【サーフのプロが解説】ヒラメとマゴチは釣り分けられる!

2020/02/17 更新

サーフのメインターゲットといえば、ヒラメとマゴチ。どちらも似た様な魚で「フラットフィッシュ」と総称されますが、明確に釣り分けられるのをご存知でしょうか?ヒラメとマゴチの釣り分けを徹底解説します!


アイキャッチ画像提供:目黒毅久

ヒラメとマゴチの釣り分け方がある


サーフフィッシングといえば、ヒラメ&マゴチのフラットフィッシュがメインターゲットです。

しかし、中にはヒラメしか釣れない、マゴチしか釣れないという方もいるのではないでしょうか?

そんな方々に向けて、年間300以上のフラットをキャッチする筆者が、ヒラメとマゴチの釣り分け方を解説します!

ヒラメとマゴチの違いを知る


ヒラメとマゴチ、どちらも平べったくて似たような魚ですが、実はかなり違う所があります。

魚を釣るには、魚を知ることから。ということで、まずは両者の違いを把握しておきましょう。

魚体の違いに見る捕食行動の違い


まずはヒラメとマゴチの魚体を見てみましょう。似ている感じもしますが、大きく違う点が2つあります。

まずは、目の位置です。

ヒラメは上方向が見えやすい様になっていますが、マゴチは横方向・前方向が見えやすい様になっています。

次に、尾びれの向き。

ヒラメは上方向に泳ぎやすい様に横向き(地面に対して水平)に、マゴチは横方向に泳ぎやすい様に縦向きです。

この様にパッと見ただけでも分かる通り、ヒラメは上方向への捕食が得意マゴチは横方向への捕食が得意と、容易に推測できますよね。

食性にも違いがある


ヒラメとマゴチ、どちらも同じ様な場所で釣れますが、意外なほど食っているエサが異なる場合があります。

ヒラメは魚食性で基本的に小魚を食っているのに対し、マゴチは雑食性が強くてカニ・エビ等の甲殻類をメインに小魚も食っています。

食性を考えると、前述の様に魚体に違いが表れる理由も明らかですね。

ヒラメは上を泳ぐ小魚を、マゴチはボトムにいる甲殻類を。そう考えると、自ずと釣り方にも違いが出てきます。


釣り分けで意識すること


ヒラメとマゴチの釣り分けは、以下の2つを覚えておけば遠浅のサーフでも、ドン深のサーフでも成立させられます。

レンジでの釣り分け


ここまで読んで頂けたらもう簡単ですよね。ヒラメは上のレンジマゴチはボトム。これを強く意識して下さい。

極端な例を挙げますと、水深2メートルのポイントがあるとします。

ヒラメだけを狙いたい場合は、ボトムから1メートル以上浮かせたレンジを攻めて下さい。これでマゴチのバイトはほぼ出ません。

マゴチだけを狙いたい場合は、ボトムをズル引いて下さい。圧倒的にマゴチしか釣れなくなります。

極端な例で説明しましたが、ヒラメとマゴチの釣り分けで1番大切な要素なので覚えておいて下さい。

スピードでの釣り分け


これはマゴチとヒラメが混在する時に、ヒラメだけを選んで釣りたい時に効果があるメソッドです。

ヒラメはマゴチよりも瞬発力があり、かなり速いスピードで動くルアーにも食ってきます。

ジギングでのハイピッチジャークに食ってきたり、サーフでルアー回収時に食ってきたり、といった経験がある方も多いのではないでしょうか?

反対に、マゴチはデッドスローリトリーブではガツガツとバイトしてきても、ファストリトリーブでアタってくることは殆どありません。

マゴチを避けてヒラメを釣りたいなら、ファストリトリーブを試してみて下さい。

釣り分けは、8割・9割の確率で成立する


魚体の違い・食性の違いを知ることで、捕食レンジとスピードの違いに目を付け、釣り分けられることを見つけたのは6~7年ほど前のことでした。

資源量が豊富な宮城県のサーフで、マゴチ畑の中からどうやってヒラメを釣るかを試行錯誤してきたので、この釣り分けには自信があります(笑)

ヒラメとマゴチが混在していて、どちらかしか釣れない、両方をお土産に持って帰りたい、という方はぜひ試してみて下さいね。
画像提供:目黒毅久

筆者の紹介


目黒毅久

サーフのフラットフィッシュがメインですが、シーバス・ライトロック・トラウト ・オフショア等も楽しんでいます。

サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN。宮城県在住。

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目黒 毅久

サーフのフラットフィッシュがメインで年間300以上のフラットフィッシュをキャッチする。 他にシーバス、ライトロック、トラウト 、オフショア等釣り全般をこなす。サポートメーカーはBuddyWorks、GOSEN。宮城県在住。

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