メバリングのプラグ……どれを選ぶ!?
一昔前まではマニアックなジャンルだったものの、今やすっかりポピュラーになったメバルプラッギング。
それにともなってプラグの種類も増え、「どれを選べば良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
ワーム以上に釣れることもあるプラグですが、ルアー選びや使い方が合っていないとまったく釣れません。
そこで本記事では、プラグの基礎知識や使い方を解説し、オススメのプラグを紹介します。
メバル用プラグの種類
まず初めにメバル用プラグの種類から解説します。
基本的にはミノー・シンキングペンシル・トップウォーターの3種類です。
ミノー(クランクベイト)
もっともポピュラーで種類も多いのがミノー(クランクベイト)です。
頭部に設けられたリップやアゴが水流を左右へ受け流すことで、プリプリと泳ぎます。
巻いている時に適度な抵抗感があり、ルアーが出すプルプルとした振動も伝わるため、初心者の方でも使いやすいルアーです。
シンキングペンシル
トップウォーター
その他
プラグのアクション(使い方)
続いてはプラグのアクションについて解説します。
とはいえ難しいアクションはなく、ただ巻き・トゥイッチ・ポーズ・フォールの4パターンを覚えておけばOKです!
ただ巻き
トゥイッチ
ポーズ
フォール
メバルプラッギングのタックル
続いては、タックルセッティングについて解説します。
とはいえ、“プラグだから”といって特殊なタックルは必要なく、一般的なメバリングタックルがあれば問題ありませんよ。
ロッドは釣り場に合わせる
リールは2000番が標準
PEラインは0.3〜0.6号
筆者流・メバルプラッギングのノウハウ
ここからは、18年以上の経験を元に得たメバルをプラグで釣るためのノウハウを紹介します。
実践すれば釣果に直結する考え方&テクニックなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ルアーローテーションは上のレンジから
まずプラグをチョイスするに当たって大切なのが、表層系から始めて“徐々にレンジを下げていく”という意識!
トップウォーターやフローティングミノーなどからスタートし、シンキングミノーやシンキングペンシルにローテーションしつつレンジを下げ、ヒットレンジや反応を見ていきます。
メバルが釣れるレンジに関しては、潮の速さやベイトの具合、さらには月の加減によっても浮いたり沈んだりと、“ヒットレンジはわりと頻繁に変わる”と思っておいてください。
カラーローテーションも重要
時間帯と潮を計算する
夏場と産卵直後は釣りにくい
アップストリームのアプローチが基本
ぶっちゃけ、ワームとどっちが釣れるのよ?
正直に言うと、メバルの捕食範囲にルアーが入ったならば、ワームの方がよく釣れる(ことが多い)と思っています。
オススメのメバリング用プラグ18選
ここからは、オススメのメバリング用プラグを18個選んで紹介します。
すべてアクション動画を撮影しているので、ぜひルアー選びにお役立てください!
ミノー部門
DUO フラフラ
全長 | 48mm |
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重量 | 2.3g |
タイプ | スローシンキング |
48mm/2.3gながら、重心移動による抜群の飛距離と釣果(筆者の)を誇るシンキングミノー。
シンキングではありますが、沈むスピードはかなり遅くてスローシンキングと呼んだ方がしっくりきます。
よく釣れるだけでなく、巻いた時のほど良い抵抗感や飛距離といったトータルバランスが良く、プラグデビューする方にはイチオシのルアーです!
