釣竿について

「釣り」と一口に言っても、さまざまな釣り方や対象魚があり、それに応じたいろんな釣竿 (ロッドとも云う)があります。
釣り未経験者や初心者の方からすると、どの釣竿も同じに見えるかもしれませんが、じつはかなり違うんです。
釣竿選びを誤ると快適に釣りができないので、釣竿選びの基礎知識をしっかりと学びましょう。
釣竿は大別して2タイプ

釣竿は、リール をセットして使うガイド付きロッドとリールを使わない延べ竿の2種に分けられます。
イメージとしては、リールのハンドルを回して釣りをするのが一般的かと思われますが、リールを使わない釣りもたくさんあります。
▼リールをセットして使うもの(ガイド付きロッド)

リールをセットして使う竿は、海釣り全般やルアー 釣りで使われることが多いです。
持ち手の部分にリールを取り付け、釣り糸をガイドに通して使います。
釣り糸を通す部分であるガイドが付いていることから、ガイド付きロッドとも呼びます。
▼竿単体で使うもの(延べ竿=ガイドなしロッド)

リールを取り付けず、竿の先端に直接釣り糸を結んで使うのが延べ竿 です。
淡水域のエサ釣りなど、釣り糸を多く必要としない釣りに多く用いられます。
釣りによっては海でも使え、作りが複雑でないため、お子様でも使いやすいです。
釣竿の相場は?

最もリーズナブルなものでは、2,000円で釣り竿とリールのセットが買えます。
ただし、性能と値段は比例するため、使えるかどうかは使用者の基準によるでしょう。
大手釣具メーカーが、初心者向けとしてリリースしているセットは1万円程度です。
快適に使えるかどうかは、そのあたりを目安にすると良いかもしれません。
▼ダイソーの釣竿は使える?

撮影:アナハゼティ
皆様ご存知の100円ショップ「ダイソー」ですが、釣具のラインナップが非常に充実しています。
竿やリールから小物まで、1人2,000円もあれば必要なものを用意でき、釣りを始められます。
ただし、釣具メーカーの製品と比較すると、作りが荒いものも多く、トラブルも多いです。
性能は、値段相応である点に注意しましょう。
▼ダイソー釣具を特集した記事です
海釣りで万能な釣竿ってあるの?

残念ながら、1本ですべての魚種・釣り方をカバーできる竿は存在しません。
例えるなら、テニス・卓球・バドミントンを同じラケットでできないのと同じです。
とはいえ、ある程度幅広い釣りをカバーできる竿もあるので、代表的な万能竿を紹介します。
▼エサ釣り中心→磯竿(1.5〜3号)

エサ釣りを中心に楽しむなら、1.5〜3号の磯竿 が万能です。
サビキ釣りやウキ釣りといったポピュラーな堤防釣りを楽しめ、大型のスズキやクロダイ、ハマチ(イナダ)などを釣り上げられるパワーも備えています。
いろんなエサ釣りをできる磯竿ですが、ルアー釣りに関しては「基本的にできない」と理解しておいてください。
磯竿を使って楽しめる釣りと対象魚の例
- サビキ釣り/アジ・イワシ・サバなど
- 飛ばしサビキ/アジ・イワシ・サバなど
- ウキ釣り/クロダイ・メジナ・アオリイカ・タチウオなど
- 胴付仕掛け/カワハギ・カサゴ・メバルなど
- 泳がせ釣り/小〜中型青物・ヒラメ・スズキ・アオリイカなど
- 海上釣堀/小〜中型青物・真鯛など
基準となる竿のスペック
- 長さ:3.6m〜5m
- 号数(硬さ):1.5号〜3号
▼磯竿を特集した記事です
▼ルアー釣り中心→エギングロッド

ルアー釣りを中心に楽しむなら、エギングロッド が万能です。
エギングロッドはエギング(ルアーでのイカ釣り)に特化した竿ですが、20〜30g程度のルアーを投げられ、8ft(約2.4m)ほどの長さがあるため、幅広いルアー釣りを楽しめます。
軽くてシャープでエサ釣りもできるので、近年は万能竿としてエギングロッドを購入する方が非常に多いです。
エギングロッドを使って楽しめる釣りと対象魚例
- エギを使ってイカを狙うエギング/アオリイカ・コウイカ・タコなど
- 30gまでのルアーを使った釣り/シーバス・タチウオ・ヒラメ・マゴチ
- 20〜30gのメタルジグを使ったライトショアジギング/小型青物・サゴシ・タチウオなど
- 小型ルアーを使うソルトライトゲーム/カサゴ・クロダイ・メッキ・カマス
- サビキ釣り/アジ・イワシ・サバなど
- ちょい投げ釣り/キス・ハゼ・カレイなど
- 胴付仕掛け/カワハギ・カサゴ・メバルなど
基準となる竿のスペック
- 長さ:8ft〜8ft6in前後
- パワー(硬さ):Mクラス(〜30g程度のルアーに対応)
▼エギングロッドを特集した記事です
釣竿の選び方
ここからは釣竿選びの基礎を解説します。釣竿を検討・購入する際は、まずは以下の5点に注目しましょう。
まずはどんな釣りをするのか決める

