ショアジグがアツいんです!
様々な釣りがある中で、今もっともアツいのが「ショアジギング」ではないでしょうか。
ところが、リールにとってショアジギングはかなり負担の大きな釣りなのです。
大きな青物とのファイトはもちろん、絶えず重いジグをシャクり続けるので、ラインローラーやベール、ギアなどに常に高負荷が掛かります。
そこで今回は、リールマニアがショアジギングでもヘタれない、タフなスピニングリールをセレクトしました!
レグザ(ダイワ)
ここがグッド!
リールのボディには、主に樹脂と金属の2種類ありますが、ショアジグにおすすめなのは断然金属ボディのリール。剛性や耐久性が段違いです。
そんな金属製ボディのリールの中で、低価格で購入できるのがこのレグザ。決して目立った存在ではありませんが、じつはジョアジグに最適なのです。
マニアのイチオシポイント
レグザの魅力を一言で表すと、やはりコスパのよさでしょう。金属ボディに加えて、マシンカットのねじ込み式ハンドルやマグシールド、エアローターを装備。
LTコンセプトによってそこそこ軽く作られているので、ビギナーの方にもおすすめです。
▼レグザをインプレした記事です
セルテート(ダイワ)
ここがグッド!
最新の19モデルではモノコックボディを採用したことにより、耐久性と防水性、巻き上げトルクが飛躍的に向上しました。
さらに、新型のエアローターを搭載するなどして、前作から大幅な軽量化も図られました。
強度ばかりが注目されますが、重いジグをフルキャストするショアジギングにおいて、軽さは強力な武器なのです。
マニアのイチオシポイント
タフで軽量なだけでなく、巻きの質感が非常に高いのは見逃せません。巻きが滑らかだと、潮の変化や小さなアタリにも反応することができます。
また、セルテートには5000番サイズもラインナップされているので、大物狙いやオフショア兼用で使えるのも嬉しいポイントです。
▼セルテートをインプレした記事です
サステイン(シマノ)
ここがグッド!
金属製のハガネボディにハガネギア、最新防水機構のXプロテクトまでも搭載しており、超タフなスペックが魅力です。
また、MGLローターを搭載したことによって巻き出しが軽く、巻く・止めるという動作をクイックに行えます。
上位機種のツインパワーXDに匹敵するスペックを持ちながら、約1万円も安く、まさにショアジグ界の価格破壊リールです。
マニアのイチオシポイント
リールマニアが注目したのは、ドラグ性能です。カーボンワッシャーとリジットサポートドラグ(ドラグをベアリングで支持する構造)が搭載されているのは見逃せません。
これよりも高価格帯のリールでも、樹脂製のカラーでドラグを支えていることもあるので、「嘘でしょ!?」と、思うほどドラグにこだわりを感じます。
▼サステインを特集した記事です
ツインパワー XD(シマノ)
ここがグッド!
強靭なツインパワーを、さらに強靭にしたのがこのツインパワーXDです。「過剰なまでの耐久性」というキャッチコピー通り、壊れないことを愚直に追求した傑作です。
ハガネボディやハガネギア、Xプロテクト、リジットサポートドラグといった、タフリールに求められるすべての要素がインストールされています。
マニアのイチオシポイント
ツインパワーXDの最大の魅力は、実績だと思います。発売時に「ショアジグリール」とまで言われただけあり、ショアジグファンの愛用率は圧倒的です。
使っているアングラーが多いという事実が、なによりもツインパワーXDへの信頼度を物語っています。まさに、間違いないショアジグリールです。
▼ツインパワーXDをインプレした記事です
ショアジグはリール選びが大切!
ショアジギングはリールにとって過酷な釣りであるからこそ、リール選びが非常に重要です。
「すぐに壊れてしまった……」なんてことにならないように、強くて使いやすいリールを選んでくださいね!
筆者の紹介
佐藤稜真
某リールチューンメーカー在籍時、全国のイベントで年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つ。
中学生の頃からカタログのスペックを暗記するほどのリール好き。関東のフィールドでのエリアトラウト・シーバスフィッシングをメインにしている。