渓流釣りについて
一般的には、河川の上流・中流・下流の3分類のうち、上流部分で「ヤマメ」や「イワナ」「ニジマス」「アマゴ」等の鱒を狙う釣りが渓流釣りです。美しい山と木々に囲まれたフィールドで、自然の音とともに流れる時間も楽しみながらできる……。素晴らしい釣りのひとつでしょう!
※渓流釣りは、アングラールール以外にも地域のルールがあります。再放流サイズや持ち帰り可能数は厳守です。ルールを守って釣りを楽しみましょう!
渓流釣りの解禁(シーズン)
地域によって異なりますが、3月1日より解禁が一般的です。解禁日には多くの釣人が訪れますので、渓流釣りのルールを守り楽しみましょう。
※一部地域では解禁日が異なります。訪れるフィールド(釣場)の市区町村役場や漁業組合へ確認を行いましょう。
▼渓流の釣り入門はこちら
渓流釣りの仕掛け
「ミャク釣り」・「テンカラ」・「フライ」・「ルアー」等、様々な釣り方で楽しむことができますが、訪れる流域によっては、川幅や岩・木々が障害物となる為に、使用できるタックルが限られます。その他に自然保護のためフライやルアーでの釣りを禁止している地域もありますので、まずは流域、釣り場を選ばず楽しめる餌釣りの仕掛けをご紹介します。
水流や水深が複雑な渓流では、「ミャク釣り」と呼ばれるウキを使わない仕掛けが適しています。
極太ウーリー目印使用でくっきり見やすい!
オーナー ホリデーマス脈釣リ仕掛 7
渓流釣りの餌
渓流で現地調達ができるのは川虫です。川底の石裏や岸辺の草周りなどを探すと取れますが、素早い動きをするので、網やタオルに追い込む様に採りましょう。その他に釣具店で入手可能な、ミミズやブドウムシも餌となります。
■渓流釣りのオススメ仕掛けを紹介している記事です。
渓流釣りの竿
竿は、釣行をする上流部で長さがことなります。竿を振りかぶる際に障害物となる木々が多い源流域では、4.5~5.3メートル。支流域ではある程度川幅が広くなるので、5.3~6.5メートル。本流域では更に長く、6.5~9メートルの竿を使います。
源流域でのチョウチン釣りに適した超硬調!
3wayズームで支流域での操作性が良い!
本流を制する……がまかつ渓流スペシャル
渓流釣りのルアー
渓流でのルアー釣りは、「ミノー」やスプーン、「スピナー」と呼ばれる疑似餌を用いて釣りをします。ロッド(竿)は、流域により使い分けを行います。上流域では取り回し易い5フィート前後。本流域ではロングキャストが行える9フィート前後が使われます。リールは1000~3000番台まで、ロッドとのバランスで組み合わせましょう!
■初めての渓流釣りにおすすめな釣り具と、3つのコツを紹介している記事です。
■人気上昇中ベイトタックルで渓流釣り!? 渓流ベイトフィネスを紹介している記事です。
渓流釣りの道具
竿や仕掛けの他に、渓流釣りでは最低限準備をしなくてはならない道具があります。釣行まえには準備をしましょう。
餌となる川虫取りにも兼用できる頑丈なスチール枠
ワンタッチ渓流手玉 KB-341
餌が別けられる2部屋構造!
再放流サイズを触れずに外せるU字溝付き
渓流釣りの装備
山歩きとなる渓流釣りは、時として野生動物と遭遇します。小動物であれば良いのですが、大型の熊と遭遇する危険性もあります。その他にも虫も多くいますので、熊除け・虫除けは必需品です。
登山家愛用のモンベルのトレッキングベル!
備えあれば、強し!?
カウンターアソールト 熊撃退スプレー
重量:320g
内容物:トウガラシエキス、代替フロン
最小噴射距離:9m
噴射持続時間:7.2秒(常温時)
同社CA290のやや小ぶりなタイプです。
北海道産の和ハッカ!
DIC 防虫サファリハット 迷彩
■渓流釣り以外にも使える「虫除け」をまとめている記事です。
渓流釣りの服装
渓流釣りでは、ポイントまでの移動で藪の中を歩くことや入水を行いますので、帽子・長袖・ウエーダーの着用は必須です。夏場の山間部は涼しいですが、太陽からの日差しは多く、気付かないうちに日焼けによって体力が奪われますので、半袖のみでの釣行は危険ですので、控えましょう。
虫よけメッシュが付いた便利な帽子!
DIC 防虫サファリハット 迷彩
小物の収納が便利なフィッシングベスト
スリム形状が体に受ける水圧を軽減
■見た目は熟練釣り師!? 機能性が高いフィッシングベストを紹介している記事です。
■機能性・ファッション性の良いフィッシングウエアを紹介している記事です。
■渓流釣りでは欠かせない!? ウェーディングシューズを紹介している記事です。
■渓流でも活躍するウェーダーを紹介している記事です。
渓流に癒されに行こう!
都心部を離れ、緑溢れる山間部と透き通った渓流。釣りだけでなくゆっくりとした時間が流れる不思議な空間。日々の疲れを癒してくれるいい釣り場かもしれません。釣りしながら、癒しの時間を味わいに渓流に行ってみませんか。