梅雨は一年で一番釣れる時期!?

雨が続いてどんよりとした印象のある梅雨ですが、バスフィッシングにおいては産卵後の回復期にあたり、魚の活性が一年で最も高まるシーズンです。
トップからボトムまで幅広いルアーに反応があり、多種多様な釣り方が楽しめる絶好のタイミングといえるでしょう。
ビックリマン高田
ということで梅雨にとくに有効なルアー、梅雨時期に楽しめるルアーを紹介します!
バス釣りガイドが厳選!梅雨に効くルアー3系統を徹底解説
1.トップウォーター

最初に投げたいのがトップウォーター。
アフター回復期のバスは、水面直下のストラクチャーや縦ストラクチャーに付きやすく、ローライトな日が多い梅雨時には、水面系ルアーがとくに効果を発揮します。
ビックリマン高田
ラインが水面下で目立ちにくいこともあり、ビッグバスが出やすいのも魅力のひとつです。
▼ノイジーの「ただ巻き」

トップウォーターの中でも、一番手軽で効果的なのが、ノイジー系ルアーの「ただ巻き」。
誰でもできる簡単なテクニックですが、動き出すギリギリのスピードでゆっくり巻くのがコツです。
最後の足元まで油断せず、ラインを水面につけずに引き切るのも重要なポイントです。
▼フロッグでカバーを直撃!

カバー周りを狙うなら、フロッグが最適です。
ノイジーでは通せない水面の植物帯や、オーバーハングの下などにも積極的にキャストしていきましょう。
基本アクションは、ペンシルベイトのようなドッグウォーク&ポーズ。丁寧な操作がバイトを引き出します。
エバーグリーン キッカーフロッグ
2.巻物系プラグ

トップウォーターで反応がないときは、水中で勝負しましょう。
巻物系のハードプラグは、梅雨時期にとくに活躍するルアーです。なかでも、魚を浅いレンジに浮かせるタイプの巻物が効果的。
ビックリマン高田
この時期のバスはアグレッシブになっているため、「魚に追わせて食わせる」ことを意識すれば、よりエキサイティングなバスフィッシングが楽しめます。
▼フローティングミノーの「ウキウキ」パターン

水面まで出きらないバスには、水面直下を狙えるフローティングミノー。
ジャーク&ポーズでルアーを一度止め、じわじわと魚を浮かせてバイトに持ち込みます。
ウィードや倒木などの上でルアーを止めて浮かせると下から魚が浮いてきてパクッと食べてくれます。
レヴォニック シンディー110 SS
▼シャロークランク・シャッドの「ただ巻き」

ジャークなどの複雑なアクションを入れず、ただ巻きで釣りたいなら、シャロークランクやシャッドの使用がおすすめです。
基本はスローリトリーブですが、ベイトが絡んでいる状況では、あえて速巻きでリアクションバイトを誘うのも効果的です。
デプス イヴォークシャッド MR
3.ノーシンカーリグ

トップウォーターや巻物で攻めたいところですが、タイミングによっては、スローダウンしないとバスに口を使わせられない場面もあります。そんなときに頼れるのがノーシンカーリグです。
アフタースポーニング期のバスは、水中をフワフワと漂うものに反応しやすく、まさに梅雨時期にピッタリのアプローチ。
ビックリマン高田
絶対に忍ばせておきたいルアーですね!
▼ノーシンカーのボトムジャーク

ノーシンカーのボトムジャークは、梅雨時期にも鉄板の釣り方です。
回遊しながらベイトを追うバスを狙う上で、最強クラスのテクニックと言っても過言ではありません。
この時期に意識したいのは、水通しの良いポイントを選ぶこと。ボトムにルアーをステイさせておくだけで、ルアーを一気に持っていくような激しいバイトが期待できます。
一誠 沈み蟲 3.2inch
▼水面直下のジャーキング

ソフトジャーキングというテクニックもおすすめです。ウィードやオーバーハングの下を、スティック系のソフトベイトでジャークして誘うスタイルで、ナチュラルにアピールできます。
フロッグなどの水面系では出きらない状況でも、バスに口を使わせるチャンスがあるのがこの釣りの強みです。
さらに、超デカバスが狙える確率が高いのも、ノーシンカージャークの大きな魅力のひとつです。
デプス サカマタシャッド 5inch
最高のシーズンを楽しもう

梅雨は、バスフィッシングにおけるベストシーズンのひとつ。基本はルアーを投げて巻くだけで、誰にでも良い魚と出会えるチャンスが広がる時期です。
雨が降るほどチャンスもアップ。ジメジメして気分が沈みがちかもしれませんが、「今こそ最高の季節なんだ」と思えば、きっと梅雨も楽しく過ごせるはずです。
ビックリマン高田
最高に楽しいバスフィッシングのシーズンですよ!