まずは、どこでどんな魚を釣りたいのか考えてみましょう。
海に行くのか川に行くのか、エサで釣るのかルアーで釣るのか……などなど。
目的が明確なら専用竿を、「とりあえず魚を釣ってみたい」「いろんな釣りをしてみたい」という方は万能竿を選びましょう。
▼目的が明確なら専用竿を

現在は釣り方に特化した専用竿が多く、各釣りジャンルでは専用竿が主流となっています。
アジのルアー釣りに特化したアジングロッド や、投げ釣りに特化した投げ竿 など、それぞれの釣り方にマッチした設計なのでとても扱いやすいです。
そのため、「アジングをしたい!」というように目的が明確なら、専用竿を選びましょう。
▼初心者には万能竿がおすすめ

対象魚や釣り方のイメージが固まっていない方には、万能竿がおすすめです。
ある程度万能な竿を買っておき、その竿でできる釣りをいろいろしてみるのも楽しいと思います。
釣りをしているうちに、釣ってみたい魚やしてみたい釣り方が明確になることも多いので、そこから専用竿にステップアップする人も多いです。
長さは釣り方に合わせる

釣竿の長さは、釣り方に合わせたものを選びましょう。
エサ釣りの竿はm・cm(メートル・センチ)、ルアー釣り用の竿はft・in(フィート・ インチ)で表記されることが多いです。
ちなみに、1ft=30.48cm、1in=2.54cmです。
▼短い竿:軽くて取り回しが良い

竿は短いほど軽くなるため、取り回しに優れます。
よく「初心者は短い竿がおすすめ」と言われますが、極端に短いと不都合も多くなるため、その釣りに“最低限必要な長さ”があることを覚えておきましょう。
竿が短いと、操作がしやすくて感度が良くなる傾向があります。
▼長い竿:遠投 & 長い仕掛けに適する

竿が長いと、仕掛けやルアーを投げる時に大きな遠心力が働くため、遠投が可能になります。
ただし、長くなると重くなるので振り抜くのが難しく、とくに初心者の方は無闇に竿を長くするとかえって飛ばないことも。
加えて、長い仕掛けは長い竿の方が扱いやすく、ウキ釣りやサビキ釣りといった仕掛けが長い釣りには長い竿が適します。
また、手前に柵や石積みがある釣り場では、長い竿の方が使いやすいです。
硬さは仕掛けと対象魚に合わせる

釣竿の硬さ(パワー)は、仕掛け(ルアー)と対象魚に合わせましょう。
エサ釣りの竿は「号数」によって硬さが表され、数字が大きくなるほど硬くなります。
ルアー釣り用の竿は「M」や「ML」といったアルファベットで表記されることが多いです。
仕掛けに対して竿が柔らかすぎると破損等に繋がるため、適性を考えて選びましょう。
▼柔らかい竿:軽い仕掛けに適する

柔らかい竿はしなりを活かせるため、軽い仕掛けを投げやすいです。
また、よく曲がる分だけ衝撃吸収能力が高く、細い糸でもなかなか切れません。
小さな魚でも竿がよく曲がるので、魚を釣っていて楽しいのも魅力です。
▼硬い竿:重い仕掛け & 大型魚に適する

竿は硬くなると強度とパワーが強くなるので、重い仕掛けを使えるようになります。
そのため、重い仕掛けを使ってより深い場所を釣ったり、遠いポイントを狙ったりするには硬い竿が適します。
また、引きが強い大型魚とのやりとりでも安心です。
仕舞寸法にも注目しよう

仕舞寸法とは、竿を縮めた収納時の長さです。携帯性を重視するなら確認しておきたいポイント。
また、振り出し竿(テレスコピック)と継ぎ竿の2タイプがあり、竿の作りが異なる点も理解しておきましょう。
振り出し竿は伸び縮みするタイプで、手元の太い部分に先側が収納されるので、縮めても1本のままです。
並継竿は竿を継いで伸ばすため、縮めた際は2本以上になります。
▼短く仕舞えるパックロッドも人気