低速域では弱々しい小魚のような泳ぎで、スピードレンジが高くなるにつれてウネウネとしたスネークアクションに変化します。
フォールスピードが遅いので浅いレンジでも使いやすく、シンキングペンシルに比べじっくり攻められ、シャロー帯の中層から上のレンジを釣るには最高です。
活性が高い状況でも低い状況でもよく釣れ、パイロットルアーとしても切り札としても使えます。
タックルハウス オルガリップレス43
全長 | 43mm |
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重量 | 2.3g |
タイプ | フローティング |
老舗ルアーメーカーのタックルハウスが発売する、大人気のリップレスミノーです。
重心移動による遠投性能や絶妙なフローティングスピード、ポーズ時の水馴染み、漂うような動きは文句なしの完成度。
ハイシーズンになると品切れが起こるのも納得できる、まさに名作ルアーです。
スローな領域でもロールアクションがしっかりと出るのが特徴ですね。
フローティングかつリップレスなので、表層から20〜30cmほどのレンジをキープしながら漂う感じが絶妙。
トゥイッチすると、内部ウエイトによるノッキングサウンドを放ちつつ、ボディを翻すように動きます。
ただ巻きをメインに漂わせつつ、たまにロッド操作を加えるのが効果的ですね。
ジップベイツ リッジ35SS
全長 | 35mm |
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重量 | 2.2g |
タイプ | スローシンキング |
リッジ35SSは、ジップベイツが発売する35mm/2.2gの極小ミノー。
小粒なボディにマグドライブと呼ばれる重心移動を搭載しており、見た目からは想像できないほどよく飛びます。このサイズ感のプラグは風が少し吹くと投げづらくなりますが、リッジなら問題なし。
実売価格は1,600円ほどと、メバル用プラグの中ではかなり高価な部類ですが、筆者は価格相応の価値があると思っています!
超低速から高速域まで、どのスピードレンジでもワイドにテールを振るのが特徴です。
アクションのレスポンスも良く、静止状態からの泳ぎ出しもトゥイッチした時の動き具合もキレキレ。
リップが水を掴むので、ポーズ中にラインの張力変化だけで微妙に動かしたり、流れの強い場所でフワフワ流したりと、テクニカルな釣りにも使える万能プラグですね。
ジップベイツ リッジスリム60SS
全長 | 60mm |
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重量 | 3g |
タイプ | スローシンキング |
リッジ35とは対照的な、60mm/3.0gの細身系ミノーです。
35と同様に重心移動を採用しており、回転しやすい細身のミノーながらズバッと安定して飛んでくれます。
シラスやシロウオ、バチのような細身のベイトにマッチするルアーです。
ただ巻きでは弱々しくローリングし、そのシルエットも合わさり動きはベイトフィッシュそのもの。
その一方で、トゥイッチすると左右へ大きく飛ぶので、シャロー帯のデイゲームでもよく釣れます。
ショアラインに小魚が差してくる晩秋から初冬、春には欠かせないプラグです。
シマノ ライズショット37SS
全長 | 37mm |
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重量 | 3.2g |
タイプ | スローシンキング |
ライズショット37SSは、37mm/3.2gの小粒なミノーです。
マグネット式重心移動とやや重めの自重により、このクラスの小粒ミノーの中では最高レベルの飛距離を誇ります。
巻き出し時にはウエイトがマグネットでしっかりと固定されるため、ナイトゲームで「ウエイトが後方のままだった」なんてこともありません。
リトリーブするとキレの良いキビキビとしたアクションで泳ぎます。
巻いている時の抵抗感やブルブル感がかなり明確な部類で、水中の流れも把握しやすいですね。
沈むスピードは少し速めで、表層からやや深めのボトムまで全域を探れます。しっかり飛ばしてカウントを取ってレンジを刻めるので、サーチに適したプラグです。
ジャッカル ミュートボールミノー38F
全長 | 38mm |
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重量 | 2.7g |
タイプ | フローティング |
ジャッカルが発売するミュートボールミノー38Fは、38mm/2.7gの変則系フローティングミノーです。
ボディは普通の樹脂ですが、ソフト素材の“皮”を纏っていることが最大の特徴。
ソフト素材ならではの着水音の静かさや水の切り方など、普通のプラグとは一線を画す音や動きが表現されています。
スローリトリーブでもワイドにゆらゆらと泳ぎます。
テールにトレブルフックが付いていないので他のプラグよりも動きが大きく、お尻側を振るようにやや蛇行するように動き、アピールはかなり強いですね。
そのアピール力に反し、着水音やトゥイッチした際のアクションはナチュラルで、意外と魚がスレにくいように思います。
また、トゥイッチした際にボティとソフトマテリアルの間から空気が出ており、良いのか悪いのかは分かりませんが、他のルアーには無い要素でしょう。
メガバス ビーグルF
全長 | 35mm |
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重量 | 2.1g |
タイプ | フローティング |
メガバスから発売されているビーグルは、35mm/2.1gのオーソドックスなミノーです。
メバルプラッギングにおいて常用される、低速リトリーブでの動きの良さが追求されています。
2.1gの軽さと小粒ボディの恩恵で吸い込みやすいのか、フッキング率がとても良いことが印象的。
産卵前の高活性の時期から厳寒期のベイトの少ない時、産卵後のタフコンディションでも喰わせられる信頼度の高いルアーです!
