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タイラバにおすすめのリール15選|愛用品&人気モデルを紹介

タイラバにおすすめのリール15選|ローギア&ダブルハンドルが大正義!?

ハイギアとローギアどっちが良い? 万能に使えるリールって?

そんなタイラバのリール選びの疑問を解決し、ダイワやシマノの人気リールを紹介。

愛用中のおすすめリールも詳しく解説します!

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タイラバ に適したリールとは

タイラバの釣果

タイラバは船から手軽にマダイが釣れるルアーフィッシングとして近年大人気です。

ベイトリールを用いて等速に巻いて誘うのが一般的な釣り方ですが、どのようなリールが適しているのかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、元釣具屋の筆者がタイラバ用リールの選び方を解説し、厳選したおすすめ機種を紹介します。

基本的にはベイトリールを使う

ベイトタックル

そもそもタイラバは、ベイトリールをメインに使います。

ジギングは船の流し方によってスピニングとベイトを使い分けることも多いですが、タイラバはバーチカルでもドテラ流しでもベイトタックルが基準

そのため、当記事ではベイトリールの選び方とおすすめ品を紹介いたします。

キャスティングにはスピニングリール

スピニングタックル

基本的にスピニングタックルを使うのは、キャストをする際です。

20mや30mの浅場では、落として巻くだけでは誘える距離が短くなるため、キャストして斜め引きするのが有効。

ただし、無闇にキャストするとポイントを外したり、根掛かりが増えたりします。

スピニングはベイトに比べて使えるシチュエーションが限られるので、まずはベイトタックルから揃えましょう。

▼スピニングタックルを特集した記事です

深場では電動リールも使われる

電動リール

深場を狙うディープタイラバでは、電動リールが使われることもあります。

近年は小型電動リールが進化しており、0.6号や0.8号といった細いPEラインに対応する機種が登場してきました。

▼電動タイラバを特集した記事です

タイラバ用ベイトリールの選び方

サイズ(糸巻き量)は100〜300番

100番のベイトリール

タイラバに適したリールサイズは、シマノの100〜200番程度、ダイワの100〜150番程度のコンパクトなベイトリールです。

0.6〜0.8号のPEラインを200m以上巻けるラインキャパシティがあれば、大半の地域・ポイントに対応します。

これよりも小さいサイズだと巻き上げ力が足りず、大きいサイズだとリールが重くなるといったストレスが生じるので、上記のサイズが適切です。

しかし、船をドテラ流しの状態で200g以上のウエイトを使うディープタイラバの場合、シマノの300番、ダイワの200〜300番が適します。

ロープロ型 or 丸型

タイラバリールの画像

タイラバに用いるベイトリールは、その形状によって「ロープロ型」と「丸型」の2種類に分けられます。

二つのタイプの特徴を理解して用途にあったものを選びましょう。

ロープロ型|軽さ&握りやすさ重視

ロープロ

ボディが平たい形状のリールがロープロ型です。コンパクトで握り込みやすく、軽いことが特徴。

タイラバは1日手持ちで巻き続ける釣りなので、軽量であればあるほど疲れにくく、集中力が持続します。その結果、安定した等速巻きを維持でき、釣果に繋がりやすいといえるでしょう。

また、ロープロ型は低価格な機種も多く、これからタイラバを始める方や、手が小さい方などにおすすめです。

丸型|剛性&パワー重視

丸型

丸型リールは金属素材でボディが構成されており、剛性が高くて巻き上げ力が強く、巻き心地が滑らかなことが特徴です。

100m以深の深場を狙う時や200g以上の重たいタイラバを使用する際にも、リールのたわみが少なくて安定した巻き上げが可能で、大型魚とのやりとりも楽に行えます。

パワーと巻き心地を重視する方にはおすすめですが、重くて高額なことがネックです。

ギア比(巻き上げスピード)はお好みで

リールのギア比

ギア比とは、ハンドル1回転当たりのスプールの回転数を表すもので、ギア比が高いほどハンドルを1回転させた時の巻き上げ長が大きくなります。

ギア比が低いローギア(パワーギア)とギア比が高いハイギアの2種類に大別されていることが多く、ギア比の選択はタイラバではとくに重要な要素だと言われています。

ローギア(パワーギア)

