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ダイワの「19レグザLT」を実釣インプレ!コスパ半端ないって

新製品の発表が続く中、ハイバリューで高剛性をコンセプトにしたダイワリール『レグザLT』が遂に見参。今回は注目のレグザLTを開封から実釣までガチンコインプレします。

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目次

アイキャッチ画像撮影:釣り好き!まっちゃん

レグザLTあらわる

LTレグザ インプレ
出典:ダイワ
毎年恒例、新作リールの発表に次ぐ発表。中でも、一番乗りで発売されるのはダイワより発表の「レグザLT」。

なんとこのリール、価格帯を無視。とんでもないスペックを実装している! との噂です。

お馴染み(?)釣り好きまっちゃんがレグザLTを購入。忖度無しのガチインプレを行います。

マジ?このスペックでこの値段か……

防塵、防水能力が高い『マグシールド』。新世代ドラグシステム『ATD』。ハイレスポンスな回転性能『AIR ROTOR(エアローター)』。過酷な環境を耐え抜く『タフデジギア』。

ダイワお馴染みのテクノロジーが詰まったレグザLT。なんと言っても、注目すべきは軽さと剛性を両立させた『LTコンセプト』の搭載でしょう。

定価は20,500~22,000円の設定。サイズは2500番~6000番の8種類とやや大きめのラインナップが用意されています。

2500番を買っちゃった♡

LTレグザ インプレ
出典:ダイワ

今回購入したのは最小番手。エギングやライトルアーゲームに使えそうな『LT2500』を買っちゃいました。(我が家の財務大臣には内緒で)

1月下旬、「ピンポーン」とインターホンが鳴り響き、1月頭に予約していたレグザ様が無事ご到着になられました。

開封の儀

LTレグザ 実釣インプレ

少年時代を思い出します。スーファミのソフトを購入し、開ける時のような、あの興奮。

新たなギアを開封するときの高揚感は本当にたまらないですよね。

いざ、開封の儀……。

品のある存在感

LTレグザ インプレ開封の儀

外観はスプール部アルミ感際立つシルバー、ボディ部は深みのあるブラックと『品のある存在感』という印象を感じました。

自重は235グラム。

軽量化が進む現在のリールにしては、“やや重い”と思われがちです。

とはいえ、高剛性であるメタルボディを搭載。ましてや一万円中半で購入できたと思えば、かなり軽量です。

巻き心地

LTレグザ の巻き心地

つい先日18イグジストと18ステラの比較検証を行いましたが、巻き心地はメーカーで質感が異なり最終的には好みに分かれると思います。

ハンドルを取付け巻いてみましょう。

「えっ? これエントリークラス!?」と思わず声が出るほど。

表現するのであれば、ダイワLTシリーズの“サラッとした巻き心地”にシマノの“ヌルっと感”を足して二で割ったような感覚。

さすがにハイエンドまでには至りませんが、中級機に負けない回転性能を感じました。

ドラグ音

LTレグザ ドラグ音

ノブを緩めスプールを回してみると……やや音が籠った深みのあるドラグ音は18イグジストと酷似しています。

ドラグ音に関しては特に性能と関係ありませんが、アングラーのアドレナリンを刺激する音だということは間違いありませんよね。

またエントリークラスではドラグ調整幅が大きく、細かい設定がしづらい……という印象がありましたが、レグザLTは問題なさそうです。

さっそくフィールドで使ってみた!

LTレグザ フィールドインプレ

カタログの基本スペックは覚えましたが、やはり実際にフィールドで使ってみなきゃわからないですよね。

今回の実釣では『エギングを含む軽量ルアーを操作するライトゲーム』『シーバスなど重めのルアーゲーム』の2パターンに分けて検証してきました。

エギング・ライトゲーム

LTレグザ エギング・ライトゲームでのインプレ

ルアーアクションを頻繁に行うエギングから。

イカのジェット噴射や、シャクリ動作に対応する『ドラグ性能』『負荷への耐久性』が求められますが、安定した使い心地であり、この点はどちらもクリアしていると感じました。

エギングリールでは若干自重がある方なので、ロッドバランスをしっかり取れば重さも気になりません。

しかし軽量ルアーを扱うライトゲームでは、自重を含めオーバースペック。個人的にはオススメできません。

シーバス・ライトショアジギング

レグザ シーバスショアジギでインプレ

飛距離も申し分なく、過酷なフィッシングシーンを想定し開発されたスペック通り、プラグや10~40グラムのメタルジグを扱う釣りには抜群の性能。

以前、ほかのエントリークラスを使用した際、歪みからか全体的に各パーツが独立しているような“ガクガク”を体験したことがあるのですが、レグザLTは『カッチリ』と全体が強くまとまっている印象です。

正直感じた本音

レグザ 本音

個人個人で所感は違ってくると思いますが、軽量のライトゲームから重めのルアーゲームとレグザLTを使い込み、私が率直に思った本音を記述させて頂きます。

リールの進化って、本当にすごい。

× ライトゲームには不向き!

レグザ エギングには不向き?

前項でもお伝えしましたが、アジングやメバリングといったライトゲームではオーバースペック。

剛性を強みにしているだけに、真の実力が発揮されるのはシーバスやショアジギングなどの釣りと感じています。

エギングでは使用出来るものの、ラインキャパシティーは大きめ。PE0.8号以下を使用する場合、下巻きが必須とひと手間かける必要があります。

しかしながら価格帯を凌駕した性能は抜群。個人的には良いリールだなぁ……と実感しています。

〇 コスパが半端ない

レグザのコスパが半端ない

気になるのは「LTコンセプトにしては重すぎないか?」という前評判。

しかし、アルミボディで剛性を高めたリールの中では軽量です。とにかく軽さを求めるのであれば、樹脂ボディで作られたリールが良いでしょうね。

巻き心地やドラグ性能、ガチっとした全体の仕上がり、そしてもう一つ驚いたのがマシンカットの『ねじ込み式ハンドル』が採用されていた点です。

(カタログの確認をしていなく、開封時に衝撃を受けました)

細かい箇所まで配慮されたレグザLTのハイコストパフォーマンスは、お世辞抜きで凄いです!

〇 高剛性&高性能

レグザは高性能だった

今回は最小番手である“LT2500”を使用しました。充分すぎる高剛性に、もっと上の番手を使ってみたい意欲が湧いてきました。

これは本当に個人な話ですが、私自身リールは根っからの“シマノ信者”でありましたが、LTコンセプトを実装した高性能のダイワリールに注目しています。

コンセプト・スペック通り、パワーを求められる釣りに相性抜群のレグザLTを今後使い込んでみたいと思います。

パワーゲームにレグザLT

本当の耐久性能はこれから使い続けないと真価は分りませんが、エントリークラスを凌駕し中堅クラス性能に迫っていることは間違いありません。

店頭でレグザLTを見かけた際は実際に触れ、価格帯を超えた仕上がりを是非とも体感してみて下さい。

次に試してみたいのは、4000番以上の番手。ショアジギングなどに良さそう……。

ダイワ 19レグザ LT2500

巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):75  ギア比:5.3  自重(g):235  最大ドラグ力(kg):10  ナイロン(lb−m):4−230、6−150、8−100 PE(号ーm):0.6−290、0.8−200、1.0−190  BB:5/1  ハンドル長:50

ダイワ 19レグザ LT5000D-CXH

巻取り長さ(cm):105 ギア比:6.2 自重(g):290 最大ドラグ力(kg):12 標準巻糸量 ナイロン(lb-m):14-260、20-170、25-150 標準巻糸量 PE(号-m):2.0-350、2.5-300、3.0-210 BB:5/1

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