LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら
ヒラメとマゴチ

【サーフのプロが解説】ヒラメとマゴチは釣り分けられる!

サーフのメインターゲットといえば、ヒラメとマゴチ。どちらも似た様な魚で「フラットフィッシュ」と総称されますが、明確に釣り分けられるのをご存知でしょうか?ヒラメとマゴチの釣り分けを徹底解説します!

目次

アイキャッチ画像提供:目黒毅久

ヒラメとマゴチの釣り分け方がある

ルアーで釣れたヒラメ

サーフフィッシングといえば、ヒラメ&マゴチのフラットフィッシュがメインターゲットです。

しかし、中にはヒラメしか釣れない、マゴチしか釣れないという方もいるのではないでしょうか?

そんな方々に向けて、年間300以上のフラットをキャッチする筆者が、ヒラメとマゴチの釣り分け方を解説します!

ヒラメとマゴチの違いを知る

ルアーで釣れたマゴチ

ヒラメとマゴチ、どちらも平べったくて似たような魚ですが、実はかなり違う所があります。

魚を釣るには、魚を知ることから。ということで、まずは両者の違いを把握しておきましょう。

魚体の違いに見る捕食行動の違い

ヒラメ

まずはヒラメとマゴチの魚体を見てみましょう。似ている感じもしますが、大きく違う点が2つあります。

まずは、目の位置です。

ヒラメは上方向が見えやすい様になっていますが、マゴチは横方向・前方向が見えやすい様になっています。

次に、尾びれの向き。

ヒラメは上方向に泳ぎやすい様に横向き(地面に対して水平)に、マゴチは横方向に泳ぎやすい様に縦向きです。

この様にパッと見ただけでも分かる通り、ヒラメは上方向への捕食が得意マゴチは横方向への捕食が得意と、容易に推測できますよね。

食性にも違いがある

マゴチ

ヒラメとマゴチ、どちらも同じ様な場所で釣れますが、意外なほど食っているエサが異なる場合があります。

ヒラメは魚食性で基本的に小魚を食っているのに対し、マゴチは雑食性が強くてカニ・エビ等の甲殻類をメインに小魚も食っています。

食性を考えると、前述の様に魚体に違いが表れる理由も明らかですね。

ヒラメは上を泳ぐ小魚を、マゴチはボトムにいる甲殻類を。そう考えると、自ずと釣り方にも違いが出てきます。

1 / 2ページ