巻き上げ時の抵抗が少なくて回転が軽いため、ゆっくりした速度で等速に巻きやすいのが特徴です。

慣れていない方の場合、集中力が切れた時に巻く速度が速くなる傾向が強く、そういった意味では「ローギアを使えば誰でもゆっくり巻きやすい」といえるでしょう。

タイラバはスローに等速巻きすることがセオリーなので、ローギアが好まれ、慣れていない初心者の方にはとくにおすすめです。

ハイギア

ハイギアは巻き上げ長が大きいため、仕掛けの回収などが速くて楽になり、手返しが良くなります。

巻きの重さがデメリットに挙げられますが、それは感度が良いとも言い換えられ、海中の違和感が伝わりやすいというメリットにもなります。

潮の変化やタイがスカートを噛んだのを感じられるので、ある程度タイラバに慣れた方や2台目の購入を検討している方におすすめです。

カウンターがあると便利

カウンター

カウンターリールは、リールの上部にカウンター(ディスプレイ)が搭載されており、ここに放出されたラインの距離が表示されます。

アタリがあった水深を把握したり、仕掛けが流れすぎていないかなどを判断したりできるので、非常に便利な機能です。

また、水深以外にも巻き速度を表示することで、反応が良かった速度を再現できるリールもあります。

ただし、カウンターがあると重たく、高額になるのがデメリットです。

ハンドルは2パターン

リールのハンドル

ベイトリールのハンドルには、ハンドルノブが2つ付いているダブルハンドルと、1つだけのシングルハンドルがあります。

ハンドルによっても特性が大きく異なるので、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

ダブルハンドルがスタンダード

ダブルハンドル

ダブルハンドルは重量バランスが均等なので、一定の速度で巻きやすいのが特徴。

タイラバでは等速巻きが大切なのでダブルハンドルが好まれ、最初の1台にはダブルハンドルをおすすめします。

シングルハンドルに比べて力強く負けないことがデメリットですが、ほとんどの状況では支障となりません。

シングルハンドルはディープタイラバに◯

シングルハンドル

ハンドル軸からノブまでが長く、大型のノブが付いているという構造上、力を入れて巻き上げることが可能です。

巻き上げパワーが強くなることで、重たいタイラバの扱いや大物とのやりとり、深場からの回収が楽になります。

近年流行中のディープタイラバなどには適していますが、等速巻きが難しく、初めの1台にはおすすめしません。

ドラグはサウンド(クリック音)付きがベター

ドラグサウンド

近年になって、スピニングリールのようにドラグ音が鳴るベイトリールが増えてきました。

音が鳴ってもドラグ性能が良くなるわけではありませんが、音によってドラグの作動状況がわかりやすいのがメリットです。

それによってドラグ調整もしやすくなるので、音が鳴ると何かと便利ではあります。

ダイワ・シマノが人気

ダイワとシマノのリール

人気のメーカーは、ダイワとシマノです。

タイラバブランドとしてダイワが「紅牙」、シマノが「炎月」を展開しており、 タイラバ専用リールも発売されています。

ただし、タイラバ専用リールは何か特別な機能があるわけではなく、ベースとなるリールの仕様違いです。

例えば、ロッドと合うブランドカラーになっている、ハンドルの長さが異なる、といった違がります。

編集部&ライターの愛用リール

ここからはTSURI HACK編集部&ライター陣が、タイラバで愛用しているリールを紹介します!

アブガルシア ソルティステージ コンセプトフリー

自重(g) 220
ギア比 6.4
最大ドラグ力(kg) 7
巻取り長さ(cm) 66
PE糸巻量(号-m) 1.5-200

タイラバもできて、ライトジギングもできて、なおかつ安いリールはないかな〜。

と、探していて出会ったのが、ソルティーステージコンセプトフリー。

このリール、コスパが凄いんです。

何が凄いって、スプールとハンドルが2個ずつ付属しているんです!

つまり、浅溝スプールとダブルハンドルでタイラバ、深溝スプールとシングルハンドルでジギングって使い方ができます!

ドラグ音もしっかり鳴るので、細い糸も安心して使えます。

「オフショアの釣りをいろいろやってみたい」って人にはおすすめのリールです。

by 釣り好きまっちゃん

▼ソルティステージ コンセプトフリーのインプレ記事です

シマノ バルケッタ 150DH-PG

自重(g) 190
ギア比 5.8
最大ドラグ力(kg) 5
巻取り長さ(cm) 58
PE糸巻量(号-m) 1.5-200

80〜120gの近海タイラバで使っているのが、バルケッタ 150DH-PG。

2万円以下で購入できて、巻きの軽さとパワーは必要十分。カウンターも見やすくて、オフショア中級者の私にとって文句なしです!

