『DUO フラフラ』がとにかく釣れる!
DUOテトラワークス『フラフラ(FURAFURA)』。
冬から本格化するメバリング。様々なプラグを使う中で、コンスタントに釣果をもたらしてくれるメバルプラグです。
メバリングプラグに求められる飛距離や抵抗感、実釣性能など。とにかく全てにおいてバランスが良いルアーなのです。
今回は筆者オススメの『フラフラ(FURAFURA)』のインプレッションとおすすめの使い方をご紹介します。
今まで使ってきたプラグの中でも、トップクラスの実績を誇るルアーです。ぜひ参考にしてみてください!
フラフラの基本スペック
一言でいえば、「極限までゆっくり扱える」喰わせ特化型のプラグというイメージ。
さらに、このサイズながら重心移動を採用。飛距離も抜群です。空気抵抗を受けづらいボディーフォルムも相まって、矢のように飛んでいきます!
同程度のプラグと比較しても、明らかにわかるくらい飛距離の差が生まれますね。
全長(mm) | 自重(g) | タイプ | フックサイズ | 本体価格(円) |
48 | 2.3 | スローシンキング | #12 | 980 |
DUO テトラワークス フラフラ
【映像で見る】フラフラが釣れる理由
フラフラの特徴は、スピード変化で動きが大きく変わること。
しっかりとルアーを見てくるメバルのスイッチを入れるには、この“動きの変化”が効果絶大なんです!
では、フラフラの泳ぎを見ていきましょう。
立ち上がりが良い
ロッドアクションやリーリングに対するレスポンスがめちゃめちゃ良いんです。
ということは、風や潮などの微かな抵抗の変化でも動いてくれるということになります。
極端な話ですが……。着水後、その場に放置しておくだけでも釣れることも多いですよ!
さらに動き出しも良いので、短い距離でもより多くアピールできます。
低速域ではロール主体
スローリトリーブでは、細かいピッチのローリングアクションが入ります。
非常にゆっくり巻いても、ボディはフラフラとロールしながら泳ぐため、じっくりと攻めることも可能です。
筆者の経験上、ロールの動きであれば、メバルの活性の非常に低いときでも口を使ってくれる印象があります。
中速域ではウォブリングが入る!?
少し早めに巻くことで、ロールの動きに加え、左右へボディが振れるようになります。
ここまでボディが動く速度で巻くと、中々ヒットに持ち込めないので、左右に動かない程度で巻くことが多いです。
ただし、潮流の変化を受けて一瞬だけ左右の動きが出ることにより、よりバイトのきっかけを与えられるのです。
トゥイッチもイレギュラーで良い
トゥイッチアクションは、移動距離が短く、上下左右にしっかりとアクションします。
特徴的なヘッド形状のため、リップ付きのミノーより不規則に動くのが特徴的です。
ウィードの際や岩のスリットの上、護岸際など。メバルが居そうな付近で、トゥイッチを織り交ぜると効果大です。
ステイ〜フォールが絶妙
フラフラは、スローシンキングに設計されているので、ゆっくり水平に落ちていきます。
このフォール速度と姿勢の良さも非常に良いです。「ふわぁ〜」と落ちていくので、バイトチャンスを長く取れます。
ルアーの下から食わせることが多いメバリングにおいて、このゆったりとした縦の動きが効くケースが多いんですよね。
フラフラの特徴を活かした使い方
フラフラの動きはマスターできましたね!
では、これまでご紹介した特徴を活かした使い方を解説していきます。
ベイトが分からない時に
ベイトが何か分からないとき……。あれやこれやと迷ってしまいますが、筆者はフラフラをまず投げてみることが多いです。
トゥイッチではエビっぽい動き、適度に巻けば小魚チックなアクション。さらにスローに動かせばバチパターン、ゆっくり漂わせればアミパターンでも通用するのです。
アクションや動かし方の違いで、様々なベイトのパターンに対応できるはずです。ぜひパイロットルアーとして使ってみてください。
ただ巻くだけではない!
「巻くだけで釣れる」だけでも十分に釣れますが……。
さらに釣るためには”速度変化”をしっかりと付けてみて欲しいです。
フラフラの速度変化による動きの違いを、頭でしっかりとイメージして使うと釣果がグッと伸びますよ。
例えば……メバルのヒットする場所までは、早めのリトリーブ。ヒットゾーンではできる限り、スローに巻いてロールで食わせるような使い方ですね。
メバルに気づかせることと、食わせることを分けて考えると、深いバイトが出やすくなると思います。
フラフラの動きの変化やレンジを意識して、これらを最大限に活かした釣り方をイメージしてみてください。
レスポンスの良さを活かす
ルアーの動き出しの良さを活かして、潮の流れに乗せて流してみてください。
糸フケだけを回収するようなイメージで、ゆっくりと巻きながらラインテンションを張っておくだけでも、このルアーはしっかりと泳いでくれるのです。
これさえできれば、誰でも簡単に”フラフラ”と、小魚やエビが流されるようにアクションが出せますよ。
ロングステイも効果的
フラフラ特有のフォール速度の遅さと姿勢を活かして、止める時間を長く取れることも魅力です。
リーリングやトゥイッチで気づかせたメバルに、じっくりと見せることで口を使わせることができます。
ただ巻きで反応しない時に、ロングステイもぜひ使ってみてください。
表層系、トップの後にフラフラ!
ヒットレンジを探る場合、表層から徐々にレンジを下げていくのが基本。
そして、トップレンジの一枚下を誘う時に効果的なのが、フラフラです。
レンジを探る時は、トップや表層系の次に選んでみてください。
浮かせて喰わせられるが…理想は2m程まで!
ゆっくり探れるため、メバルに気付かせて浮かせて食わせられますが、ボトムベッタリについている時は反応が薄いです。
表層から2m程度までのレンジであれば、フラフラで探れますの。それ以上の水深についたメバルを狙う時は、シンキングペンシルやワームを使ってみてください。
しかしながら、シーズンを通して考えると……。
陸からのメバルプラッギングでは「表層〜2m前後のレンジ」で反応することが圧倒的に多い印象があります。だからこそ、出番が非常に多いのです。
レンジの刻み方は簡単で「ロッドを立てれば表層」「寝かせれば水面下」「カウントを取れば1m前後」というイメージです。ロッドの角度や巻き方で調整してみてください。
必ず一つは持っておきたい”フラフラ”
メバルプラッキング においては、平均してあらゆる状況下で扱いやすいDUOテトラワークスのフラフラ。
様々なルアーがある中でも、筆者イチオシルアーです!
メバルプラグどれを選べば良いのか迷った際には、是非使ってみてくださいね!
DUO テトラワークス フラフラ