タナゴ釣りの基礎まとめ！世界最小のターゲットの仕掛けとは？

タナゴ釣りの時期（シーズン）

タナゴ釣りの魅力は何と言っても世界最小のターゲットゆえの、他の釣りにはない極小仕掛けによる繊細さと、魚がかかった際の小さくてきれいな魚体との小気味良いやりとりにあります。

タナゴは氷が張ってしまうような厳冬期を除けば、ほぼ1年を通して釣ることが出来ます。川や田んぼの用水路など身近な場所に生息していますが絶滅が危惧されている状況もあり、生息地域は限られています。

タナゴの釣り方・ポイント

タナゴの釣り場として最も適しているのは用水路です。魚がいるというのはもちろんですが、釣り人としても簡単に釣り場に入れることも重要な要素。その他、小川や橋のたもと、消波ブロック、水門なども釣り場となります。また、用水路は田んぼ等の私有地となっている場合もありますので、地主の方への許可取得や配慮など注意が必要です。

タナゴの釣り方

タナを合わせる
タナゴは基本的には浅い場所を好みます。その為、タナの深さとしては釣り場の水深のおよそ中間を基準にするとよいでしょう。例として1メートルの水深であれば水面から50センチ程度です。そこで合わないようであれば徐々にタナを深くしていくと良いですがタナゴは底にべったり張り付くような魚ではありません。

エサつけのコツ
タナゴのエサは主に赤虫やグルテンなどの練りエサが使われます。赤虫は針先を隠すように頭もしくはお尻の端から針に引っ掛けて余った部分は切ってしまって構いません。虫が苦手という方も多いですし、手軽さという意味ではグルテンが良いでしょう。グルテンの場合は練ってまとめたものを針先でチョンと引っ掛けることで針先を隠す程度のグルテンが上手につけられます。

アタリのとり方
わずかなウキの沈みや水面下のシモリが横に流れるなどが明確なアタリとなりますので、仕掛けが絡まない程度に優しく、そして素早くあわせましょう。

タナゴ釣りの竿

タナゴ釣りの竿は延べ竿が良いでしょう。竿を選ぶ際、いちばん気にして頂きたいことは材質などよりも長さです。自分の行く釣り場に合わせて、ポイントが自分に近い用水路などでは短め（60cmくらい）ポイントが遠くなる場合は長め（200cmくらいまで）を選んで下さい。ただ、繊細なアタリへの反応を早くするには出来る限り竿は短いほうが有利です。

ダイワ ひなた 3尺
短めの竿なら取り回しのしやすい！


ダイワ ひなた 5尺
長めの竿なら遠くのポイントも攻めやすい！


ティムコ 幸釣 二三四
3通りの長さに調整可能で便利！

タナゴ釣りの仕掛け

タナゴは親ウキとシモリ（糸ウキ）で構成するとアタリが取りやすいです。ウキは水面から沈むか沈まないかのギリギリもしくは、少しずつ沈むくらいの調整をしてください。

始める際は、1から仕掛けを作るのではなく、手軽で便利なセット仕掛けと予備の針を用意しましょう。

がまかつ 簡単タナゴ仕掛 改 TN002 2.1号
まずはセット仕掛けが時間も手間もかからずストレスフリーでおすすめです。


がまかつ 極タナゴ テトロン＃100
予備の釣り針も持っていくと尚良いでしょう

タナゴ釣りの餌

タナゴは魚体が小さい為、他の釣りよりもエサのコストが安いのも特徴です。特にグルテンエサはニオイも気にならず、1回の釣行で使う量としても片手で握れるだんご程度を作れば充分なため、1度で1袋使い切るようなこともなく、お財布にも優しいためおすすめです。

マルキュー グルテン1
迷ったらコレ！にんにく入りで魚の集魚力が違います。


マルキュー タナゴグルテン
針先にグルテンが残るからアタリが取りやすい！

タナゴ釣りの便利アイテム

プロマリン ワクワク観察ケースL
タナゴの美しい魚体を見るならこの透明な観察ケースが最適です。魚を弱らせてしまうリスクも減らせます。


タカミヤ 水くみ丸バケツ 錘付 グリーン 21cm
水面まで高さのある釣座も想定して、紐付きの水くみがしやすい釣り用のバケツがおすすめです。


ベルモント ラインカッター
さっと取り出せて、さっと糸を切れるラインカッターがあると釣りの手返しもよくなりますよ。

タナゴ釣りを楽しもう！

タナゴ釣りは他の釣りと比べても揃えるタックルや餌代なども比較的安く準備が出来、荷物もかさばりません。また、身近な用水路などでピクニック気分で気軽に楽しめる釣りで、魚や揃えるタックルが小さいこともあり、釣りが苦手な女性やお子様に楽しんでもらう釣りにも適しているのでおすすめです。

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