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【最強メバルプラグ】オルガリップレスをインプレ!ワームより釣れます

数あるメバルプラグの中でも、筆者が最強だと思うオルガリップレス。楽しいからではなく、釣るためだけに使い続けているオルガリップレスを詳しくインプレします!

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

最強メバルプラグTOP2

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こんにちは、オルガリップレスでメバル釣りまくる夫こと、編集部しみけんです。

唐突ですが、筆者には「最強」と呼べるメバル用プラグが2個あり、そのうちの一つが今回紹介するタックルハウス社のオルガリップレス。

ちなみに、もう一つはラッキークラフト社のワンダー50ライト。ワンダーについては以下のリンクからどうぞ。

なお、筆者はプラッギングがそこまで好きなわけではなく(ジグヘッドの方が好き)、「釣れるから」という理由だけでこれらのプラグを使っています。

なので、「オルガでメバル釣ったら楽しいよ!」なんてことを伝えるつもりは毛頭ございません(笑)

今回は、オルガリップレスの何が良いのか、どんなところで使うべきなのか、どうやって使うのか、魚を釣るためのキモをご紹介しましょう!

オルガリップレスの実釣動画はこちら

by TSURIHACK TV

ラインナップ

モデル全長自重フック
SOL4343mm2.3g#16
SOL5050mm3.3g#14

オルガリップレスには43mmと50mmの2タイプがラインナップされており、どちらもスローフローティング仕様です。

オリジナルカラーに加え、Go-Phish別注カラーも発売されています。

43mmモデルを愛用中

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筆者が使っているのは43mmモデルで、50mmモデルは一度も使ったことがありません。(つい最近50mmモデルの存在を知りました)

この写真のオルガリップレス、筆者が初めて買ったオルガリップレスであり、唯一買ったオルガリップレスです。

というのも、切られたり引っ掛けたりしてロストしていないため、5年間この1個だけを使い続けています(笑)

そのため、当記事には「カラーローテーション」や「おすすめカラー○選」といった、この手の記事では定番の内容は一切登場しません。

ご了承ください。

これがオルガリップレスの威力じゃー!!

「ほんとにこんなプラグで釣れるの?」と思う方も多いはずなので、オルガリップレスの釣れっぷりを釣果とともに紹介します!

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10月に沖の表層で食ってきた1匹。

ワームに変えると釣れない、オルガに戻すとまた釣れる。という状況でした!

沖の表層をゆっくり釣るのは、ワームではなかなか真似できない芸当です。

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こいつは12月末に石畳の際で食ってきました。

ワームではすぐに引っ掛かってしまう水深30cmぐらいの場所からも魚を引き出せます!

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このメバルは、5月の真っ暗なテトラ帯で釣った1匹。

メバルに付いている海藻からも分かる通り、ボーボーに茂ったワカメ林から飛び出てきました!

水面近くまでワカメが生えているような場所でも、このルアーならノンストレス。

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夕暮れ前のまだ明るい時間帯にも!

さすがに明るい時間は“よく釣れる”わけじゃありませんが、障害物にタイトに寄せればこの通り。

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フグも釣れます。魚種無制限!

オルガリップレスの良いところ

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ぶっ飛ぶ

なんとこのルアー、この小さなボディーに重心移動システムを搭載しているんです。

そのため、メバル用プラグの中でも屈指の飛距離を誇ります。

飛ぶがゆえに、沖のシモリやライズに届かせたり、テトラ際を舐めるように長い距離を引いたりすることが可能。

また、投げやすくて正確なキャストができるため、ボートからのピンポイントキャストもしやすいですよ。

絶妙なスイムレンジ&アクション

筆者は魚と喋れないので推測ですが、よく釣れる理由はスイムレンジとアクションなのではないかと思います。

ゆっくり巻くとフラフラと泳ぎ、水面下20cm程度まで潜行。

とくに「MAXで水面下20cm」というレンジがキモで、筆者の経験上、高活性(エサを食べたい)なメバルが一番見ていて、なおかつ水面のギラつきでルアーがボケて一番騙しやすいレンジだと考えています。

