大人気のツインパワーXDをインプレ

それほどまでにアングラーを惹きつける魅力とはなんなのか、徹底解剖しましょう!
インプレするのは“リールメンテのプロ”

佐藤稜真
某リールチューンメーカー在籍時、全国のイベントで年間100台以上のリールをメンテナンスしていた経験を持つ。中学生の頃からカタログのスペックを暗記するほどのリール好き。関東のフィールドでのエリアトラウト・シーバスフィッシングをメインにしている。
愛用したのはC3000XG

C3000番のみ2種類のギア比を選ぶことができ、HGとXGではハンドル1回転あたり5センチの差ですが、手返しの速さを重視してXGを愛用しています。
“軽すぎる”巻き心地

軽量かつ強靭で、「巻き出しが重い……」というツインパワーの特性を見事に払拭しました。
ハイギアとは思えない“巻き出しの軽さ”

このローターのおかげで、エクストラハイギアでも、ノーマルギアと遜色ない巻きの軽さを誇ります。
購入前に釣具屋さんで空巻きしたら、その巻きの軽さに「本当にハイギアなのか!?」と、疑ってしまったほどです。
ハイスピードで初動が軽いので、ミノーのトゥイッチもキレッキレ、巻き抵抗の大きなバイブレーションの回収スピードも段違いです。最高。
とにかくボディが強い

樹脂ボディに比べてサビに弱いという弱点はありますが、感度や剛性はやはり金属製ボディに軍配が上がります。
エイを掛けても安心できる!

想定外のビッグワンがいきなり掛かっても安心して取り込める堅牢さは、ツインパワーXDの真骨頂です。
ステラ並みの防水性能

非接触型の防水機構なので、巻き心地には一切悪影響を及ぼしません。雨や波を被っても、水洗いさえしていれば不具合なく動作してくれます。
1年使ってもゴリ感はナシ

ステラ並みの防水性能が実売3万円台で手に入るなんて、おトクすぎます!
文句なしのドラグ性能

ドラグ性能は、昔から定評のあるシマノ。ドラグのワッシャ(適度に摩擦を発生させ、ドラグをコントロールする部品)には、カーボン製のものが導入されています。
激しいファイトの後でも、熱ダレによって効きがあまくならず、立て続けにランカーサイズをキャッチすることもできるんです。
ファイト時の安心感は“段違い”

魚を走らせたくない状況だったので、かなりドラグを締めましたが、必要な時はしっかりとドラグが出てくれ、安心してランディングできました。
稀代の名作リールだ。

これって実は、リールとして一番大切なことですが、一番難しいことでもあります。
非常に高い基本性能をもち、最新機能をふんだんに採用しているツインパワーXDは、どんなアングラーにもおすすめできる稀代の名作リールなのです!
シマノ ツインパワー XD C3000XG
ギア比:6.4:1
自重:235g
最大ドラグ力:9.0kg
巻取り長さ:93cm
PEライン糸巻量(号-m):1-400/1.5-270/2-180
自重:235g
最大ドラグ力:9.0kg
巻取り長さ:93cm
PEライン糸巻量(号-m):1-400/1.5-270/2-180
動画編はコチラ
関連記事
紹介されたアイテム

シマノ ツインパワー XD C3000X…