水の中を制す!ウェーディングシューズの魅力とは
ウェーディングシューズとは、岸からでは届かないポイントを狙うために、水中に立ちこむために使用する靴のこと。
ストッキングウェーダーやゲーターなどと組み合わせて使うのが前提のアイテムで、水中の移動を容易なものとしてくれます。
以下では、ウェーディングシューズの具体的な魅力をご紹介して行きます。
夏場でも熱くない
よくウェーディングで使われているブーツフットタイプのウェーダーは、夏場になると熱がこもり快適とは言えません。
ウェーディングシューズであれば、ゲーターを使用出来るので熱がこもりにくく、快適に釣りをすることができます。
足元が不安定な場所でも歩きやすい
ウェーディングシューズは、ブーツと比較すると可動域が広くて自由度も高いため、渓流や磯など、足元が不安定な場所でも歩きやすい特徴を持ちます。
また、つま先などの重要な箇所に関しては硬く、歩いていて岩に不意に足をぶつけても痛くなりづらい仕様としてあります。
見た目が良い
ウェーディングシューズはトレッキングシューズのような見た目の製品が多く、単純におしゃれなアイテムとしても活用出来ます。
ブーツフットタイプではどの製品も見た目がほぼ変わらないので、足元をおしゃれにしたい釣り人は、ウェーディングシューズと良いでしょう。
フィールドに合わせたウェーディングシューズの選び方
渓流、磯、河川など様々なシチュエーションで活躍するウェーディングシューズですが、釣り場によって足場の環境は異なります。
そのためフィールド状況に合わせたウェーディングシューズを選んでいきましょう。
以下にシチュエーション例とそれに合ったウェーディングシューズの選び方をまとめてみました。
コケや海藻が多い場で使う場合
岩にコケが生えている渓流や、海藻が多い磯においては、フェルトソールのウェーディングシューズがおすすめ。
フェルトソールは濡れて細かな繊維が吸い付くことでグリップし、滑りにくくなる仕組みとなっています。
山歩き、サーフなどでの使用が多い場合
水辺に降りるまで山を歩いたり、サーフや河川などで使用したりすることが多い場合は、ラジアルソール搭載のウェーディングシューズをおすすめです。
ラジアルソールはソールの目が詰まりにくくグリップ力が安定しており、落ち葉の上や砂でもしっかりグリップして歩きやすい特徴があります。
岩礁帯を歩く場合
磯でのフカセ釣りやショアジギングなどで岩礁帯を歩く場合は、フェルトスパイクソールがおすすめ。
フェルトスパイクソールは、フェルトソールのグリップ力とスパイクの引っ掛かりの良さを併せ持っており、ゴツゴツとした岩礁帯を歩くのに最適です。
メーカー別】編集部がおすすめするウェーディングシューズ特集
ここでは様々なメーカーから、編集部がおすすめするウェーディングシューズをご紹介。
使用するシチュエーションに合わせた機能性を重視しつつ、価格やデザインも検討しながら選んでみてください。
初めてのウェーディングにおすすめ!阪神素地
ウェットスーツ、ウェーダー、マリンブーツのほか、園芸、普段履きで使用できる長靴やスニーカーを製造・販売している国内メーカー。
1万円以下の価格帯でウェーディングシューズを販売しているため、初めての購入時におすすめです。
また、ウェーディングシューズを頻繁に履きつぶしてしまう方は、コスパを考えて、阪神素地を選んでみるもの良いでしょう。
阪神素地 トップシェル フェルトスパイクシューズ ハイカットモデル TS-923
阪神素地 ウェーディングシューズ FX-277
フライフィッシングウェアのパイオニア「Foxfire」
1982年創業。国内のフライフィッシングウェアのパイオニアとして始まった「Foxfire」。
現在では、軽さを追求した「airista(エアリスタ)」を始めとした、非常に多彩なウェーディングシューズが販売されています。
Foxfire クイックジップ6 WDシューズ
Foxfire エアリスタ UL Wading Shoes
Made in USA !ハイクオリティウェーダーメーカー「SIMMS」
SIMMSは、米国モンタナ州ボーズマンに拠点を置く高品質なフィッシングウェアメーカーです。
透湿性ウェーダーのパイオニアとも呼ばれていて、機能性、耐久性に定評があるハイクオリティな製品を数多く製造・販売しています。
SIMMS Rivertek 2 Boa Boots Felt
SIMMS HEADWATERS BOA BOOT
海と渓流、双方専用アイテムが揃う「DAIWA」
国内2大メーカーの1社である「DAIWA」。
海と渓流、双方のジャンルで高い知見を持つDAIWAからは、双方のシチュエーションに合わせた専用のウェーディングシューズが販売しています。
DAIWA ソルトウェーディングシューズ SW-2500
DAIWA ウェーディングシューズ WS-2500
創業約70年。釣り業界の老舗フィッシングウェアメーカー「双進」
双進は、トラウト向けブランド「RIVALLEY」、バスなどの淡水向けブランド「Rivalley led-lavel」、海でのルアーフィッシングを主体としたブランド「RBB」の3ブランドを展開しているメーカーです。
創業70年を超える老舗メーカーで、高機能なウェアを販売しています。最近では、TAKAMIYA(タカミヤ)とコラボしたアイテムの販売も行なっています。
TAKAMIYA RM×RBB フェルトスパイクシューズ
双進 RV ライトウェイディングシューズII
水陸両用!圧倒的な機能性を実現した「SHIMANO」
国内2大メーカーのもう1社である「SHIMANO」。
SHIMANOのウェーディングシューズには、「ジオロックソール」という、ソールを張り替える機能が搭載されています。
ウェーディングシューズとしてだけではなく、磯での釣りや堤防、船など、様々なシチュエーションでも使うこともできます。
シマノ ジオロック・カットピンフェルト・ウェーディングシューズ FS-002N
シマノ XEFO カットフェルト・ウェーディングシューズVU FS-222R
ウェーディングシューズを履いて、安全に釣りを楽しもう!
水の中に入ることで普段よりもいっそう魚影が濃いポイントに入ることが出来たり、より自然を体験出来るシチュエーションで釣りを楽しむことができるでしょう。
その一方で水中を歩いていれば、予期せぬ事故につながってしまう可能性もあります。
自分やシチュエーションに合ったウェーディングシューズを履いていれば、予期せぬ事故の予防にもなりますので、ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。