FGノットの強度検証!編み込み・ハーフヒッチは何回行うのが正解なのか!?

2019/04/26 更新

PEラインとリーダーの結束で人気のFGノット。ビギナーの方からエキスパートの方まで幅広く愛用されているノットですが、編み込む回数やハーフヒッチの回数は意外にも人それぞれです。今回はFGノットで最も強度が出せる組み方を測定してみました。


アイキャッチ画像提供:釣り好き!まっちゃん

FGノット最強の組み合わせとは?


様々なノット方法が存在しますが、その中でも高強度を出力出来る『FGノット』の愛用者は多く、摩擦系ノットの登竜門ではないでしょうか?

しかし釣りサイトや情報誌を見ていると、編み込む回数やハーフヒッチの回数がちょっと違ったりしますよね。

結局のところ最高強度を実現できる組み方ってどうなのでしょうか? これは確かめる必要がありますね!

とはいえ、めちゃくちゃ大変……


釣り好き!まっちゃん
Iさんお疲れ様です。FGノットの強度実験を敢行しようと思うのですがサンプルはどれくらい必要ですかね~?

編集部I
う~ん。編み込み回数とハーフヒッチ回数による強度変化はお届けしたいですね。

釣り好き!まっちゃん
なるほど。んじゃ、各2~3回テストをして~

編集部I
ん? 最低各5回はやらないと正確な数値がでない気が(笑)

釣り好き!まっちゃん
待ち受けるは修羅の道か……


各5回のテスト×8パターンで、最低40セットのFGノットを組む必要がありそうですね。

しかし、FGノットの真相を確かめ、有益な情報をお届けしたい熱い気持ちでたぎっております。がんばりますよ!

検証方法はコチラ


今回検証するメインラインは「PE0.6号」リーダーは「フロロ2.5号」と私がエギングで使用している組み合わせです。

テスト① 編み込み回数

まず初めに、編み込み回数を変えながら強度を測したいと思います。

組み方のルールとして、ハーフヒッチは10セット。そして焼きコブ有の条件です。

テスト② ハーフヒッチ回数

次にハーフヒッチ回数で強度が変化するかというテストを行います。

この時の編み込み回数ですが、テスト①で最も強度が出た編み込み回数で実施したいと思います。

編み込み回数 結果はこちら!

編込み 3回 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 1.40 29.4 スッポ抜け
2回目 2.20 46.1 スッポ抜け
3回目 2.00 41.9 スッポ抜け
4回目 2.05 43.0 スッポ抜け
5回目 1.70 35.6 スッポ抜け
平均スコア 1.87 39.2
釣り好き!まっちゃん
さすがにこれはスッポ抜けしますね。

編込み 9回 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 4.50 94.3 PEライン切れ
2回目 4.00 83.9 ハーフヒッチ側
3回目 4.20 88.1 ハーフヒッチ側
4回目 4.00 83.9 ハーフヒッチ側
5回目 4.25 89.1 ハーフヒッチ側
平均スコア 4.19 87.8
釣り好き!まっちゃん
回数は少なめですが、一気に強度が上がりました! 結束強度MAX94.3%も記録!

編込み12回 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 4.30 90.1 ハーフヒッチ側
2回目 4.35 91.2 リーダー側
3回目 4.20 88.1 ハーフヒッチ側
4回目 4.30 90.1 ハーフヒッチ側
5回目 4.10 86.0 ハーフヒッチ側
平均スコア 4.25 89.1
釣り好き!まっちゃん
スタンダードな編み込み回数。数値のバラつきが少なく安定しました。

編み込み20回 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 3.90 81.8 ハーフヒッチ側
2回目 4.40 92.2 ハーフヒッチ側
3回目 4.25 89.1 ハーフヒッチ側
4回目 4.15 87.0 ハーフヒッチ側
5回目 4.20 88.1 ハーフヒッチ側
平均スコア 4.18 87.6
釣り好き!まっちゃん
編み込みを増やしましたが、12回の時と然程変わらない結果でした。


 

編み込み回数を4パターン試してみましたが、恐らく世間一般でスタンダードな12回がベスト回数という結果になりました。

回数を増やせば増やすほど強度は上がるようなイメージがありますが、逆に締め込みにくさが目立ちましたね。

ハーフヒッチ回数 結果はこちら!


