SCノットとは
正式名称“ショックアブソーブド・キャプテンノット”と呼ばれ、新潟の遊漁船“アシストクラブ金進丸”の船長さんが考案したとされる、現場で素早く組めて強度も凄い摩擦系ノット。
今から約10年前に誕生したようで、その実力からショア・オフショア問わず愛用するアングラーが急増している大注目ノットです。
早速やり方を見ていきましょう。
SCノットのやり方
“結束強度が強い=組むのが難しい”と思われがちですが、二つ折りにしたPEライン をリーダー に巻き付け締めるだけの作業ですので、初心者の方にも安心で簡単にマスターすることが出来ますよ。
SCノットやり方 動画はこちら
次ページでは画像で詳しく解説
SCノットやり方 画像解説!
続いて、SCノットのやり方を画像で見ていきましょう
手順1.
PEラインを二つ折りにします。
手順2.
二つ折りにしたPEラインにリーダーを重ねます。
手順3.
二つ折りのPEラインをリーダーへ巻き付けていきます。(巻き付け回数は3号以下30回程度、4号以上20回程度を推奨)
手順4.
リーダーの端線をPEラインの輪っかに通し、軽く締め付けます。
手順5.
結び目を湿らせ、リーダー・リーダー端線・PEラインの三方向から締め込みます。
手順6.
余分なラインをカットして完成。すっぽ抜け防止として端線へ焼きコブやハーフヒッチも有効です。
SCノットの強度
ライン結束の定番であるFGノットの結束強度を遥かに超えると言われており、ライン号数も見境なく使用出来ます。
また結束部が比較的長いので、力が分散し耐久性能の良さも大きなメリット。
シンプルイズベストなSCノットは、まさに摩擦系ノット最速×最強と言えるでしょう。
▼SCノットの強度を検証した記事です
SCノットは習得必須
ナブラの発生や時合い時など、スピードを求められるシーンにおいて素早く組めるノットはどうしても結束強度が弱いといったデメリットがありました。
そんな悩みも吹き飛ばすSCノットは、まさに非の打ち所のない神ノットとなるのではないでしょうか。
本当に簡単なノットなので、是非ともチャレンジし釣り仲間に教えてあげましょう。