆
レンジコントロール:★★★☆☆
シャローエリアをすばやく探っていけるのがジャークベイトです。
ジャークやトゥイッチのアクションでフラッシング効果もあり、魚を広範囲から引っ張ってくることができます。とくに魚の目線が上であるときには絶大な効果を発揮。
さらに、ジャークベイトはさまざまな潜行レンジごとにラインナップされているため、状況に応じた使い分けで幅広いレンジを攻略することが可能です。
ビックリマン高田
シャローを幅広く探るときには欠かせないルアーですね!
レヴォニック シンディ 110SS
バイブレーション

【5段階評価】
- スピード:★★★★★
- スナッグレス性能:★★★☆☆
レンジコントロール:★★★★☆
とにかく速いスピードで探っていけるのがバイブレーションプラグです。
深いところから浅いところまでただ巻くだけでサーチができます。
形状によって得意なエリアを使い分けることができ、シャローのハードボトムからディープのウィードまで守備範囲は広大。
反面スナッグレス性能は高いとは言えず、根掛かりのリスクもあります。
ビックリマン高田
スピーディーに探りたいときはバイブレーションで決まりですね!
レボニック ヴォルビート 70S
サーチベイトは必須です

サーチベイトを使いこなすことで、1日の釣りをより高い精度とスピードで組み立てられるようになります。
魚の居場所や活性を探りながらテンポよく釣り進められるサーチベイトは、まさにゲームフィッシングに欠かせない存在です。
「探って釣る」ーーその本質に触れるルアー、それがサーチベイト。この概念を釣りに取り入れることで、あなたのスタイルが一段階進化するかもしれませんよ!