バルケッタ 150DH-PG

下位機種のバルケッタBBとも迷いましたが、購入の決め手となったのがエキサイティングドラグサウンド。

使用感が大きく変わるわけではないものの、魚とのやりとりを音で直観的に感じられて、ファイト中の気分も高揚します。

月1回程度の釣行で、現在2年目。良型のタイも上げていますが、いまだに劣化は見られず耐久性も◯。

たまにオフショアをする方や、エントリーリールとしてもかなりおすすめです!

by 編集部タナカ

ダイワ ティエラ A IC 150H-DH

自重(g) 230
ギア比 7.1
最大ドラグ力(kg) 5
巻取り長さ(cm) 80
PE糸巻量(号-m) 2-200

ハイパードライブデジギアやハイパーダブルサポートなどの駆動システムに加え、130mmのロングハンドルを装備したパワフルなカウンターリールです。

ハイギアながら深場からの巻き上げも楽にでき、巻き感もスムーズ!

耐久性にも優れており、3年以上使っても少しゴリ感がでた程度。

ティエラAで釣ったタイ

水深120mの深場から良型を苦労せずに上げられ、剛性や巻き上げトルクもバッチリ。

タイラバはもちろん、スーパーライトジギング、タチウオジギング、イカメタルなど、さまざまな釣りに使っています。

「カウンターリールのど真ん中」ともいえる汎用性の高さが、お気に入りのポイントです!