ただ巻きでは低速でもキビキビと動き、止めるとフワ〜と水平姿勢で浮上するアクション(スナップの重さによって姿勢が変わります)が魅力的ですね!
トゥイッチすると上下左右へとイレギュラーに飛びますが、抜け過ぎる動きではなく、少し飛んでピタッと止まるのがGOOD。これによってバイトするタイミングを与えられている気がします。
デッドスローでも良く動くので、基本はハンドル1回転に1秒以上かけてゆっくり巻き、漂わせるように泳がすのがオススメです。
issei アメミノー48SR-SF
全長 | 48mm |
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重量 | 2.3g |
タイプ | フローティング |
isseiから発売されているアメミノー48SR-SFは、極小リップを搭載した珍しいタイプのミノーです。
一般的なミノーに比べてリップが非常に小さく、シンキングペンシルっぽい印象を受けますが、これはれっきとしたミノー。
重心移動を搭載していて表層から50cmほどのレンジをカバーするので、シャロー帯や海藻地帯で使いやすいルアーですね。
動画で見るとあまり動いていないように見えますが、実際にもほとんど動いていません(笑)
しかし、それがアメミノーの強みです。基本はI字アクションでも、小さなリップがあることで風や潮などの外的変化を拾ってイレギュラーにプルッっと動きます。
ただ巻くだけでもルアーがオートマチックに魚を誘う一方、意図的に変化をつけて動かすこともできるので、一見地味ですがかなり面白いルアーですよ。
バスデイ シュガーミノー50S
全長 | 50mm |
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重量 | 2.6g |
タイプ | シンキング |
バスデイのシュガーミノー50Sは、50mm/2.6gのオーソドックスなシンキングミノーです。
シュガーミノーといえば各ジャンルで長年愛されてきた名作ミノー。そのラインナップの中でもメバルに使いやすいのが50mmサイズ。
とくにキビナゴやカタクチイワシ、シロウオなどのベイトフィッシュが絡んだ時はとても強いですよ!
キビキビとしたレスポンスの良いウォブンロールアクションは、お手本のようなミノーらしい動きですね。
しかし、メバルを狙う場合は“動くか動かないか”くらいのスピードが一番よく釣れると思います。
止めてフォールさせるのも良し、ストップ&ゴーも良しな王道ミノーです。
ima サスケSF-50
全長 | 50mm |
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重量 | 1.5g |
タイプ | フローティング |
imaのサスケSF-50は、50mm/1.5gの極小スリムミノーです。
他のプラグに比べるとあまり飛びませんが、メバル用プラグの中でもトップクラスの繊細さを誇り、“届けば超強いプラグ”です。
今まで数え切れないほどのメバルをSF-50でキャッチしていますが、ベイトの種類や状況に関係なく、届けばいつでも釣れるような印象ですね!
ただ巻きでは細かいピッチでチキチキチキチキっと泳いできます。
動画内ではトレブルフックが付いているのですが、純正はシングルフックなので本来はもう少し動きが大きいです。
フロントのみトレブルに変えたり、前後ともトレブルにしたり、スプリットリングをワンサイズ上げたりと、わずかな仕様変更で動きやレンジを変えられる繊細さも推しポイント。
そのまま使ってもとてもよく釣れますが、ルアー好きなら弄りたくなるはずです!
