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ゴツンコ式仕掛けの画像

ゴツンコ式仕掛けをタナゴマニアが解説!流れがあるポイントに強い

ゴツンコ式仕掛けをご存知でしょうか?一般的にタナゴ釣りにはウキ釣り仕掛けが用いられますが、ゴツンコ仕掛けはウキを用いません。そんなゴツンコ仕掛けの作り方や使い所を解説します。

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目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

ゴツンコ式仕掛けとは?

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タナゴ釣りはウキ釣り仕掛けを使用するのが一般的ですが、ゴツンコ式と呼ばれる仕掛けを使うこともあります。

ゴツンコ式仕掛けはウキを用いない、いわゆる胴付きやダウンショットリグと呼ばれるタイプの仕掛けです。

本記事では、そんなタナゴのゴツンコ仕掛けを元釣具屋の筆者が解説します。

ゴツンコ式仕掛けの作り方

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ここからはゴツンコ仕掛けの基本的な作り方を紹介します。

必要なもの

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▼ 道糸

道糸はナイロンやフロロカーボンの0.4〜0.8号程度のものを選びましょう。

リーズナブルなもので十分です。

▼ ハリス

ハリスはフロロカーボンまたはエステルラインの0.4号前後、道糸より細いものを選びましょう。

個人的には、ハリが強くて感度の高いエステルラインがおすすめです。

▼ 目印

ウキを使用しないため、仕掛けの動きがわかる目印が必要です。

見やすいものを選んでください。

▼ シンカー

シンカーは1/32〜1/16oz(0.9〜1.8g)程度のものがおすすめ。ハリス止めが付いているものが便利です。

ガン玉なども代用できますが、ハリスが細いので抜けやすい点に注意しましょう。

▼ 針

針はタナゴ専用の針を選んでください。

針サイズは複数用意し、釣れるサイズに応じたもの選択するとよいです。

作り方

まずは道糸に目印を取り付けます。

市販のジンタン目印は、輪っかに道糸を通してずらしていけば簡単に取り付けられます。

道糸とハリスを結束します。(青い糸を道糸、黄色い糸をハリスに見立てています)

結び方はブラッドノットやエダス結び、サージェンスノットなどなんでも構いませんが、今回はブラッドノットで結束します。

まずは道糸とハリスを重ねましょう。

道糸をハリスに5回巻き付けます。

道糸の端糸をハリスと交差している部分に通します。

軽く締め込んで解けないようにしておきましょう。

同じ手順でハリスを道糸に5回巻き付けます。

ハリスの端糸を道糸と交差している部分に上から通します。

締め込んで結束完了です。

道糸の端糸はカットし、ハリス部分はハリとシンカーを接続するため、両方カットせずに残しておきます。

エダス側にはチチワを作っておくとハリを簡単に結束できます。

エダスの輪っかにハリについているハリスを通します。

ハリのチチワにハリを通せば結束できます。

市販のタナゴ針はハリスの先にチチワが付いているものが多いので便利です。

シンカーのハリス止めにハリスを通して完成です。

ゴツンコ式仕掛けのメリット

タナゴ釣りの画像

ゴツンコ仕掛けの最大のメリットは、流れに強いことです。

オモリの重さ次第でゆっくり流したり、ピンポイントを攻めたりすることができます。

そのため、流れのあるポイントを好むヤリタナゴやカネヒラなどを狙うのに最適。

また、底付近を重点的に狙いやすいので深い場所を攻めるのも得意です。

ゴツンコ式仕掛けで釣ってみた

タナゴ釣りの画像

ゴツンコ仕掛けを使って実釣してみました。

釣行したポイントは、水深がないものの少し流れがある小規模河川です。

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1/32ozシンカーを取り付けてゆっくり流していくと、早速カネヒラが掛かりました。

ゴツンコ式仕掛けの画像

流されにくいので狙ったポイントを手返しよく攻められ、よく釣れます。

タナゴ釣りの画像

30分ほどですがポツポツ釣れて、カネヒラに時折モロコが混ざる釣果。

タナゴ釣りの画像

短時間ながらゴツンコ仕掛けの威力を体感でき、満足のいく釣果でした。

ゴツンコ式仕掛けで流れを攻略!

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じつは、流れが速い場所にもタナゴは多く潜んでいます。

ゴツンコ仕掛けを用意しておけば、ウキ釣りでは攻めきれないエリアも攻略できますよ。

興味がある方は、ぜひお試しあれ!

画像提供:tsuki

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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