“荷物多い系アングラー”が歓喜!?
大量の荷物、どうしてる?

荷物が多くて重い時、駐車場から釣り場までが遠い時、皆さんはどうやって釣り具を運んでいますか?
僕はアオウオという巨大魚を釣るために利根川に何日も泊まり込むのですが、80kgくらいの荷物を1時間以上かけて100m先の河原へ担ぎ込んでいます。

山根
アオウオは極端な例ですが、「釣りをする前から重労働」ってシチュエーションは意外と多いんですよね。
キャリーワゴンが便利そうだけど……

そんな荷物問題を解決してくれそうなのがキャリーワゴン。だと思うのですが……
平坦な道ならまだしも、凸凹道ならかえって大変なのでは? 重い荷物を積むと下り坂が危険なのでは? 結局引っ張るのは人力だしなぁ。
なんて理由で、今までは導入を見送っていました。

山根
でも今回、そんな心配を吹き飛ばす、すごいワゴンに出会ったんです!!
〇〇を搭載したワゴンだと?!

そのすごいワゴンというのがコチラ。
一見ただのキャリーワゴンですが……

なんと、前輪にモーターを搭載した電動キャリーワゴンなんです!
Outisan(オーティサン)というメーカーが発売したe-Wagon Airというアイテムなのですが、そのパワーが驚異的で……
ワゴンが車を引っ張っているではないですか(笑)

山根
ただハイパワーなだけではなく、悪路の走破性や防水性もすごいらしく、釣りとの相性がすごく良さそうなので、その機能や使い心地をご紹介します!
OUTISAN e-Wagon Air ブラック
| 最高速度(km/h) | 8 |
|---|---|
| 最大トルク(Nm) | 30 |
| 車体重量(kg) | 18 |
| 静的耐荷重(kg) | 150 |
| 動的耐荷重(kg) | 75 |
| 展開サイズ(cm) | 98×56×106 |
| 折りたたみサイズ(cm) | 40×56×64 |
| 標準容量(l) | 180 |
| 標準容量(l) | 300 |
| 標準航続距離(km) | 15 |
| 定格容量(Wh) | 135 |
| 充電時間(h) | 約3 |
| バッテリー重量(kg) | 約1 |
| バッテリー素材 | 三元系リチウム(NCM) |
| 保護機能 | 過充電・過放電・高温・低温・過電流・ショート・過電圧・低電圧 |
e-Wagon Airが凄すぎた!
難しい操作は不要。人の動きに追従する!
まずは堤防で電動ワゴンの使用感を確かめてみることに。
取っ手についたボタンを押しながらワゴンを引いてみるとビックリ。
ただ歩くだけで、ワゴンが僕の歩く速度に合わせて自動で付いてくるんです! これは不思議な感覚です(笑)
ゆっくり歩いても、早歩きしても健気に付いてきてくれます。

山根
さらに引くだけでなく、押しても同じように速度を合わせてバックしてくれるんです!
最大耐荷重は150kg
積載重量は最大150kg(急な坂道は75kg)とのことで、試しにTSURI HACK編集長しみけん氏(186cm/75kg)をワゴンに乗せてみました。
難なくしみけん氏を運べるのは当然ですが、僕の手に掛かる負荷が空荷の時とほぼ変わらず、指1本で動かせたのには驚きでした!

山根
今回は検証のためにしみけん氏を乗せましたが、人や動物を乗せるのは推奨されていません。
実使用の際は、荷物だけを運ぶようにしてくださいね。
坂道での安全性も高い
坂道でも試してみると、下り坂では自動で適度にブレーキが掛かり、ここでも常に僕と同じ速度でついてきてくれます。
そして、ボタンから手を離すと坂道でも即座に完全停止するため、万が一の時でも安心です。
もちろん、上り坂でも平地を引いている時のように僕に合わせて付いてきてくれます。

山根
忠犬という表現がピッタリで、名前を付けたくなってきました(笑)
大容量なのにコンパクト

容量は標準で180L、オプションのカーゴネットを使えばなんと300Lまで拡張できます。
試しに、クーラーボックス2個(27Lと22L)、バッカン4個、ロッドケース、集魚剤5袋を積んでみましょう。

あくまで僕の体感ですが、積載量は見た目以上でした!
長さは90cm超あるので、50Lクラスのクーラーボックスも乗せられますよ。
一般的なワゴンと同じく、仕舞う時はコンパクトになります。
e-Wagon Airは畳む際に底板等を外す必要はなく、そのまま一気にいけるので、畳む時も展開する時も所要時間は10秒ほど。力を入れる必要もありません。

トヨタのシエンタに積んでみると、これぐらいの存在感です。
本体重量は18kgと、一般的なワゴンよりは重たいので車への積み込みは少し力を要します。

山根
僕は難なく一人で積み込めましたが、女性の方や腰痛持ちの方は、無理をしない方がよいかもしれません。
走破性も高い

釣り場に向かう道は舗装路だけでなく、砂利道や草地もありますよね。
そんなところで心強いのがこちらのタイヤ。
モーターが付いている前輪は高密度ラバー製で、グリップ力と耐摩耗性に優れます。
この通り、凹凸のある砂利道を走っても問題なし。
タイヤのサイズも大きいので、この程度の段差なら軽々超えてくれます。
無理に引っ張らなくてよいので、荷崩れのリスクも少ないと感じました。

山根
静音性も高く、家の周りで使っても近所迷惑にならないのが嬉しいです。
満充電で15km走れる

バッテリーは取り外せるので、家庭のコンセントで充電ができます。
そしてなんと、1度満タンまで充電すると15kmの走行が可能!
はっきり言って、どんな釣り場に行っても1日の釣行で充電が切れることはまずないでしょう。

山根
万が一充電が切れたとしても、電動自転車のように急激に重くなることはなく、手動のカートとして使えます。
完全防水でメンテナンス性も抜群!

防水性も高く(IP66)、使用後は水をかけて丸洗いできるのでメンテナンスも楽チンです。
ちなみに、IP66は粉塵の侵入を完全に防ぐ最高レベルの防塵性能と、雨水や高圧洗浄機程度の噴射を受けても浸水しないレベルの防水性能を示す国際等級です。

カーゴ部分は取り外して洗濯ができるため、魚や餌の汁が付いても問題ありません。
オプションの防水カバーを被せれば、雨が降っても荷物を濡らさずにすみますよ。

山根
バッテリーとモーターを搭載していますが、海水がかかっても問題なしです!
オプションパーツも充実

※順次発売予定
e-Wagon Airはオプションパーツも充実しており、ロッドホルダー(釣り竿固定ツール)もラインナップされています。
用途に合わせてカスタマイズできるのは嬉しいですね。

山根
僕ならロッドホルダー2個とカーゴネットが欲しいです!
1年保証&アフターサービスも安心。

Outisanは海外メーカーではありますが、1年間の保証が付いていてアフターサービスは日本語対応なので安心して使えます。
「海外の電気メーカーはアフターサービスが心配」という方も多いと思いますが、そんな心配はご無用ですね。

山根
ここからは実際にe-Wagon Airを使って釣行した模様をご紹介します!

