【21ツインパワーSW実釣インプレ】ステラSWにも肉薄!オフショアデビューにも最適な一台だった!

2021/05/06 更新

2021年話題のオフショアリールのひとつといえば「21ツインパワーSW」。ステラSWに迫るスペックにもかかわらず価格を抑えているのが最大の魅力でしょう。初回生産分が予約注文でいっぱいなんて話も。そんな注目スピニングリールを編集部が実釣インプレしてきました。

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

プロモーションが強烈な21ツインパワーSW

21ツインパワーSW と映像 福井健三郎・田代誠一郎・鈴木斉氏といったオフショア界ビッグネームによるプロモーションが、強烈な印象の21ツインパワーSW。

2021年新製品の中でも、最上級に物欲をそそる逸品ですよね。

インプレをお送りする前に、筆者が思うツインパワーSWのイメージといえば
・『ストラディックSW』より価格差以上に格段にパワフル
・フラッグシップ機『ステラSW』に迫るスペック
・それにも関わらず価格は6割程度
・質実剛健etc


そんなイメージが浮かぶツインパワーSW。主要スペックをおさらいしていきます。

21ツインパワーSWが誇る主なスペック

21ツインパワーSW ボディ横 HAGANEギア&ボディ、サイレントドライブやXシップをはじめ、様々な技術特性が組み合わさり巻き上げの軽さやパワーを実現している21ツインパワーSW。

21ツインパワーSW ボディ横 中でも前作モデルから大きく進化した点、三つをとりあげます。

インフィニティドライブ

21ツインパワーSW インフィニティドライブ Xシップ構造で実現した軽い巻き上げをさらに進化させたのがインフィニティドライブ。巻きが軽いだけでなく、高負荷時でもパワーある巻き上げが可能になったとのこと。

10000番以上にはヒートシンクドラグ

21ツインパワーSW ドラグ 熱ダレにさらに強くなったヒートシンクドラグで50%もドラグ力低下を改善。
※ただし今回インプレで使用した8000番は写真のXタフドラグ。

ラインローラー部Xプロテクト搭載

21ツインパワーSW ラインローラー タックルを洗えないオフショア遠征の泣きどころだったラインローラーの塩ガミも大幅に解決。

21ツインパワーSW 側面 ちなみにこの手のリールで重さにこだわる方は少ないと思いますが、21ツインパワーSWはステラSWと比較して8000番で10g、14000番で15g軽くなっています。

ステラSWとボディ素材を変えることで軽量化を計っているのかもしれませんね。



21ツインパワーSW実釣インプレ

21ツインパワーSWと青物 ということで福岡はエルクルーズさんからヒラマサジギング&キャスティングでの実釣インプレをお届けします。

旧モデルから大きく変わったデザイン

21ツインパワーSW ボディ正面 目に付くのが従来より大きく変わった見た目。歴代モデルはシルバーを基調とし主張を抑え気味でした。

21ツインパワーSW ボディ下部 21ツインパワーSWは深い紺色ボディカラーとステラSWを踏襲したスプールの肉抜きデザインが特徴。旧モデルよりも格段にオフショアに映えます。

巻きの軽さ

21ツインパワーSW 巻き まず感じたのが糸ふけ巻き取りなどの低負荷時。低摩擦化のインフィニティドライブの恩恵か、大型番手としては非常に軽い巻きに驚きです。

ジャークして糸拭けを取る。この動作が多くの時間を占めるキャスティングゲームで、この巻きの軽さは相当なアドバンテージに思います。

シマノといえば巻きがシルキーなイメージですが、21ツインパワーSWもやはり軽い巻き心地でした。

巻きのパワー

21ツインパワーSW ファイトシーン やはり強い巻きパワーはこの手のリールを選ぶ上で大きな要因。

竿を立てられないローレスポンスロッドでのファイト時はもちろん、トップでのバイトからアワセを入れるまでのゴリ巻き時に体感できる巻きの力強さは、安定したファイトにつながりました。

21ツインパワーSW とヒラゴ
10kgクラスが相手だったとしても、21ツインパワーSWならHAGANEギア、インフィニティドライブなど各機構の相乗効果で余裕のやりとりができそうに感じます。

今回ヤズ、ヒラゴサイズしか相手にしてもらえませんでしたが、逆に21ツインパワーSWのゴリ巻きパワーを堪能できました(笑)

ドラグ

近海ターゲットなら滑り出しのよいリジッドサポートドラグのおかげで、船べりで急に走られても冷静に対処可能でした。

ヒートシンク搭載の大型番手で熱ダレへの強さも体感したいところですが、まだその機会には恵まれないようです……。



使って思った21ツインパワーSWの短所

コンパクトなドラグノブ

21ツインパワーSW ドラグノブ 21ツインパワーSWに限ったことではないですが、シマノリールはドラグノブが少し小さい?

