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タイラバの画像

タイラバをやり込んでわかった巻きスピードに対する考察。ゆっくり等速巻きが正解ではない

タイラバはゆっくり等速で巻くのがセオリー。おそらくタイラバをする人は全員が知っていることでしょう。しかし、それが本当に絶対的な正解なのでしょうか?タイラバをやり込んでわかった、巻きスピードに対する考え方を解説します。

目次

アイキャッチ画像提供:ちゃったTV なおと

悩ましき、タイラバの巻スピード……

タイラバの画像

タイラバで一番神経を使うと言っても過言はない巻き速度。みなさんはどのように考えていますか?

近年一段と人気が増しているタイラバは、「落として巻くだけ」という初心者の方でも入門しやすい、シンプルさも魅力のひとつ。

ゆっくり等速で巻くことが定石とされていますが、必ずしもそうではないんです!

なおと
というわけで今回は、タイラバを長年やり込んでわかった巻き速度についてのお話です。

スピード調節は船の動きに合わせるのが基本

タイラバの巻き上げ

巻きスピードは何を基準に変えるのが良いのでしょうか?

潮や水色、天候、ベイトの種類など、速度を考える要素はたくさんありますが、まず基準とすべきは船の流され方です!

船は常に流れている

タイラバは、船を風や潮に乗せて流すのが一般的です。

図のように船は風や潮を受けて流れますが、仕掛けは下へ向かって落ちていきます。

つまり、投入後は仕掛けの位置と船の位置がどんどんズレていくわけですね。

なおと
もちろん流れない時間帯もあるのですが、 基本的には船が流れていることを理解しておきましょう!

船の流れが速い時

船の流れが速い場合は、スローに巻くのが基本です。目安は、1秒でハンドルを1回転弱。

船が流れているということは、“リールの巻き上げ速度+船が流される速度”でタイラバが動くことになります。

つまり、船の流れが速いのにリールをガンガン巻いてしまうと、タイラバが速く動きすぎるわけですね。

一投の中で底取りを繰り返しているうちに、巻き抵抗がどんどん重たくなるのは船の動きが速い時です。

なおと
ドテラ流しの場合、ラインがどんどん斜めになる時は船が速いスピードで流されています!

船がゆっくり流れる時

船の流れが遅い時は、中速ぐらいのイメージで巻きましょう。目安は、1秒でハンドルを1.5〜2回転程度。

そして、この速度をベースとして速くしたり、遅くしたりするようにしましょう。

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ドテラ流しの場合、ラインが緩やかに斜めになる時は船がゆっくり流れています!

船が流れない時

船が流れない時は、海中にも流れがない可能性が高いです。

そうなると魚の活性が低いと予想されるため、超ゆっくり巻いて喰わせるか、高速巻きでリアクションバイトを狙うのがオススメです。

とは言え、期待値は低いのであまり必死にならず、休憩やご飯タイムに当てるのもアリでしょう。

なおと
潮止まり前&流れ始めは非常に良いタイミングなので、ここは逃さないようにしましょう!

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