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ホグ系 ホッグ系ワーム

ホッグ(ホグ)系ワームが釣れるワケ|厳選したおすすめの12選

90年代後半から頭角を現し、今では各メーカーがラインナップしている『ホッグ系ワーム』。クロー系やシュリンプ系と似て非なる特徴を持った、使わないと損なワームです。今回はホッグ系ワームの特徴や使い方、注目度の高いおすすめ製品をまとめました。

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目次

記事内画像撮影:TSURI HACK編集部

ホッグ(ホグ)系ワームとは

ホグ系 ホッグ系ワーム
ホッグ(ホグ)系ワームとは、細身のボディに縦型の大きな扁平アームがついたワームのこと。

主にザリガニ・エビといったベイトをイミテートしていると言われますが、スイミングなど、使い方によっては小魚を演出させる事も可能。

ホグ系 ホッグ系ワーム
アピール力の高いアームを兼ね備えながらも、細身であるためにカバーにまとわりつきにくく、倒れたアシやヒシモを攻略するのに適しています。

ホッグ(ホグ)系の元祖

出典:Amazon

ホッグ(ホグ)系の元祖と言われるZOOM(ZBC)ブラッシュホグ。この特徴(縦型の扁平アーム)を持つワームは、ブラッシュホグの名にならい、ホッグ(ホグ)系と呼ばれるようなりました。

▼クローワームを特集した記事はコチラ

ホッグ(ホグ)系ワームの使い方・使い所

ホグ系 ホッグ系ワーム
ホッグ(ホグ)系は、テキサスリグ・直リグ・フリリグ・ヘビダン、そしてラバージグのトレーラーなど、カバー攻略の為のリグで用いられる事が多く、これらの根掛かりしにくいリグを使って、カバーを撃つのが基本的な使い方です。

使うフィールドや水質は選びませんが、そのアピールの強さから、ホッグ(ホグ)系ワームの人気に火をつけることとなった霞ケ浦水系のようなマッディーウォーターで好まれる傾向にあります。

ホッグ(ホグ)系は何故釣れるのか?

ホグ系 ホッグ系ワーム
ホッグ系ワームが釣れる理由は、最大の特徴である「縦型の大きな扁平アーム」にあると言われています。

この扁平アームはアクションさせると大きくはためきつつ水を押し、濁りの中でもバスに強烈アピールします。

ホグ系 ホッグ系ワーム

この水押しは、ザリガニやエビが逃げる際の水押しに近く、バスの食性に訴えているのではないかと考えられています。

フォール中はスリムシルエット、着底すると扁平アームが大きく開くシルエットの変化は、カバーにつかまっていたザリガニが落ち、着底してバスを威嚇する姿にも見えますよね。

ホッグ(ホグ)系ワームを厳選

ここでは数あるホッグ(ホグ)系ワームから、数々のトーナメントで活躍しているもの、比較的新しくも実績はお墨付きの製品を厳選しました。ホッグ系ワームと言ってもそれぞれで特徴が異なりますので、各製品の説明をぜひ参考にしてみてください。

ノリーズ エスケープツイン

今をときめく伊藤巧プロ。その御用達ワームとしても有名なエスケープツイン。ビッグフィッシュ率が高く、トーナメントでもよく上位入賞に貢献しているホッグ系ワームです。

最大の特徴は、数々のホッグ系ワームの中でも特に大きく厚く、そして重さを持った扁平アーム。アクションさせるとアームが大きく揺れて強く水を動かし、ドチャ濁りの中でもビッグバスに強烈アピールします。

OSP ドライブビーバー

2017年に発売され、ホッグ系ワームの中で現在超注目されているドライブビーバー。着水から回収まで動き続ける「バサロアクション」は、未体験と言えるほど驚きの動きを見せてくれます。

上下へ大きく動くアームが生み出す水押しは、ザリガニやエビが驚いて跳ねて逃げる波動を自動的に演出。カバー攻略はもちろん、オープンウォーターで使っても効果的です。

一誠 ビビビバグ

村上晴彦氏がプロデュースしているビビビバグは、一般的なホッグ系ワームとは違った特徴を持っています。

見た目では内側に縦型扁平アーム、外側に細い触角を配置している点、アクション面ではボディ全体で微振動を起こしバスにアピールする点がほかのホッグ系ワームと違う点です。

アピールの強いホッグ系ワームではバイトが得られずアピールを抑えたい時、エビがメインベイトとなっている時は、ビビビバグを使ってみることをおすすめします。

エコギア バグアンツ

ソルトで使われるイメージ強いが強いバグアンツですが、バスもよく釣れるホッグ系ワームです。

特徴はそのボリューム感と、縦型の厚い扁平アーム、カールした触角、4対のレッグから生み出される複雑で強いアピール。パーツが多い分、濃いカバーではちょっと使いづらさもありますが、アシ際を撃つような釣りで活躍します。