釣りをしていると、水面まで飛び出す勇気はないけど、しっかり沈めると見切るメバルが多く、水面直下が一番釣りやすいような気がしています。

潮受けが○

一般的なシンペンよりも体積が大きく、水を掴むヘッド形状なので、かなり潮受けが良いルアーです。

そのため、しっかり潮に乗ってドリフトしてくれますし、引き抵抗がわかりやすいので潮を読めます。

右に投げた時よりも左に投げた時の方が引き抵抗が大きいな〜。要するに、右から左への流れか〜。

みたいなことが、初心者の方でもわかりやすいと思います。少なくとも、普通のシンペンやジグヘッドよりかは。

タックルを選ばない

投げやすくてよく飛ぶルアーなので、タックル(ロッド・ライン)を選びません。

筆者は、6ft6inのジグ単用ロッド、8ft3inの強めのロッドの2本を使っていますが、どちらでも快適に釣りができます。

ラインに関しては一通り試してみましたが、ナイロン/フロロの2.5lb直結、PE0.3号+リーダー1号ぐらいがおすすめです。

その中でも、筆者的にはナイロンラインがイチオシ! PEに比べると掛かる率が明らかに高くなり、バラシの数もかなり少なくなります。

オルガリップレスを投げるタイミング

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とりあえず投げる

筆者の場合、経験的によく釣れ(なんとなく信頼がある)、潮流を読みやすいため、パイロットルアーとしてとりあえず始めに投げることが多いです。

とはいえ、どんなケースでも無闇に投げるのはよろしくないので、以下にオルガリップレスが適さない状況をまとめました。

こんな時は投げません

  1. 堤防(足場)が高い場所
  2. 水面が風などで波立っている時
  3. 速く巻きたい時(短時間で広い場所を探りたい時)
  4. なんとなく表層付近に魚の気配を感じない時

浅いとことろ&メバルが表層にいる時

オルガリップレスが活躍する代表的なシチュエーションが、浅いポイントとメバルが表層に浮いているタイミングです。

ジグヘッドをゆっくり巻くと底に当たってしまうところや、メバルのタナの下を通ってしまう時など、「ジグヘッドを使いにくい」と感じたタイミングはオルガリップレスの出しどころだと思います。

また、護岸も石畳もテトラ帯も、絶対に手前は浅いため、岸沿いを平行(もしくはやや斜め)に引くとよく釣れます。

春にワカメが茂ってきたら

春はとくにオルガリップレスが活躍するシーズンです。なぜなら、ワカメが伸びて茂ってくるから。

3〜5月になると、水面直下までワカメが伸びてくる釣り場が多いですよね。そんなところは、ジグヘッドだと引っかかって釣りにならないのは言うまでもありません。

水温の上昇と相まって、春は針を外すのが面倒なレベルの入れ食いになることも多いため、「ワカメが生えてたらオルガ」と覚えておくといいでしょう(笑)

オルガリップレスの使い方

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巻いても止めても流してもよく釣れますが……筆者は8割ぐらいはゆっくり巻いて釣っています。

初めて使う方は、潮上(流れの上流側)にキャストし、ハンドル1回転を3秒ぐらい(2000番ノーマルギアのリール)のスピードで巻いてみてください。

止めると、ラインの張り加減が難しかったり、アタリに気付きにくかったりするため、初心者の方にはあまりおすすめしません。

なにも考えずに巻くのが一番です(笑)

理由は知らんけど、釣れる!

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なんだかんだ御託を並べてきましたが、よく釣れる理由はわかりません(笑)

しかし、よく釣れるのは事実で、よく釣れればそれでOKでしょう。

要するに、「釣りたきゃ使え」って話でした!

撮影:TSURI HACK編集部

タックルハウス ショアーズ オルガリップレス SOL43

タックルハウス ショアーズ オルガリップレス SOL50

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