シンキングペンシル部門
バスデイ SPM55
全長 | 55mm |
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重量 | 3.2g |
タイプ | シンキング |
バスデイのSPM55は、メバル用プラグの中でもド定番として知られているシンキングペンシル。
55mm/3.2gなので、飛距離を稼げて表層からボトムまで幅広いレンジに対応する使いやすさが魅力です。
湾内の小場所はもちろん、外洋に面する磯やゴロタ、急潮流域でも使いやすいのがオススメポイント!
リトリーブすると弱々しくボディをロールさせて艶かしく動きます。また、フォール中にもしっかりロールしているのが良いですね。
動画の後半で紹介している、トゥイッチで跳ね上げてフワフワ落とすアプローチは、ボトムや根に張り付いた個体を喰わせたり、日中にリアクションバイトを誘ったりするのに有効。
沈めやすいので、ボトム周りを狙いやすいのが強みですね。
ラッキークラフト ワンダーライト50
全長 | 50mm |
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重量 | 2.5g |
タイプ | シンキング |
ラッキークラフトのワンダーライト50は、SPM55と並ぶ名作シンキングペンシルです。
“飛ばして探る”という性格のルアーが多い同カテゴリーにおいて、50mm/2.5gのワンダーライトはより喰わせに振ったセンシティブなモデル。
魚が浅いレンジにいる状況ならいつでもよく釣れますが、とくに春先のバチパターンでは無類の強さを発揮しますよ!
ただ巻きでは漂うようにスーッと真っ直ぐ泳ぐ、いわゆるI字系のアクションです。
シンキングペンシルの中でもかなり大人しめな動きで、水平姿勢を保ったままほぼノーアクションでゆっくりフォールするのも特筆事項。
基本的にはゆっくり巻くだけでOKのルアーですが、ラインテンションを抜いて水平姿勢でフォールさせたり、流れに乗せつつ落としたりと、繊細さを活かしていろんなアプローチで釣れますよ。
ジャングルジム マリコロング
全長 | 55mm |
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重量 | 2.7g |
タイプ | シンキング |
ジャングルジムのマリコロングは、55mm/2.7gのソリッドボディを採用したシンキングペンシルです。
ソリッドボディならではの光の透過性は、中空ルアーのそれとはまったく異なりますね。
ドリフト性能を追求したルアーなので、ボディ側面を幅広にして潮受けを良くしているのだと思います!
ただ巻きではボディをロールさせつつ、ややお尻を振りながら泳いでいます。また、フォール時は尻下がり気味の姿勢でしっかりロールすることも特徴。
フォールさせる時は、ラインを張り過ぎずに少し緩め気味にすると綺麗なロールアクションが出ますよ。
また、サイズの割に軽くてフワフワさせやすく、幅広ボディと相まって弱い流れにもしっかり乗ってドリフトしてくれます。
マグバイト ミミック
全長 | 42mm |
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重量 | 2.6g |
タイプ | シンキング |
マグバイトのミミックは、42mm/2.6gのイカ型のシンキングペンシルです。
ソリッドボディなので透過性が高く、イカっぽいカラーも豊富に用意されているので、見てくれはイカそのもの。
冬から春先にかけてのツツイカ系が多い時期はもちろん、アミパターンの時にもよく釣れますよ!