※編み込み回数はテスト①で最もスコアが良かった12回を採用
ハーフヒッチ無し 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 2.70 56.6 スッポ抜け
2回目 2.50 52.4 スッポ抜け
3回目 2.50 52.4 スッポ抜け
4回目 1.90 39.8 スッポ抜け
5回目 2.25 47.2 スッポ抜け
平均スコア 2.37 49.7
釣り好き!まっちゃん
焼きコブが踏ん張っていましたが、さすがにスッポ抜けますね。コブが無ければ更に数値は落ちると思われます。

2セット 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 3.60 75.5 ハーフヒッチ側
2回目 3.70 77.6 ハーフヒッチ側
3回目 3.40 71.3 ハーフヒッチ側
4回目 3.40 71.3 ハーフヒッチ側
5回目 3.55 74.4 ハーフヒッチ側
平均スコア 3.53 74.0
釣り好き!まっちゃん
ハーフヒッチを2セットするだけでスッポ抜けは無くなり強度はグンと上昇しました!

6セット 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 3.90 81.8 ハーフヒッチ側
2回目 3.20 67.1 ハーフヒッチ側
3回目 3.35 70.2 ハーフヒッチ側
4回目 3.50 73.4 ハーフヒッチ側
5回目 3.80 79.7 ハーフヒッチ側
平均スコア 3.55 74.4
釣り好き!まっちゃん
回数を増やしましたが2回の時と変わらない結果に驚きです。


※編み込み12回/ハーフヒッチ10回は、編み込みテストですでに行っているため割愛
20セット 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 2.00 41.9 ハーフヒッチ切れ
2回目 3.30 69.2 ハーフヒッチ側
3回目 3.40 71.3 ハーフヒッチ側
4回目 3.45 72.3 ハーフヒッチ切れ
5回目 3.15 66.0 ハーフヒッチ側
平均スコア 3.06 64.2
釣り好き!まっちゃん
回数は多いですが、結束強度ダウンの結果。ハーフヒッチ時の摩擦ダメージがあったのか、ハーフヒッチ結束部の真ん中付近で断線するケースも見られました。


ハーフヒッチ2回でも、実用出来る最低の強度は出力出来るみたいですね。

またハーフヒッチも編み込み同様、多ければいいというものでないという結果が出ました。

ベストな組み合わせは?


今回のテスト結果に基づき『編み込み回数12回×ハーフヒッチ10回』が最も強度出せるベスト組み合わせとなりました。

最後にもう一度、ベストな組み合わせで強度測定を実施してみました!
編込み12回×ハーフヒッチ10回 結束強度(㎏) 結束強度(%) 断線箇所
1回目 4.25 89.1 ハーフヒッチ側
2回目 4.40 92.2 ハーフヒッチ側
3回目 4.10 86.0 ハーフヒッチ側
4回目 4.20 88.1 ハーフヒッチ側
5回目 4.10 86.0 ハーフヒッチ側
平均スコア 4.21 88.3
釣り好き!まっちゃん
Iさん、やはり編み込み12回とハーフヒッチ10回がめちゃくちゃ安定しますね。

編集部I
安定した強度を出せることは大事ですよね。それにしても今回も大変だったでしょ? 本当にお疲れ様でした!

釣り好き!まっちゃん
30セット目くらいから手がつりそうでしたよ。

編集部I
あっ“釣りだけに”ですね(笑)

釣り好き!まっちゃん
……。


もちろん編み込みの上手さやラインサイズで数値は変化すると思いますが、これからFGノットを習得される方、すでにFGノットを愛用されている方の参考になれば幸いです。

次回は!?

編集部I
やっぱ号数によって理想回数が違うんですかねぇ?

釣り好き!まっちゃん
い、いや~どうなんでしょうねえ~

編集部I
次回はソレやっちゃいましょう。あとで検証方法を打ち合わせましょうね!

釣り好き!まっちゃん
またも修羅の道やん……

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