近年人気が高まっているのが、仕舞寸法の短いパックロッド (モバイルロッド)。
継数を多くすることによって、釣りをする際の長さはそのままに、収納時はコンパクトになります。
携帯性が良いので持ち運びしやすく、とくに電車やバイクで釣行する方、旅先で釣行する方にはおすすめです。
ただし、継ぎ目が多い分だけ重たくなります。
▼パックロッドを特集した記事です
二大国内メーカーが人気

釣竿を発売しているメーカーはたくさんありますが、その中でもとくに人気があるのは二大国内メーカーのダイワとシマノです。
通販サイトなどを見ると激安の釣竿もありますが、品質の面ではダイワかシマノを買っておけば安心して使えると思います。
▼ダイワ
東京に本社を置く、グローブライド株式会社が展開している釣具ブランドです。
1958年に大和精工株式会社として設立され、創業期はリールを中心に製造していました。
現在では竿や小物、アパレルまで幅広く展開し、総合釣具メーカーとしての地位を確立しています。
▼シマノ
大阪に本社を置き、自転車部品と釣具の製造を中心に事業を展開しているメーカーです。
創業は1921年で、釣具事業は1970年に発足。世界最大の自転車パーツメーカーでもあります。
ダイワと並び、二大総合釣具メーカーとして知られる存在です。
おすすめの釣竿10選
大まかにエサ釣り・ルアー釣りに分け、おすすめの万能竿を集めました。
ぜひ、ロッド選びの参考にしてください。
釣竿セットおすすめ2選
シマノ シエナ コンボ S86ML
全長(m) | 2.59 |
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自重(g) | - |
継数(本) | 4 |
仕舞寸法(cm) | 74.5 |
適合ルアー(g) | 6-30 |
適合エギ(号) | 2-3.5 |
オモリ負荷(号) | 5-15 |
高品質な大手メーカー製セット竿
高品質な大手メーカー製セット竿
エサ釣りからルアー釣りまで、幅広く楽しめるスペックを備えた高品質なセット竿です。
S86MLはサビキ釣りやちょい投げ釣りをはじめ、シーバス、エギングなども楽しめます。
コンパクトな振り出し仕様に加え、専用バッグも付属しており、持ち運びがしやすい点も魅力です。
付属のリールも高品質のため、トラブルが少なくなっています。
おすすめポイント
- ・携帯性に優れる振り出し仕様
- ・ナイロンライン2.5号150m付
- ・専用バッグ付き
シマノ ブエナビスタコンボ S60ML
全長(m) | 1.83 |
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自重(g) | 102 |
継数(本) | 6 |
仕舞寸法(cm) | 44.5 |
適合ルアー(g) | 5-21 |
適合エギ(号) | - |
オモリ負荷(号) | 3-10 |
ライトゲームに最適なセット竿
ライトゲームに最適なセット竿
シエナコンボより繊細な仕様になっており、ライトゲームで扱いやすいセット竿です。
アジングやメバリングなどのライトゲームをはじめ、トラウト、ブラックバスで扱いやすいスペックを備えています。
もちろん、サビキ釣りや穴釣り、ちょい投げにも対応。
コルクグリップが搭載され、上質な風合いに仕上がっているのもポイントです。
おすすめポイント
- ・アジングやメバリングなどのライトゲームに最適
- ・ナイロンライン1.5号130m付
- ・専用セミハードケース付
エサ釣りにおすすめの釣竿4選
大阪漁具 ブロード磯アップグレード 3-450遠投
全長(m) | 4.5 |
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自重(g) | 309 |
継数(本) | 5 |
仕舞寸法(cm) | 105 |
オモリ負荷(号) | 5-10 |
リーズナブルな遠投磯竿
リーズナブルな遠投磯竿
実売価格5,000円前後とリーズナブルな入門向け磯竿です。
飛ばしサビキをはじめ、遠投カゴ釣りや泳がせ釣り、タチウオのウキ釣りなどに対応。
遠投モデルはパイプ式のリールシートが採用されており、負荷のかかる釣りでも安心です。
3号以下の柔らかいモデルもラインナップされており、ウキ釣りやサビキ釣り、胴付き仕掛けなどにもおすすめ。
おすすめポイント
- ・リーズナブル
- ・泳がせ釣りや飛ばしサビキなど、幅広いエサ釣りに対応
- ・遠投モデルはパイプシート仕様
アルファタックル マルチキャスター HI 3-360 遠投
全長(m) | 3.6 |
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自重(g) | 203 |
継数(本) | 4 |
仕舞寸法(cm) | 104 |
オモリ負荷(号) | 8-12 |
高品質・ハイコストパフォーマンス磯竿
高品質・ハイコストパフォーマンス磯竿
船竿が好評を得ている「アルファタックル」から発売されている磯竿です。
サビキ釣りはもちろん、飛ばしサビキや泳がせ釣り、海上釣堀などにも使えます。
低価格ながら品質も優れており、コストパフォーマンスが高いと評判です。
さまざまな号数と長さがラインナップされており、選択肢が多いのも魅力です。
おすすめポイント
- ・ハイコストパフォーマンス
- ・サビキ釣りや飛ばしサビキ、泳がせ釣り、海上釣堀などに対応
- ・ラインナップが豊富
ダイワ 小継 せとうち 2号-27・E
全長(m) | 2.7 |
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自重(g) | 95 |
継数(本) | 5 |
仕舞寸法(cm) | 74 |
オモリ負荷(号) | 5-10 |
軽量コンパクトな万能磯竿
軽量コンパクトな万能磯竿