慣れの問題と思いますが、魚とのファイト中にドラグを締めようした際、つまみづらく若干てこずりました。

8000&14000番スプールの互換性

21ツインパワーSW スプール 低所得者代表としては極めて重要なスプールの互換性問題。

ジギング時は8000番スプールを、キャスティング時には14000番スプールに交換といったことが15-16モデルであれば一台でローテーション可能でした。

しかし19-20ステラSW同様、8000番のローターコンパクト化と引き換えに、21ツインパワーSWも8000番と10000番&14000番のスプール互換性がなくなってしまいました。

ツインパワーSWとステラSWの違い

フラッグシップ機ステラSWとツインパワーSWの違いにもふれておきます。

14ステラSW
※写真は14ステラSW
コストカットと言ったところでしょうか、下記はカタログから読み取れるツインパワーSWとステラSWの違い。
・ラインローラーの処理(ステラSWはDLCラインローラー)
・ベアリング数(ステラSW 13個 /ツインパSW 10個)
・ボディ素材(ステラSW オールアルミ合金 /ツインパSW アルミ&一部マグネシウム)

また筆者が気になったのはボディ構造&素材の違い。ステラSWの流用かと思いきや“半プラ”と話題になった15ツインパワーSW同様、21モデルも高強度樹脂素材のボディに対して、アルミ素材の脚付フタが装着される形でした。ちなみにステラSWはアルミ素材の脚付のボディにフタが組まれる形です。

ステラSWとの差別化が目的と思いますが、5kgの青物では差がなくとも20kgのヒラマサをかけたときに、ボディ構造や素材によるパワー面で差が生まれるのかもしれませんね。

ただシマノプロモーション映像をみると21ツインパワーSWでGTもクロマグロもキャッチしているわけですし、まして近海のキャスティング&ジギングには軽いというメリットのほうが大きいでしょう。

この上に位置するステラSWって……

19ステラSW
※写真は19ステラSW
使用感の長所・短所を感じたままに書かせていただきましたが、21ツインパワーSWを使ってみての総括。

「この上に位置するステラSWはどれだけスゴイの?」

それくらい21ツインパワーSWは巻き心地が軽くパワーもあり、フラッグシップ機に劣らない使い心地のリールだと感じます。

フラッグシップに続くモデルといえば、モデルチェンジすることで以前のフラッグシップに肩を並べてくるものですが、今回の21ツインパワーSWはステラSWに相当肉薄しているのではと思えました。

21ツインパワーSWはオフショアデビューにベターな相棒

21ツインパワーSW とヤズ 21ツインパワーSWはステラSWばりのスペックが6割程度で購入できるので、ハイスペックなリールでオフショアデビューを考えている方におすすめしたいですね。

GT・マグロ・デカマサといった相手が最高峰ターゲットのアングラーは、やはりフラッグシップ機所有率が高い昨今。やはりステラSWには圧倒的な存在感と安心感というブランディング力があります。

とはいえ今回の21ツインパワーSWは、抑えの一台としてエキスパートにも所有者が増えそう。そんな魅力を使っていて感じる一台でした。
撮影:TSURI HACK編集部

ラインナップ

品名(番手)ギア比最大ドラグ力(kg)自重(g)糸巻き量 PE(号-m)巻取り長さ(cm)本体価格(円)
4000XG6.211.03501-490、1.5-320、2-24010152,900
5000HG5.713.04152-350、3-240、4-1709761,500
5000XG6.213.04152-350、3-240、4-17010561,500
6000PG4.613.04202-440、3-300、4-2108361,500
6000HG5.713.04202-440、3-300、4-21010361,500
6000XG6.213.04202-440、3-300、4-21011261,500
8000PG4.925.06153-410、4-300、5-2509472,300
8000HG5.625.06153-410、4-300、5-25010772,300
10000PG4.925.06554-400、5-300、6-25010272,300
10000HG5.625.06554-400、5-300、6-25011672,300
14000PG4.925.06606-300、8-200、10-16510672,300
14000XG6.225.06606-300、8-200、10-16513472,300
ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 4000XG
ギア比:6.2
自重:350g
最大ドラグ力:11.0kg
巻取り長さ:101cm
PE糸巻量(号-m):1-490、1.5-320、2-240
ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 5000HG
ギア比:5.7
自重:415g
最大ドラグ力:13.0kg
巻取り長さ:97cm
PE糸巻量(号-m):2-350、3-240、4-170

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 5000XG
ギア比:6.2
自重:415g
最大ドラグ力:13.0kg
巻取り長さ:105cm
PE糸巻量(号-m):2-350、3-240、4-170

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 6000PG
ギア比:4.6
自重:420g
最大ドラグ力:13.0kg
巻取り長さ:83cm
PE糸巻量(号-m):2-440、3-300、4-210

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 6000HG
ギア比:5.7
自重:420g
最大ドラグ力:13.0kg
巻取り長さ:103cm
PE糸巻量(号-m):2-440、3-300、4-210

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 6000XG
ギア比:6.2
自重:420g
最大ドラグ力:13.0kg
巻取り長さ:112cm
PE糸巻量(号-m):2-440、3-300、4-210

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 8000PG
ギア比:4.9
自重:615g
最大ドラグ力:25.0kg
巻取り長さ:94cm
PE糸巻量(号-m):3-410、4-300、5-250

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 8000HG
ギア比:5.6
自重:615g
最大ドラグ力:25.0kg
巻取り長さ:107cm
PE糸巻量(号-m):3-410、4-300、5-250

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 10000PG
ギア比:4.9
自重:655g
最大ドラグ力:25.0kg
巻取り長さ:102cm
PE糸巻量(号-m):4-400、5-300、6-250

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 10000HG
ギア比:5.6
自重:655g
最大ドラグ力:25.0kg
巻取り長さ:116cm
PE糸巻量(号-m):4-400、5-300、6-250

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 14000PG
ギア比:4.9
自重:660g
最大ドラグ力:25.0kg
巻取り長さ:106cm
PE糸巻量(号-m):6-300、8-200、10-165

ITEM
シマノ 21ツインパワーSW 14000XG
ギア比:6.2
自重:660g
最大ドラグ力:25.0kg
巻取り長さ:134cm
PE糸巻量(号-m):6-300、8-200、10-165

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    TSURI HACK編集部

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