通常のラインナップに加え、カサゴ職人・チヌ職人版のバグアンツもあるため、カラーの選択肢が非常に多いこともバグアンツの魅力の一つです。

レイドジャパン バトルホッグ

バトルホッグは、パワーアームのバイブレーションとバサロ運動、ツインカーリーの艶めかしい動き、長短さまざまなサイドレッグの絶妙なアクションでバスにアピール出来るホッグ系ワームです。

着底時には、時間差でアーム→ツインカーリーの順にゆっくりと倒れ、バスに長くアピールします。

ツインカーリーの艶めかしい動きによって、回収時のバイトが多いワームでもあるので、ピックアップまで気を抜かないよう注意してください。

バークレイ マックスセント クリッターホッグ

マックスセントとは、バークレイのパワーベイトとガルプのいいとこ取りをしたシリーズ。針持ちの良さと味・匂いのバランスがよく取れています。

クリッターホッグはそのマックスセントで作られたホッグ系ワーム。形状は名作・パワーホッグを踏襲したような形で、ツインカーリーを長めに設定。ナチュラルなアクションを演出しやすくしてあります。

バスが低活性で、ゆっくりとしたアクション+味・匂いで誘いたい時に使ってみてください。

OSP ドライブホッグ

ホッグ系としてかなり小さい部類のドライブホッグは、ハイプレッシャーレイク攻略を得意としています。アームとツインカーリーの強アピールと、レッグとフラスカートの弱アピールが複合した水押しは、狡猾なバスも思わずバイトしてしまうもの。

パーツが多く抵抗があるのでライトリグで使用しても操作感が分かりやすく、フォールスピードがゆっくりなのでサスペンドしているバスにも長く見せて誘うことが出来ます。

エバーグリーン フラップクロー

フラップクローの特徴は何と言ってもその大きなアーム。アームの下側を大きく厚くデザインして浮き上がりを抑え、ストラクチャーをタイトに舐めるようなトレースを可能としています。アームはシボ加工されており、ザリガニの見た目をイメージさせるだけでなく、カバーへの張り付きにくいメリットも。

張りだしとくびれが上手くデザインされたボディは、フッキング率を高める効果があります。ザリガニが多いフィールドで特に活躍してくれることでしょう。

ZBC ブラッシュホッグ

ブラッシュホッグは、ホッグ系ワームブームの火付け役となった製品です。90年代後半に「愛の水中花」との異名を持ち、一世を風靡しました。

重めのテキサスリグやラバージグで使うと、その実力を発揮しやすいようです。

サイズが大きすぎる思う時は、少しカットしても大丈夫です。またレッグの片方を切る、アームに切り込みを入れると、アピール力を変化させることも可能です。

デプス デスアダー・ホッグ

ボディのくびれで上下にバタつくアクションを生み出しているデスアダー・ホッグ。横に厚みのあるアームと相まって、水を大きく撹拌して逃げるザリガニのようなキックバックアクションでバスを誘います。

細い触角をブルーギルやヨシノボリにつつかせて、バスに注目させるなんて高等テクニックもアリです。

ビッグバスのみに狙いを絞りたい時は、ぜひ使ってみてください。

ベイトブレス バイズクロー

ベイトブレス バイズクロー

サイズ:2.5-5.5インチ 入り数:8本(2.5インチ)/7本(3.5インチ)/6本(4.5インチ)/4本(5.5インチ)

発売から10年以上、多くのバスアングラーから信頼を得てきたバイズクロー。

他のホッグ系ワームには無い動物の毛がセットされていて、ザリガニやエビの足を再現。毛は硬めのものを採用していて、ワーム素材では生み出せない波動を出し、バスがワームを口にして吐き出すまでの時間を長くする効果も。

ホッグ系ワームの基本となるテキサスリグやラバージグの他、キャロライナリグでの釣果実績も高いです。

ダイワ スティーズホグ

ダイワ スティーズホグ

サイズ:2.2-5インチ 入り数:10本(2.2インチ)/8本(3インチ)/6本(3.6インチ)/5本(4.3インチ)/4本(5インチ)

サイズ展開の多いスティーズホグ。2.2インチから5インチまで、5つのサイズラインナップがあります。ただサイズを変えただけでなく、それぞれのサイズにおいて想定される使い方に合わせ、微妙にボディ形状とマテリアルを変更してあるのがこだわりです。

2.2インチと3インチはスモラバやダウンショットリグに、3.6インチ以上はテキサスリグやラバージグトレーラーでカバー攻略に使ってみてください。

 

計り知れないホッグ系ワームの実力

強烈な水押しと、シルエット変化によるリアクションバイトを誘発する力、どちらも兼ね備えているホッグ系ワーム。そのボリューム感で使うのをためらいがちな人も多いですが、使ってみるとその実力の高さに驚くはずです。

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