持ち運びに便利な小継仕様になっている、軽量な万能竿です。
ウキ釣りやサビキ釣りをはじめ、海上釣堀にも最適。
しなやかな穂先が搭載されているため、胴付仕掛けを使った岸壁の探り釣りや穴釣りなどにも使えます。
感度も優れており、アタリが判りやすい竿です。
おすすめポイント
- ・コンパクトな中小継仕様
- ・感度に優れるメガトップ搭載
- ・しなやかに曲がる穂先がトラブルを軽減
シマノ マルチマリン M350
全長(m) | 3.5 |
---|---|
自重(g) | 153 |
継数(本) | 4 |
仕舞寸法(cm) | 102.5 |
オモリ負荷(号) | 5-15 |
ハイクオリティなマルチロッド
ハイクオリティなマルチロッド
場所を問わず、エサ釣りでさまざまな魚を狙えるマルチロッドとして設計された磯竿です。
サビキ釣りをはじめ、ちょい投げ釣りや海上釣り堀などに広く対応。
Mモデルは繊細な穂先が搭載されており、ウキ釣りやヤエン釣りなどにも最適です。
MHモデルはハリの強い穂先とパワーを備えており、カゴ釣りや泳がせ釣りにおすすめ。
おすすめポイント
- ・エサ釣りをメインに活躍できる万能ロッド
- ・独自の基本構造であるスパイラルX採用により、強度を向上
- ・こだわりのリールシートとグリップ設計により、ストレスフリーな使用感
ルアー釣りにおすすめの釣竿4選
ダイワ ルアーニスト 86M
全長(ft) | 8'6' |
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自重(g) | 158 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 134 |
適合ルアー(g) | 7-35 |
大手メーカー製ルアーフィッシング入門ロッド
口コミ・レビュー
実際に釣りを釣りをしてみてDaiwa製だけあって大変満足できる製品でした。値段以上の価値があると思います。レガリス2500との相性もとても良いです。買って正解でした。
出典: 楽天市場
大手メーカー製ルアーフィッシング入門ロッド
ルアー釣り入門に最適なダイワ製万能ルアーロッドです。
シーバスやエギングをはじめ、ワインド、ロックフィッシュなどに最適。
強いパワーを備えているので、引きが強い小型青物にも十分対応できます。
大手メーカー製のロッドながら、手に取りやすい価格なのもポイントです。
おすすめポイント
- ・高品質な大手釣具メーカー製エントリーロッド
- ・シーバスやエギングなどに最適
- ・リーズナブル
アルファタックル トラギア ポケビッツ 63L
全長(ft) | 6’3” |
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自重(g) | 81 |
継数(本) | 10 |
仕舞寸法(cm) | 27.5 |
適合ルアー(g) | 3-7 |
ポケットサイズのモバイルロッド
ポケットサイズのモバイルロッド
仕舞寸法30cm未満に設計されている、ポケットサイズのモバイルロッドです。
専用ケースとカラビナも付属しており、持ち運びに非常に便利。
アジングやメバリングをはじめ、チニング、トラウト、エギング、バスなど、ライトゲーム系ジャンルを幅広く楽しめます。
ルアーだけでなく、ちょい投げやサビキ釣りなどにも◎。
おすすめポイント
- ・仕舞寸法27.5cm
- ・アジングやメバリングなどのライトゲームに最適
- ・カラビナと専用ケース付き
メジャークラフト ソルパラ フリダシ SPXT-90MH
全長(ft) | 9'0" |
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自重(g) | - |
継数(本) | - |
仕舞寸法(cm) | - |
適合ルアー(g) | 15-42 |
携帯性に優れる振り出しルアーロッド
携帯性に優れる振り出しルアーロッド
コンパクトに仕舞え、専用ケースも付属する振り出しルアーロッドです。
シーバス釣りや、40g程度のメタルジグも投げやすいのでライトショアジギングにも十分対応します。
ルアーだけでなく、ちょい投げやサビキ釣りでも使いやすく、パワーがあるので泳がせ釣りでも使えるロッドです。
おすすめポイント
- ・持ち運びやすい振り出し竿
- ・シーバスやライトショアジギングに対応
- ・専用セミハードケース付属
シマノ フリーゲーム S76ML
全長(ft) | 7'6" |
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自重(g) | 110 |
継数(本) | 4 |
仕舞寸法(cm) | 67.6 |
適合ルアー(g) | 2-14 |
ジャンルを問わないフリースタイルロッド
ジャンルを問わないフリースタイルロッド
ルアーからエサ釣りまで楽しめる、フリースタイルをコンセプトにした振り出しロッドです。
継ぎ竿と遜色のないスムーズな曲がりを実現していることが特徴。
アジングやメバリング、チニングなどのライトゲームをはじめ、シーバスなども楽しめます。
ルアー釣り以外にも、ちょい投げやサビキ釣り、穴釣りも可能です。
おすすめポイント
- ・コンパクトな振り出し仕様
- ・シーバスやライトゲームに対応
- ・トップガイドにSiCリング搭載
釣竿の使い方
ここからは釣竿の種類毎の基本的な使い方を解説します。
振り出し竿の使い方
振り出し竿は、穂先側から伸ばします。伸ばし切れていないと、釣りをしている時に縮んだり、竿が折れたりすので注意してください。
ガイド(糸を通す部分)は一直線になるように調整しましょう。
仕舞う時は手元側から縮めてください。
継ぎ竿の使い方
継ぎ竿の差し込みは、しっかり奥まで差します。差し込みが甘いと折れる原因になるので注意してください。