by tsuki

▼ティエラ A ICのインプレ記事です

タイラバにおすすめのベイトリール12選

ここからは愛用品以外のおすすめリールを価格別に紹介します。

アンダー2万円のおすすめリール2選

ダイワ 紅牙 X IC

自重(g) 240
ギア比 4.9
最大ドラグ力(kg) 5
巻取り長さ(cm) 54
PE糸巻量(号-m) 1-200

口コミ・レビュー

とても1万円台の思えない使用感覚があります。
大変に満足です。

出典: 楽天市場

実売価格が1万円前半の、リーズナブルなカウンター付きベイトリールです。

金属製のスーパーメタルフレームを採用したボディは、たわみが少なくてやりとり時に安定した巻き上げができます。

タイラバに適した低めのギアレシオなので、スローな等速巻きが簡単です。

電池交換はメーカー対応であり、カウンターに入力できるPEラインの号数に制限(0.8

・1・1.5・2号)がありますので注意してください。

シマノ 炎月BB 100PG

自重(g) 200
ギア比 5.5
最大ドラグ力(kg) 6
巻取り長さ(cm) 55
PE糸巻量(号-m) 1-200

剛性に優れるアルミ製ボディが採用された、タイラバ専用のベイトリールです。

ラインの放出とレベルワインドの動きが連動する機能が搭載されており、タイラバをスムーズに落下させられます。

ドラグにはカーボン製のワッシャーを採用し、粘り強さと耐久性を向上。

防水機構であるXプロテクトも搭載され、初期性能が長く続きます。

2〜4万円のおすすめリール5選

ダイワ 紅牙 RX IC 150P

自重(g) 235
ギア比 5.5
最大ドラグ力(kg) 6
巻取り長さ(cm) 62
PE糸巻量(号-m) 1-400

紅牙X ICの上位機種にあたるカウンターリールです。

剛性に優れたアルミフレームを採用しており、負荷がかかっても力強く巻き上げできるようになっています。

巻き上げスピードや落下スピードなど、基本的なカウンター機能もあり、セルフで電池交換できるのも紅牙Xと異なるポイント。

高精度エコノマイザーも付属しており、下巻き不要で細糸が巻けます。

シマノ エンゲツ 100PG

自重(g) 205
ギア比 5.8
最大ドラグ力(kg) 4.5
巻取り長さ(cm) 58
PE糸巻量(号-m) 1-200

フォールスピードを調整できるフォールレバーを搭載したベイトリールです。

精度の高いマイクロモジュールギアを用いており、ノイズの少ない非常に滑らかな巻き心地を誇ります。

防水機構のXプロテクトも導入されており、海水の侵入を大幅に防ぐことでトラブルを軽減。

スプールとレベルワインドが連動するため、フォールスピードが速く、ドラグ性能も安定しています。

ダイワ 紅牙 100

自重(g) 205
ギア比 6.3
最大ドラグ力(kg) 5.5
巻取り長さ(cm) 63
PE糸巻量(号-m) 0.8-400

ダイワの新しい設計思想であるハイパードライブデザインに基づいて開発された、タイラバ用ベイトリールです。

アルミ製ボディが採用され、剛性と耐久性に優れます。

ハイパードライブデジギアに加え、130mmのロングハンドルも標準装備されており、巻き上げがトルクフル。

本格的な仕様にも関わらず、リーズナブルな価格も魅力です。

シマノ エンゲツCT 150PG

自重(g) 230
ギア比 5.8
最大ドラグ力(kg) 6
巻取り長さ(cm) 58
PE糸巻量(号-m) 0.8-400

タイラバ専用に設計されたカウンター付ベイトリールです。

ブレーキをかけても回転が重くならない新型のフォールレバーが搭載されています。

巻き上げ速度やフォールスピード表示など、カウンター機能も充実。

カウンター機能の代わりに、マイクロモジュールギアが非搭載になっているのがエンゲツと異なるポイントです。

テイルウォーク タイゲーム 100-DH/R

自重(g) 179
ギア比 6.6
最大ドラグ力(kg) 7
巻取り長さ(cm) 66
PE糸巻量(号-m) 1-300

軽量・コンパクトを重視して開発されたタイラバ用ベイトリールです。

フレームにアルミ、サイドカバーに強化カーボンマテリアルを採用し、剛性と軽さを両立。

タイラバで使用頻度の高い500〜1000gのドラグテンション幅が大きく確保されており、細かな設定ができるようになっています。

6点式遠心ブレーキシステムも搭載され、キャスティングも可能です。

オーバー4万円のおすすめリール5選

シマノ エンゲツ プレミアム 150PG

自重(g) 220
ギア比 5.8
最大ドラグ力(kg) 6
巻取り長さ(cm) 58
PE糸巻量(号-m) 1.5-200

前モデルより大幅な軽量化を実現した、エンゲツシリーズの最上位機種です。

エンゲツCTに搭載されていなかったマイクロモジュールギアを搭載。

ベアリングも追加されており、滑らかで力強い巻き上げができるようになっています。

エンゲツCTより10g軽量化されているのも魅力です。

ダイワ 紅牙IC 200P

自重(g) 350
ギア比 5.3
最大ドラグ力(kg) 10
巻取り長さ(cm) 66
PE糸巻量(号-m) 1-600

ドラグ性能と巻き上げトルクを重視した、ディープタイラバ専用のカウンターリールです。

物理的な抵抗を無くした電子ドラグサウンドとシンクロレベルワインドを採用。

ドラグの調整幅も拡大されており、細糸でも安心して大鯛とファイトできます。

これまでに無い150mmのアルミ製ロングハンドルが標準装備されており、重たいタイラバに負けないトルクを確保しています。

シマノ オシアコンクエスト 200PG

自重(g) 285
ギア比 4.8
最大ドラグ力(kg) 8
巻取り長さ(cm) 57
PE糸巻量(号-m) 1-400

剛性に優れる丸型金属ボディを用いた大人気ベイトリールです。

精度に優れるマイクロモジュールギアに加え、新構造のインフィニティドライブを採用。

これによって回転抵抗が大幅に低減されており、最高レベルの巻心地を実現しています。

耐久性の高いクラッチや高耐食内部パーツなども導入され、耐久面も抜群です。

ダイワ 紅牙IC 150P-C

自重(g) 275
ギア比 4.8
最大ドラグ力(kg) 7
巻取り長さ(cm) 54
PE糸巻量(号-m) 1-400

アプリと接続することにより実釣の様子を記録できるハイテクなモデルです。

ハイパードライブデジギアは歯幅をアップしたものを搭載。

回転性能が向上しており、低負荷でも高負荷でも回転が滑らかです。

フルアルミ仕様のフレームが採用されており、ソルティガなどの丸型金属系リールに引けをとらない、剛性を備えています。

シマノ オシアコンクエストCT 300MG

自重(g) 385
ギア比 5.5
最大ドラグ力(kg) 8
巻取り長さ(cm) 74
PE糸巻量(号-m) 1.5-500

口コミ・レビュー

スムーズな巻き心地と滑らかなドラグこれで大量間違いなし!

出典: 楽天市場

オシアコンクエストにカウンターを搭載したのがCTです。

300MGは、ディープタイラバに最適なトルクと感度のバランスを追求して作られた1台。

根本を太軸化した丸型ハンドルノブを搭載し、リーリング時のつまみやすさを高めるなど、細かな点までこだわられています。

ボディのコンパクト化、ディスプレイの見やすさ向上、巻き上げ距離アラームの新導入など、前作からアップデートされている部分も多いです。

タイラバはリールが大切!

タイラバ用ベイトリール

タイラバは一定の速度で巻き続ける一見単純な釣りですが、それゆえにリールの性能が釣果に大きく影響する釣りです。

わずかな巻き感の違いやギア比の違いなどが、釣果となって顕著に現れます。

ぜひ、本記事を参考にしてご自身に合ったタイラバリールを見つけてください。

撮影:TSURI HACK編集部 / tsuki

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