ミミックのアクションは、ゆっくり巻いても速く巻いてもただ直進するだけ。まさに小イカが表層をスーッと泳いでいる姿ですね。
シンキングですが非常に浮き上がりやすいので、表層付近のレンジに特化したプラグと言っていいでしょう。
フォールもかなりスローなので、一瞬フォールさせると喰うキッカケになりますよ。
トップウォーター部門
DUO ユラペン
全長 | 48mm |
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重量 | 2.5g |
タイプ | トップウォーター |
DUOから発売されているユラペンは、48mm/2.5gのペンシルベイトです。
一般的にトップは水面にしっかり浮いているイメージかもしれませんが、ユラペンは水中に入っている部分が多い斜め浮きタイプ。
浮力調整が絶妙で魚に飛ばされにくいせいか、高浮力のトップに比べてフッキング率が高い印象があります。
また、良く飛んで水面に出ている部分も少ないため、他のトップよりは波風に強いこともオススメポイントです。
ドッグウォークやトゥイッチによるダイブアクションなど、ロッド操作次第で多彩なアクションを引き出せます。
なおかつそこまでシビアなロッド操作を求められないので、初心者の方でも動かしやすいタイプのペンシルですね。
メバルを狙う際はドッグウォークで動かし続けても良し、途中で止めてバイトを待っても良し。
止める際はなるべくラインを張らないようにして、風や波に揺られて自然に動く状態をキープしましょう。
ルーディーズ メバポッパーZ
全長 | 35mm |
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重量 | 3,5g |
タイプ | トップウォーター |
ルーディーズのメバポッパーZは、35mm/3.5gのメバル専用設計のポッパーです。
リールを半回転〜1回転するとオートマチックにアクションすることが特徴で、誰でも簡単にポッピングが可能。
小粒ながら自重はそこそこあるのでよく飛び、移動距離も少ないのでネチネチと誘えます。
ただ巻きでも動くのですが、もちろんロッドワークを加えてもOK。
ロッドで動かす際は、小さなポッパーなので優しく入力することがコツ。ティップでちょこちょこ揺すると、綺麗にテーブルターンします。
まずは、3〜5回動かしてポーズ、を1セットとして使ってみてください。また、着水後1回目のポッピングだけを強めにして、周囲のメバルに気づかせるのもオススメ!
ミノーやシンキングペンシルに比べ、障害物の周りでネチネチとアピールできることが強みですね。
その他部門
ブリーデン ミニマルエボロジー50 ノーマルタイプ
全長 | 50mm |
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重量 | 2.6g |
タイプ | スローシンキング |
ブリーデンから発売されているミニマルエボロジーは、類をみないエギ型のプラグです。
高浮力なウレタンソリッドボディに外部ウエイトを装着しており、スイム姿勢やフォールスピードが絶妙。
メバルに限らずアジやカサゴなどのライトゲーム全般に使いやすく、筆者の中ではオールシーズン必携のルアーです。
ただ巻きではI字系のアクションですが、ロッドのブレやリトリーブ速度の変化、風や波などの外的要因で、たまに頭がヘコヘコするのが面白いですね。
ロッドを弾くと左右へダートし、頭下がりの姿勢でフォールする姿は“まんまエギ”。ダートさせるには、ラインスラックをうまく利用するのがコツです。
バチが増える春先に表層を巻いたり、ボトム付近をダートさせたりと、見かけによらず万能に使えますよ。
ガンクラフト ジョインテッドクロー70F
全長 | 70mm |
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重量 | 4.1g |
タイプ | フローティング |
“元祖S字系”で知られるジョインテッドクローの最小サイズが70mmモデルで、これがメバリングにも使えます。
70mm/4.1gのサイズ感なので飛距離を期待したくなるところですが、ジョイントボディなのであまり飛びません。
正直、相対的に「よく釣れる」とは言い難いルアーなのですが、「これで釣りたい」「使っていて楽しい」と思わせてくれるのがジョイクロの魅力。
“高活性時限定”のようなイメージかもしれませんが、意外と他のルアーで釣れない時にポロッと釣れる印象が強いですね。
左右へ大きく蛇行するS字アクションはジョイクロの真骨頂。
シルエットの大きさも相まって派手に見えますが、水を抜くアクションなのでアピールは意外とナチュラルだと思います。
普通に巻いても釣れると思いますが、明暗部の境目を出し入れしたり、根の上で漂わせたりと、筆者は小技を使って釣ることが多いですね。
また、ジョイントルアーは止めた時の自由度が高いので、流れや風まかせに漂わせてもよく釣れますよ。
メバルプラッギングはおもしろい!
今回はメバルプラッギングについて紹介しましたが、やはり「プラグじゃなきゃ釣れない!」という状況は多くあります。
つまり、プラグは釣るために必要なのです。
それに、メバルは雑食なので甲殻類から魚、多毛類と、シーズンによっていろいろなエサを食べるため、その時々の食性に合わせてアプローチをする面白さもあります。
ぜひこの記事を参考にしてメバルプラッギングを楽しんでくださいね!