上の画像のように、奥まで差し込んでも継部分が露出しますが、これは正常な状態です。
くれぐれも、「仕舞う時に抜きやすいから」と、緩く繋がないようにしましょう。
▼抜けにくい時はこちらの記事を参考にしてください
リールの付け方
リールシート(リールを付ける部分)には、スライドシートとスクリューシートがあります。
スライドシートは、プレートをスライドさせて止める構造になっており、スピーディに脱着できるのが特徴。
スクリューシートは固定パーツを回して止める構造になっており、ホールド力に優れます。
釣竿のメンテナンス
最後に釣竿のメンテナンスについて紹介します。手入れをしていれば長く快適に使えますよ。
使用後は水洗い・陰干し

釣竿を使用した後は、できるだけ早く水洗いをしましょう。
放置しているとガイドが錆びたり、固着したりします。洗浄後は、風通しの良い日陰で乾燥させてください。
基本的には水洗いだけで十分ですが、入念にメンテナンスしたい方は塩分除去スプレーやフッ素コーティング剤などもおすすめです。
バリバス タックルにシュッ!
強アルカリ水によって塩分を中和し、錆を防ぐアイテムです。
ロッドの金属パーツやルアーのフック、バッグのファスナー等に使えます。
タネ・マキ つりケア 塩抜きサポートスプレー 200ml
水洗いだけでは落ちない塩対策に作られたスプレーです。
このスプレーを吹いた後に水洗いをすることで、しっかりと塩が落ちます。
ボナンザ ボナンザ ワンタッチ 50g
ロッドやリールの表面に塗ると、フッ素樹脂でコーティングできるアイテムです。
表面がコーティングされることで、汚れや匂いが付きにくくなります。
初めての釣りへ行く前に
これから釣りをはじめたいという皆さんに向けて、できるだけ簡単に魚を釣る方法を動画でご紹介しています。是非参考にしてみて下さいね!
万能竿から始めるのがおすすめ!

初めて間もないうちは竿を選ぶのが難しいと思うので、知り合いの経験者や釣具店で相談して万能竿を購入するのがおすすめです。
もちろん目的が明確なら専用竿ですが、はじめは万能竿からスタートする人が大半だと思います。
まずはいろんな釣りをして、いろんな魚を釣ってみるのが楽しいと思いますよ!
撮影:tsuki / TSURI HACK編集部
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