ワカサギの下処理やる/やらない問題

冬の釣り物として人気のワカサギ。
群に当たるとめちゃくちゃ釣れて楽しい一方で、あんまり沢山持って帰ると料理するのも大変。
特に一匹あたりの小ささも相まって、ウロコや内臓を取る『下処理』の工程が省略されがち。
しかし本当にそれでいいのでしょうか?
ワカサギだって下処理した方が美味しく食べられます(断言)

そう!あんなちっちゃい体にも「臭み」はあるのです。ゆえに下ごしらえはするに越したことはありません。
でも大量のワカサギを一匹づつ処理するなんて面倒な作業はいりません。
今回は大量のワカサギをまとめて下処理できる、簡単な方法を紹介させていただきたいと思います。
ワカサギの下処理は超カンタン!
巷にはお酒や牛乳に浸けたり、一匹づつ丁寧にワタを取ったりという手のこんだ下処理方法もあるようですが……。
ここで紹介する方法はとってもシンプル!1分あれば、サクッとできてしまいます。
用意するのは「塩」のみ

用意するのは「食塩」だけ。もう簡単そうなにおいがプンプンしませんか。
あとは、大きめのボウルとザルを用意しておけばOKです。
手順1:ワカサギに塩を振って揉む!

大きめのボウルにワカサギを放り込みます。

やや多めの食塩を投入。
これで味を付けるとかではないので目分量で大丈夫。

優しく塩揉みします。塩の粒でぬめりを擦り取るよう軽めに揉み込むのがポイント。
全体に塩が満遍なく行き渡るくらいまでやれば十分ですよ。
手順2:塩とぬめりを流水で洗い流す

流水でザッと流します。

ザルにあけて水を切ります。
この時、ワカサギを触ってぬめりが残っていたら再度塩を揉み込むところから繰り返します。
100匹くらいまでなら1回、200匹なら2回という感じで匹数に応じてやると良いでしょう。
手順3:苦味取りのフン出し

ワカサギの表面を触ってヌメる感じがなくなったら、肛門からフンを出します。
フン出しをしておくだけで、苦味を抑えられます。

肛門手前のお腹をつまんで、キュッと絞り出します。

あんまり強く押すと美味しい卵まで出ちゃう事があるので、軽い力でつまむようにしましょう。
下処理はこれで完了!難しい事は一切なかったでしょう。
あとは煮るなり揚げるなりワカサギを堪能するだけ!

あとは煮るなり揚げるなり料理するだけ。
すぐに料理しないとき、冷蔵するならキッチンペーパーに包んで密閉、冷凍ならジップロックに入れて空気を抜いて保存するのがおすすめ。
簡単な下処理で旬の魚をもっと美味しくしてみましょう。
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