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マゴチ(真鯒)とは

コチ類は英語でフラットヘッドと呼ばれ、横に広がった平たい頭部が特徴。目はハートマークのような形をしています。成魚は平均40〜50cm程度ですが、中には70cmを越える個体も存在します。
学名 | Platycephalus sp.2 |
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分類 | スズキ目カサゴ亜目コチ科コチ属 |
特徴 | 最大70cm程度、釣れるサイズは40~50cmが多い。 扁平で海底に隠れやすい体格で、体色も砂に似た色となっている。釣りではルアー釣り・餌釣りともに人気。 |
分布 | 山形県以南の日本海、宮城県以南の太平洋。 |
生息環境 | 水深30m以内の砂泥底を好む。 外洋の砂浜から内湾の干潟、河川の河口部まで広く生息している。 |
食性 | 肉食性。 イワシやハゼなどの小魚、カニやシャコなどの甲殻類、イカやタコと様々な生き物を餌としている。 |
その他 | 砂に浅く潜り、獲物を待ち構える習性がある。また常に雄雌で暮らしているとも言われている。 近い種類にワニのような見た目をした「ワニゴチ」や、白っぽく目が大きな特徴を持つ「ヨシノゴチ」が居る。 釣りでは針に掛かると激しい首振りをすることで有名。 |
主な食べ方 | 1.刺身 2.煮付け 3.潮汁 |
味わい | 身は上品な白身で甘く、歯ごたえは強め。頬身は最高の珍味とされている。 捌く際には頭部や鰭の鋭い棘に注意。 |
マゴチの値段

マゴチの価格は時期(漁獲量)や購入する土地によって大きく変動します。
漁業が盛んな土地の直売場などであれば、安く購入できるケースもあるかもしれませんが、インターネットで購入できるものは、1kgあたり5,000円以上の値段がつくことも。
マゴチの楽天販売価格(※ 2022年6月時点)
瀬戸内産「活〆天然こち」 | 400〜600g | 600〜800g | 0.8〜1.0kg |
値段 | 〜4,320円 | 〜5,616円 | 〜7,020円 |
マゴチの旬

薄造りの刺身はフグにも匹敵すると言われ、テッサ(フグ)並み=「テッサナミ」と呼ばれる事もあります。
刺身はもちろんのこと、ムニエル、煮つけ、塩焼き、唐揚げ、アラ汁など、様々な料理でご賞味頂けます。
釣ったマゴチの締め方・持ち帰り方

まずは脳締め。読んで字の如く、マゴチの脳を潰して暴れない様にします。

▼詳しくは以下の記事をご参考ください
マゴチの捌き方
鋭い背ビレや棘があるので、調理の際は充分注意しましょう。▼詳しくは以下の記事をご参考ください
マゴチの釣りのシーズンは春から!?

マゴチは「照りゴチ」との呼び名もあり、夏の魚として有名ですが、その釣季(シーズン)はかなり長く、産卵期で接岸してくる4月頃から、11月頃まで狙うことが可能。
▼詳しくは以下の記事をご参考ください
岸から狙うマゴチのルアーフィッシング
マゴチはソルトルアーフィッシングをする方であれば、割とポピュラーな対象魚です。
ロッドは遠投が効く10ft前後、リールはラインメンディング(糸捌き)のしやすい4000番クラスのハイギヤが適してます。
ラインシステムは、PE1号+ショックリーダー5号を基準としてください。
▼詳しくは以下の記事をご参考ください
船から狙うマゴチのルアーフィッシング

▼詳しくは以下の記事をご参考ください
マゴチを味わおう!

釣りのシーズンがやってきたらぜひ皆さんもトライしてみてはいかがでしょうか?
紹介されたアイテム

瀬戸内産 活〆天然こち 0.8〜1.0k…